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2月29日(木)

 今年は閏(うるう)年で、今日は4年に一度の2月29日。自分が生まれた1960年も閏年で、中学の同級生には2月29日生まれの女の子がいた。誕生日が4年に一度なので、今日で彼女は16歳?作家の赤川次郎さん、女優の飯島直子さんも閏日生まれだそうだ。この4年に一度の閏日の影響で、神奈川、新潟、岡山、愛媛の4県警で運転免許証が発行できなくなるシステム障害が起こったという。
 自民党の政治資金パーティー裏金事件をめぐる衆院政治倫理審査会(政倫審)が今日の午後2時過ぎから完全公開で行われ、岸田文雄首相と二階派の武田良太衆院議員が出席した。午後のワイドショーはこの話題を大きく取り上げていたが、大谷翔平選手の結婚のニュースが飛び込んで来てからは、この明るくおめでたいニュースが話題をさらった。
 沖縄の写真家・石川真生さんが、2023年度芸術選奨の文部科学大臣賞に選ばれた

 この他の気になった記事を備忘録として。
億単位のカネが光と音に化ける…東京都庁プロジェクションマッピング 「都立高ボロボロ」「困窮者支えて」の声も
千葉県東方沖震源の地震が10回発生 大網白里市で最大震度4を観測
「#確定申告ボイコット」10万件に押され…鈴木俊一財務相が発言修正 「国民も議員も正しく申告を」

 コツコツとキッチンの片付けをしている。
戸棚の片付けビフォーアフター
↑電子レンジを乗せている戸棚の片付け。ビフォー、アフター。
グラスや釜めしの釜、お箸など
小鉢やボール、料理バットなど

↑左はサッポロ・ワインのグラスや、横川の釜飯の空いた容器、右は小さな壺?や祝い箸、フリーザーバッグなど。

←小鉢やおろし金付きのボール、料理用バット、ポットなど。ほとんどが銀行などからもらった粗品だろう。

↓テレビを乗せている、米びつ付き収納棚の片付け。ビフォー、アフター。

米びつ付き収納棚の片付けビフォーアフター
賞味期限の切れた乾燥昆布と30年前のきくらげ
↑賞味期限切れの乾燥昆布やきくらげが出て来た。きくらげの袋には'96.6とあるので30年前のものか。
プラスチックの収納カゴの片付けビフォーアフター
↑炊飯器を乗せているプラスチック製収納カゴの片付け。ビフォー、アフター。
箸各種
↑いろんな未使用の箸が出て来た。こんなに有るとは知らず、去年だったか箸が折れて100円ショップで買ってしまった。
割り箸やシャモジ、小型ナイフなど
↑左は祝い箸とコンビニなどで貰った割り箸。右は組み立て式の箸と小型ナイフ、おしゃもじ。
小皿や密閉容器、計量容器など
↑左は丸い小皿2枚2組、右は密閉容器と計量容器。

2月27日(火)

 朝は雪が降っていたが、午後は天気が回復して青空も広がった。花粉の飛散も怖いが、せっかくの晴れ間に先週作成した確定申告書を郵便局へ出しに行った。
確定申告書を入れた封筒
 昨年から自分で切ってのり付けして作る返信用の封筒が同封されなくなったので、自分で封筒を用意しなくてはいけない。あいにく家にはB4サイズの封筒しか無かったので、先日貰った自治会の資料が入った大きな封筒の縦横をハサミで切ってのり付けして自作した。
 昨年まで送付先は高岡税務署だったが、今年から金沢国税局業務センターになっている。
 昨日の午後、テレビを見ていると画面に緊急地震速報。また能登半島か!と身構えていたら四国の方だった。幸いマグニチュード5.1、最大震度4とあまり大きな地震ではなかったが、震源が伊方原発のすぐ近くというのが気になる。
 今日の琉球新報に、糸満ハーレーのアヒラートゥエー(アヒル取り競争)を巡り、祭りの関係者が動物愛護法違反容疑で那覇地検に書類送検されたという記事が掲載されていた。近年、動物が祭祀に登場する神事に動物愛護団体から抗議が来るというニュースを目にすることが増えたが、書類送検されたというのは初めて聞いた。
 富山県でも以前、庄川で行われる「厄払い鯉の放流」で鯉にお酒を呑ませて放流することに抗議が来たこともある。この感覚なら加茂神社で5月に行われる「やんさんま」の重要な儀式で、仔牛を数人の男が圧伏させて田の神をこの地に留めさせる牛乗式なども動物愛護法違反となるかもしれない。
 下の写真は糸満ハーレーと同じくユッカヌヒー(旧暦5月4日)に行われる奥武島の海人祭での、アヒル獲り競漕。2013年に撮影したが、十何年ぶりに行われたアヒル獲り競漕だった。糸満ハーレーも2014年に撮影しているが、この日は那覇市小禄・大嶺地区の地バーリーと重なったので、アヒラートゥエーの始まる前に糸満を離れた。
 糸満ハーレーの様子はこちら、奥武島の海人祭の様子はこちら
奥武島のアヒル獲り競漕
 ずっと空き家だった近所の家が、解体された。家の中の家財道具が運び出され、12日から家の解体が始まり、昨日で終了した。先週の3連休は作業していなかったが10日間ほどで解体された。何年かするとここにどんな家が建っていて、どんな風景だったか忘れるだろうと思い定点撮影した。家が消え、これまで見えなかった陸橋が現れた。
解体01
↑2月12日、解体が始まった。
解体02
↑2月12日、ブルーシートで囲まれ、屋根の瓦が取り払われる。
解体03
↑2月15日、瓦が全て取り払われ、大きなショベルカーで壁が崩される。
解体04
↑左は2月16日、右は2月20日。
解体05
↑2月26日、解体作業終了。地面もキレイに均されている。

