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ミュゼふくおかカメラ館「とやま、祭り彩時季」へ とやまおでかけ日記

1月31日(日)

 悲劇は一昨日の夜に始まった。先月買ったばかりのiMacで、この日記のようなものの更新を終えて、そのまま奄美大島で撮影した写真のRAW現像をしていたら、いきなりパソコンが落ちた。えっ・・・と思っていたら画面が復元したのでホッとしたら、また落ちて勝手に再起動する。2〜3分作業するとまた落ちて再起動。この繰り返し。再起動を繰り返すのは、いわゆるカーネルパニックと呼ばれる現象だ。
 しばらくパソコンのトラブルがなかったので、急いでネットで解決策を探る。先ずは一旦システム終了し電源を抜き、しばらくしてから起動させるSMCリセット。それからcommandとoptionとPとRの4つのキーを同時に押しながら起動させるPRAMクリア、shiftキーを押しながら起動させるセーフブートを何回も行うが改善しない。改善しないどころか、そのうちにSafariが起ち上がらなくなってしまった。
 しょうがないので焼酎を呑んで寝ようとするが、なかなか寝付けない。ひょっとしたら時間が経って勝手に直っているかもしれないと、夜中に起きてパソコンの電源を入れるが相変わらず落ちる、再起動の繰り返しだ。

 あまり眠れなかったが、午前中からパソコンと格闘。相変わらず作業を開始しても直ぐに落ちて再起動を繰り返す。試しにユーティリティの中にあるディスクユーティリティでハードディスクに不具合がないか検証したところ、検証途中に落ちて再起動もできなくなった。
 そこでcommandとRキーを押してリカバリーモードで起ち上げて、そこからディスクユーティリティーで検証するとやはりエラーが出る。
 Dキーを押しながら起動させるとApple Hardware Testが出来るというので試みると、エラーが検出されたが書いてある4MEM/9/40000000:0x88e0eaの意味がまるでわからない。

画面写真01
↑Apple Hardware Testの画面と、テスト結果。

 今度はリカバリーモードで起ち上げて、OSの再インストールを試みる。Time Machineを使っていればそこから復元できるようだが、使っていないのでmacOSを再インストールを選択してクリック。画面右側上部のwifiを選んでパスワードを入力して接続。同意書をクリックするとインストールが始まった。
 画面では所要時間が15分と出て、そんなに早くインストール出来るのだろうか?と思っていたら、あと2分のところで進まなくなってしまった。

画面写真02
画面写真03

↑リカバリーモードで起ち上げて出てくる選択画面(左)と再インストールの画面。
←最終的に再インストールできなかったというメッセージ。

 2分のところで止まって1時間半ほど過ぎた頃だろうか、画面に<ファイルのフォーマットが正しくないため、開けませんでした。ファイルが破損または一部が欠損していたり、または予期しないフォーマットである可能性があります。>というメッセージが出た。

 再インストールは2回試みたが、結果は同じだった。とりあえず自分で直すことは無理なようだし修理に出しても、購入した代金より高くつくだろう。OSにHigh Sierraがインストールされており、メモリも16GB積んでいるがパソコン自体は2011年モデルだ。突然ハードウエア部分で壊れてもおかしくないし、 PhotoshopのCS6を動かすためにターミナルを起動してコマンドを打ち込んでいるので何が原因かわからない。まあ、少し先に購入したMacBook Proがあるので、EIZOのディスプレイに繋いで作業すれば画像処理も出来るだろうが、やはりデスクトップも一台欲しい。どうしたものだろう。
 今月から2010年から2014年の富山から奄美大島、奄美大島から沖縄で撮影した写真をもう一度現像する作業をしていた。2010年の5月末から始めて8月の後半までの現像済みの写真が全て消えてしまった。元データは外付けHDDに何重にもバックアップしてあるので、もう一度やり直せばいいのだが、流石に疲れた。
 とりあえず壊れたiMacを机から下ろして、このホームページの更新のことを考えた。最近は壊れてしまったiMacで作業していたので、最新のファイルはその中にあり取り出せない。久しぶりにMacBook ProのDreamweaverを起ちあげる。ここには昨年12月2日までの文章と写真が残っている。もう疲れて焼酎を呑みながら作業したのがいけなかったのだが、それをリモートサイドに送ってしまった。その後、リモートのデータをローカルサイドにGETしたが、12月4日から12月31日までの日記と、なぜかその間の更新情報が消えてしまった。幸いMacBook ProのSafariに12月のキャッシュが残っていたので、慌ててスクリーンショットを取っておいた。今から考えれば、スクショと一緒に文書もコピー&ペーストでテキストに残しておけばよかった。貧すれば鈍するとは、こういう事だろうか。消えてしまった12月の日記はスクショを見ながら文字を打ち込んで再現するつもりだ。
 今日で2021年の最初の月が終わる。なんだか長い一月だったな。

1月29日(金)

 吹雪になったり瞬間に晴れたりと、一日中激しく変わった天気だった。
石内都さんの図録

 昨日の天気予報では、平野部でも40センチほど積雪があると言っていたが、夕方までで道路に10センチほどだろうか。予報ほどの大雪にならなくて、ホッとしている。
 明日も最低気温がマイナス3℃と、寒さの厳しい一日になりそうだ。

