HOME TOP  
バックナンバー
◯製作中の琉球弧(奄美群島〜沖縄諸島)の歴史年表
◯製作中の富山の祭りと芸能
◯製作中の富山の祭りと芸能歴史年表

2020年カレンダー

6月1日、7月1日 東泉寺 ひとつやいと 記事
6月9日(火) 富山 10時30分 打ち合わせ
6月11日(木) 10時30分 色校正
6月11日(木)〜 パスポート受け取り
6月17日(水) 8時〜12時 ニトリ 配送
6月18日(木) 13時30分〜 打ち合わせ
6月25日(木) 13時45分待ち合わせ 14時30分〜 打ち合わせ
6月26日(金) 午前中 ニトリ 配送
7月1日 上市町 日石寺 大岩山滝開き・火渡り修法(10時)
7月2日(木)  14時〜 打ち合わせ
8月5日(水)  セリオ 搬入
8月17日(月) セリオ 搬出
8月19日、9月15日 鷹栖(宮木嶋)の獅子舞(金蔵獅子)
9月第1日曜日 砺波 狐島西の獅子舞(金蔵獅子)
10月? 白川郷 どぶろく祭り
10月? 利賀の山祭り(石かち)
10月15日に近い日曜日 朝日町境の獅子舞
10月最終土曜日 砺波 東石丸北部の獅子舞(金蔵獅子) 

◯射水市三ヶの十社大神 御田植祭
◯7年に1度、10月に開催 次は2022年 朝日町山崎 米吊り奉納
◯加茂神社 出雲へ神を送る神送祭 9月30日と10月31日?
◯5年に一度、若手神職でつくる県神道青年会が御田植祭
◯33年に一度 庄川の神賑わい 次回は2023年7月

*とやま文化財百選シリーズ(3)とやまの祭り
*全国祭り情報 富山県 祭り イベント一覧
とやまの獅子舞百選
富山県内のお祭り、イベント
*とやまの文化財百選シリーズ(2) とやまの獅子舞
*とやまの文化財百選シリーズ(3) とやまの祭り
*とやまの文化財百選シリーズ(4) とやまの年中行事
富山の祭り
築山行事
とやまの曳山”世界の宝”を守り続ける
*砺波の獅子舞 各地区の日程
年中行事覚書 柳田国男
田の神祭りに見る日本人の神意識
山の民の祈り
立山に生きる村ー宗教集落芦峅寺のくらし
立山信仰史における芦峅寺衆徒の廻檀配札活動と立山曼荼羅
五箇山の獅子舞の起源
道祖神
◯「沖縄 久高島のイザイホー 第1部」東京シネマ新社1979年製作
◯「沖縄 久高島のイザイホー 第2部」東京シネマ新社1979年製作
久高島の年中行事 平成17年度作成
◯「石垣島川平のマユンガナシー」東京シネマ新社製作
まつりの島 太平山 沖縄県 宮古島」シネマ沖縄1975年製作
◯「与論島の十五夜祭」東京シネマ新社1980年製作
幻想のティダン(太陽) 【沖縄・与那国島記録映画】
村踊 沖縄県伊江村伝統芸能
喜屋武(チャン)の綱引き
与那国島の行事
「沖縄730 道の記録」シネマ沖縄1977年製作
与論島の洗骨儀礼
◯富山県 新型コロナウイルス感染症について 
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1205/kj00021629.html?fbclid=IwAR1Z5J0FxdUdIrb0KWEPHX-VTzevMn1SYkafoJbL0IrfRBBnTG5k0vO_t1U
◯都内の最新感染動向 https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
◯山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信 https://www.covid19-yamanaka.com/index.html
◯新型コロナウイルス感染速報 https://covid-2019.live/
○福島第一原発事故に関するリンク集 http://www.scn-net.ne.jp/~onodak/news/index.html
○DAYSから視る日々 http://daysjapanblog.seesaa.net/
○HIROPRESS.net 広河隆一通信 http://www.hiropress.net/index.html
○独立系メディア今日のコラム 青山貞一・池田こみち http://eritokyo.jp/independent/aoyama-column1.htm
○小出裕章(京大助教)非公式の説きまとめ http://hiroakikoide.wordpress.com/
○やんばる東村 高江の現状 http://takae.ti-da.net/
○辺野古浜通信 http://henoko.ti-da.net/
○チョ 10イさんの沖縄日記 http://blog.goo.ne.jp/chuy
○沖縄はもうだまされない http://www.ryukyu.ne.jp/~maxi/

6月28日(日)

 曇りときどき雨の、梅雨らしいお天気。一日中、家で作業をしていた。
追加で購入した額

 追加で注文した額縁が、昨日と今日で配送されてきた。今回の購入額が8万719円で、前回の分と合わせると額縁だけで36万711円も使っている。
 この額装が完成すれば、ようやく一段落といったところだろうか。

←新たに届いた額縁。家の廊下が額縁を入れた段ボールに占領されてしまった。

『とやま、祭り彩時季【四】』

とやま、祭り彩時季【四】の表紙

 【四】のメインは富山に伝わる稚児舞と、子供が主役の祭りや行事。その他にも富山と大伴家持、富山と源氏と平家、富山と俊寛について取り上げている。
 また、一宮と言いながら県下に4つもある越中一宮についても紹介しています。

