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◯製作中の琉球弧(奄美群島〜沖縄諸島)の歴史年表
◯製作中の富山の祭りと芸能
◯製作中の富山の祭りと芸能歴史年表
2020年カレンダー
3月24日(火) 9時30分 カメラ館
4月の第1土曜日 新開発の獅子舞(熊獅子)  9時頃に天満宮奉納
4月10日 景完教寺 太子伝会
4月の第2土曜日 朝日町笹川の獅子舞
4月15日に近い土曜日? 岩稲の獅子舞
4月15日に近い日曜日 朝日町境の獅子舞
5月3日 越中八尾曳山祭
6月1日、7月1日 東泉寺 ひとつやいと 記事
7月1日 上市町 日石寺 大岩山滝開き・火渡り修法(10時)
8月19日、9月15日 鷹栖(宮木嶋)の獅子舞(金蔵獅子)
9月第1日曜日 砺波 狐島西の獅子舞(金蔵獅子)
10月? 白川郷 どぶろく祭り
10月? 利賀の山祭り(石かち)
10月15日に近い日曜日 朝日町境の獅子舞
10月最終土曜日 砺波 東石丸北部の獅子舞(金蔵獅子) 

◯射水市三ヶの十社大神 御田植祭
◯7年に1度、10月に開催 次は2022年 朝日町山崎 米吊り奉納
◯加茂神社 出雲へ神を送る神送祭 9月30日と10月31日?
◯5年に一度、若手神職でつくる県神道青年会が御田植祭
◯33年に一度 庄川の神賑わい 次回は2023年7月
*とやま文化財百選シリーズ(3)とやまの祭り
*全国祭り情報 富山県 祭り イベント一覧
とやまの獅子舞百選
富山県内のお祭り、イベント
*とやまの文化財百選シリーズ(2) とやまの獅子舞
*とやまの文化財百選シリーズ(3) とやまの祭り
*とやまの文化財百選シリーズ(4) とやまの年中行事
富山の祭り
築山行事
とやまの曳山”世界の宝”を守り続ける
*砺波の獅子舞 各地区の日程
年中行事覚書 柳田国男
田の神祭りに見る日本人の神意識
山の民の祈り
立山に生きる村ー宗教集落芦峅寺のくらし
立山信仰史における芦峅寺衆徒の廻檀配札活動と立山曼荼羅
五箇山の獅子舞の起源
道祖神
◯「沖縄 久高島のイザイホー 第1部」東京シネマ新社1979年製作
◯「沖縄 久高島のイザイホー 第2部」東京シネマ新社1979年製作
久高島の年中行事 平成17年度作成
◯「石垣島川平のマユンガナシー」東京シネマ新社製作
まつりの島 太平山 沖縄県 宮古島」シネマ沖縄1975年製作
◯「与論島の十五夜祭」東京シネマ新社1980年製作
幻想のティダン(太陽) 【沖縄・与那国島記録映画】
村踊 沖縄県伊江村伝統芸能
喜屋武(チャン)の綱引き
与那国島の行事
「沖縄730 道の記録」シネマ沖縄1977年製作
与論島の洗骨儀礼
○福島第一原発事故に関するリンク集 http://www.scn-net.ne.jp/~onodak/news/index.html
○DAYSから視る日々 http://daysjapanblog.seesaa.net/
○HIROPRESS.net 広河隆一通信 http://www.hiropress.net/index.html
○独立系メディア今日のコラム 青山貞一・池田こみち http://eritokyo.jp/independent/aoyama-column1.htm
○小出裕章(京大助教)非公式の説きまとめ http://hiroakikoide.wordpress.com/
○やんばる東村 高江の現状 http://takae.ti-da.net/
○辺野古浜通信 http://henoko.ti-da.net/
○チョ 10イさんの沖縄日記 http://blog.goo.ne.jp/chuy
○沖縄はもうだまされない http://www.ryukyu.ne.jp/~maxi/

3月31日(火)