 今月の25日に落札した石内都展の図録、『モノクロームー時の器』が、今日届いた。

 奄美大島では名瀬の長浜町に住んでいた。部屋の窓を開けると目の前は名瀬港だったが、反対側は直ぐに山だった。その山を上がると、あかさき公園があった。山の入り口には、あかさき公園2.1kmの看板があり、最初に奄美観光ハブセンターを通り過ぎ、エンペラーという名のモーテルを過ぎて曲がりくねった坂道を30分ほど歩くと公園に着いた。公園の奥には展望塔があり、小宿沖を通るフェリーが見えた。
 奄美に住み始めて1ヶ月ほど経った7月の中旬に、初めてあかさき公園に行ってみた。夕日に染まる海を撮ろうと展望塔に行くと、先客が一人。ペルー人の男性だった。
 日が暮れて撮影を始めるまでの待ち時間に、少し彼と話をした。とても流暢な日本語を話した。ペルーから働きにきて、日本の地方都市を何ヶ所かまわって、少し前に奄美大島に来たという。最初は龍郷町の自然観察の森で暮らしていたが、それからあかさき公園に来て、この展望塔で暮らし始めたそうだ。
 展望塔は屋根こそあるが壁はないので、暴風雨の時は寝ている間にビショビショになったという。公園の中でイノシシにもハブにも遭遇したらしい。
 展望塔に置かれたテーブルの上にノートを広げて何か勉強している風だったので、何の勉強?と尋ねると純正律だという。見せてもらったノートには計算式と音符が書かれていた。話し方が流暢なだけではなく、書かれた日本語の字もキレイだった。彼は純正律のギターを造りたいのだと言った。

 次に彼と会ったのは8月の末だった。長浜公園を歩いていたら、彼がベンチにポツンと座っていた。あかさき公園を利用している人から管理事務所に、展望塔に住んでいる人がいると通報があり、公園を出なくてはいけなくなったそうだ。それで山から下りて、港近くの公園に寝場所を探したようだ。
 彼は、奄美で農業をやって生活したいと話していた。畑さえあれば野菜を作って暮らしていけるからと。彼が名瀬の市街地にあるアイアイ広場で時々無料で使えるパソコンを借りていると聞いたので、瀬戸内町のホームページに5000円で借りられる家が載っていたことを伝えて別れた。
 次に会ったのは、10月になってからだろうか。久しぶりにあかさき公園の展望塔へ夕焼けの写真を撮りに行ったら、山を下りたはずの彼が、また壁のない小屋のような展望塔でノートを広げていた。
 やっぱりここがいいと、直ぐに戻って来ていたようだ。バックの中に、買ったはいいけれど好きな味ではなかった飴が一袋入っていたので、食べてもらう。すると公園によく来る人がお弁当を2つ持って来てくれたので、一つ食べないかとすすめられた。世界一心苦しくなるような、そんなお弁当は食べられない。家に帰ればご飯があるから、と気持だけいただいて丁寧に断って帰って来た。
 それからしばらくして奄美大島の豪雨災害があり、バタバタしているうちにあかさき公園へはご無沙汰になった。ずいぶん経って久しぶりに展望塔に行ったが、彼の姿はなかった。その後も何回か撮影に行ったが、見かけることはなかった。
 
 どうしているだろうか、と時々思い出す。うまく畑と家を借りられたならいいけれど。
 それにしても、公園とは言え山の上で街灯もほとんどなく、夜になれば鳥と虫の声しか聞こえず、イノシシが走り回る。異国のそんな場所で、よく寝泊まりしていたなと思う。たくましいな〜と思う。
 いろんな人がいて、いろんな生活が日々行なわれている。
 大変なことは山のようにあるけれど、世界は広くて、だから面白い。

あかさき公園の展望塔から撮影した風景
↑あかさき公園の展望塔からの風景。岬の上、海上に浮かぶシルエットは鹿児島からのフェリー。写っていないが、岬の手前左側に小宿漁港があり、岬の向こう側に大浜海浜公園がある。


 今月の26日に、世界の新型コロナ感染者数が一億人を突破したそうだ。死者は210万人を超えている。
 人口約55,000人の宮古島で連日30人以上の新型コロナの感染者が確認され、陸上自衛隊第15旅団が医療支援のために看護官5人を含めた隊員15人の派遣を決めた。宮古島の感染拡大の要因に、今月17日に行われた市長選後の打ち上げの可能性があるとしている。
 奄美島唄の唄者、武下和平氏が25日に亡くなられた。You Tubeから「武下和平/よいすら節」。

 この他の気になった記事を備忘録として。
松本氏と遠山氏が役職辞任 宣言発令中に銀座クラブ訪問で
五輪で「医療スタッフ1万人に依頼」 橋本五輪相が説明
GoTo後、旅行関連の感染者増 最大6~7倍、京大・西浦氏分析


 昨年の4月7日に撮影した桜を中心とした町内の春の風景をPhoto Albumにしました。こちら
昨年撮影した桜の写真

1月25日(月)

 雲が多いながらも、雲の間から青空も少し覗くお天気。気温も9℃くらいまで上がるという予報だったので、電子ドラムの練習はお休みして、午後から1時間ほど自転車で走ってきた。
小矢部川の雪景色
確定申告用の書類
 田んぼの中にはまだ雪がたっぷり残っているが、道路の除雪はだいぶ進み、屋根の雪も少なくなった。農道を選んで走りながら、久しぶりに西高岡駅まで走る。先月の23日以来だから1ヶ月ぶりだろうか。
 帰りは旧街道を通り、小矢部川に寄って戻ってきた。堤防の道は除雪しないで、自然に溶けるのを待つのだろうか。堤防を自転車で走れるのは、まだまだ先かな。
 今日、確定申告用の用紙が入った封筒が届いた。そんな季節だ。  

新型コロナ、自宅療養者数3万5千人
自宅療養中に死亡、18人 病床逼迫し入院先見つからず
「自分のせいで周りに迷惑」 コロナ感染 自宅療養の女性が自殺
 こうした医療現場の逼迫により自宅療養を余儀なくされている人の記事が並ぶ中、 自民党の石原伸晃氏が新型コロナに感染したことがわかり、既往症があることから医師の指示により即日入院したという。PCR検査を受ける前に派閥の議員らと会食をしていたこともあり、ネットでは批判の声も上がっている。当然だろう、自宅療養という名の自宅待機で入院できることを待っている人が多数いる中で、それらの人を飛び越えて入院できたのだから。政治的なトリアージ(選別)と言う人もいたが、そうかもしれない。何か不安な要素があれば自分達は直ぐにPCR検査を受けることができ、陽性とわかれば即入院して診療が受けられる。そういう政治的トリアージが行われると信じているから、いつまで経っても自民党議員の会食がなくならないのか。
 政治家は国民の代表者だ。もし彼らを優先的にトリアージしなくてはいけない理由があるとしたら、まっとうな政策を提言して誰もが取り残されることなく適切な医療を受けられるような社会を作ってもらうためだ。石原氏がこれからしなくてはならないのは、彼が飛び越えて入院した自宅療養者のためにも、陽性と分かればきちんとした医療が受けられる当たり前の社会を実現することだ。政治家なのだから。はたして彼に、そんな気概があるかは疑問だけれど。