 一宮(いちのみや)とは地域の中で最も社各が高いとされる神社だが、越中国には氣多神社、射水神社、高瀬神社、雄山神社と4つも一宮がある。越中国とは、飛鳥時代から明治時代初期まで日本の地理的区分の基本だった令制国(りょうせいこく)の一つで、現在の富山県だ。
 令制国の行政機関(役所)を国衙(こくが)といい、国衙の所在地や国衙を中心とする都市域を国府という。国衙で政務に当たった地方官が国司で、その長官が国守だ。
 一宮だから各国に一つのはずだが、Wikipediaの一宮の頁にあるリストを見ると2つ、3つ一宮がある国もある。だが4つあるのは越中国と阿波国(徳島県)だけ。尚かつ、越中国一宮の一つである雄山神社は立山山頂の峰本社、芦峅寺の中宮祈願殿、岩峅寺の前立社壇の三社で構成されている。

 平野部から標高3,000mまで散らばっている地理的要因もあり、越中国は一宮巡りが一番大変な国かもしれない。
 一宮は「国司が任国内の諸社に巡拝する順番にある」という説が有力なようだが、一宮の起源は定かではない。越中国に一宮が4つもある要因としては、能登国(石川県)との併合・分立があるとされているが、これも不確かなようだ。
↑目次。↓本文。
 昨年の9月14日に撮影した高岡市向野町、開発本町、木町の獅子舞の様子をPhoto Albumにしました。こちら
向野町の熊獅子
↑向野町の獅子舞。獅子頭は熊獅子。

 今月の初めに「アサヒカメラ」休刊のニュースがあったが、今度はオリンパスがカメラ事業を売却するという。カメラを取り巻く状況の厳しさだろう。
 三味線の大手メーカー「東京和楽器」が、8月で廃業することになった。需要の低迷、昨年10月の消費税引き上げに加え、新型コロナの影響が追い打ちをかけたそうだ。 今月、額縁を30万円以上購入して改めて実感したが、消費税というのは購買意欲を削ぐな。30万円分の額縁を買うと、3万円の税金を払わなくてはならない。罰則かよ。
 東京アラート解除後、都内の新型コロナ感染者数が連日のように最多を更新して、今日は60人が確認された。うち感染経路不明者は39人だという。都内で感染者の報告が増えていることについて、小池都知事は26日の記者会見で「第2波ではない」という認識を示したそうだが、そりゃそうだろう。第1波が終息していないのだから、第2波も来ようがない。ライヴハウスや夜の街という標的を作り検査をしている仕草をしているが、検査数自体は決して多くない。無症状の感染者がどれほどの数、市中に存在するのか想像すらできない。


二階氏「ダーウィンも喜んでいる」 進化論の誤用問われ
高市総務相も、菅官房長官も……歴代総務大臣はマイナンバーカードを使っていなかった
《“裏会費”リストを入手》“買収”が常態化 菅原一秀前経産大臣に新疑惑
河井前法相「安倍さんからです」と現金渡す 町議が
菅原前経産相の元秘書「明らかに違法なのに、なぜ不起訴?」 特捜部の処分に困惑
東京都民に知ってほしい 小池百合子の「通信簿」 職員の評価は歴代最低、あの舛添さんより低かった!
菅官房長官「辺野古は進める」 追加費用・工期延長は地上イージスと同じなのに
「議事録作成、僕らは嫌だと言っていない」 政府専門家会議・脇田隆字座長<新型コロナインタビュー>
大阪市役所の雨がっぱ保管、条例違反の恐れ 消防が指導
過払い金CMの大手弁護士法人、「東京ミネルヴァ」破産の底知れぬ闇
用水路に転落した高齢者を救助 きっかけは猫の不思議な動き
ライブハウスは「濃密最前線」じゃなきゃ面白くない――感染判明で店名公表、借金2億円の再出発

6月23日(火)

<草蝉や弔辞は一行あれば足る>

 慰霊の日が来る度に引用しているが、末吉發さんの俳句と写真で綴られた『どこにも仏桑華』という本に載せられている俳句の一篇だ。
 この俳句の解説に<六月二十三日、毎年沖縄慰霊の日には総理をはじめ多くの方々が祭壇の前で弔辞を読み上げる。多くの人を戦場へ送り、死ねばやって来て 慰霊の辞を滔々と述べる。マッチポンプの感がしないでもない。決まりきった虚しい言葉の羅列より「辺野古に基地は造りません」とひとこと言えばそれがなに よりの慰霊の言葉になるのだが>という文章が添えられている。
 今年は新型コロナの影響で追悼式の規模を縮小して行なうということだったので、官僚の書いた決まりきった虚しい言葉を羅列した作文を棒読みするあの顔を見なくてもよいのかと少し安堵していたら、ビデオメッセージという形で登場した。参加者から「帰れ!」という罵声を浴びせられることもないから、本人的にはビデオメッセージという形式は好都合だったかもしれない。

 追悼式が行われる糸満市摩文仁にある平和祈念公園には、2回行っている。一度目はまだ沖縄に引っ越してひと月も経たない2012年の7月11日で、那覇から約20キロの道のりを折りたたみ自転車を漕いで2時間かかって到着した。広場の端から崖を眺めると、海岸に虹が架かっていた。
 追悼式の中継で必ず映し出される、広場中央にある「平和の火」。その平和の火の先は崖になっており、眼下に海が広がっている。沖縄戦の末期、逃げられないと覚悟した住民が次々とこの崖から飛び降りて自決した。海岸線を遺体が埋め、海を赤く染めたと聞いた。

 You Tubeから沖縄民謡風にアレンジされた加川良の「教訓1」。慰霊の日の今日こそ、聴くのが相応しい曲だろうか。三線を弾いて歌っているのはジャーナリストの大矢英代さん。

摩文仁の丘
 17日に大量の額縁が届いてからは、写真のプリントを一旦中断して、ひたすら額装をしていた。いつ終わるんだろうか??と心配していたが、なんとか今日の昼に第一弾が仕上がった。またプリント作業に戻って、第二弾の額縁が届いたら額装。
額装

