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◯DAYSから視る日々 http://daysjapanblog.seesaa.net/
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メディア関連
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6月30日(金)

 今日で一年の半分が過ぎる。6月30日は夏越しの大祓えで、多くの神社では半年分の穢れを祓う茅の輪くぐりが行われるが、全国的に大気が不安定で激しい雨の降っているところも多いようだ。

マイナ審議控え政権危機感 ミス撲滅困難、問題長期化も
マイナカード返納、6月に各地で急増「所持は不安」「信用できない」
マイナ証明書交付システム再停止 富士通、新たなトラブル判明
厚労省「従来の保険証も持参を」 初診や転職後、マイナ不具合問題
「お前が始めたんだろ」発言は真っ当なのか…河野太郎氏の言い分を検証した マイナ制度のトラブル批判に反論
 マイナンバーカードの不具合やトラブルが話題にならない日がない。それでも来年自民党は健康保険証を廃止するというなら、マイナンバーカードを争点に解散総選挙を行ったらどうだろう。

 この他の気になった記事を備忘録として。
78%が処理水放出懸念、韓国 動揺広がる、世論調査
上野「ABAB」24年6月閉店の衝撃 かつて「渋谷109」のライバル なぜ苦戦したのか


 先月ヤフオクで購入したiMacのOSをアップデートした。購入時のバージョンはBig Sur11.6だったが、アップデートで11.7.8になった。何も問題がなければOSのアップデートを積極的にする方ではないが、購入した直後から何回かシステム終了したのに、カーネルパニックのような黒い画面に<問題が起きたためコンピューターを再起動しました。このまま起動する場合は、いずれかのキーを押すか、数秒間そのままお待ちください>と表示されることがあった。再起動した後、もう一度システム終了すると再起動を繰り返すわけではなく終了するが、毎回ちょっとドキドキして心配になる。同じような症状の人は他にもいるようで、こちらに詳しくレポートされている。今回のOSのアップデートで症状が出なくなればありがたいが。
 OSをアップデートしたらSafariのアップデートを案内されたので、こちらもバージョン14.1.3から16.5.1にバージョンアップした。

OSのアップデート01
OSのアップデート02
↑購入した時のOSバージョン11.6。
→アップデートした0Sをインストール中。けっこう時間がかかる。
↓無事に11.7.8にアップデートできた。
OSのアップデート03
 先日キュウリのQちゃん漬けを作り、その後にもキュウリと塩昆布と白ゴマとニンニクの和え物を作ったが、毎日毎日畑からキュウリが採れるので、冷蔵庫の野菜室がまたキュウリだらけになった。しょうがないので、今日はキュウリの酢の物とネットで検索したキュウリの和え物2品を作ったが、これでも消費できたキュウリは8本くらいだろうか。
キュウリの酢の物
↑鍋いっぱいに作ったキュウリとタマネギとワカメとカニカマとショウガと白ゴマの酢の物。
きゅうりとツナの旨辛和え(左)と、たたききゅうりの梅かつお和え
キュウリの和え物2品

6月28日(水)

 雨の降らない梅雨が続いていたが昨晩から今朝にかけて、雷を伴う激しい雨が降った。今日の日中、県の西部では瞬間的に激しい雨が降ったくらいだが、東部の上市町付近では記録的短時間大雨情報が発表された。また、上市・立山・富山の一部に避難指示が出されている。

 石原伸晃元自民党幹事長が「後進に道を譲る」として次期衆議院選には出馬しないことを表明した。いやいや、貴方は一昨年の衆院選で小選挙区で落選し比例復活もできなかったから、今はただの人で、後進に譲る道などもうないのでは?これで政界から完全に引退してくれれば良いが、2年後の参議院選に出馬してくら替えをし「第二の政治人生」を送りたいそうだ。そろそろ議員歳費と言う名の税金を受け取るのではなく、違う仕事で第二の人生を送ってはどうだろうか。
 男女平等の度合いを指数化した世界経済フォーラムの今年のジェンダー・ギャップ(男女格差)報告で、日本は146カ国中125位と過去最低の順位になったそうだ。会社組織の中でも女性リーダーの割合は少ないのだろうが、先ずは政界からその差を埋める努力をしたらどうか。立憲民主党の党首を蓮舫さん、日本共産党の党首を田村智子さんにするだけで野党のイメージは大きく変わるのではないだろうか。ちなみに維新、国民はもう野党という位置ではなく、自民党にくっ付く小判鮫のような存在だろう。自民党・公明党に至っては党首を女性に選んでも変化は期待できない。先日不倫疑惑で騒がせている木原誠司官房副長官小渕優子議員のパーティーで「世界では若い世代がリーダーとして働いている。小渕さんにも先頭に立っていただかねばならない」と述べ、同じくパーティーに出席した故青木幹雄元官房長官の長男、一彦参院議員が「女性初の首相になってもらわなければならない」と話したそうだ。
 小渕優子議員と言えば、2014年にデタラメな政治資金問題が発覚した時に会計書類を保存したパソコンのハードディスクをドリルなどの工具で穴を開けて証拠を隠滅したという疑惑を持たれている人物だ。 こんな人を女性初の首相になってもらいたいなど、自民党の人材難も極まれりだ。

 この他の気になった記事を備忘録として。
旧集落は米軍弾薬庫内 「牧原の碑」で初の慰霊祭 戦後78年にして建立された理由  沖縄・読谷村
「殺傷武器搭載でも輸出可能」 政府、与党協議に提示
「困ります」母子手帳とマイナカードの一体化 手帳の一覧性は失われ、情報漏えいなどトラブル懸念も