 竹中平蔵氏が会長を務める人材派遣会社パソナグループが、新型コロナで就職先が決まっていない新卒の大学生らを対象に契約社員を募集するそうだ。募集人員は1000人で、パソナが運営する淡路島の日本創生大学校で学びながら、島内で運営する商業施設の従業員として勤務する。週休2日のシフト制で、給与は大学院卒・大卒が16万6000円、短大・専門卒が16万1000円で、ここから各種保険の他、寮費2万6000円、食費3万9600円、講座受講費2万8000円が天引きされるという。大学院卒ですら天引き後は7万2400円で、ここから各種保険料がさらに引かれるわけだ。これで仕事に夢が、将来に夢が持てるのだろうか?
 1998年に小渕内閣の経済戦略会議の委員に就任して以来、森政権ではIT戦略会議委員、小泉政権では経済政策担当大臣、安倍政権では国家戦略特区の特別諮問会議メンバーとなるなど、その時の政権のブレーンを務めているが、日本がここまで貧しく住み辛い国になったのは、彼にもその責任の一端があるのではないかと思っている。

 この他の気になった記事を備忘録として。
他人IDで原発制御室へ不正入室 東電柏崎刈羽所員、規制委に報告
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 昨年の4月3日に撮影した岸渡川の桜の写真をPhoto Albumにしました。こちら
岸渡川の桜

1月21日(木)

 明け方は-4℃と寒かったが、日中は陽が出て気温も7℃まで上がった。せっかくの晴れの日なので、午後から一枚だけ当選していた3等のお年玉切手シートを郵便局までもらいに行きがてら、少し自転車を走らせた。
小矢部川の雪景色01
小矢部川の雪景色02
お年玉切手シート
 除雪車のおかげで道路の雪はだいぶ片付けられているが、車道と歩道の間に雪が残っているので車に気をつけながら雪で狭くなった車道を走る。道の両側の家の屋根に積もった雪が落ちてこないか、頭上を確認しながら走らなければならない。大変だ。
 郵便局でお年玉切手シートを受け取った後、小矢部川まで。橋の歩道は除雪してあるが、堤防はまだ雪が積もっている。川沿いを走れるのは当分先だろうか。

 日本時間の今日未明、ジョー・バイデン氏が第46代アメリカ大統領に就任した。就任演説の骨子はこちら
 昨年7月の参院選で公職選挙法違反の罪に問われた河井案里被告に、懲役1年4ヶ月執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。これにより議員失職となるなら、今も支払われている議員歳費を遡って返還して欲しいと多くの人が思っているんじゃないだろうか。
 政府は来月下旬から医療従事者を中心にワクチン接種を開始したいそうだが、一般の人への接種開始は5月頃を想定しているようだ。となれば、オリンピック開始までに多くの国民にワクチン接種を完了することは到底できないだろう。それでどうしてコロナに打ち勝った証としてのオリンピックを開催するのだろうか。
 そのワクチン接種について、平井デジタル改革担当相がワクチンの個人接種記録をマイナンバーとひも付けて管理する仕組みをつくるべきだと提案したそうだ。すでにワクチン接種が始まっている国でも、予定よりも接種のスピードが遅れているというニュースが流れてくる。マイナンバーとひも付けなんてしていたら、いつまで経っても接種の開始なんでできないだろうし、そんなところにマンパワーを使っている場合ではないだろう。デジタル担当相、バカなんだろうか?

 この他の気になった記事を備忘録として。
麻生財務相「一律10万円再給付ない」発言に若者も怒り心頭
<新型コロナ>自宅療養患者の健康管理 「県が確認」から「自分で管理へ」 神奈川県
政府、変異株「市中感染」初確認で監視体制強化 「静岡以外の可能性も想定」
「PCR検査キット」を販売する自動販売機が登場 その価格は?仕組みは?
IOCバッハ会長、東京五輪の中止や再延期を否定「代替案はない」

1月19日(火)

 また寒波が襲来して来た。明日の最低気温は-5℃、最高気温は2℃の予報になっている。
 殺人罪で服役中だった音楽プロデューサーのフィル・スペクターが、刑務医療施設で亡くなったというニュースが昨日の朝、流れて来た。先月の25日に、ここで松田聖子の「風立ちぬ」と大滝詠一さんと、フィル・スペクター・サウンドの事を少し書いたばかりだった。
 スペクターがプロデュースしたロネッツの大ヒット曲「Be My Baby」。スペクターの元妻ロニー・スペクターがキュート。
大城美佐子さん

 昨日は、沖縄民謡界のベテラン歌手・大城美佐子さんの訃報も伝えられた。
  奄美もそうだが、沖縄は一年中イベントや祭りがあったので、あまりお金がなくても生の音楽を楽しむことができた。栄町市場の屋台祭りには毎回民謡歌手やロックバンドが登場したし、なにより市場は”おばぁラッパーズ”の拠点だった。
 毎年5月に開催される那覇ハーリーには大きなステージが組まれ、ディアマンテスやmanami、下地勇さんといったオリオンビールのCMを歌うアーティストが出演した。
 でいご娘の「艦砲ぬ喰ぇー残さー」を初めて聞いたのは、宜野湾海浜公園屋外劇場で開かれたオスプレイの配備に反対する集会だった。
 沖縄の若手から中堅、ベテランまで幅広い民謡歌手のステージを見れたのは、登川誠仁さんの一周忌追悼公演と、照屋林助さんの功績を称えて毎年開催される「コザ・てるりん祭」で、この2つのコンサートで主だった民謡歌手の歌を聴き、撮影することができたと思う。
 中でも2014年の3月29日にうるま市芸術劇場で行われた登川誠仁さんの追悼公演では、沖縄のガールズグループの原点とも言える、フォーシスターズが登場して驚いた。