『とやま、祭り彩時季【三】』

とやま、祭り彩時季【三】

 【三】は「富山のえびす様信仰」「富山の天神信仰」「ご開帳と慶賀行事」の三本柱になっている。

 寺社の秘仏やご神体を広く公開することを、ご開帳という。一年に一度祭礼の際にご開帳されることもあれば、安居寺(あんごじ)や蓮花寺、上梨の白山宮のように33年ごとにご開帳されるご本尊もある。なぜ33年に一度か不思議に思い調べてみると、観音菩薩が三十三の姿に変身して衆生(生命のある全てのもの)を救うという話しに由来するそうだ。
 このご開帳を祝い、「稚児行列」や「やらやら」が行われることがある。やらやらは富山県独特の祝福芸で、米俵や千両箱、酒樽などの縁起物を乗せたり吊るしたりしたアゲモンを担いで練り歩く。その歩き方も独特で、3歩進んで2歩下がる(地区によっては7歩進んで5歩下がる)を繰り返す。

←表紙の写真は氷見市小杉にある菊理姫像石神社の境内にあるえびす堂のご神体。本来はご開帳されないが、2017年11月の恵比須祭りの時に、宮司、宮総代の了承を得て撮影させていただいた。

↑目次。↓本文。

 ニルヴァーナのカート・コバーンが『MTV Unplugged』で使用したギターがオークションに出品され、601万ドル(約6億4228万円)で落札されたという。

 この他の気になった記事を備忘録として。
「特定技能にコンビニ追加を」 自民、外国人在留で提言
工事再開の辺野古はイージス・アショア以上の壮大なムダ
大阪府警、巡査4人が大麻使用 全員を懲戒処分の方針
違いはどこに?1000点100円の“点ピン麻雀で摘発”…常習賭博等の容疑で客ら6人が書類送検
世論調査で架空データ入力 過去14回、フジと産経新聞
進化論の誤用、憲法改正に引用 自民のツイートに批判
安倍内閣支持、続落36% 前法相逮捕、首相責任75%
カジノ誘致の文書「真っ黒」でも小池都知事が説く「情報公開は1丁目1番地」
大阪府医師会長「コロナで医師3人死亡」 感染者を診断

6月17日(水)

 昨日今日と青空が広がり、梅雨の合間の晴れ間となった。
 今日の午前中は、待っていた物が続々と届いた。先ずはヨドバシカメラのネットで注文した、マットカッター。一緒に注文したプリント用紙は昨日届いたが、マットカッターだけ今日になった。
プリント用紙とマットカッター

 次に先日色校正をしたA1サイズのプリント13枚を、印刷会社の営業の方が届けて下さった。
  最後に額縁が入った段ボールが30個。座敷の横の廊下が段ボールでいっぱいになった。

←昨日先に届いたA3、A2のプリント用紙と、今日届いたマットカッター。
↓額縁が入った段ボールでいっぱいになった廊下。

↓富山市の印刷会社に出力をお願いしたA1のプリント。
A1のプリント

6月15日(月)

 昨日は激しい雨が降っていたが、今日は風こそ強いものの青空が広がっている。
 アベノマスクが家にも一昨日届いた。話しのネタに写真を撮ってFacebookにUPすることも考えていたが、なんだかそれすら恥ずかしくて封も切らずに放ってある。
 れいわ新選組の山本太郎代表が今日、記者会見を開き都知事選に立候補することを表明した。これにより野党の票が割れるのではないかと心配する声もあるが、個人的には彼の票が小池百合子氏の票を少しでも割って、宇都宮健児氏が当選すれば理想だと思う。小池氏、山本氏を支持する中には、政策よりも好き嫌いで投票する層が含まれていそうだから。

 国民1人当たり10万円給付で作業が混乱したのは、マイナンバーと預貯金口座が紐づけされていないからだとして、政府は全ての口座を紐づけることを検討しているという。給付金を振り込むだけなら、紐づけるのは一つの口座だけで十分だ。今回のことを利用して、国が国民を監視・管理したいのは明らかだろう。そもそもマイナンバーに預貯金口座を紐づけしなかったことが、本当に混乱の原因なのだろうか?
 マイナンバーを使ったオンライン申請では申請する側の誤入力などで役所が混乱し、中にはあらかじめ給付対象者が印字され誤記の心配が少ないとして郵送での申請を勧めている自治体もあった。また、兵庫県の加古川市では職員がマイナンバーを使わなくてもオンライン申請が出来るシステムを構築し、好評を得ているという。

 新型コロナ対策として東京都が独自に設けていた東京アラートを今月11日に解除した途端、感染者の数が増えていき、昨日は新たに47人が、今日は新たに48人が報告されている。昨日の47人のうち夜の街関連は32人で、そのうち18人は新宿区内のホストクラブの従業員だという。今日の48人のうち夜の街関連は22人で、そのうち20人は集団検査によって発覚したそうだ。48人中22人が夜の街なら、残りの26人は夜の街以外(昼の街というものがあるのか?)となる。また夜の街関連22人のほとんどが集団検査ということは、これまでPCR検査を積極的に行なわなかったために表面化していなかった自覚症状のない感染者の存在を明らかにしているのではないだろうか。個人的には夜のお店の集団検査をするなら、無作為に選んだ朝の通勤電車の車両に乗り合わせた乗客の集団検査をしてみて欲しい。
 東京の4月死亡者数は例年にくらべ1割増で、約1000人の超過死亡の可能性があるという。その超過死亡と新型コロナを結びつけて考えないわけにはいかないだろう。
 ところで、小池都知事は東京アラートを解除した翌日の記者会見で東京アラートの発令は今後ないのかと問われ、「 そうですね。新たなステージにふさわしい体制をつくっていく」と述べたそうだ。東京新聞の記事は、<感染状況の増減で比較的容易に超えるため、経済活動再開の足かせになるとの指摘も出ており、小池知事が経済に軸足を移した恰好だ>と書いている。となれば、東京アラートとは何だったのだろう。
 先月、大阪府が休業要請する際の独自基準「大阪モデル」について、基準を一部変更した。この事について、山中伸弥教授が 「結果を見てから基準を決める。科学でこれをすると信頼性が揺らぎます。この報道が本当であれば、大阪府の対策が、科学から政治に移ったことを意味します」と述べている。そのまま小池都知事の東京アラートにも当てはまる。