 30years ago #23 アメ横
アメ横01
 デイリー・アン1992年9月16日号上野・御徒町特集の表紙用に撮影したフィルムの中から。暮れになるとお正月用の食材を買い求める人で賑わうアメ横がテレビに映し出されるが、個人的にはアメ横といえばバッグや時計、靴や貴金属のお店が集まる場所というイメージが強い。ちょっと怪しげな商品を台に並べたお店もある。アメ横と春日通りを挟んだJRのガード下に御徒町食堂という大衆食堂があって、湯島にあった出版社へ行った時などに食べに行った。御徒町食堂は定食を注文すると、副菜がもう一品選べる。その副菜がカキフライとか焼肉とかアジフライとか半ラーメンという、どちらかと言うとメインのおかず。例えば人気メニューの煮込みハンバーグ定食に副菜としてカキフライを選んで880円。煮込みハンバーグのお皿にはマカロニサラダ、副菜のカキフライにはキャベツの千切りも添えられていてお得感満載だった。定食の中には納豆定食や冷奴定食もあり、こちらも副菜を一品選べる。だから納豆定食の副菜が焼肉だったり、冷奴定食の副菜がカキフライというおかしなことになる。残念ながら御徒町食堂は2013年12月に閉店したそうだ。
アメ横02
 母親がプランターで育てているユリがピンクや黄色、白などの花を咲かせている。今の時期、ユリの花の中にもカエルが身を潜めて休んでいる。
ユリとカエル

6月26日(月)

 沖縄が昨日梅雨明けした。平年より4日遅く、去年より5日遅いそうだ。そして今日、奄美地方が梅雨明け。こちらは平年より3日早く、去年より4日遅いそうだ。
 両親が趣味でやっている畑だが、タマネギの収穫は終わり、編み目の袋に入れて吊るしてある。スナップエンドウとインゲンの収穫もそろそろ終わり、今はキュウリが収穫の時期を迎えている。
 大きくなり過ぎたキュウリがゴロゴロ台所に転がっているので、昨日は今年初めてのキュウリのQちゃん漬けを作った。これだけではまだキュウリを消費できないので、キュウリとタマネギとワカメとカニカマの酢の物、キュウリとタマネギとニンジンとシーチキンを入れたマカロニサラダを作った。これで溜まっていたキュウリが片付いたが、これからまだまだ採れそうで怖い。

 今朝のヤフーのトップ画面に<60年代から70年代の文化人たちが魅了された「伝説のイタリアン・レストラン」>という見出しの記事があり、たぶんあのお店かな?と思い開いてみたら、やはり飯倉のキャンティでアルファレコードの創設者で作曲家・プロデューサーの村井邦彦さんへのインタヴューが掲載されていた。
 家のポジフィルムを保管したファイルの中に、キャンティのスパゲティを撮影したカットがある。これは30年ほど前だと思うが柴田書店の新しいムック・シリーズ用に撮影したもの。料理ごとに何冊か出版予定で、ライターのYさんとコンビを組んで「スパゲティとピザ」の本の撮影を担当した。写真は真俯瞰から撮影して切り抜きで使うことが決まっていた。今見ると皿の横にタバコが置いてあるので、中には原寸大で掲載する予定もあったのか。予定もあったのか、というのは結局この本は出なかったから。取材の途中でYさんが降りてしまった。なので家にはキャンティのほか、いたりあ小僧、ピエトロズパスタ、トミーズ、青山サバティーニ、ハシヤ赤坂という当時の人気店のメニュー写真が残っている。請求すればフィルム代や現像代は出版社から払ってもらえただろうが、本が出ていないのに請求し辛くて材料代は自分の持ち出しとなった。
 ちなみにキャンティの人気メニュー、スパゲティ・バジリコはバジルではなくパセリと大葉が使われている。
キャンティのスパゲティ
 新型コロナの感染者数が全国的に増加しているという。岸田首相と官邸で面会した尾身茂氏が「第9波が始まった可能性がある」と記者団に語ったという。まあ、5類に移行と同時に新型コロナの検査と治療は有料になり、全数検査を廃止し日々の感染状況をわからなくし、マスクの着用も任意となれば感染は広まるだろう。
 実は木原家も今月新型コロナに感染した。2週間ほど前に父親が咳き込むようになり熱を測ると微熱があったので、妹が近くの病院に連れて行くと、検査で新型コロナと判明した。父親とほぼ同時期に自分も喉の痛みが現れていたので、薬局で市販の風邪薬を買って服用していた。父親が新型コロナなら自分も新型コロナだろうと思い、検査は受けなかった。今月初旬に微熱が出て葛根湯を飲んで治したが、ひょっとすると風邪ではなく新型コロナで自分が父親に移したのだろうか。或いは微熱を出す前、村の清掃活動で父親が神社の草むしりに行っており、その時に感染したとも考えられる。
 父親の発熱から暫くして、今度は母親が咳き込み体温を測るとやはり微熱がある。妹がかかりつけの病院に連れて行き、父親が新型コロナ陽性だったことを伝えると、検査はせずに薬だけ出された。
 新型コロナの検査を受けて陽性だと診断されたのは父親だけだが、3人とも新型コロナに罹患していたと思う。幸い3人とも微熱が出て咳が出たくらいで収まり、医師から指定された外部の人との接触禁止期間も無事に過ぎて普段の生活に戻っている。
◯カエルの家三題
カエルの一戸建て
↑カエルの一戸建て。
カエルのワンルーム
↑カエルのワンルーム。
カエルのタワー・マンション
↑カエルのタワー・マンション。

6月23日(金)

 昨日は梅雨らしい雨の一日だったが、今日の富山はまた快晴で気持ちの良い青空が広がっていた。
 慰霊の日の今日の沖縄はヤフーの天気予報では曇りになっているが、旧暦5月4日(ユッカヌヒー)だった一昨日、ハーレー鉦が高らかになると梅雨が明けると言われる糸満ハーレーが4年ぶりに開催されたので、明日あたり梅雨明け宣言が出されるのかもしれない。
 正午からNHKで中継された、摩文仁の平和祈念公園で開催された沖縄全戦没者追悼式を見た。出席した岸田文雄首相の挨拶全文がこちらにある。<この地に眠る御霊の安らかならんことを、そしてご遺族の方々のご平安を、心からお祈りし、私の挨拶といたします>と結ばれている。ではなぜ、この地に眠る御霊である遺骨を含む沖縄南部の土を掘り起こし、辺野古の埋め立てに使おうとするのか。相変わらず言葉と実際にやっていることが解離している。