 大城美佐子さんのステージも、この時に初めて見た。確か大城さんのお店が那覇にあったので、お店に行けばライブが見れたが、祭祀や行事を追いかける方に時間と予算を使っていたので、追悼公演での歌が最初で最後になってしまった。

 昨年の1月19日に撮影した宝樹寺の数珠繰りの様子をPhoto Albumにしました。こちら
宝樹寺の数珠繰り
↑念仏を唱えながら、みんなで一本の長い数珠をまわす。

1月17日(日)

 1.17。阪神・淡路大震災から26年目を迎えたが、昨日までそんなことをすっかり忘れていた。震災の記憶がだんだん薄れているというのもあるが、今年は新型コロナ禍の最中でそちらに気を取られているからだろう。
 今日、お年玉付き年賀はがきの当選番号が決まった。今年は3等のお年玉切手シートが一枚当たった。もう年十年と年賀状のやり取りをしているが、これまで3等の切手シート以外で当選したのは2等が1回あるだけで、ふるさと小包をもらった記憶がある。当選発表の記事を読むと、3等は100本に3本の確率だが、2等は1万本に1本、1等は100万本に1本の確率だそうだ。3等から2等への壁が高すぎないだろうか。1000本に1本とか、もう少しランクがあればいいのに。

 画家・安野光雅さんの訃報が、昨日流れてきた。安野光雅さんの本は、何冊か家の書棚に並んでいる。M.C.エッシャー的なだまし絵を子どもが親しめるようなタッチの絵で描いた絵本と、スペインの小さな村々をスケッチし短文を添えた画集だ。
 『スペインの土』が1984年8月発行、『裏道のスペイン』が1985年12月発行になっている。1986年にイベリア半島を旅した時に、暇な時に描こうと思ってスケッチブックと水彩絵の具をバックに入れていった。たぶん、この安野さんの画集に刺激されたんじゃないだろうか。
 だまし絵の絵本はいつ頃買ったのか覚えがない。絵本に興味を持っていた頃か、だまし絵に興味を持っていた頃か。本の発行自体はスペインの画集より早く、『ふしぎな さーかす』が1981年4月の第1刷、『さかさま』が1981年4月の第1刷、『ふしぎなえ』が1981年3月の第23刷になっている。
 だまし絵に興味を持ったキッカケは、おとぼけキャッツのベーシスト・なかよし三郎さん。三郎さんが、まだ目黒の実家に住んでいる頃で、部屋に遊びに行った時にM.C.エッシャーの画集を見せてもらったのが最初だ。その頃にエッシャーの画集と一緒に、安野さんの絵本なども購入したのかもしれない。

安野光雅さんの本

 ちなみに、エッシャーの本の他に部屋には三郎さんが 酔っ払って夜中に剥がしてきた目黒区内の「目黒○丁目△番地」などと書かれた表示板もたくさんあった。どういうわけか、その表示板を譲り受けた。もらったはいいが持て余していたら、タムタム(現シャモニール)のマスター欲しいと言って引き取ってくれた。今もどこかに保管されているかもしれない。

←家にある安野光雅さんの本。

 昨年は写真展とその準備に追われていたので、電子ドラムを叩く余裕がなくて仕舞ってあったが、昨日組み立てて書庫兼物置になっている部屋にセッティングした。
 昨年の暮れにパソコン環境のリニューアルと作業部屋のリニューアルをした時に、この物置になっている部屋も片付けてドラムが置けるようにしておいた。
 さっそく先日ヤフオクで落札したハイハットペダルを繋いでみたが、ハイハットのオープン、クローズが機能しない。センサーが壊れているのだろうか。難しいのはペダルのセンサーが原因か、シールドが原因か、コントローラーが原因かはっきり突き止められない。1円スタートで510円で落札しているので、返品もできない。オープン、クローズは機能しないが、ペダルとしての踏み心地はあるので、しばらく我慢するしかない。
 ドラムを叩く時に、必ずハイハット・ペダルを踏んでリズムキープをしているので、電子ドラムの中では一番酷使されるパーツだと思う。
セッティングしたローランドの電子ドラム
長年使ってボロボロになったハイハットペダル

↑書庫兼物置にセッティングした電子ドラム。この電子ドラムを買ったのが2007年の春なので、やがて14年になる。奄美と沖縄に行っていた時は、姪っ子が使っていた。いろんなところの接触が悪くなっているが、楽しませてもらった。

←13年以上使い続けたハイハットペダル。センサーどころか、パーツが割れたりして踏むことすらできなくなった。

 昨日もヤフオクで落札した図録が届いた。今回は高梨豊さんの『光のフィールドノート』。
図録「光のフィールドノート」
 2009年1月20日〜3月8日まで東京国立近代美術館で開催された高梨豊さんの写真展『光のフィールドノート』は、3月7日に見に行った。見に行ったが、見れなかった写真展だ。時間を調べていなくて、17時半頃に美術館に着いたら17時で閉館だった。
 この図録で、12年越しに写真展の様子がわかる。表紙はノートのイメージだろうか。中のページが袋状になっている。
 買ったまま積ん読になっている本が、また増えてきた。
 昨年の1月19日に撮影した舟渡集落から東猪谷集落にかけての飛騨街道東道にある石仏の写真をPhoto Aibumにしました。こちらこちら
東猪谷の双体道祖神
↑東猪谷にある5体並んだ双体道祖神。

1月15日(金)