2月25日(日)

 先日、数時間かけて確定申告書を作成した。
 昔は領収書を整理するだけで丸一日掛かった。箱の中に突っ込んであった領収書を項目別に分け、次に各項目の領収書を1月から12月まで支払い月ごとにノートに貼り付けていた。ノートは1冊では貼りきれなくて2冊になった。今はノートに数ページで済むし、1時間あれば領収書も整理できる。
 20代前半からもう40年以上、個人事業主として確定申告をしている。フリーランスのライターやカメラマンというのは基本的にギャラの1割が源泉徴収されているので、必要経費を申告して源泉徴収された分を返還してもらわなくてはならない。返還してもらった還付金がフリーランスのボーナスという感じでもあった。
 自宅兼事務所だったが住居費は家賃の7割を申告、音楽雑誌の仕事もしていたのでレコードや本は全て資料代として経費に。料理雑誌の仕事も多かったので外食した時の飲食代も下見代として経費にしていた。ちょっと収入の多そうな年は、税金で持って行かれるならとカメラやレンズ、大型ストロボなど機材を購入した。20万円以上になると一括償却できないので、例えば大型ストロボならジェネと発光部に分けて20万円以下になるよう領収書を複数枚にしてもらった。こうした節税対策で、たぶん同じ年収ならサラリーマンよりフリーランスの方が納める税金は少なかったのではないだろうか。その代わり、フリーランスの場合は次の年にも同じだけの収入があるとは限らない。年収が100万、200万増えたり減ったりは当たり前だった。
 奄美大島に移住するまでは確定申告書と領収書を貼り付けたノートを持って申告会場へ行き、会場にいる税理士に見せてから受付に提出していた。ノートに貼り付けた領収書を細かくチェックされることはなかったが、基本的に領収書のないものは経費として計上していなかった。自分の行なっているのは節税対策であり、脱税ではないから。
 さて、自民党の政治資金パーティー裏金事件を受け、安倍派議員らが訂正した政治資金収支報告書に「不明」とする記述が相次いでいるそうだが、本来そんな使い道の分からないものが支出として認められるわけがない。自民党は裏金を還付金と称しているようだが、還付金とは収めた税金から戻ってくるお金のことだ。裏金は還付金ではなく、本来収入として申告しなくてはいけないお金で、それを行なっていなかったら脱税であり、悪質な場合は詐欺だろう。
 2016年に政務活動費で購入した書籍代約460万円を架空請求した富山県議会の元副議長、矢後肇氏は副議長を辞職した後、議員辞職している。詐欺罪として訴えられ、2018年に懲役1年6ヶ月、執行猶予4年の判決を下された。
 また、2019年9月には政務活動費をだまし取ったとして詐欺罪に問われた元富山市議、中川勇、市田龍一、谷口寿一の3人にも懲役1年6ヶ月、執行猶予4年の判決が言い渡されている。
 富山県議会、市議会の政活費問題でも執行猶予で済んでいること事態一般市民の感覚からすればゆるいと思うが、国会議員の裏金問題に対する政府の対応は大甘だろう。
 鈴木財務大臣は、政治活動に使わなかった残額を個人の所得として納税を行うかは、政治責任を果たすという観点で議員が判断すべきだという認識を示したという。政治家にとって納税は、義務ではなく本人の自由意志ということか。
 財務大臣は納税を行うかは議員の判断だというが、一般の個人事業主が自分の判断で納税しなかったら脱税となるだろう。

確定申告書
↑今年は能登半島地震の影響で石川、富山は確定申告書の発送は行われなかったので、税務署に連絡して個別に送付してもらった。
 この他の気になった記事を備忘録として。
「大量の税金を投じた命がけのギャグ」万博350億円リング「完成したらパビリオン作れない!」新たな火種に「計算してなかったの?」
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1億3千万円使途明細なし 自民茂木氏、棚橋氏後援会
新紙幣の対応に100万円かかる!? 「しんどい。これ以上は…」ラーメン店の嘆き
<裏金1500万超の杉田水脈議員>の収支報告書を検証 会合費にスナックやバーがずらり キックバック入金は「日付不明」と記載 「説明できないなら辞職すべき」と専門家 これが報告書の写真だ

2月22日(木)

 今日の夕方のニュースは、日経平均株価がバブル絶頂期の1989年12月2日の水準を上回り、約34年ぶりに史上最高値を付けたという話題でもちきりだった。今日の終値は前日比836円52銭高の3万9098円68銭。この史上最高値を付けたというニュースと共に、バブル崩壊の象徴である当時の山一證券社長・野澤正平氏の「社員は悪くありませんから!」と絶叫する記者会見の映像も流れていた。
 バブル絶頂の頃に山一證券を撮影したことがある。毎日コミュニケーションズ(現マイナビ)が1990年5月にパソコン専門誌『THE 1・2・3 MAGAZINE』を創刊し、連載の撮影をいくつか担当した。その中に女優のあいはら友子さんの連載「あいはら友子のハイテクトーク」があった。財テクで有名だったあいはらさんが、コンピューターを駆使して日本をリードする最先端企業に訪問してお話を聞くというものだった。その連載2回目で訪問したのが山一證券で、話し手は証券情報部の伊藤洋介氏だった。
 伊藤洋介という名前にピン!と来る人もいるだろうか。秋元康プロデュースで1989年にメジャー・デビューしたサラリーマンによる音楽ユニット、シャインズ(SHINE’S)のメンバーだ。山一證券在籍中に、住友商事に勤務していた杉村太郎氏と結成したのがシャインズだが、バブル崩壊と共に山一證券から芸能活動を禁止されたことから森永製菓に転職。伊藤氏はその後、プリンのかぶりものにサングラス、スーツにネクタイ姿で歌う2人組の東京プリンを結成した。2013年と2016年の参議院選挙に自民党公認で出馬したが、落選したそうだ。
123マガジン01