 慰霊の日なので末吉發さんの俳句と写真が綴られた『どこにも仏桑華』という本の中から、俳句を2句ご紹介させていただく。

総理来て椅子きしませて帰る夏

総理一行の約一時間の摩文仁滞在にかかる費用は三千万円という。毎年同じようなセリフを読み上げるのに巨額の費用をかけてやってくる。歴代の総理はアメリカへ顔を向けるばかりで沖縄へは基地の負担を強いて来た。慰霊祭の会場には総理の弔辞が虚ろに響く。

平和の礎
↑2013年の慰霊の日に撮影した平和の礎。NHKのニュースによればアメリカのバイデン大統領が来年の大統領選挙に向けた会合で、日本の防衛費の増額は自分が日本の指導者と会って説得した成果だとアピールしたそうだ。だとしたら、岸田首相の聞く耳は国民ではなくアメリカに向けられているのだろう。辺野古の新基地建設反対、福島第一原発の汚染水の海洋放出反対といった沖縄や福島の声を無視してきた政府だが、今度はマイナンバーカードと保険証の一体化を国民の声を無視して押し通そうとしている。辺野古や福島第一原発の問題では関心の薄かった人達が、マイナンバーカードの件で国民の声を聞かない自民党の強引な政策決定に怒りを覚えてくれたらと思う。自民党に一票を入れなければ、国が変われる。

どこからも骨が出てどこにも仏桑華

仏桑華はアカバナーと言い仏壇や墓への供花として又生け垣として植えられどこでも見られる花である。戦後七十年、今も遺骨発掘の記事が新聞に載る。帰らぬ遺骨を思う人たちには生きている限り戦後は終わらない。

アカバナー
↑2012年7月6日、那覇市壺屋で撮影したアカバナー。アカバナーとはハイビスカスのこと。いかにも南国・沖縄の花という感じだが、ハイビスカスは外来種だ。奄美大島の宇検村では世界自然遺産認定に向けて外来種であるハイビスカスの伐採を行った。どこからも骨(遺骨)が出るのは、沖縄戦がいかに苛烈なものであったかを物語る。また遺骨同様に沖縄では不発弾もどこからも出る。沖縄に滞在した2年間で何十回となく不発弾処理のニュースを聞いた。不発弾処理は沖縄の日常で、沖縄戦での鉄の暴風の凄まじさを物語っている。
パナソニックからのお詫びの手紙

 今月6日に町の電気屋さんから電話があり、リコール対象品だとわかった除湿機。用意が出来次第回収に来てくれるという事だったが、ずっと音沙汰なしだった。ちょっと痺れを切らしていた昨日、ようやく連絡があり、今日の午前中に回収に来てくれた。除湿機は電気屋さんがメーカーに送り、メーカーが確認した後、現金書留で1万円送られてくるそうだ。

←パナソニックからのお詫びの手紙。

 うちの場合はほとんど除湿機を使っていなかったので1万円もらえてラッキーな面もあるが、現役で除湿機を使っていた家庭では1万円では新しく購入できないし複雑な気持ちだろう。
新しいトップページ

トップページを模様替えしました。カエル(雨蛙)と紫陽花は、梅雨の季語になっているようだ。

↓これまでのトップページ。

これまでのトップページ

6月21日(水)

 奄美地方で大雨が続いており、3市村で避難指示が出され、宇検村では365人が孤立しているという。また瀬戸内町と宇検村を中心に、奄美市、大和村を含めた4市町村で床上浸水12軒、床下浸水57軒の被害があったという。今のところ人的被害の報告はないようだが、2010年10月の奄美豪雨災害の時の状況に似ている。

 昨日は天気が良かったので、午後から小矢部川の土手を自転車で走って河口まで行って戻ってきた。河口まで自転車で行ったのは2016年6月以来なので、7年ぶりだ。7年前は舗装されていない砂利道の区間が1ヶ所あったが、今回は全て舗装されていた。
 小矢部川の土手は河口の手前で途切れており、また河口の付近は工場が建ち並んでいるため立ち入ることができない。結局小矢部川が流れ込む伏木港まで行って戻ってきた。
 行きは写真を撮りながら自転車を漕いだので2時間40分ほどかかったが、帰りはあまり写真を撮らずにペダルを漕いだので2時間ほどで家に着いた。 家の近所の小矢部川から河口まで約20km。那覇から嘉手納までの国道58号と同じくらいか。今度は河口手前で橋を渡り、六渡寺の方へ行ってみようか。

小矢部川の土手からの風景01
伏木港
氷見線
小矢部川の土手からの風景02
アマゾンで購入した大石芳野さんの本
 最近本を買っていないと思い、先週の土曜日にアマゾンで大石芳野さんの本を3冊ポチった。その本が昨日1冊、今日2冊届いた。購入したのはエッセイ集『沖縄若夏の記憶』、写真集『長崎の痕(きずあと)』『福島 FUKUSHIMA 土と生きる』。3冊で送料込み1,517円だった。これでしばらくは読む本に困ることはない。
 気になった記事を備忘録として。
20日は「世界難民の日」 改正入管難民法成立、冷たい日本の実態 クルド人認定は世界5万人:日本1人
「放出されれば壊滅的な打撃」「断固反対」 原発処理水の海洋放出計画に福島県庁周辺で150人が抗議
自民党の議連が防衛装備品の輸出ルール大幅緩和を提言 殺傷能力ある武器も輸出可能に
「ヘイト投稿」男性に賠償命令 安田菜津紀さん被害で地裁
マイナンバー800万人分を扱う社労士支援システムにサイバー攻撃…情報集約とひも付けのリスクを考える

6月19日(月)