 車の免許証を持っていないので、それに代わるものとして先日パスポートを新しく作ったが、パスポートの仕様が変わって単体では本人確認書類にはならなくなった。これまではパスポートの一番最後のページに所持人の名前と住所を書く所持人記入欄と、緊急の連絡先を書く欄があったが、新しいパスポートには所持人記入欄がなくなってしまった。これで本人の住所を確認できなくなったので、パスポート単体での本人確認書類としては使えないという。もともと所持人記入欄は手書きなので、公に証明するものではないということらしいが、それなら顔写真の横に住所を印刷してくれればと思うが、所持人記入欄を廃止されてしまった。
 今後はパスポートで顔写真の、そして健康保険所などで住所の確認と2つないと本人確認が出来ない。詳しくは、こちらを。

 この他の気になった記事を備忘録として。
沖縄・米軍辺野古移設の工事再開 玉城知事「遺憾」、県民反発
マスク義務化で感染大幅減か 「最も効果的」と米チーム
【独自】観客は無言 握手は毎回消毒 ライブハウス新基準
外食で「閉店ラッシュ」、迫る経営破綻の危機 「いきなり!ステーキ」は企業存続の瀬戸際に
名門ライブハウス「ヒューマンステージ」コロナで6月閉店 地元登竜門、モンパチも出演
沖縄でも「BLACK LIVES MATTER」 黒人男性暴行死に抗議、300人「世界変わるきっかけに」
ジョン万次郎が過ごした琉球 1日7合半の米、焼酎も飲めた 「漂着日記」を現代語訳
設備や従業員は借り物?20億円中抜き幽霊会社がもぬけの殻に
消毒用アルコール不足で巷を「次亜塩素酸」が席巻しているのを化学者が問題視するワケ
自民党議員に税金から200万円支給、申請不要で即時振り込み
陸上イージス、計画を停止 河野防衛相「コスト鑑みて」

『とやま、祭り彩時季【二】』

『とやま、祭り彩時季【二】』の表紙

 大きな特集は、<獅子舞王国=富山>の獅子舞百珍。氷見獅子、射水獅子、砺波獅子、下新川獅子、飛騨の方から伝わったとされる金蔵獅子、新潟との県境で見られる越後型獅子といった地域や形態の違いだけではなく、獅子頭に熊の毛皮を貼った熊獅子も紹介しています。
 一番最初に熊獅子を見たのは、宇奈月町栃屋だった。それを機に調べていくと、砺波市頼成の下村と上村に一頭ずつ。その他、砺波市矢木、高岡市大坪町3・4丁目、高岡市向野町、射水市今開発にもそれぞれ一頭存在していた。射水市六渡寺にも嘗て熊獅子がいたが、現在は使われておらず公民館に飾られているが、こちらは毛がほとんど剥がれているので言われなければ熊獅子とはわからない。八尾町の西神通にも熊獅子がいるようだが、こちらは現在獅子舞が行なわれていないようだ。
 東猪谷の獅子頭は熊獅子ではないが、こちらも珍しい。雌雄二頭の獅子頭に黒ラシャ(羅紗)が貼られている。
 富山の祭りや民俗芸能に関する書籍を色々読んだが、熊獅子について書いたものはほとんど見当たらなかった。

 【二】では獅子舞の他にも、富山の祭り、芸能にところどころ現われる願念坊についても書いている。願人坊=願念坊とは江戸時代、門付けをしたり、大道芸人を演じたり、人に代わって参詣や祈願の修行をした乞食坊主。住吉踊り、かっぽれなどの念仏踊りを広めたと言われ、阿呆陀羅経を広めたのも願人坊で、豊年祭梅坊主も願人坊主だった。
 富山で願念坊というと、小矢部市綾子地区で伝承されている「願念坊踊り」が有名で太田神社の秋の祭礼に踊られる。富山市下大久保でも八幡宮の春季例大祭に高砂山願念坊祭りが行なわれるが、こちらは願念坊主は登場せずに子供達だけで踊られる。
 嘗ては射水市大門や小杉、上新川郡大沢野町、八尾町、入善町、黒部市など広い地域で願念坊踊りが踊られていたようだが、現在、定期的に踊られているのは小矢部の綾子地区と下大久保だけのようだ。ただ、獅子舞の露払いとして僧侶の恰好をして舞う願念坊が下新川郡を中心に、いくらか残っている。たいていはジジ、ババと呼ばれるお面をつけている。 
 願念坊や願念坊踊りについて書いた本は『とやまの民俗芸能/伊藤曙覧』(北日本新聞社)くらいしか見つけられなかったが、この本には以下のように書かれている。
<下新川郡地方では、願人坊踊りを「願人の舞」と呼んでいるが、舞といっても特定の型はなく、獅子舞の笛の音に合わせて、各自が自由な仕草をするものである。願人坊役には獅子舞の経験のある五十前後の男性が選ばれる。願人坊は黒衣で、木彫仮面をつけ、竹ボウキなどを持って獅子舞の先導役を務める。願人の舞の笛の音曲は、伊勢音頭に似ている> 
 撮影に行くと、単にジジ、ババと呼ばれている地区、願念坊と呼ばれている地区、ジジ、ババであり願念坊と認識されている地区と様々だが、これまでに確認できたのは宇奈月町栃屋、宇奈月町下立、宇奈月町愛本、入善町元新屋、入善町東狐(とっこ)、黒部市沓掛。この他、射水市や高岡市でも黒衣を着てヒョットコのお面を被り摺り子木を持った道化者がいる。今はヒョットコと呼ばれる事が多いが、昔はスリコンボとも呼んでいたという。『富山の獅子舞/富山教育委員会編』には、スリコンボのことを新湊の塚原地区では願念坊というらしい記述がある。
↑目次。↓本文。