 バブルという単語を聞くと、真っ先に思い浮かぶのがシャインズだ。
 今回の株価の史上最高値を受けて岸田首相は「今、日本経済は動き出している。それを国内外のマーケット関係者が評価してくれている。心強く思いますし、力強さも感じている」と述べ、林官房長官は「投資や消費につながる好循環を実現し、企業の成長と国民の資産所得の増加につなげたい」と述べたが、株を持たない多くの人には絵に描いた餅だろうか。
 個人的に動向が気になるのは、これまで日本株を買い支えてきた日銀だ。2022年3月末時点で約50兆円の株を保有している。株は売らなければ利益にならないが、日銀が大量の保有株を売りに出せば株の暴落に繋がる懸念がある。史上最高値を付けても売れに売れないだろう。

YouTubeから「シャインズ/私の彼はサラリーマン」。
←『THE 1・2・3 MAGAZINE』創刊号の表紙。
↓あいはら友子さんの連載。左の男性が伊藤洋介氏、右の女性があいはら友子さん。

123マガジン02

 女優の山本陽子さんが亡くなられていたことが、今日公表された。数多くの映画やテレビに出演されているが、やはり一番印象に残っているのは山本海苔のCMだろうか。

 この他の気になった記事を備忘録として。
70年代ロック黄金期、音楽業界の舞台裏:音楽評論家と振り返る熱狂の時代〜天辰保文氏×北中正和氏インタビュー【前半】
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米、大規模な対ロシア制裁を23日発表
米、即時停戦決議に拒否権 安保理、ガザ情勢で
ガザ北部への食料支援を停止 WFP「多くの人が餓死の恐れ」
「納税ばからしくなる」怒りが充満する確定申告会場 自民裏金議員との「信じられないほどの不公平」

 廊下と押入れが終わり、台所の戸棚の片付け。色々出て来る。
グラスとジョッキ
↑左は森永コーラスのグラス12個セット。右はSAPPORO黒ラベルのジョッキ3個。
焼き網や耐熱容器など
鰹節削り器

↑左は湯呑みと焼き網セット、右は耐熱容器各種。

←なかなか立派な鰹節削り器。これで鰹節を削って味噌汁の出汁をとっていたのだろうか。

↓左は片付いた戸棚。右はこれから片付ける戸棚。

片付け終わった戸棚と、これから片付ける戸棚
 今日2月22日はにゃーにゃーにゃーで猫の日。猫の写真を一枚置いておきます。2009年1月27日、東京墨田区にて。
猫

2月19日(月)

 今日も20℃近くまで気温が上がり、4月下旬ごろの暖かさだろうか。天気予報は今日の夕方から雨だというので、午前中に砺波市美術館で開催されている企画展『館蔵品展 砺波市美術館コレクションに見る写真ーラルティーグ、ドアノー、高道宏ー』と常設展2の『ジャンルー・シーフ』を見に行く。砺波市美術館へ行くのは2016年12月に『写真家 高道宏追悼展』以来で、2回目だ。
 美術館は10時開場なので、家を9時頃に出て自転車で戸出方面へ向かう。砺波まで自転車で走るのはコロナ禍前の、富山の祭りを撮影していた時以来だ。
 1時間強でチューリップ公園に隣接した美術館に着いた。先ずは1階の企画展へ。美術館が所蔵しているプリントの中からジャック=アンリ・ラルティーグ、ロベール・ドアノー、高道宏、安齋重男、井津建郎の作品が展示してある。お目当はロベール・ドアノーで、彼のオリジナル・プリントが20枚展示してあった。
砺波市美術館
 ドアノーは好きな写真家の一人で、家にも4冊ほど写真集がある。洒落たスナップや風景を収めた写真集もあるが、一番最初に買った写真集は、ピカソやコクトー、サガン、ボーヴォワール、サルトルといった文化人を撮影したリブロポートの『ポートレート』だった。今回の展示はポートレートではなくスナップ写真中心で、代表作「パリ庁舎前のキス」も展示してあった。展示目録はこちら
 企画展は美術館の所蔵している写真の展示で、モノクロ写真という共通項はあるが写真のテーマは作家ごとにバラバラだ。それでも久しぶりに見る銀塩写真は見応えがあった。不勉強で井津建郎さんという写真家の名前は知らなかったが、ローキーなプリントも美しかった。尚、個人的にローキーとは暗い写真、シャドーが多い写真というより、ハイライトを抑えた写真だと思っている。
 企画展の広い会場をゆっくり2周してから、今度は2階にある常設展へ。こちらは入場料が一般210円。常設展示は3つあり、その中の一つがパリ出身のファッション写真家ジャンルー・シーフの写真だった。展示写真は13点で、展示目録はこちら。シーフは『40 Years of Photography 』という部厚い写真集を1冊持っている。展示写真は見覚えある写真が多かったので、そこに掲載されている写真だろう。
 学芸員の方にお聞きするとシーフのプリントは今回展示した写真の2倍ほど所蔵されているそうなので、30枚ほどだろうか。海外の写真家のプリントだけで500枚ほど所蔵されているようだ。砺波市美術館は1997年開館と、県内では比較的新しく作られた美術館なので、それまでの美術館と差別化するために写真の収集にも力を入れたそうだ。ドアノーやシーフのプリントなんて高価だろうと思うが、絵画に比べれば安く、美術館にとっては収集し易いコレクションなのだという。美術館の中には小さな図書室があって、以前覗いた時にシーフの『40 Years of Photography 』や比嘉康雄さんの写真集『母たちの神』もあったので、比嘉さんのオリジナル・プリントも所蔵されているのかもしれない。
企画展と常設展の会場
↑左が企画展の会場、右が常設展2ジャンルー・シーフの会場。
シーフの写真
↑ジャンルー・シーフの展示から。左:ジャック=アンリ・ラルティーグ、中:ヴォーグのためのモード写真、右:ジェーン・バーキン。そして1階の企画展にはジャック=アンリ・ラルティーグの撮影した写真も5点展示されている。
 2時間ほどかけて企画展と常設展を見てまわり、美術館を出た。もうお昼なので156号線沿いにあるすき家で、牛丼のランチセットを食べる。こうして遠出するのも外食するのも今年最初だ。10分ほどで牛丼セットを食べて、家まで自転車を漕ぐ。天気予報では夕方から雨の予報だったが、昼過ぎからポツリポツリと弱い雨が降り出した。
 ずっと運動不足が続いていたが、今日は携帯電話の万歩計が1万歩を超え1万1805歩になった。
 家の片付けだが、1階の廊下と押入れはなんとか終わった。今度は台所の片付け。食器棚がいくつも並んでいるが、一番不用品が多そうな食器棚から片付け始める。
↓ほとんど片付いた1階の廊下。戸棚や収納庫の中も空っぽになった。
これから片付けるキッチンの食器棚
片付いた1階の廊下
消費期限の過ぎたまいたけと小麦粉