 富山も先日梅雨入りしたはずだが、晴れの日が続いている。秋頃になって、気象庁が梅雨入りの時期を訂正したりしないだろうか。
 雨の降らない富山とはうって変わって沖縄と一緒に梅雨入りした奄美地方で、線状降水帯が発生したとして「顕著な大雨に関する情報」が発表された。これで思い出されるのが、2010年10月に起きた奄美豪雨災害だ。特段激しい雨ではなかったが、3日間ほど雨が降り続き、死者3名をだす災害となった。もともと年間の降雨量が多く、そこに雨が降り続くと山の多い島ではアチコチで土砂崩れが起きる。大きな災害にならないよう、願うばかりだ。
ハレパネで作った写真家のクレジット
 しばらく放ってあった額装した写真を、ようやく今日の午前中に階段横のギャラリースペースに飾った。いろんな写真家の方々の作品があるので、写真の下に名前を記したキャプションを貼った。キャプションは白の用紙に名前を印刷し、それをハレパネに貼ってカッターで一つ一つ切って作った。ミュゼふくおかカメラ館で写真展をやった時は学芸員の方々が作ってくれたので、自分一人でハレパネを使ってキャプションを作ったのはこれが初めてだ。
階段横のギャラリーコーナー01
階段横のギャラリーコーナー02
 1階に16枚、2階に9枚、そして今回階段横の壁に21枚。合計46枚の写真が展示できた。並べ方やプリントのサイズにもよるが、1階、2階、そして階段横をフルに使えば60枚ほどの展示ができそうだ。
 『ガウディとサグラダ・ファミリア展』が、東京国立近代美術館で6月13日から9月10日まで開催されている。
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」開幕 独創的な建築の源泉に迫る 東京国立近代美術館で、9月10日まで
サグラダ・ファミリアは「森」の聖堂…「狂気か天才か」ガウディの原点は、少年時代の自然観察だった
サグラダ・ファミリア01
↑↓1986年に撮影したバルセロナにあるサグラダ・ファミリア。何本か建っているトウモロコシのような塔の内側と、塔の窓(穴?)から見たバルセロナ市街。
サグラダ・ファミリア02

6月17日(土)

 沖縄に滞在していた時に、沖縄戦に関する書籍も何冊か県立図書館や市立図書館で借りたが、フォト・ジャーナリスト大石芳野さんの『沖縄に活きる』もその中の1冊。写真はもちろん、収載された沖縄戦に関する人々の証言が貴重な資料だった。
 座間味島や渡嘉敷島をはじめとする慶良間諸島は那覇から日帰りで楽しめるリゾート地で、2014年3月5日には国定公園に指定されている。ケラマブルーと呼ばれる美しい海でのダイビングや海水浴を目当てに多くの観光客が訪れる。しかし、この座間味島や慶留間島、渡嘉敷島が先の沖縄戦の際に、米軍が真っ先に上陸した地だと知っている人は、どれほどいるだろうか。そして、これら米軍に上陸された島々では集団自決が行われ、座間味島では177人、屋嘉比島で約10人、慶留間島で53人、渡嘉敷島で329人が命を絶った。

『沖縄に活きる』には集団自決に関する供述もある。以下、
 米軍戦史に、沖縄戦のことは、「あらゆる地獄を一箇所に集めたような戦闘だった」とある。米軍の犠牲者の数をいっているのではなく、沖縄一般住民の置かれた状況、さらには、追いつめられた人びとの死にざまを指しているのだろう。
 米兵は随所で一般住民の集団自決や、敗残兵による住民虐殺などを見聞きして知っていた。時には助け出し、人びとに対して「日本兵に見つからないように」と忠告することさえあったと聞く。
 あの当時は「天皇のために」「お国のために」命を失うことは崇高だとの教育が行き渡っていた。「敵の捕虜になるより自決を」が一般住民にも浸透していた。
 敵が上陸してからの地上戦はすさまじい”鉄の暴風”が吹き荒れた。移動する日本軍が壕に避難していた人びとを砲撃の嵐の中に追い出した。特に婦女子や老人など最も弱い立場にいる住民が犠牲となった。小さな島で逃げ場がなく、さらに同胞の軍隊に守られなかった人びとは、結局、自決するしか方法がなかった。
 昔から、お互い助け合って暮らして来た人びとは、自決の時もまた、お互い「助け合い」殺し合った。そして「皆と一緒なら」と手と手を取り合いながら死んでいった。

~略~
 また、集団自決もすさまじい惨劇となった。軍から防衛隊員を通して配られた手榴弾ばかりか、人びとの持つ斧、鎌、カミソリ、縄、石など手当りしだいの道具を用いて自決が行われた。肉親や親しい者同士が殺し合ったのである。
 そして、傷病兵もその犠牲になった。数千人の重症兵が、自決を強要された。

 肉親や親しいもの同士が殺し合う。平常時では考えられないが、戦争という特殊な状況で人々は理性を失う。

 「戦争は怖いです。弾が怖いのではありません。人間が気狂いになるのです。平和時には考えられない残虐な行為を、戦争はいともたやすく人間にさせてしまうのです」と古堅キヨ子さん(昭和3、読谷在住)は実感を込めていい、さらにこう続けた。
 「戦争中は、誰もが昼夜を問わずびくびくとして身を縮め、這うように歩いた。いつの世になったら、高い山に登って、天文字(星)を見ることができるのか・・・・・・。両手をあげて、空に向かって、大声を出してみたい、ということばかり考えていました」
 キヨ子さんのその言葉が、私の耳にこびりついて離れない。

『沖縄に活きる』(語り始めた人びとから)

 ミュゼふくおかカメラ館で、大石芳野さんの写真展『戦世をこえて』が今日から8月20日まで開催される。カメラ館で戦争を扱った写真展は2014年の亀山亮さん以来だろうか。

座間味島にある沖縄戦上陸第一歩之地
↑座間味港の近くに建つ「太平洋戦争沖縄戦上陸第一歩之地」と書かれた碑。下には昭和二十年三月二十六日午前九時上陸と記されている。
ツバメの巣01
 家の玄関ドア上部に作られたツバメの巣だが、ここ一ヶ月ほどツバメが姿を見せずそのままになっている。作ったは良いが、他にもっと子育てし易い場所を見つけたのか?なるべく人間の匂いが移らないようにと放っておいたが、全然使われる気配がないので脚立に上って巣の中を覗いてみた。卵がすっぽり入るよう窪みがあり、上手に作ってある。しかし、いつまでこうしておけば良いのだろう?
ツバメの巣02
日本、米に砲弾提供を検討 ウクライナ軍事支援向け=WSJ
防衛装備品、国の工場新設を容認 輸出失敗でも経費返還求めず
 2014年の第2次安倍内閣時代に武器輸出三原則から防衛装備移転三原則に閣議決定されてから、武力行使できる国へと歯止めが効かなくなっている気がしてしょうがない。米国に砲弾提供なんて、日本国憲法は許しているのだろうか?