6月11日(木)

 今日、北陸地方が梅雨入りしたようだ。富山県も今日からしばらく傘のマークが続いている。
富山市役所で食べたランチ

 富山市内にある印刷会社で色校正。問題なく仕上がっているので、これから13種類をA1サイズにプリントしてもらう。
 印刷所を出ると、雨が降っていた。傘は持ってきたが、だんだん土砂降りになっていった。今日も駅に向かう途中にある富山市役所に寄って、昼ご飯。日替わりのLランチ。豚の唐揚げ丼とサラダ、味噌汁で560円。豚の唐揚げと言うより、ポークソテーだな。

 先週申請した新しいパスポートが今日から受け取りできるので、富山から高岡へ。高岡駅から旅券センターが入っている御旅屋セリオまでは、地下道とアーケードのある商店街なので傘をささずに行ける。
 旅券センターの横の自動販売機で収入証紙と収入印紙合わせて16,000円分を購入し、書類と一緒に提出。口頭で本人確認をして、新しいパスポートを受け取った。海外へ行く予定も、行きたいところがあるわけでもないが、車の免許証を持っていないのでパスポートがないと色々と不便。

←古いパスポート(左)と新しいパスポート(右)。そうか、10年前はメガネを外して写真を撮ったんだった。

 昨日、話題のキーワードに神保町にある老舗の餃子専門店「スヰートポーヅ」の名前があったのでクリックしてみると、新型コロナの影響で休業していたのが、そのまま閉店になったという話しだった。ミュージック・マガジン社に写真を届けに行った際に、食べた記憶がある。
 富山のローカル局、チューリップテレビが追及していた富山市議会の政務活動費不正を巡るドキュメンタリーが、『はりぼて』という一つの映画になったという記事が、今日ネットに流れてきた。今年の春、同局のニュース番組「N6」のアナウンサーが丸ごと入れ替えになり、何だか不自然だなと思っていたが、そういうことか。

不正が発覚しても、毅然として責任を取らなくなった市議たち。彼らにぶつけた厳しい言葉の数々が宙をさまよい、無力感となって戻ってきました。「はりぼ て」があぶり出すのは、議会と当局の姿だけではありません。それらを許し、受け入れてきたメディアと市民を含む、4年間の実相です。 私が退職を告げたシーンをめぐっては、制作陣で数日間の議論になりました。口を挟まず結論を委ねました。 「自分たちのかっこいい姿だけを描いても信頼は得られない。それこそ、はりぼてだ」

 今回の映画監督を務めている、元チューリップテレビのアナウンサー五百旗頭 幸男(いおきべ ゆきお)氏のコメントだ。
 偶然だが、今日の北日本新聞には自民党会派に所属していた原田佳津広元市議が2015年度、実際には印刷していない市政報告資料の作成費として約134万円を受給していたという記事が掲載されていた。富山市議会議員の政務活動費不正受給問題は、今も後を引いている。

 この他の気になった記事を備忘録として。
持続化給付金申請 サポート事務局「県担当」、見えぬ実態
「独居房」「けしからん」 内部告発職員「隔離」で批判相次ぐ、山口県田布施町 町長はパワハラ否定
沖縄・多良間島の「八月踊り」が中止 国の重要無形民俗文化財
雇用助成金オンライン申請で個人情報流出 厚労相謝罪 2度目停止、再開難航
米国最新調査:インディペンデント音楽会場の90%が「政府の資金提供がなければ数ヶ月で永久に閉鎖される」
コロナ家賃支援給付金、業者委託942億円 野党は「監視必要」
持続化給付金「再々々々委託」 政府も全容把握できず
勝武士のコロナ死数えず「20代ゼロ」の“誤報”続ける厚労省
給付金の審査現場は「素人が大半」 下請け派遣社員が証言
首里城遺構、12日から一般公開 火災の有料区域、見せる復興へ

 昨年の9月14日に撮影した高岡市大坪町3・4丁目の獅子舞の写真をPhoto Albumにしました。こちら
高岡市大坪町3・4丁目の獅子舞
↑大坪町3・4丁目の獅子頭は、熊の毛を貼った熊獅子。

6月9日(火)

 午前中に富山市内で打ち合わせがあったので、久しぶりに電車に乗った。電車に乗るのは、1月19日に東猪谷にある宝樹寺の数珠繰りを撮影に行って以来なので4ヶ月半ぶりくらいだ。
 今日の富山の最高気温は31℃。真夏日にマスクはさすがにキツい。外を歩きながら人の少ない場所ではちょっとマスクを外して息をする。
 打ち合わせは直ぐに終わり、帰りがけに富山市役所に寄って、中に入っているレストランで昼食。昨年の夏に食べてファンになったチャーシューメンを注文。昨年は500円だった気がするが、510円になっていた。それでも、厚めのチャーシュー(煮豚)が4枚入っていてお値打ち感はある。