 久しぶりの晴れで、最高気温も8℃まで上がった。午後からミュゼふくおかカメラ館へ、明後日で終了する中西学写真展「躍動〜Takaoka's History and Culture」を見に行く。
 写真展の帰り、せっかく外に出たので自転車で少しブラブラする。西干場市営住宅の方へ行くと、玄関の前に作られていた庇が、先日来の大雪の重みで倒壊した家が何件かあった。
アマゾンの発送のお知らせ
 今月の4日にアマゾンで注文し、5日にコンビニから料金を支払ったシーゲートの8TB内臓HDDが昨日届いた。10日間もかかった。
  在庫があるという表示で注文したのに、当初の到着予定が12日。それがいつの間にか15日に変更になっていた。北陸の大雪が原因で流通がストップして遅れたのではなく、在庫がありながら発送したのが11日。ずっと放って置かれたのが原因だ。
  アマゾンのホームページを見てもずっと発送準備中になっていたので、9日にカスタマーサービスにチャットを使って<在庫があるということだったので、Seagate BarraCuda3.5"8TB内臓ハードディスクHDDを1月4日に注文しました。5日にコンビニから料金を支払い、5日のうちに入金を確認したというメールが届きましたが、今だに商品が発送すらされていません。プライム会員ではないので、通常配達ですがあまりに遅いので驚いています。プライム会員という制度がない時は、通常でもその日か次の日には発送されていたと思います。いつまで待てば良いのでしょうか?注文番号はxxxーxxxxxxxーxxxxxxxです。>と書き込んだところ、AIチャットボットが<まもなく商品を発送いたしますので、2021-01-12までにお届けできる見込みです。>と返してきた。
アマゾンの発送状況のお知らせ

 チャットで発送が遅い理由を聞きたかったが、相手がAIなので話が進まない。そして11日になって12日に到着予定だった商品が一方的に15日の金曜届けに変更となっていた。
 プライム会員ではないから発送が遅いのかと思っていたら、こちらを見るとプライム会員でも遅いようだ。人員不足なのか仕組みが破綻しているのか。

↓→ようやく昨日届いた、8TBの内臓HDD。
8TBの内臓HDD
8TBの内臓HDD01

 シーゲートの8TBの内臓HDDを購入するのは昨年の4月以来で、これが2つ目だ。1つ目はmorioという名前にしたので、今度はkiharaと名付けた。製品には取扱説明書が付いていないので、シーゲートのサポートに電話してフォーマットの手順を教わる。フォーマットが完了してファイルがコピーできるかテストして大丈夫だったのでお礼を言って電話を切ったら、しばらくしてシーゲートからサポートに対するアンケートを求めるメールが届いた。今回は名前もメールアドレスも伝えずに電話だけでのサポートだったのに、なんでメールがわかったのだろうか。昨年4月に購入してサポートを受けた時はメールアドレスも伝えたが、顧客データベースがあって電話番号を照合すると名前とメールアドレスが出てくるのだろうか。ちょっと驚いた。

ヤフオクで落札したローランドのハイハットペダル

 先日ヤフオクで落札したローランドの電子ドラム用のハイハットペダルが、今日の午前中に届いた。
 まだまだ寒い日が続き、雪の降る日もあるので自転車に乗る代わりに電子ドラムを叩いて運動しようと思ったが、ハイハットペダルが随分前から壊れていたのでヤフオクで安いのはないかと探していた。1円スタートの商品を510円で落札したが、送料が意外に高く1,730円だった。

←落札したローランドのペダル、FD-8。

 国内の新型コロナ感染者数が累計で30万人を超えた一昨日、政府は新型コロナ特別措置法に基づく緊急事態宣言を栃木、愛知、岐阜、京都、大阪、兵庫、福岡の7府県に追加で発令した。茨城県は今日、県独自の緊急事態宣言を週明けの18日から発令すると発表した。
 浅沼商会から昨年12月にフィルムスキャナーOpticFilm135iという製品が発売されたそうだが、その新製品レビューがデジカメWatchに掲載されている。
 ヴァニラ・ファッジやBBA(ベック・ボガート&アピス)のベーシストとして知られるティム・ボガートが亡くなった。You TubeからBBAの「Superstition-1973」。高校生の頃に、何度この曲を聴いたか。カッコイイ!

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1月12日(火)

 沖縄の食堂は基本的に安くて大盛りだが、北(辺土名)の波止場食堂と南(那覇)の波布食堂がその双璧だと多くの人が思っているんじゃないだろうか。その波布食堂は2019年3月に惜しまれつつ閉店してしまったが、波止場食堂も昨年12月31日で閉店したというニュースが今日の琉球新報に載っていた。
 波止場食堂のある辺土名は一般の路線バスが停まる最北の村だ。そこから先の辺戸岬や、奥集落は辺土名で町営バスに乗り換えなくてはならない。那覇から辺土名までは名護のバスターミナルで1回乗り換えて、片道3時間ほどではなかったか。料金も通常の運賃だと高いので、土・日限定の1日乗り放題キップ2,000円や、ゴールデン・ウイーク特別企画フリー乗車券2日間乗り放題1,000円のチケットを使って北部観光を兼ねて行った。そんな訳で沖縄に2年ほど住んだが、波止場食堂へ行ったのは僅かに3回だけだ。
 波止場食堂に初めて行ったのは2013年のゴールデン・ウイークで、辺戸岬の撮影に行った帰りに寄った。注文したのはメガ盛りで評判のカツ丼、600円。沖縄のカツ丼は、カツの上に甘辛く味付けした野菜炒めの卵とじが乗っている。
波止場食堂

 那覇の波布食堂は店内が広く、厨房には何人もオバさんが入っていて注文をこなすが、波止場食堂はオバさんが一人で切り盛りしている。厨房前のカウンターに食器を返しに行った際、手が空いているのを確認して「カツ丼、トンカツ2枚分は入ってるでしょ」と聞いたら、してやったりといった風にニコニコ笑いながら「2枚半」と答えてくれた。

←辺土名にある波止場食堂。道路を挟んで、写真の左側に海がある。

カツ丼01
カツ丼02

↑甘辛い野菜炒めの卵とじが乗ったカツ丼。大きな丼から、横にも縦にも具がはみ出している。2013年の5月に食べた時は600円だったが、11月に行くと650円になっていた。それでも安い。