6月15日(木)

 夕方のNHKニュース終了ギリギリに、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射したという速報が飛び込んできた。
 昨日の沖縄タイムスに<「電気料金を払わないと送電止める」はなりすましメール 沖縄電力が注意呼びかけ>という記事が掲載されていたが、一昨日、富山県に住む自分のところにもこのメールが送られてきていた。沖縄に住んでいた時は沖縄電力を使っていたが、もう富山に戻って9年ほどが経つ。今更沖縄電力から未払いがあると言われても(笑)。
沖縄電力を騙る詐欺メール

 政府が13日、宇宙開発戦略本部会合を開き、国家安全保障戦略に基づく「宇宙安保構想」を初めて決定したそうだ。今後10年の目標として防衛目的の宇宙利用を拡大し、民間技術の活用を進めるという。しかし、人類が地球上だけでなく宇宙空間でも戦争を繰り広げるなら、いっそ人類など早々に滅んだ方が良いのかとも思う。

 この他の気になった記事を備忘録として。
50年分のありがとうを写真集に 南方写真師 垂見健吾さん
AI成果物が急増したことで「AI生成コンテンツをAIが学習するループ」が発生し「モデルの崩壊」が起きつつあると研究者が警告
マイナひも付け口座、公金支給で利用せず 神奈川で相次ぐ

 家の裏庭の紫陽花が咲いているので見に行くと、花びらの上や中に小さなカエルが何匹か佇んでいた。カメラを部屋に取りに行って撮影し、部屋に戻ってパソコンで画像を確認すると「?」。カエルに尻尾が生えている。オタマジャクシからカエルへの変態途中で、尻尾はオタマジャクシの名残だろう。この尻尾は変態するための初期栄養分として吸収され、徐々に無くなっていくそうだ。
↓→裏庭の紫陽花と、尻尾の生えているオタマジャクシ。
裏庭の紫陽花
カエルと紫陽花
まだ尻尾の残っているカエル
↑尻尾だけでなく、全体的にオタマジャクシの名残があるカエル。
 30years ago #22 東上野コリアン・ストリート 
東上野のコリアン・ストリート01
 デイリー・アン1992年8月26日号の表紙用に撮影したフィルムの中から。東上野特集だったか韓国料理特集だったか忘れたが、東上野にあるコリアン・ストリートの写真。それほど規模は大きくないが、焼肉レストランやキムチのお店が並んでいる。このコリアン・ストリートもキムチの取材などで何度か訪れているが、プライベートで食べに来たのは1回くらいだろうか。
 湯島にあった出版社のスタジオで撮影があると、撮影後の打ち上げで焼肉を食べに行くことがあったが、その時は東上野より近い上野2丁目に行った。ここは韓国料理店ばかりではなく飲み屋全般が密集していたが、焼肉レストランもたくさんあって個人的には太昌園がお気に入りだった。
 上野には嘗てバイク街もあって、やはりデイリー・アンで撮影したことがあるが、今は往時の賑わいはないようだ
東上野のコリアン・ストリート02

6月13日(火)

 一昨日、東北と北陸が梅雨入りした。身体にまとわりつく空気がちょっとジメッとしている気はするが、あまり雨が降っていないので実感はない。
 新型コロナ禍に首相官邸でパーティーを開き、その答弁に虚偽疑惑が持たれているイギリスのジョンソン元首相が、下院の調査に抗議して下院議員を辞職した。政治家の嘘は本来これほど重大なことなのだが、日本の国会では政治家が嘘をついてもほとんど咎められることがない。それどころか国会で118回も嘘の答弁をした元首相を、長期政権(責任を取らずに居座った)だったことを理由に国葬までしている。
 相変わらずマイナカード のトラブルが報告されているが、SNSでは<庶民いじめのマイナンバーカードより先に国会議員カードを作れ>という声が上がっているそうだ。なるほど国会議員カードと銀行を紐づけて議員歳費や調査研究滞在費、政党からの振込とその使い途を全て見える化してほしい。国会議員にとっても不正を行っていないのであれば、経理処理は便利になるはずだ。地方議員の政務活動費不正事件もあるので、議員カードと広げた方がいいだろう。
 東京都が渋谷駅前で続く再開発事業の一環として、百軒店を含む道玄坂2丁目エリアを「街並み再生地区」に指定した。建物の老朽化の不安はあるが、個人経営の飲食店やラブホなどが集まるエリアで、その猥雑さが魅力でもある。ザラザラした部分を削ぎ落としたツルツルな街に、果たして魅力はあるだろうか?