 誕生日のケーキは、2日ほど早い27日と28日にコストコで買ってきたモンブランをいただいた。今日は誕生日より2日遅れて、砺波市にある魚安へ家族でランチを食べに行ってきた。
 新型コロナウイルスに感染して入院していたザ・ドリフターズの志村けんさんが、29日の午後11時10分に新型コロナによる肺炎で逝去された。昨日はテレビもネットもその話題で持ち切りだった。倦怠感があり自宅で静養を始めたのが17日、発熱と呼吸困難の症状が出て病院に搬送されたのが20日、症状の出始めから亡くなるまで2週間もなかった。この新型コロナによる死が残酷なのは、感染病のため親族であっても基本的には面会はおろか火葬場での立ち会いもできないことだろう。
 また、ジャズ・シンガーのヘレン・メリルの息子でロック・ミュージシャンのアラン・メリルも、3月29日に新型コロナ感染症により亡くなった
 これまで感染者の居なかった富山県だが、昨晩20代女性の感染が判明した。女性はクラスター発生が疑われている京都産業大学のゼミの卒業祝賀会に参加していたそうだ。 そして今日、2例目の感染者が確認された。2人目は20代の女性看護士で、昨日確認された20代女性の友人だという。
 ところで、県内の感染者は本当に彼女たちが最初なのだろうか。
  富山県のホームページに<新型コロナウイルス感染症について(相談件数及び検査件数)>というページがある。厚生部健康課感染症・疾病対策班の発表によれば、昨日までに体調に関することでの問い合わせは1,511件あるのに対し、PCR検査を受けた人は79人で、検査結果は陰性が79人だった。すべて累積の数字だ。今日更新された数字は体調に関する問い合わせが1,581件で検査人数は83人、内訳は陽性が1人、陰性が82人。問い合わせが1日で70件増えて、検査した人は4人増えた計算になる。陽性の1人が昨日確認された最初の女性だ。
  この女性はクラスターを疑われて検査を受けて陽性が判明したが、そうした感染ルートから外れている感染者でPCR検査を受けていない人、受けさせてもらえない人はいないのだろうか。富山県だけではなく、国全体がクラスターを追いかけて検査をしているが、そもそもクラスターを追いかけられるのはせいぜい人口数百人の離島ぐらいではないだろうか。個人的にはダイヤモンド・プリンセス号の乗客が下船して公共交通機関で帰宅し、その後、何人もの人が陽性確認された時点で水際作戦もクラスター潰しも破綻したと思っている。
 今日、東京都内の感染者が1日では過去最多の78人を記録した。そのうち感染経路不明者が40人を超えるとも言われている。 昨日、日本医師会は記者会見を開き「緊急事態宣言を出していただき、それに基づいて対応する時期ではないか」と提案している。これでも政府は、新学期の学校再開を問題ないと考えているのだろうか。
 世界全体で感染者数が70万人を超え、各国が必死に検査態勢の拡充をはかり感染が広がらないように都市の移動制限を行なうなどの措置をしている最中、一年延期になった東京オリンピックの開催が来年7月23日に決定した。新型コロナの終息を見通せない中、どうしてオリンピックの開催が決められるんだろう。この決定に対して米紙USAトゥデーの電子版は「無神経の極みだ」と真っ当な批判をしている。そもそも新型コロナの感染防止のために外出自粛、営業自粛を求められて苦しい経営を余儀なくされている人たちへの救済策、給付金すら決定されていない。
 昨日流れてきたニュースでは自己申告に基づいて1世帯あたり10万円を超える現金と、感染拡大終息後に商品券の支給で調整しているということだった。終息後に商品券を配るなら、その分、今現金で配った方が助かる人は多いだろう。このスピード感の無さとリアリティの無さ。議員歳費を来月から「お肉券」と「お魚券」にでもしないと、彼らの目は覚めないんじゃないだろうか。
 ツイッターには#自粛と補償はセットだろ#自粛と給付はセットだろというタグが出来ている。

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 昨年の5月24日に撮影した於保多神社の春季例祭の神幸祭の様子をPhoto Albumにしました。こちら
於保多神社の神幸祭01
↑本殿に祀られていたご神体をお神輿へ運ぶ宮司。
↓神輿の渡御。お面はつけていないが玄関の前に立っているのは猿田彦ではないだろうか。
於保多神社の神幸祭02

3月29日(日)