↑いよいよ台所の片付け。先ずは一番いらないものが入っていそうな食器棚から。空き缶や空き箱に混じって、賞味期限の切れた食品や銀行からもらった粗品の食器類などが放り込んである。

←まいたけと薄力粉。薄力粉の賞味期限は2009年3月なので15年前か。まいたけの賞味期限は書いてないが生産者の住所が市町村合併する前の東礪波郡なので、20年は経っていると思われる。

アルミの弁当箱
↑昭和レトロなアルミの弁当箱。自分が高校生の時に使っていたのもある。
未使用の皿や小鉢など

↑小皿や小鉢、水筒にビアマグなど。銀行からもらった粗品だろうか。どれも未使用品だ。

 チューリップの初代ベーシスト、吉田彰さんが亡くなったそうだ。中学生の頃にバンドを組んで文化祭でチューリップの「心の旅」を演奏した。あの頃はリヤカーにドラムセットを積んで学校へ運んでいた記憶がある。今は取り壊されてしまった高岡市民会館にチューリップが来た時も見に行き、コンサートの後に出待ちをした。
 吉田さんはチューリップを脱退後、乃木坂で喫茶店をやっておられた。知り合いのデザイン事務所が入っていたマンションの敷地1階だった。何度もデザイナーとの打ち合わせでマンションには行ったが、吉田さんの喫茶店に入らずじまいだった。

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2月15日(木)

 一昨日、昨日、今日と3月下旬から4月上旬並みの暖かい日が続いた。一昨日は見渡す限り雲のない快晴で、立山連峰がクッキリと見えた。新潟地方気象台によると、今日、北陸地方で春一番が吹いたそうだ。昨年に比べて13日早く、今シーズンの春一番の発表としては全国初だという。そして夜には春の嵐?暴風雨に変わった。
 今日は能登半島の右側、佐渡付近上中越沖で地震があった。長くは揺れないが、グラッとした瞬間、ドキッとする。
立山連峰

 自民党が派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて、党所属の全ての国会議員を対象にアンケートを実施し、その集計結果を公表した。85人が記載漏れ、誤記載を申告し、その額は5年で計5億7000万円に上る。最多は二階俊博氏で3526万円だった。ところでこの調査は現役国会議員だけだが、亡くなった安倍晋三氏に裏金はなかったのだろうか?安倍氏の政治資金約2億1000万円は妻の昭恵氏が引き継いでいる。是非、こちらにも捜査のメスを入れていただきたい。こちらに顔写真付きの自民党裏金リストがある。顔写真をクリックすると裏金の金額(3年分だろうか)が表示され、顔写真の下には本人のホームページがリンクされている。
 名古屋市教育委員会が教員団体から校長などへの推薦名簿とともに金品を受け取っていた問題で、盛山文科相が、「教職員人事に関連した金品の授受が事実であれば、不適切と言わざるを得ない。公教育に対する信頼を損なうことになりかねない。大変強く懸念している」と述べたそうだ。国会において旧統一教会との関係でアヤフヤな答弁を繰り返している貴方が、しれっとそう言えるのはどれだけツラの皮が厚いのだろう。まさにおまいう案件だろう。
 NHKの人気番組「ブラタモリ」が、今年度でレギュラー放送を終了するという残念なニュースが流れてきた。土曜の夜の楽しみが一つ減ってしまった。

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 30years ago #29 大久保
大久保01
 デイリー・アン1993年2月10日・11日号大久保特集の表紙用に撮影したフィルムの中から。
 総武線の大久保駅と山手線の新大久保駅の間にはエスニックな食材を売る店や、バックパッカー向けの安宿などがあり雑然としていた。周辺にはラブホもあり、通りからはどこか猥雑な空気も感じられた。撮影した当時はまだ韓流ブームが起こる前で、今のように大きな通りに韓国料理店や韓国グッズを売るお店が軒を連ね、若い女性が大勢訪れることもなかった。日本における韓流ブームのキッカケは2003年に放送された韓流ドラマ「冬のソナタ」だと思うが、その頃から新大久保に韓国料理店が増えコリアンタウンとして認知されていったように記憶している。2022年で新大久保のコリアンタウンの店舗数は634店だという。
  元々この辺りに出かけることはあまりなかったが、一番最後に訪れたのは2009年のクリスマスだった。この日はお昼過ぎから雑誌の連載で女優の藤田朋子さんを撮影した後、新宿に移動して同じ雑誌の仕事で医学博士の方を撮影した。この年はこの撮影が仕事納めで、クリスマスということもあって担当編集者とライターさんの3人で百人町の韓国料理屋さんで軽く打ち上げをした。藤田朋子さんからは愛犬の写真を使ったカレンダーやディズニーのメモ帳をいただき、韓国料理店の女性店主から韓国海苔をいただいた。
大久保02