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 わりとミュージシャンを撮影している方だが、ギタリストやヴォーカリストに比べてドラマーの撮影は極端に少ない。バンドのメンバーの一員としての撮影は色々あるが、ドラマー個人をフィーチャーした撮影は1993年6月にデイヴィッド・マレー・クァルテットで来日したアンドリュー・シリルだけだろうか。
 アンドリュー・シリルは1939年生まれの、フリー・ジャズを中心に活動するドラマー。この時の取材媒体は脇谷浩昭さんが編集長時代の『ミュージック・マガジン』で、インタビュアーはマーク・ラパポートさんだった。
アンドリュー・シリル01

 6月14日にパルテノン多摩で行われたライヴを撮影し、翌15日に彼が宿泊していた新宿ワシントンホテルでインタヴューを行っている。紙面はホテルでのインタヴューを中心に構成されていて、見出しは<ひとりのドラマーを通して見るフリー・ジャズの世界>。なんと、12ページを使っている。
 ところでパルテノン多摩でのライヴを撮影しながら、一つ驚いたことがある。ドラム・ソロの途中でいきなり床を叩き出した。それまでドラム・ソロで床を叩くドラマーは、おとぼけキャッツ時代のそうる透さんと、クレイジーキャッツのハナ肇さんの2人しか知らなかった。透さんの場合はハナ肇さんをリスペクトしての芸だと思うが、ハナ肇さんは誰にインスパイアされて床を叩き始めたのだろうか。まさかアンドリュー・シリルということは?それともジャズの世界ではドラム・ソロで床を叩くというのは、案外ポピュラーなことなのだろうか。

←デイヴィッド・マレー・クァルテットのライヴでドラムを叩くアンドリュー・シリル。
↓ドラム・ソロでいきなり床を叩き始めた。

アンドリュー・シリル02
アンドリュー・シリル03

↑マークさんのインタヴューの後、新宿ワシントンホテルの駐車場辺りでポートレートを撮影した。夜中だったのでメインの他に斜め後方からストロボを1灯入れて輪郭を出している。

◯アンドリュー・シリルのドラム・ソロ
◯ハナ肇さんのドラム・ソロ。音量が小さいですが、1分30秒頃から。床を叩いてセンター・マイクを叩くのが定番。
◯そうる透さんのドラム・ソロ。9分20秒頃から。床を叩きながらステージ前方に行き、最後は万歳三唱で締める。

6月8日(木)

 関東甲信地方が今日、梅雨入りしたようだ。富山も午後から雨が降り出した。北陸地方もそろそろ梅雨入りだろうか。
 昨日ブラジルのボサノバ歌手アストラッド・ジルベルトと、ピアニストのジョージ・ウィンストンの訃報が伝えられた。 アストラッド・ジルベルトは享年83歳となっていたが、もっと年齢が上かと思っていた。伝説の歌手というイメージがあり、正直亡くなったことより、まだご存命だったことに驚いた。YouTubeより「The Girl From Ipanema/GETZ GILBERTO」。 
 ジョージ・ウィンストンのピアノを初めて聴いたのは1980年代の前半で、キャニオン・レコードがウィンダム・ヒル・レーベルの販売を始めてから。ウィンダム・ヒルはウィリアム・アッカーマンが中心となって設立したレーベルで、そのサウンドはニューエイジ・ミュージックというジャンルに括られていた。レコードのジャケットにもこだわりがあり、美しい風景写真や抽象画が使われ壁に飾りたくなるようなジャケットという風にリリース資料に書かれていたり宣伝担当者から聞いたように思う。家にもアナログのレコードやCDが何枚かある。ウィリアム・アッカーマンの『Passage』、ジョージ・ウィンストンの『December』は、今でもたまに寝る前に流していることがある。 
 介護施設・事業所の27%が物価や光熱費の高騰の影響を受け、数年で事業廃止や倒産の可能性があるという調査結果が出た。事あるごとに<国民の生命・財産を守り抜く>という自民党だが、税金は高くなるが社会保障は削られて国民の生活は危機感が増すばかりだ。

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 母親と父親がケンカしながら趣味でやっている畑で、タマネギが採れ始めた。少し前まではイチゴが連日採れて、イチゴジャムにしたり、イチゴとバナナと牛乳とイチゴジャムをミキサーに入れてジュースにして飲んでいた。イチゴは何年か前に母親が植えたのだが、一昨年だったか畑ドロボーにあって持って行かれた。それ以来イチゴの世話はしていないのに、昨年も今年も健気にたくさんの実をつけた。
 この一週間ほどはスナップエンドウが採れる。茹でて食べているが、あんまり採れると食べるのが追いつかなくなるかもしれない。タマネギは料理によく使うので、物価高の今はありがたいが、あまりにたくさん採れると恐怖でもある。例年、採れたキュウリとナスを腐らせないように必死だが、最終的にはたくさん生ゴミになっている。母親と父親が畑に何を植えているのか知らないので、これから何が採れるのか期待と不安が入り混じっている。
収穫したタマネギ
 30years ago #21 高円寺
高円寺
高円寺の駅前で撮影したスティーヴ・アルビニ

↑デイリー・アン1993年4月21日号高円寺特集の表紙用に撮影したフィルムの中から。
 高円寺は色んな雑誌の取材でも行ったが、プライベートでも遊びに行った。沖縄料理の店「抱瓶」や、その先にあった韓国音楽に詳しい店主のいるバー「アジール」。レコードコレクターズの取材で訪れたプログレ音楽の店「喫茶プログレ」などユニークなお店も多かった。喫茶プログレは2012年にお店をしまわれたようだが、店主が<魔法の言葉「プログレ」高円寺喫茶プログレ奮闘記」>というのを書かれているのを発見した。レコードコレクターズの取材を受けたことも書いてあった。

←こちらは高円寺の駅前で撮影したギタリストでプロデューサーのスティーヴ・アルビニ。1992年3月28日撮影なので、31年が経つ。日本の8つのバンドのプロデュースとゼニ・ゲバとのライヴのために来日した際に取材している。大鷹俊一さんのインタヴューの後、駅前にあった干物を置いてあるお店の前で撮影した。このシチュエーションは、アルビニのリクエストだった気がする。

6月6日(火)