←頑張って食べても、普通の一人前くらいは残る。食べきれなかった分は、お店の隅に置かれているプラ容器に詰めてお持ち帰り。これでまた一食分が浮く。

 波止場食堂でもう一つ食べたことのあるメニューが、ポーク玉子。
ポーク玉子01
ポーク玉子02
 ポーク玉子と言えば、普通はポークランチョンミートが2〜3切れと玉子焼きがお皿に乗っているが、波止場食堂のお皿にはランチョンミートの他に、ベーコンやらウインナーが大量に乗っている。そのベーコンたちの下を掘ると、ハンバーグにトンカツ、煮魚、イカ、ホタテ、マカロニサラダが出てきた。カオス。これで650円だった。
 もちろんこれも半分以上プラ容器に詰めて、持ち帰った。
 琉球新報の記事によれば新型コロナの影響もあるが、長年の立ち仕事の疲労で足の痛みがひどくなったので、やむなく閉店を決意したそうだ。食べに行った時も、片足を少し引き摺っていらした。お疲れ様でした!

 今日の富山新聞に<伝統の「成木責め」復活 南砺・吉江干柿生産組合>という記事が掲載されていた。成木責めは果樹を脅して豊作を願う行事で、昔は県内各地で行われていたそうだが、たぶん途絶えてしまっている。この伝統行事を南砺市の吉江干柿生産組合が、今年の小正月に復活させるという。
 昭和48年発行の『習俗 富山歳時記/漆間元三』(巧玄出版)には、「木責め」という名で次のように書かれている。
 木責めは、小正月に果樹を責めて豊熟を約束させるまじないである。行事が面白いためか、ほとんど全県下にわたって行われていたもので、小正月の呪法のなかで、もっともよく知られている。さまざまの果樹に対して試みられるが、とくに柿の木が多いようだ。ときには、庭の周辺に植えられた栗・梨などにも行われる。
 八尾町、上市町、氷見市姿、朝日町などでは、十五日に子どもが二人で深い雪ぐつをはいて、屋敷内の柿の木の下に行く。一人がオノかカマで果樹の皮に小さな切り目をつけて、次のように問答する。
     なるか ならんか
     ならん ならん
     ならんにゃ 切るぞ
 というと、ほかの一人が
     痛い 痛い なるなる
 といいながら、切り目のところへ、その日の小豆粥をぬる。

 吉江干柿生産組合の成木責めでは、地元保育園の園児たちが柿の木になったつもりで「なります、なります、なりまーす」と答えるそうだ。

1月10日(日)

 昨日は富山市内で124センチ、高岡で109センチの積雪があり、36年ぶりの大雪になっているそうだ。北陸に降り続ける大雪により北陸自動車道で1,000台以上、東海北陸自動車道で約200台の車が立ち往生し、富山と福井の2県が自衛隊に災害派遣を要請した。
 昨日は雪のために新聞が届かなかったが、今日は昨日よりも雪が積もっていたにもかかわらず新聞が届いていた。北日本新聞では新聞の配達ができなかった地域があるため、webunの会員以外にもネット上で昨日今日の紙面を無料公開している。
 今日は朝から家の前の道を何回も除雪車が通った。除雪車が道路の雪を退かしてくれるのはありがたいが、道路の両脇に雪の壁ができる。午前中に父親が道路と家の間にできた雪の壁を雪かきしていたが、除雪車が再び通ってまた雪の壁ができて呆然としていた。
 小学校高学年から確か高校1年生まで新聞配達をしていた。郵便局で年賀状配達のアルバイトもした覚えがある。道路は除雪車や普通の車が通った後を、自転車を押してでも進めばいいが、早朝は道路と玄関の間に雪が積もっているので、その山を越えて郵便受けに到達するのが大変だった。泣きそうになりながら配っていた記憶がある。

積雪01
積雪02
↑今日午前の積雪。午後は少しおさまったが、今晩から明日の朝にかけて雪が強まる予想になっている。
 大雪なのは日本だけではないようだ。スペイン・ポルトガルのあるイベリア半島でも降雪が続き、スペインの首都マドリードでは50年ぶりの大雪になりバラハス空港は全便が欠航になったという。この大雪で、スペインでは3人が亡くなったそうだ。
セゴビアの雪
 上の写真はマドリードから87kmほど離れた、標高1,000mの場所にあるセゴビア。1986年にイベリア半島を旅した時に撮影した。セゴビアを訪れたのは4月で、当時の日記を見ると前日は雨だったが、雪の降る気配など全然なく、朝起きて外に出て雪が積もっているのを見てびっくりした。写真はマドリード行きの電車の中から撮影。画面左側の石積の建築物は世界遺産にもなっている、古代ローマ水道橋。この日はセゴビアからマドリード経由でアランフェスへと移動したが、マドリードにもアランフェスにも雪は無かった。

 昨日、神奈川県では新型コロナウイルスの感染者が過去最多の999人確認され、これで神奈川県内の累積感染者は2万6616人となった。こうした状況にもかかわらず神奈川県は、保健所の負担軽減を理由に濃厚接触者調査の範囲を縮小するという。医療現場が逼迫して、堤防が壊れたということか。緊急事態宣言を出しても、これでは感染爆発するのではないだろうか。
 国際政治学者という肩書きの三浦瑠璃氏がテレビに出演し、「たかをくくっていたのでは」と医療体制の甘さを指摘したそうだが、氏は昨年5月「コロナ自体は当初思ったよりも大きな脅威ではありませんでしたと宣言すべき」と発言している。たかをくくっていたのは、貴女では?
 今月4日の時点では緊急事態宣言を要請する段階にないと言っていた大阪の吉村府知事が、8日政府に対して発令を要請した。あまりにの急転直下にいつから考えが変わったのか記者に問われた府知事は「一つは560名の、一挙にガラスの天井が突き抜けた瞬間」と答えたそうだが、一般には<ガラスの天井>というのは見えない障壁といった意味で使われる。能力があるにもかかわらず管理職を目指す女性や政治リーダーを目指す女性が、組織内の見えない障壁によって閉ざされている場合などに引用される言葉だ。このニュースのコメント欄にもガラスの天井という言葉の使い方が間違っているという書き込みが多数あるが、吉村氏は、こういった記事を読んだことがないのだろうか。
 菅首相が8日、テレビ朝日の「報道ステーション」に出演し、1ヶ月間の期間が予定されている緊急事態宣言で状況が改善しなかった場合の対策を尋ねられて、「仮定のことは考えないですね」と答えたという。仮定のことではなく、国のリーダーとして想定しなくてはいけないことなのでは?だから対策が後手後手になる。
 アメリカの下院議長が、核のボタンを握るトランプ氏の常軌を逸した行動を懸念し、弾劾決議案を提出する方針だという。確かに今月20日でトランプ大統領の任期は満了となるが、それまでは彼が核のボタンを握っている。まあ、実際はここに記されているようにボタンはないが、大統領から核攻撃の命令を受ければ国防長官は従わなくてはならない。トランプがトップのアメリカは、北朝鮮とその危うさでは同じかもしれない。
 厚労省は今日、ブラジルから羽田に到着した男女4人からイギリスや南アで見つかった変異株とは違う新たな変異ウイルスが確認されたと発表した。新型コロナの変異株が、これから世界中で生まれるのだろうか。可能性はある。