2月12日(月)

 昨日の午前中は集落の集会所で自治会の役員会があり、班長として出席してきた。役員会が終わり家に帰り、テレビを見ながら昼ご飯を食べていたら、テレビ画面から緊急地震速報。グラッと揺れたが、マグニチュードは4.7で、高岡は震度1だった。
 最近、スーパーにロイヤルカリブ(カニカマ)が並んでいないと思ったら、被災されて大変な状況だったのか・・・
 昨日のスポニチに<ご本人!?なすび、突然のNHKニュース登場にネット驚き 「東京から参加」と紹介 氷見でボランティア>という記事が掲載されていた。この記事で取り上げられたNHKニュースは見ていないが、同じ日にチューリップテレビでも同じ話題のニュースを放送していて、なすびにそっくりな人だな〜と自分も思っていた。リポーターの女性も撮影クルーも、なすびと気づかなかったそうだ。なすびを有名にしたのは日本テレビの『進ぬ!電波少年 』の電波少年的懸賞生活だが、あれからもう25年が経っている。なすびを知らない人も多いのだろう。

 7年前、自身のブログで「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などと投稿し、昨年9月にこの発言が札幌法務局から人権侵害に当たると認定された自民党の杉田水脈衆院議員。
 性暴力被害を公表したジャーナリスト伊藤詩織さんを中傷するTwitterの投稿に「いいね」を押したことが名誉毀損に当たるとして伊藤詩織さんから損害賠償を求められた裁判で、今月8日、最高裁は「いいね」を押す行為を違法と認め、杉田水脈議員に55万円の支払いを命じた
 今月2日、群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」に建立されていた朝鮮労働者追悼碑が行政代執行により撤去された。杉田議員はこれに呼応するように「嘘のモニュメントは日本に必要ありません」「日本国内にある慰安婦や朝鮮半島出身労働者に関する碑や像もこれに続いて欲しい」とX(旧ツイッター)に投稿した。日本に必要ないのは追悼碑ではなく、彼女のような歴史修正主義者だろう。
 安倍政治の負の遺産はいろいろあるが、杉田水脈という存在もその一つだ。彼女を2017年の衆議院選挙で、比例中国ブロックの単独一位という扱いにしたのは安倍元首相だ。
自民党はなぜ杉田水脈議員の暴走を止めないのか

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 2月9日の北國新聞に<戻れずとも「御陣乗」守る 輪島・名舟、太鼓や面を「避難」>という記事が掲載されていた。御陣乗太鼓は輪島市名舟に伝わる石川県指定無形文化財で、上杉謙信の軍勢が七尾城攻略後、名舟村に押し寄せた際、村人たちが樹の皮で仮面を作り海藻を頭髪にして太鼓を打ち鳴らし、上杉勢を追い払ったのが起源とされている。村の人たちは名舟沖にある舳倉島の奥津姫神の御神徳によるものとして、毎年奥津姫神社の大祭(名舟大祭)に仮面をつけて太鼓を打ち鳴らしながら神輿渡御の先駆を務める。記事によれば太鼓とお面は無事だったようだが、大祭の行われる奥津姫神社の拝殿と海にあった鳥居が倒壊したそうだ。
 今年の名舟大祭は難しいだろうが、御陣乗太鼓は3月16日の北陸新幹線全線開通時に金沢駅で披露することになっているという。
 下の写真は2014年に撮影した名舟大祭の様子。

神社の境内から見た名舟の町並み

↑奥津姫神社から眺める名舟の町並み。

名舟大祭の神事
↑名舟大祭の神事。
境内に参集したキリコ
↑境内に参集したキリコ(巨大な灯篭)。
海の鳥居

↑神職と神輿を乗せた船が海上の鳥居まで行き、戻ってくる。元旦の地震で海岸が隆起し、この鳥居が倒壊した。

御陣乗太鼓
↑上杉勢を追い払ったという御陣乗太鼓。

2月9日(金)

 出版社からの源泉徴収書はすでに届いているが、税務署からの確定申告書が届かない。例年なら1月末には配達されるので心配になって税務署に問い合わせたところ、石川県と富山県は能登半島地震で配送が困難なため取り止めたという。必要な人は最寄りの税務署に取りに行くか、電話で住所をお知らせいただければ1週間ほどかかりますが送るというので、住所を告げて送ってもらうことにした。

 一昨日お雛さまを出して母親が飾り付けし、昨日雛あられやクッキーなどを買ってお供えした。相変わらず赤い布の上は混沌としている(笑)。今年は雛人形だけではなく道具類もたくさん出したので、テーブルの上は大渋滞。果たしてこれで完成なのか?それともまだ飾り付けの途中なのか?