 <勝手に保険証と紐づけ事案が5件 マイナカードで 本人希望せずに><マイナカード「AIでチェック」河野太郎氏の発言に失笑「10割負担トラブル」多発にマニュアルがひっそり書き換えられていた!
 今月2日に改正マイナンバー法が成立してしまったが、その後もマイナカードに関するトラブルが絶えない。ここで政府には立ち止まって考えて、健康保険証の廃止とこれ以上の紐付けは中止して欲しい。先ずは今起きているトラブルを解消してから進まないと、ミスは雪だるま式に大きくなるだろう。
 関西電力が今月4日の午前中を中心に、太陽光発電と風力発電の施設に対して発電停止を指示する出力制御に初めて踏み切ったという。4日は休日で工場などの稼働が少ない一方、好天に恵まれて太陽光の発電量が増えて供給過剰になることが見込まれたためとしている。こういう記事を読むと、原発の再稼働や新設より送電網の強化に労力を使った方が、コストもかからずエネルギーの安定供給が可能になるのではないかと思う。
 立憲民主党の中で、野田佳彦元首相の党代表待望論が浮上しているという記事があって驚いた。そんなことになれば、ますます立憲民主党から離れていく支持者が増えると思うが。あまりのセンスの無さに、ため息しかない。

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 午前中、町の電気屋さんから電話があった。パナソニック製の除湿機にリコール対象製品があり、調べたところ木原さんにお買い上げ頂いているので確認して欲しいということだった。製品番号はパナソニックのF-YHA100。では探して見つかればお電話しますと答えると、見つからなくても電話を欲しいということだった。探してみると埃をかぶった除湿機が直ぐに見つかった。
 ナショナル・パナソニックの製品で使用中に発火の恐れがありリコールになったという件は新聞でも取り上げられているそうだが、そもそも普段除湿機を使わないので気にもとめていなかった。今回、電気屋さんから電話がなかったらそのまんまだろう。書類や梱包の準備をして、後日引き取りに来てくれるそうだ。
↓→家にあったリコール対象の除湿機F-YHA100。
リコール対象の除湿機02
リコール対象の除湿機01
 高校生の頃までに読んだ本は、家の2階にある父親が作った本棚にしまってある。その本棚の中にドラムの譜面が入ったファイルケースが置いてあった。ドラムの譜面は自分が書いたもので、高校生の頃に練習していた曲。カセットテープに録音し、何度も何度も聴き返しながら譜面に起こしたものだ。1曲丸ごと譜面にしてあるものもあれば、気になったフィル・インやリズムだけをメモのように譜面にしたものもあった。
 高校は高岡工芸高校に通っていた。デザイン科卒業と間違ったネット情報も出ているが、学科は今は無くなってしまった工業化学科。工芸高校は卒業する時に、卒業制作を提出しなくてはならなかったが、授業をサボってばかりで元素記号も覚えていない体たらくだった。どうしようかと困っていたら、担任から高校生時代に熱心にやっていたことならなんでも良いと言われ、この自分で書いたドラムの譜面を卒業制作として提出した。
 上京してからも、バンドや仕事でドラムを叩くときはほぼ譜面に起こしていたが、その譜面は見当たらない。捨ててしまったのだろうか。それとも段ボールに埋れているのだろうか。
譜面を入れたファイルケース

 当時は簡単な譜面なら初見で演奏もできたが、もう譜面を書いたり見たりしなくなって何十年も経つ。先日、そうる透さんのYouTubeドラムレッスン「楽譜の読み方4~休符~」(←音量注意)を観ていて、はて、休符はどんな記号だったろう?と思い出せなくて焦った。あれだけ昔は熱心に譜面を書いていたのに。

←高校生の頃に自分で書いたドラムの譜面が突っ込んであったファイルケース。これを高校の卒業制作として提出した。

ドラム譜01
↑Stuffの「Sun song」。久しぶりに聴いて、譜面が合っているかチェックしてみた。たぶん、合ってる(笑)。
ドラム譜02
つのだ☆ひろさんのサイン

↑金子マリ&バックス・バニーの「夕焼けの詩~西岸良平に捧ぐ~」。暇だったのか、譜面に絵まで描いてある。

←ドラムの譜面に混じって、つのだ☆ひろさんのサインが入っていた。確か高校3年生の時に、高岡の開進堂でドラム・クリニックがあり、その時に貰ったもの。クリニックの前につのだ☆ひろさんがパチンコをしたいと言うので、駅地下にあったパチンコ店に案内し、ついでに並んでパチンコをした記憶がある。

6月4日(日)

 今日になってようやく微熱から平熱に戻り、右の肋骨の下辺りで時々ズキンと痛む症状(肋間神経痛だと思う)も和らいできた。明日にはだいぶ良くなるはず。
 台風2号や梅雨前線の影響で記録的な雨が降り、死者3人、行方不明者4人、14府県で771棟の建物被害があったそうだ。富山は一昨日こそ激しい雨が降ったが、昨日から爽やかな快晴で大きな被害は報告されていない。
 首相公邸での忘年会と公的空間での記念撮影で首相の長男であり首相秘書官でもあった翔太郎氏が今月1日付けで辞職したが、今度は岸田文雄首相自身がラフな格好で忘年会に参加している写真が流出して騒ぎになっている。首相自身の公私混同も問題だが、身内の集まりの写真がなぜこんなに簡単に流出してしまうのか。その危機管理の甘さの方が問題ではないだろうか。
 トラブルが相次いで発覚し、医師らでつくる全国保険医団体連合会が国会内で集会を開き、健康保険証を廃止してマイナンバーカードに統一する関連法改正案の廃案を訴えたが、自民、公明両党と日本維新の会、国民民主党が賛成し改正マイナンバー法が2日に成立した。第2次安倍内閣以降、自民公明の与党によるこのような強引な法案可決が続いている。決められる政治と言う名の国民の声に耳を傾けない政治によって、国力は落ち、国民生活は貧しくなるばかりだ。決められる政治ではなく、衆参ねじれ国会の方がどれだけ健全だったかと思う。
新しいトップページ

トップページを模様替えしました。葉の中央に花を咲かせる、リュウキュウハナイカダ。本当に自然は不思議だ。

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6月1日(木)

 昨日の夜から身体の節々が怠く右胸の下あたりが時々ズキンと痛む。年に1〜2度あるが、たぶん肋間神経痛だろう。風邪のひき始めによくある症状だ。毎日の気温の変化に身体がついていけなかったのか。今朝体温を測ったら平熱だったが、夜に測ったら37度4分で微熱が出ている。とりあえず何年前のものかわからない葛根湯を食後に飲んでおいた。