1月8日(金)

 2回目の緊急事態宣言が発出された昨日は、東京都で2,447人、国内では7,569人の新型コロナ感染が確認された。政府は通勤を控えて在宅勤務をするようにお願いを出したが、緊急事態初日の今朝もツイッターに「通勤電車」がトレンド入りするほど首都圏の電車は混んでいたようだ。そして、今日の東京都の感染者は2.392人と報告されている。
 政府は国民に危機感を持てと煽るが、その一方で今回の緊急事態宣言後にGo Toトラベルを速やかに再開するだの、ビジネス関係の入国は継続するだの、東京五輪開催については<予防接種が始まれば国民の雰囲気が変わる>だの、危機感の欠片も持ち合わせていないような施策や発言を繰り返す。
 たぶん今回の緊急事態制限では首都圏の感染者は良くて横ばいで、その間にも地方では感染者が増え続けるのではないだろうか。富山県も1月6日に過去最多の一日32人の感染が確認された。
 ところで、僅か2ヶ月前にはGo Toイートを推進し、Go Toイート事業の利用者に感染者が出た旨の報告は聞いていないと言った加藤官房長官に、今回の飲食店をターゲットにした緊急事態宣言についてもっと詳しく説明してもらう必要はないのだろうか。

 この他の気になった記事を備忘録として。
自宅などで死亡、昨年122人 コロナ感染、12月急増 警察庁
西浦教授が緊急事態宣言を試算「昨年並み対策で2カ月必要 飲食のみでは減らない」
沖縄戦、32軍司令部に「特殊軍属」 留守名簿に記載 本土の女性ら動員、識者「慰安婦」と指摘
トランプ氏支持者が議会乱入、1人死亡 大統領選の集計を妨害―米首都に外出禁止令
フォークシンガーの南正人、ライブ中に死去
政府はGoToイート推進から一転 緊急事態宣言で営業時間短縮を要請<新型コロナ>

降雪

 雪が降り続いている。今日はそれ程でもなかったが、昨日は暴風も吹いていて2階の部屋に居ると台風の時のように家が揺れて怖かった。
 左の写真は雪がしんしんと降る昨日の23時過ぎ、下の写真は雪が降り積もった今日の午前10時半過ぎ。
 除雪車が道路の雪をどかしてくれるが、道の両側に低い雪の壁ができる。午前中は両親が、午後は自分が少し雪かきをした。今日の最低気温は-3℃、最高気温は0℃。部屋に居ても手がかじかむ。

積雪
アマゾンの発送状況
 今年最初の買い物としてアマゾンで購入した8TBのHDD。4日に注文し、5日にコンビニから代金を支払い、5日のうちに入金確認のメールも届いたが、未だに発送されない。サブスクという仕組みが好きではないのでプライム会員になっておらず、通常配達なのだがもう3日も放置されている状況だ。プライム会員というものがなかった時代は、普通に当日か翌日には発送されていた。
 アマゾンはプライム会員との差別化で、通常の配送をわざと遅らせているのだろうか。それともネット注文が多すぎて通常配達分になかなか手が回らないのだろうか。写真やパソコン関係の商品は配送が迅速なヨドバシで購入しているが、今回はヨドバシに在庫がなくてアマゾンにした。これで個人的にはますますアマゾン離れしそうだ。

 パソコン作業のBGMはiTunesに取り込んだCD音源やYou Tubeで検索した音源を流していることが多いが、radio gardenというサイトを知った。これは世界中のラジオ局で流れている放送を、リアルタイムで聴けるというもの。地図上に表示されている小さな緑の点をクリックすると、その土地のラジオが流れてくるので地球上に流れる様々な国の音楽が聴ける。操作も簡単で音もクリアだ。

1月5日(火)

 昨日、アマゾンで今年最初の買い物をした。買ったのはSeagateの8TBの内蔵ハードディスク。コンビニ決済にしたので、晴れていた今日の午前中に支払いに行って来た。本当は発送が迅速なヨドバシで購入しようと思っていたが、昨日の午前中にサイトを見ると<お取り寄せ>になっていた。ヨドバシのお取り寄せは、Magic Mouse2で懲りているのでアマゾンで購入した。
 今日、コンビニでアマゾンへ支払った後に、もう一度ヨドバシのサイトを見ると<在庫あり>になっていた。まあ、アマゾンもヨドバシも値段は同じようなものだから構わないけれど。