お雛様
 今日、2月9日は奥能登に伝わる農耕儀礼で国指定重要無形民俗文化財、ユネスコの無形文化遺産に登録されている「あえのこと 」の送り日だ。
 暮れの12月5日に田の神様を家に招き入れて一年の収穫を感謝し、春を迎える2月9日になると五穀豊穣を祈願し田の神様を田んぼへと送りだす。この田の神様は目には見えないけれど、奥能登の人たちは”おわすが如く”にお風呂へ案内し、ご馳走でもてなす。富山の旧細入で行われている”おくわさま ”と宇奈月町下立で行われている”おーべっ様迎え”を合わせたような儀式と言えばよいだろうか。
 この「あえのこと 」のことを教えてくださったのは、3年前に亡くなられた高岡・関野神社の神職、酒井晶正さんだった。たぶん2017年のことだったと思う。酒井さんは<ふじむら しかお>のペンネームで、あえのこと の絵本を作っておられて、それを1冊いただいた。ぜひ見に行って下さいと勧められたが、当時は富山県内のお祭りを取材するのに追われていたのと、奥能登にツテはなく取材のアテもなく諦めていた。
 それが2018年の2月8日に、射水神社の権禰宜・嶽徹さんから連絡があり「あえのこと 」を見に行きませんかと誘っていただいた。8日の夜は七尾にある嶽さんのご実家に泊まらせていただき、翌日の朝は輪島市白米の川口さん宅の「あえのこと 」を、午後からは珠洲市の田中さん宅の「あえのこと 」を撮影させていただいた。
 今年は元旦の能登半島地震で奥能登は壊滅的な被害を受けており、「あえのこと 」を延期したり中止したり簡略化したりするという。今回の地震で過疎化が一気に進んだとも言われているが、「あえのこと 」や巨大な灯籠を練り回す「キリコ祭り」など奥能登の伝統芸能、文化にもこれから少なからず影響が出てくるのだろう。
川口家のあえのこと 01
↑川口家の「あえのこと 」。お風呂に入ってくつろいでいる田の神さま。この日はミカン風呂だった。
川口家のあえのこと 02
↑風呂から上がると奥座敷に行き、お食事。田の神様は稲の穂先で目を突くなど農作業で目が不自由なので、川口さんが料理一つ一つを説明する。
川口家のあえのこと 03
↑家からゆっくり歩いても5分とかからない棚田。アテの葉を置き、まわりにお米やお神酒を撒き、田んぼに3回鍬を入れて豊作を祈願する。
田中家のあえのこと 01
↑田中家の「あえのこと 」の御膳。12月5日に家に迎えられた田の神様は、2月9日の送りの日まで種籾俵の中で休まれているという説もある。
田中家のあえのこと 02
↑田中さんが神棚の下に並べられた御膳のところに行き、食事を済ませお風呂にも入った田の神様に「田の神様、若松さんへどうぞお乗りくださいませ。これより田んぼの方へお送りいたします」と声をかける。そして俵の中央に置かれた若松様(松の若木)を外して、鍬、お神酒と一緒に持って外へ出ていく。
田中家のあえのこと 03
↑田んぼに到着すると、若松様を立て、三回鍬入れをした後にお神酒を振り撒き、「田の神様、今年もどうか豊作でありますよう、よろしくお願いします」と述べて儀式は終了する。
豊作を願う伝統行事「あえのこと」紋付き袴でのもてなし簡素化も伝統を守る<石川・能登町>
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“ダイコンとサツマイモをお供え” 奥能登の伝統行事「あえのこと」にも地震の影響 延期の判断も
伝統行事「あえのこと」儀式の延期決めた人も
「あえのこと」輪島市の山あいでは米作りの再開を祈願
もてなせずも伝統守る 輪島・三井で「あえのこと」 田の神様送り、実りと復興願う
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田の神も被災、儀礼窮地に 奥能登「あえのこと」

2月7日(水)

 今朝は佐渡付近で起こった地震で、一度目が覚めた。

 2021年の衆院選で、盛山正仁文部科学相が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体から推薦状をもらい選挙支援を受けていた問題で、盛山氏が教団側との事実上の政策協定に当たる推薦確約書に署名していたことがわかった。教団側が掲げる政策「憲法を改正し、安全保障体制を強化」「家庭教育支援法、青少年健全育成基本法の制定に取り組む」「LGBT問題、同性婚合法化は慎重に扱う」「日韓トンネル実現の推進」という内容の求めに、その場で署名したという。この問題を今日の衆院予算委員会で立憲民主党の西村智奈美代表代行から指摘された盛山氏は、「十分に内容をよく読むことなくサインしたのかもしれない」と釈明した。しかし、内容を確認しないで書類にサインするような人が、大臣を務めててよいのだろうかと思う。それにしても旧統一教会や日本会議の掲げる思想と自民党が行なっている政策の一致を見るにつけ、日本の政治(自民党政治)が旧統一教会と日本会議に侵食されているのがよく分かる。
 岸田首相は一昨日の衆院予算委で政策活動費の使途公開について「党の活動と関わる個人のプライバシーや企業団体の営業秘密を侵害する。党方針が他の政治勢力や諸外国に明らかになる」と述べたそうだが、これだけ裏金問題で自民党議員の不正が明らかになっている今、”プライバシーの侵害”などとよく平気で言えるものだと思う。

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 しばらく前からカメラのセンサーについたゴミが気になっていたが、ようやく今日、クリーナーでキレイに拭き取った。使用したクリーナーセットはこちら
センサークリーニング01
↑センサーをクリーニングする前の撮影画像。赤丸の中がゴミや汚れのついている箇所。↓クリーニング後の撮影画像。
センサークリーニング02
 中央の女性はブギの女王、笠置シヅ子さん、左の男性は「お祭りマンボ」の作詞・作曲者である原六朗さんだ。もちろん自分が撮影した写真ではない。雑誌『レコード・コレクターズ』で1997年10月号から2001年6月号まで、田中勝則さん、北中正和さんという二人の音楽評論家が交互に取材・執筆した「戦後ニッポンのポピュラー音楽」という連載の撮影を担当した際に複写したものだ。この連載では取材させていただいたご本人の撮影の他に、ご本人がお持ちの貴重な資料や写真を複写するという仕事があった。お願いすれば貸していただけただろうが、失くしたりしては大変なので、編集部の配慮で取材当日に複写させてもらっていた。
 wikiによれば、原六朗さんは服部良一さんの内弟子をしながら作詞・作曲の手ほどきを受けたそうだ。笠置シヅ子さんにも「美わしのアルゼンチナ」「めんどりブルース」という曲を書いている。また、当時の田中勝則さんの原稿によれば、服部さんの奥さんは原さんの従姉妹にあたり、お二人は親戚関係だったという。
 2020年前期の連続テレビ小説が作曲家・古関裕而をモデルにした『エール』、現在放送中なのが笠置シズ子をモデルにした『ブギウギ」。戦前・戦中・戦後にかけての日本の音楽史とドラマチックな音楽家の人生は題材として面白いのだろう。またいつか、戦後ニッポンのポピュラー音楽を作った音楽家をモデルにした連続テレビ小説が制作されるかもしれない。
原六朗さんと笠置シヅ子さん
YouTubeから「東京ブギウギ」「お祭りマンボ」。
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2月5日(月)