 まだ12時前だったので客席はゆったりしており4人掛けのテーブルを一人で使ったが、やはりお昼時は相席になるんだろうか。ささっと食べて、駅へと向かう。せっかく富山市内まで出てきたが、あまりの暑さに散歩する気にもなれず直ぐに電車で帰ってきた。
  行きも帰りも通勤通学の時間帯の電車ではなかったが、それなりに乗客はいるのでソーシャルディスタンスなどと言っていられない。スーパーやコンビニで2メートルの距離を取っていても、電車ではそれなりに接近してしまう。あいの風とやま鉄道の電車の窓が開けられないというのも、今回初めて知った。
 ちなみに行きの車内では2回咳き込む音が、帰りは1回目の前で聞こえてドキッとする。車社会の地方の電車ですらこうなので、首都圏の電車を想像すると・・・感染が広がらないわけがないだろう。
 東京都知事は夜の街、特に新宿の接待を伴う飲食店としてホストクラブを感染の発信源であるような印象を持たせているが、1〜7日の1週間の感染者147人のうち、夜の街関連は59人だ。夜の街が<4割りも>なのか、<4割りしか>なのかは情報発信者の印象操作で変化する。満足な休業補償も行なわずライブハウスやホストクラブといった叩き易そうな標的を作り、それをスケープゴートすることでやっている感を演出しているようにも思える。
 緊急事態宣言が解除されてから、首都圏の通勤電車の乗車率が上がってきているという。久しぶりに電車に乗ってみて、三密に成らざるを得ない首都圏の通勤通学時間帯の電車で感染が広がらないとはやはり思えない。叩き易い特定の業種を槍玉に挙げて、通勤通学の電車を放っておけば、再びジワジワと感染が広がるのだろう。

 ライブハウスや劇場、映画館なども少しずつ再開し始めたようだが、感染予防のために客席の使用を三分の一や、四分の一にしている。これで採算が取れるのだろうかと心配になる。沖縄県宜野座村の文化センターがらまんホールが、国が薦める約2メートルの距離を保って席に座る実験を行なったところ398席あるホールは60人で満員になったという。
 写真は1991年10月に新宿アンティノックで撮影した、マッドハニーのライブ。最初はステージの下で撮影していたが、スタッフが危険だと判断してステージに上げられて撮影した。反対側でカメラを構えているのは久保憲司さんで、この時の写真が一枚、彼の写真集『WRONG OR RIGHT,IT'S ALRIGHT/Kenji Kubo Works 1984-1997』に掲載されている。
 この新型コロナ禍が終焉した時に、日本で再びこんなライヴが出来るんだろうか。或はもう、そんな時代は平成までで終わってしまったのだろうか。
追加で購入したプリント用紙など
 追加注文したA3とA4のプリント用紙や、ブロアーブラシ、ダストブロワーなどが一昨日届いたので、昨日からプリント作業を再開。
 自分でプリントする分の7〜8割りは終わっただろうか。
 プリントが完成したら、一枚一枚額装しなくてはならない。こちらの作業の方が、馴れていない分大変な気がする。場所も取りそうだ。

 ジャーナリストの伊藤詩織さんが、ツイッターに投稿されたイラストなどが名誉毀損に当たるとして、漫画家のはすみとしこ氏と、その投稿をリツイートした医師ら2人に対して総額770万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。
 彼女は記者会見で「そういった言葉を投げかける方に対して、本人の前で責任を持って言えるのかということを考えて、言葉を発する前に考えていただきたいというのが願いです」と話したそうだが、大切なことだろう。これはSNSでの書き込みだけではなく、個人的には評論の場でも大切だと考えている。レコードや書籍の評論で酷評することはもちろんあるだろうが、その際に使われる言葉は真摯なものではなくてはいけないと思う。誠意を持って酷評するなら、きっと本人を前にした時も同じ言葉を投げかけられるのではないだろうか。
 美容家の佐伯チズさんが今月5日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のため亡くなったというニュースが流れてきた。何ヶ月か前にALSを患っているというニュースを見ていたが、そこから亡くなるまでが短くて少し驚いている。佐伯チズさんは、美容と健康のための雑誌で一度撮影している。2005年だからデイオールを退職してしばらく経ったころだ。この頃はコニカミノルタのα−7DIGITALも持っていたので撮影した写真があるかと思ったら、佐伯チズさんを撮影した2005年5月号まではフィルムがメインで、デジタルに移行したのは6月号からだった。
 やはり今月5日、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の前代表の横田滋さんが老衰で死去された。政権の最重要課題だと言いながら自ら動くことなく、何の成果も上げられなかった安倍首相に対する批判は当然あるが、拉致問題を考える際にいつも思い出すのが「北朝鮮による拉致などない」と拉致被害者の訴えを放置していた初期の対応だろう。
 今でこそ日本政府は拉致問題に取り組んでいるが、おそらく1970年代から始まったと思われる北朝鮮工作員による日本人拉致事件を認めて来なかったのは、この国の政府だったのではなかったか。
 日本人拉致問題が初めて国会で取り上げられたのは1980年、民社党が当時の竹下首相に拉致事件は北朝鮮によるものではないかと指摘し、真相究明を求めたのが1988年と言われている。それまでこの国は拉致被害者の存在すら認めず救済に動くこともなかった。