 今月2日に東京・神奈川・千葉・埼玉の4都県の知事が、政府に対して緊急事態宣言の発令を要請した。これを受けて、菅首相は昨日の官邸での年頭記者会見で新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言発令の検討に入ると表明。早ければ7日にも発令する見通しだそうだ。4月に行われた緊急事態制限では経済に打撃を受けたので、今度は飲食店を中心に限定的、集中的に行うようだが、そうすれば感染対策も限定的になり効果はあまり望めないということだろう。政府はこれまで感染対策と経済対策を両立させるとして来たが、 結果はどちらもうまく行っていないようにしか見えない。
 今、急激に感染拡大している東京都の陽性率は10%ほどだろうか。これはクラスターや濃厚接触者へのPCR検査が中心で、検査数の少なさからくる陽性率の高さではないかと思っている。それでも仮に陽性率を10%ととして計算しても、都民1,400万人のうち1,260万人は陰性で陽性者と接触しない環境が作れればお酒を伴う大人数の会食だって感染リスクは随分と減ることになる。偽陰性の問題もあるが、今のように検査が行われず無症状の陽性者が無秩序に市中に存在するよりはコントロールが可能だろうし、偽陰性の問題も複数回の検査で精度を高められるように思う。
  日本全体では陽性率はもっと下がると思うが、これも仮に10%としても、1億2,571万人のうち陰性者は1億1,313万人で、陽性者と接触しない環境が作れれば通常の社会活動、経済活動が営める人達だ。少なくとも人口の90%を占める陰性者が最低限の感染対策をして普通に経済活動を営んでいれば、今ほどの飲食や交通、宿泊などへの経済的ダメージは防げたのではないか。
 これと言った対策がなかったにも関わらず、欧米に比べれば感染者数も死者数も桁違いに少なかった日本。BCGワクチンなどファクターXの存在を示唆する人もいるが、個人的には花粉症で普段からマスクをしている人が一定数いる、家に入るときは靴を脱ぐ、ハグなどのスキンシップが一般的ではないなど日本人の生活習慣や生活様式が大きな要因ではないかと思っている。第1波後の緊急事態宣言で感染者数が減った時に一気にPCR検査を拡充して無症状の陽性者を宿泊施設などに隔離すれば、今とは随分状況は違っていたのではないか。生活習慣や生活様式による感染拡大のブレーキは、日本人が持っていた貯金だと思ったが、この国の為政者はこの貯金を無駄に取り崩してしまった。
 気温の上がる夏になれば感染は下火になると言う専門家もいたが、夏には第二波が訪れた。このまま感染が拡大したまま冬を迎えるのかと怖れていたが、10月頃には一旦収束に向かった。この時に一気にPCR検査を拡充して無症状の陽性者を宿泊施設などに隔離すれば状況は違っていたと思うが、経済を重視した政府はGo Toキャンペーンを開始する。そして今の感染急拡大を招いてしまった。
 10月頃の一旦収束に向かった時期が、最後のチャンスだったのではないだろうか。ここまで感染が拡大し市中に無症状の陽性者が存在すれば貯金は既に取り崩されて無くなり、地域限定の緊急事態宣言や業態限定の制限を設けても易々と収束には向かわないだろう。
 大阪の吉村知事が「感染拡大抑えられている」と強気の発言をして、府民から反発を買っているという記事があった。 JIJI.COMのデータによれば1月5日現在東京都の感染者数は64,752人で死者数は648人だが、大阪府は感染者数31,452人で死者数は619人にも上っている。明らかに大阪府は検査数が足りていない証左だろう。
 夜回り先生が「独自の対策なく、政権奪取ばかり考えている 」と野党を批判したそうだが、この人は昨年の国会や政治に纏わるニュースすら見ていなかったのか。或いは見ていたが理解できなかったのか。野党の提言がなければ、昨年春の全国民に10万円の給付金も実現しなかった可能性がある。 

 森組織委員会会長安倍元首相菅首相が新型コロナに打ち勝った証として東京五輪を開催したいと繰り返し発言している。打ち勝った証として開催したいなら、先ずは新型コロナの感染拡大をくい止めてからの話だろう。どう考えても今の状況は、新型コロナにボコボコにされている状態だ。<新型コロナに打ち勝った証として>発言を耳にするたび、吉本新喜劇の池乃めだかが喧嘩相手にボコボコにされながら「今日はこれぐらいにしといたるわ」というギャグを思い出す。
 東京五輪を招致した時の東京都知事である猪瀬直樹氏が雑誌の取材で「反対論者は開催時の感染リスクを主張するが、それは具体的なデータを伴わない、無責任な感情論にすぎません」と発言していて驚いた。今日の都内の感染者数は1,278人で、国内の新規感染者数は過去最多の4,800人を超えた。感染力が強いとされるイギリスからの変異ウイルスや、南アからの変異ウイルスが既に国内に侵入しているのも確認されている。全世界の感染者数は1月5日時点で85,672,034人だ。これ以上具体的なデータが必要なのだろうか?
 逆に「冬が終わり、3月にワクチン接種が開始されれば感染局面は収束に向かっていく。科学的なエビデンスに基づいて対策をきちんと実行すれば、コロナを過度に怖れる必要はありません」という氏の主張の方が無責任な感情論だろう。3月にワクチン接種を初めて、東京五輪の開催前にどれだけの日本人が接種できるのか具体的な数字を示したらどうか。
 東京都知事になってからの猪瀬氏は、嘗てのジャーナリストとしての信頼を自ら失墜させているようにしか思えない。

新しいトップページ
←お正月の三が日が過ぎたので、トップページを模様替えしました。大雪だった2008年の1月、楡原の観光橋から撮影した神通川の雪景色です。

↓これまでのトップページ。
これまでのトップページ
 昨年の1月1日に撮影した岐阜県白川郷の春駒踊りの写真をPhoto Albumにしました。こちらこちら
白川郷の春駒踊り
↑大黒様の俵ころがし。

1月1日(金)

明けましておめでとうございます。

新しいトップページ

←新しい年を迎えて、トップページを模様替えしました。今回は沖縄本島北部の今帰仁村で元旦に開催される、新春北部闘牛大会の写真です。22頭による11取組が行われました。2014年1月1日撮影。今年も開催されたようだ。

↓これまでのトップ画面。

これまでのトップページ
 You Tubeから、沖縄の祝いの席の座開きで歌い踊られる「かぎやで風」。
 本年もよろしくお願いいたします。

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