 午後から久しぶりに雪。夜には雨に変わったが、短時間でけっこう積もった。
 今日は関東甲信地方を中心に広い範囲で雪が降り、テレビでは都心部の降雪情報を朝から流していた。気象庁によると、午後8時までの24時間に観測された降雪量は、東京都心で6センチ、さいたま市で7センチ、横浜市で4センチだそうだ。東京23区全域や埼玉、神奈川などで大雪警報が発表されている。
水上バスから雪の日に撮影したウオーターフロント
 上の写真は雪の降る日に撮影した、水上バスからのウオーター・フロントの風景。2006年の5月から2007年の7月まで、月に一度のペースで水上バスから眺めるウオーター・フロントの景色を撮影していた。1800円の一日フリーパスを買って、水上バスを乗り継ぎながら半日ほど船の左右を流れていく高層ビルや上に掛かる橋を撮影するのが楽しかった。雨の日、曇りの日、晴天。川岸に桜の咲く季節、新緑の季節、木々が色づく紅葉の季節と色んな表情のウオーター・フロントを撮ったのだけれど、雪の降る写真がなかなか撮れなかった。ちょっと諦めていたところ、2008年の2月3日、雪が降った。前日からテレビの天気予報で雪だと言っていたが、どうせパラッと降ってすぐに消えるような雪だと思っていたら、雪は降り止む気配もなく空から落ちて来た。寒かったが、「行こう!」と決めて18−250mmのレンズを付けたα700と予備のバッテリー、CFカードをバッグに入れて撮影に出かけた。
 この頃に撮影した水上バスから眺めるウオーター・フロントの景色がこちら

 ちまちまと1階廊下にある戸棚や収納庫、押入れの片付けをやっている。廊下の奥にあるスチール棚と押入れの中に、紙袋やビニール袋が大量に保管されている。スーパーのビニール袋だけでなく、食べ終わったお菓子の袋までとってある。いつか必要になるかもしれないからと母親が溜め込んだものだが、使われないまま増えていった。とりあえずサイズと素材ごとに少しずつ残して、これらを処分した。袋の中身などを確認したので、この作業に二日間ほどかかった。
たまった袋01
たまった袋02
↑→母親が溜め込んだ袋やバッグ、包装紙など。
残した袋
↑サイズや形、素材ごとに少しずつ残して、これくらいになった。
 戸棚や押入れの中には使われた形跡のない調理器具や食器なども色々保管されている。両親に聞いても、その存在自体知らないという。
戸棚や押入れから発掘した調理器具や食器など01
発掘した調理器具

↑上左:炊飯器、上右:鍋、中左:醤油差しや塩・胡椒入れ、中右:大きな銀杯、下左:徳利、下右:神棚の下に置いてあったディズニーのお皿。これは姪っ子の結婚式の引き出物。

←電気のプレートと鍋の調理器?

 キッチンの方にも、一度も使っていない食器や調理器具がゴロゴロしていると思われる。

 少しずつだが片付けたので、収納庫や戸棚の中身が整理できた。欲しい人が居れば差し上げたいのだが。
玄米保管庫と冷凍庫
↑玄米保管庫(左)と冷凍庫(右)。
戸棚2つ

↑戸棚2つ。左側の方は昭和レトロな感じで、ちゃぶ台のある茶の間に置くと良い感じがする。右の戸棚はガラス戸が無くなってしまっているが、棚の位置が変えられそうなので本棚にしてはどうだろうか。

 下のタンスはまだ中身を整理していないが、母親が残しておきたいようだ。父方の祖母のもので4つある引き出しのうち、一番下の引き出し以外は取っ手がとれてしまっている。そこで、アマゾンにレトロ調の取っ手を注文。

↓アマゾンで購入した取っ手、→取っ手のとれたタンス。
タンス
アマゾンで買った取っ手
取っ手のとれた引き出しに新しい取っ手を付けた
↑取っ手のとれてしまった3つの引き出しに、取っ手を付けた。

2月3日(土)

 昨日の夜、ドン!と突き上げるような揺れがあった。一瞬のことでそれほど強い揺れでもなかったが、地震情報を見ると震源が富山県西部。割りと家から近い場所が震源だった。
 今日は節分。最近は恵方巻きというか、太巻き寿司を食べる日のようになっている。家でも豆まきはしないが、晩ご飯は太巻き寿司を食べるようになった。太巻き寿司もスーパーで人数分買うと高いので、昨年から材料を買って来て作って食べている。今日の具はネギトロ、サーモン、厚焼き卵、キュウリ、お稲荷で一種類。もう一つはツナマヨオニオン、アボガド、カイワレ、カニカマ。一人2種類ずつ作った。もちろん恵方を向いて食べるわけでも一本丸ごと齧るわけでもなく、切り分けて普通に食べた。