 この他の気になった記事を備忘録として。
ツイッター、トランプ氏のアカウント凍結も排除せず
敦賀原発地質データ書き換え80カ所 日本原電に規制委「信頼崩れた」
「私は若い人に高度医療を譲ります」 注目浴びる新型コロナ「意思カード」
新型コロナ後遺症も怖い!治っても「1年前の記憶がなくなった」「味覚・嗅覚が戻らない」
沖縄県知事支持派が過半数を維持 県議選、辺野古反対も
沖縄県議選2020 速報
コロナ専門家会議の議事録見送り 政府、概要には発言者名を記載
重症者を検知器とするクラスター対策およびその帰結について
小池氏4年前公約「7つのゼロ」大半未達成 都知事選あと2カ月

6月4日(木)

 今日の高岡の最高気温は30℃で、真夏日となった。なので昼は冷やし中華、夜はカレーと夏らしいご飯に。お日様が高くなるにつれて気温も上がり、パソコンの外側を触ると熱くなっている。今でも6時頃に起きているが、もう少し早くから起きて作業をした方が良さそうだ。

 10年前の今日は、尾道に居た。
 京都、大阪、神戸と寄り道して、この日の午後に尾道に着いた。じゃらんで検索して見つけた、駅から15分程離れた海沿いのホテルに荷物を置いたら、さっそくカメラを持って散歩に出かけた。
 尾道は2度目で、最初は1990年頃。片岡物産が出版事業のために設立した片岡出版が発行していた『ゴールド・エイジ』という、老後を楽しく過ごすための雑誌の撮影で広島に来た帰りに短時間だけ寄ることができた。
 今回はゆっくり見てまわれると、海沿いの道を町の中心部に向かって歩いていると、人混みができていた。コンクリートの桟橋の上にセーラー服の女の子が二人立っていて、撮影が行なわれていた。映画だろうか、テレビだろうか。尾道だから、まさか大林監督の映画?そんなことを考えながらズームレンズの望遠側で3枚程その様子を撮ってから、のら猫を探しに山の方へ坂道を上って行った。
 それから4ヶ月近く経ち、奄美大島で借りた部屋でテレビを観ていると、朝の連続テレビ小説の新しいシリーズが始まった。舞台は尾道だった。尾道で見たロケは、この「てっぱん」だった。
 朝の連続テレビ小説を毎日観るようになったのは、この「てっぱん」の一つ前、「ゲゲゲの女房」からで、以来ほとんど欠かさず観ている。
 小学生の頃は、きっと家族で朝の連続テレビ小説を観ていたのだろうが、記憶にあるのは「おはなはん」の主題歌と、「細うで繁盛記」で冨士眞奈美が「おみゃーおみゃー」と静岡弁をしゃべっている場面くらいだ。「おはなはん」のストーリーはまったく覚えていないが、♪い〜つでも あ〜かるく え〜がお消さない おはなはん〜♪と主題歌を覚えているのは、母親が口ずさんでいたからだろう。
 20代から30代頃は家にテレビを置かない期間が永くあったので、朝の連続テレビ小説だけではなく、他のテレビ番組もほとんど観ていない。だから、昔のテレビの話題には今一つついて行けない。

てっぱんのロケ
↑10年前の6月4日、尾道で遭遇した「てっぱん」のロケ。
 昨年の9月8日に撮影した射水市今開発の熊獅子の写真をPhoto Albumにしました。こちら
今開発の熊獅子

 来年の夏に延期された東京五輪・パラリンピクについて、政府が感染予防のために運営方式を簡素化することを検討しているという。感染予防なら簡素化ではなく中止でいいのでは。もう満足に練習もできていない状態で、本当にアスリートたちは大会の開催を望んでいるのだろうか?開催地の知事、開催国の首相、組織委員会の会長が自分の名前を残したいだけで固執しているように思えてならない。

 この他の気になった記事を備忘録として。
リニア談合、懲役2年求刑 鹿島と大成の元幹部に
1分話すとウイルス入り飛沫1000個 日常会話が感染ルート 米国立衛生研

6月3日(水)

 母親と一緒に買い物に行く妹の車に便乗して、高岡の御旅屋セリオへ。セリオは定休日のようだが裏の出入り口から中に入り、7階の旅券センターへ。センターの横にあるセルフの証明写真機で顔写真を撮影してから、パスポートの申請窓口へ。身分証明書の心配をしていたが、事前に電話で問い合わせたところ有効期限が切れて半年以内ならパスポートが証明書となるそうで、スムーズに手続きができた。
 御旅屋セリオからニトリに寄ってもらい、買い物。279,992円の出費。ネットでニトリのホームページから購入すれば送料無料だが、お店で注文すると1,500円の送料がかかる不思議。

  一昨日、「アサヒカメラ」が今月発売の7月号で休刊になるという発表があった。発行部数と広告収入の低迷が原因のようだ。今年になってモーターマガジン社の「カメラマン」が4月に休刊になったばかりだ。デジタル・カメラの販売台数も下がっているようだから、カメラ関係を取り巻く環境は厳しいのだろう。 
 カメラそのものにあまり興味がないので、玄光社のライティングやプリントなど技術に関するムックは本棚に揃っているが、 雑誌はほとんど買ったことがない。小学館が発行していた「写楽」は定期購読していたが、この雑誌は写真が中心だけれど、幅広いカルチャーを取り上げていた。だから読んでいたのだろう。
 カメラ雑誌をほとんど買わない自分が、一度だけアサヒカメラに写真を掲載してもらったことがある。 買ったばかりのミノルタα−7000を持ってイベリア半島を4ヶ月ほど旅して撮った写真を、アサヒカメラの編集部に持っていった。暗室で焼いたモノクロのプリントが詰まった箱をいくつか持っていくと、一通り見てから預かってもらうことになった。そして、暫くしてGalleryというコーナーに見開きで掲載されることになった。
  Galleryでは、掲載した写真の辛口批評も載る。こんな文章だった。