 一昨日、<ダイヤモンド・ビッグ社倒産 「地球の歩き方」出版>という記事が目に止まった。一瞬、これで旅行ガイドブックの「地球の歩き方」がなくなるのかと思ったが、出版事業は2021年に学研ホールディングスのグループ会社に譲渡し、Gakkenの子会社である株式会社地球の歩き方を設立し、出版しているということだった。
 下の写真の左の本は、1986年にイベリア半島を旅した時に持っていった「地球の歩き方 ヨーロッパ」。まだスペインやポルトガルといった個別の国のガイドはなく、このヨーロッパ編の他は、アメリカ・カナダ・メキシコ編、インド・ネパール編、オーストラリア・ニュージーランド編、ハワイ編、中国大陸自由旅行編、東ヨーロッパ編、メキシコ・中米編。そして旅の六か国語会話編の9冊しかなかった。ヨーロッパ編は789ページの分厚いガイドブックだが、その内スペインとポルトガルを合わせても100ページもない。それでも他の国の情報を含めてバックパッカーが寄せるレストランやホテルの情報を宿のベッドで寝転がって読むのが楽しかった。
 地球の歩き方と一緒に持っていった本に、トーマスクックの時刻表がある。1986年春のヨーロッパ鉄道時刻表で、駅名と発着・到着時刻の数字ばかり並んだ本だ。今広げてみると本当に数字ばかりで読む気になれないが、旅をしている時はイベリア半島の地図とこの時刻表を眺めながら次はどこの街に行こうかと不安半分、楽しみ半分で過ごしていた。
 右の本はガイドブックとしては23冊目となる「地球の歩き方 スペイン・ポルトガル」の’87~’88年版。イベリア半島の旅から帰って、すっかりお金もなくなったので撮影して来た写真をアチコチの出版社へ売り込みに行った。霞ヶ関にあったダイヤモンド社のビルに入っていたダイヤモンド・ビッグ社に写真を持って行くと、ちょうど「地球の歩き方 スペイン・ポルトガル」編を制作中で、まとめて写真を使ってもらえることになった。確か旅のインフォメーションのようなページを少しと、あまり旅をした人がいないようなモロッコのスペイン領セウタなど、街の紹介も少し書いている。
 編集担当は坂井さんという女性で、実質、彼女が一人で1冊担当していたと思う。打ち合わせやなにやらで何回かお会いして話をしたが、旅好きなのがよくわかった。

地球の歩き方
トーマスクックの時刻表
↑トーマスクックの時刻表。使い込んで表紙が取れている。この時刻表を読み込んで旅を続けていた。
 「地球の歩き方」はあの当時、バックパッカーのバイブルだった。今はインターネットで世界の情報が簡単に手に入り、SNSでリアルな情報交換もできる。トーマスクックの時刻表は2013年8月で廃刊になったそうだ。紙のガイドブックや紙の時刻表を持って旅する人も、少なくなっているのだろうか。
 それにしても上手いネーミングだと思う。地球の歩き方。

 1階のギャラリー兼交流スペースと2階の小さなスタジオ兼ギャラリーに自分の写真を飾ったが、自分の写真ばかりではつまらないので、自分が持っている他の写真家のプリントを1階と2階を結ぶ階段横の壁にでも飾れるよう額装した。
 額装した21枚のうち20枚は、2008年と2009年に目黒のギャラリー・コスモスで開催された「¥3,000で写真売りましょ! 買いましょ! 展」で購入したり、自分の作品と交換したり、貰ったりしたものだ。インクジェット・プリントが中心だが、銀塩プリントやポラロイドを台紙に貼ってパウチした作品もある。ずっとベンチチェストの、引き出しの中に仕舞ってあった。
 この写真展は横木安良夫さん、五味彬さんが中心となって開催したもので、面白そうなので参加した。写真展に参加するのはこれが初めてだった。写真展を開催するに当たって裏方のスタッフを募集していたので手を挙げた。ギャラリー・コスモスに集まってくるプリントの裏に番号を振ったり、名前を記入したりといった作業だった。
 この2回の写真展で手に入れたプリントは、以下の方々の作品。
横木安良夫、五味彬、渡部さとる、高木松寿、風間雅昭、RITA Aless、HARUKI、永田陽一、水谷充、池谷友秀、岡嶋和幸、hana、PHOTOGRAPHER HAL。並べてみると20枚のうち10枚が女性のポートレートで、ヘア・ヌードも3枚ある。まあ、いいか。
額装01
額装02
額装03
 そして、もう一枚は雑誌『DAYS JAPAN』の元編集長でありジャーナリストの広河隆一さんのプリント。『DAYS JAPAN』の制作費の資金を集めるために雑誌に関わりのある写真家のオリジナル・プリントの販売があって、その時に購入したもの。銀塩のプリントで、1万円だったと思う。広河さんはセクハラ、パワハラ問題で晩年を汚してしまったが、購入した写真は岩波書店の『反テロ戦争の犠牲者たち/広河隆一』にも収められているもので、キャプションには<軍事封鎖されたパレスチナ自治区に食料搬入の許可を出すよう求めるデモで、イスラエル兵に対し1時間以上もVサインをかかげていたパレスチナ人女性>と書かれている。自分が見たことのある広河さんの写真の中で、一番好きな写真だ。

 今日から大手電力会社7社が一斉に電気料金を値上げする。沖縄と北陸の値上げ幅が大きく、5月と比べて2,000円以上高くなるそうだ。
 大型の台風2号が沖縄に接近中だ。サンエーやイオン琉球、リウボウなど営業時間を短縮したり閉店するスーパーが多い中、ユニオンはやはり通常営業している。ユニオンは沖縄の人にとって台風勢力のバロメーターと言われている。
 富山も夜から雨が降り出し、明日は一日雨の予報だ。

 この他の気になった記事を備忘録として。
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「沖縄戦で焼失した」獅子頭 戦利品として米国へ 78年の空白をつないだ一枚の写真

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