 自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金問題で、過去5年間にキックバック(裏金)された金額が6億7654万円に上ることが明らかにされた。しかし、キックバックが始まったのは5年前ではなくもっとずっと前からなので、積み重ねれば凄い金額が安倍派の議員に裏金として渡っていたのだろう。所属の幹部議員はキックバックは会長案件だったとしているが、この5年間の間に会長を務めていた安倍晋三氏も細田博之氏も亡くなってしまっている。ところで、会長にはキックバックはなかったのだろうか。
 自民党は裏金事件の実態解明に向けて調査チームを作り、政治資金収支報告書の不記載が判明した安倍派、二階派を中心とする約90人 の国会議員への事情聴取を始めた。調査チームは森山裕総務会長をトップに6人で構成したというが、その6人の中に政治資金規正法違反容疑で家宅捜索された時にドリルを使ってパソコンのハードディスクを破壊したドリル優子こと小渕優子氏が入っているのは、なんの冗談だろうか。本来、小渕氏は聴取する方ではなく、聴取されなければならない人だろう。

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田の神1年間滞在? あえのこと儀礼ピンチ
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ベン・E・キングと大木トオルさんのサイン01
 好きなアーティストのレコード発売記念インストア・ライヴに出かけて、列に並んで新譜のCDにサインを貰うことはあるが、取材相手にサインを貰うことは慎んでいる。なのでミュージシャンをたくさん撮影させていただいたが、サインはほとんど持っていない。
 このベン・E・キングと大木トオルさんのサインは、まだ写真を始めて2年ほどの頃に仕事ではなくプライベートで撮影した時のもの。
 この頃、ウシャコダのマネージメントをしていたサロンゴ・ミュージックの木下さんが、「写真を撮りにおいでよ」と、自分が招聘したミュージシャンのコンサートに誘って下さった。
 一番初めは1987年4月9日に渋谷のライヴ・インで開催されたミッド・ナイト・ソウルパーティーのS.O.Sバンドのライブで、次は87年7月に芝浦のインクスティックで行われたニューオーリンズ・イベントで来日したドクター・ジョンとネヴィル・ブラザーズ、そして87年9月に来日したベン・E・キングだった。
 ベン・E・キングは大木トオルさんとの来日で、9月23日が青山CAY、26日が郵便貯金会館だった。CAYで撮影したライヴ写真をミュージシャン本人と、自分がサインを入れてもらう用の2枚ずつプリントし、26日の郵便貯金会館に持って行って楽屋でサインをもらった。ベン・E・キングと大木トオルさんの他、コーラスの女性2人、ギタリストのサインもある。ドラムとベースのサインがないのは、ステージの後方で写真が撮れなかったのかもしれない。
ツーショットのサイン
↓コーラスの女性のサイン。→ギタリストのサイン。
ギタリストのサイン
コーラスの女性のサイン

 サインをもらってやがて37年ほどが経つが、退色しないように封筒に入れて仕舞ってあった。しかし、せっかくのサインなのでギャラリーに飾ろうと思って額装した。ちなみに印画紙はイルフォード のRCペーパーで、セミマット(半光沢)を使用している。
 木下さんにはこの他にアラン・トゥーサンのコンサートも撮らせてもらった。こうして撮影したライヴ写真を持って音楽雑誌に売り込みに行って、当時は仕事に繋げた。
 今でも残念に思っているのは青山CAYで予定されていた南ア出身の歌手ミリアム・マケバのライヴで、こちらも木下さんに誘ってもらったのだが、当日CAYに行くと入り口に木下さんがいて急遽中止になったと告げられた。

コーナーシール
↑額装するにあたってヨドバシで写真をマットに固定するコーナーシールを購入した。今までプリントをマットに固定するのに専用の粘着テープを使用していたが、四隅に取り付けるコーナーシールもなかなか使い勝手が良いことがわかった。
額装
ディスプレイ

←額装したベン・E・キングと大木トオルさんたちのサイン入りプリントを階段踊り場の上部に飾った。この場所が一番直射日光に当たらないはず。他に、ゴングのデヴィッド・アレンがサインを書いてくれた宝来の銅鑼(ゴング)と、その銅鑼を持っているデヴィッド・アレンの写真もプリントして額装し一緒に飾った。
  また、昨年1月10日の独り言に書いたことがあるが、1992年9月、XTCのアンディ・パートリッジを雑誌の仕事で撮影することになって、その際、自分が持っていた日本限定のXTCのピクチャーレコードを彼が持っていなかったら差し上げようと思って持参した。結果、彼は持っていると言い、そのジャケットにサインを書いて返してくれた。サインと共に自分の顔写真の横に「WITH HAIR」というお茶目なコメントも添えて。そのアンディ・パートリッジのサインが入ったXTCのレコードジャケットと、その時に撮影したアンディ・パートリッジのポートレートもプリントして並べた。

 ベン・E・キングと大木トオルさんが87年に来日した時のライヴ映像があった。「「I'LL BE ALRIGHT/BEN.E.KING&TOURU OOKI」。

2月1日(木)

 元旦に起きた能登半島地震から、今日で一ヶ月。今日は朝から夜までテレビのニュースもワイドショーも特集を組んで震災を取り上げていた。最近は身体に揺れを感じる地震は少なくなったが、今朝、朝の連続テレビ小説『ブギウギ』を観ていたら揺れたので驚いた。輪島で震度3、高岡で震度1だった。
 北國新聞の記事によれば今日までに確認された石川県内の死者は240人、安否不明者は15人に上るそうだ。また住宅の被害戸数は4万7915戸となっている。
 富山県の場合は1月30日の時点で、死者2人(石川県に帰省中に亡くなられた方)。住宅の被害は6058戸で、うち全壊が87戸、半壊が248戸となっている。
 大晦日の夜に紅白歌合戦を見て家族団らんで過ごしていた人たちの日常が、次の日の午後に起こった地震で突然断ち切られてしまう。明日も続くと思っていた日常の、なんと脆く儚いことだろうか。

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