スケッチ・オブ・スペイン 木原盛夫(26・町田市・フリーライター)

 スペイン、ポルトガルを旅したときに撮影した写真という。好奇心旺盛な人らしく、被写体は実に豊富だった。そのなかから、フラメンコダンサーと建築中の教会(有名なガウディのサグラダ・ファミリア)という異質な2点をあえて組みあわせてみた。
 というのも、大半の写真が傍観者的な視点から撮られているが、この2点にはそれぞれ、一歩踏みこんだ強さ(フラメンコ・ダンサー)と”スケルトン”としての映像の面白さ(教会)があるからだ。
 作者はミュージシャンからフリーライターに転じた人で、写真は2年前に始めたばかり、という。そのせいか、写真はまだ、さし絵の役割にとどまっているようだ。
 せっかく写真に手をそめたのならば、文章に負けない写真を撮ってほしい。いや、文章と写真が競いあってこそ、ルポルタージュの力も強くなるのである。

 スケッチ・オブ・スペインというベタなタイトルは自分で付けたのか、編集部が付けたのかも忘れてしまった。イベリア半島を旅した時に、マイルス・デイヴィスのアルバム『スケッチ・オブ・スペイン』もカセット・テープに入れて聴いていたので、やはり自分で付けたんだろうな。写真は2年前に始めた・・・と書かれているが、α−7000の発売が1985年なので、実際にはカメラを初めて一年ちょっとで、少しサバを読んだのかもしれない。
  Galleryというのは、若手のカメラマンや写真家を目指す人立ちの発表の場だったのだろうか。同じ号でモノクロのGalleryに掲載された人に、山口聡一郎さん、三沢哲也さんがいる。ネットで検索するとお二人とも作品や写真集を発表されたりと、今も写真家を続けていらっしゃる。

↓スケッチ・オブ・スペイン。→掲載されたアサヒカメラ1986年12月号。

アサヒカメラ表紙
アサヒカメラの掲載ページ
プリント用紙とインク

 一昨日からプリント作業をスタートした。先週、第一弾としてA2のプリント用紙25枚入り2つ、A3のプリント用紙20枚入3つ、A4のプリント用紙20枚入1つ、インク8種類を購入したが、すでにA3プリント用紙3つを使ってしまった。直ぐに追加しなくては。

←購入したプリント用紙とインク。
↓座敷に並べて乾燥。時間が経つと色が落ち着いてくる。

 昨年の8月25日に撮影した戸出の地蔵祭りの様子をPhoto Albumにしました。こちら
戸出の地蔵祭り
↑古中西町の地蔵堂では、子供が並んでお参りに訪れる人を迎える。

 那覇に住んでいた時に、『闘牛女子。』という写真集が発売されて話題になっていた。45歳か・・・
 <マスク高額転売で業者を逮捕 岡山県警、全国初>というので、どんなあくどい話しかと思ったら1枚44円で仕入れて49.5円で売ったという話しだ。どこが高額で転売なのだろう。麻雀をしないのでわからないが、一枚につき5.5円の上乗せが高額転売で犯罪というなら、黒川前検事長の賭け麻雀が点ピンだから許されるという理由は通らないだろう。
 高額転売というなら、一般社団法人サービスデザイン推進協議会が、持続化給付金の手続き業務を769億円で受託し、電通に749億円で再委託した方がより規模も大きく悪質性も高い。このサービスデザイン推進協議会を巡っては過去に経産省から14件の事業、総額約1600億円を受託し、そのうち9件をサービスデザイン推進協議会の設立に関わったとされる電通や、派遣会社大手のパソナに再委託したと報じられている。
 北九州市では検査を広げたら、新型コロナの感染者が連日のように確認されている。市保健衛生課の担当者は「これまで見逃していたかもしれない無症状の感染者を発見できているのではないか」と話しているという。北九州市の新型コロナは第2波というより、見逃していた第1波をきちんと押さえ込もうという取り組みだろう。たぶん、国内で一番まともな新型コロナ対策を現在行なっているのが北九州市ではないだろうか。

 この他の気になった記事を備忘録として。
JR東海社長、初めて、リニア開業の遅れの可能性を示唆 国交大臣は静岡県知事の「恥を知れ」発言に不快感
布マスク受注、新たに5社が判明 随意契約で36億円超
「超過死亡グラフ改竄」疑惑に、国立感染研は誠実に答えよ!
アベノマスク、寄贈は人気 回収団体「想定外の多さ」
XTCのアンディ・パートリッジが語るコロナ感染、バンド末期の記憶、災難続きの屈折した人生
“消えた”東京の陽性者162人 保健所と医療機関の報告に差
持続化給付金の受託法人、代表理事が辞職へ
ジャニーズ頼みに組織崩壊のニコン…老舗「カメラマン」休刊でささやかれるカメラ雑誌の苦境
おしゃべりで飛んだ飛沫は空中に8~14分漂う
印刷3日がかり、アナログ書類点検…10万円「名ばかり」オンライン申請、混乱の舞台裏
10万円、誰でもネット申請可 加古川市がシステム公開
出てくる男3人は全員クズ…しまおまほ初の長編小説に悲鳴をあげた
立民、都知事選で宇都宮氏支援へ
東京100days 新型コロナウイルスの記録
愛知県、感染者専門病院を開設へ 「第2波」見据え
新型コロナ 観光喚起、委託3095億円 経産省「業務遂行に必要」
官邸の「反政府番組監視」 小川彩佳・和田アキ子・IKKOも対象

5月へ