 昨日の晩から今日の昼頃にかけて強い風が吹いていた。一昨日、富山で桜の開花宣言が出されたが、今日は季節が少し戻って肌寒い一日となった。天気予報によれば、高岡市の最高気温は9℃。全国的に寒さの厳しい一日だったようで、3月も終わりだというのに東京で1センチの積雪を観測したそうだ。
 あいかわらず新型コロナが猛威をふるっている。昨日、今日の2日間不要不急の外出を控えるよう都知事が要請した東京都で、新たな感染者が68人確認された。昨日は63人で、2日続けて60人以上の感染確認だ。
 スペインは28日までに7万2248人が感染し、5690人が亡くなっている。死者数はイタリアに次ぐそうだ。アメリカは感染者が8万3500人を超えて、世界最多となった。これまでメキシコとの国境はメキシコからの不法移民の流入を防ぐためにアメリカ側が封鎖を主張していたが、今回の新型コロナのアメリカでの爆発的な感染拡大を受けてメキシコ側がアメリカからの流入を防ぐために封鎖を主張し始めた。新型コロナによって世界が反転してしまった。
古い七夕の写真
 今日で60歳になった。実感はないが還暦だ。
 昔は会社勤めなら60歳で定年を迎えて、それからは趣味を楽しみながら余生を過ごすというイメージがあった。もっとも、会社に勤めたことがなく二十歳を過ぎた頃からフリーランスのライターやカメラマンの仕事をしてきたので、定年退職も余生も縁はないのだが。
 そういえば新型コロナによる休業補償が話題になっている時に、正規・非正規で働く人は日額上限8330円の助成金を出すのに対して、フリーランスの場合は4100円という政府案が示された。フリーランスが正規・非正規の半額以下という金額は、東京都の最低賃金1013円X4時間で算出したという。
 政府はフリーランスとフリーターをごちゃ混ぜにしていないだろうか?フリーランスとは自分の知識や技能を活かして企業等から仕事を請け負う個人事業主で、フリーターは企業などでアルバイトをして生計を立てている人のことだと個人的には理解している。

 二十歳を過ぎた頃から個人事業主として毎年欠かさず確定申告をしている。フリーランスのライターやカメラマンというのは基本的にギャラの1割りが源泉徴収されているので、必要経費を申告して源泉徴収された分を返還してもらわなくてはならないから。
 そうやって40年ほどフリーランスで仕事をしてきた身で言うと、一日で得る収入は正規・非正規で働く勤め人の方よりフリーランスの方が多くなければ、フリーランスという稼業は続けられないだろう。毎月決まった日数、毎日決まった時間の労働が保証されているわけではないのだから。
 国が進める働き方改革の中で、多様な働き方の一つとしてフリーランスも取り上げられていたが、政府が考えるフリーランスの位置付けが今回の見解ならば、多様な働き方など広まらないだろう。

 写真は生まれた年の七夕の写真。小学校の1年生か2年生の頃までは、岸渡川沿いの旧福岡中学校の体育館の向かいにあった平屋の家に住んでいた。何軒か先には田形喜代志君の家があり、田形君の家の向かいには中学に上がる頃に引っ越していった女の子(コシダさん?)が住んでいた。
 この赤ん坊が、今日で還暦か。そりゃ、母親の背中も丸くなるわけだ。割烹着を着けているのは父方の祖母。この写真を撮ったのは祖父だろうか。そう言えば、父方の祖母や母方の祖母が洋服を着ているのを見た記憶がない。
 鶴ひろみさんも、ECDも今日で還暦だ。

聞き書 富山の食事
 積ん読になっていた本がだいぶ片付いてきたので、先日、アマゾンのマーケットプレイスで面白そうな本はないかと探してみた。そして見つけたのが、『聞き書 富山の食事 日本の食生活全集16』(農文協)。358ページで、写真もたくさん収録されており読み応えがありそうだ。帯付きで234円(送料350円)は、お買い得だった。
 進学や就職、転勤と3月は移動の季節。奄美大島の名瀬港ではこの時期、鹿児島に向かうフェリーに乗って内地に向かう人たちを盛大に見送る姿が連日見られる。今年は新型コロナの影響で、紙テープの使用はなかったそうだ。
島のお別れ
↑2012年3月31日、名瀬港にて撮影。You Tubeから「島のブルース/三沢あけみ」。

3月26日(木)

 新型コロナの感染者が30万人を越え、WHOがパンデミックが加速していると警告したのが23日。しかし、アメリカのジョンズ・ホプキンズ大の集計では24日に40万人を超えたと発表があった。18日に20万人を超えてから、感染のスピードが加速している。
 懸念されていた東京五輪・パラリンピックは24日の夜、安倍首相とIOCのバッハ会長との電話会議で一年程度延期することが決まった。近代五輪124年間の歴史で、2回の世界大戦の戦時中だった1916年、1940年、1944年に開催が中止されたが、延期は今回が初めてだそうだ。個人的には一年程度で新型コロナの感染が収束するとは思えないのだが。もし収束しなかった場合は、また延期するのだろうか?お金をどんどん捨てているような気がしてしょうがない。
 オリンピックの延期が決まった直後の昨日、東京都で新たに41人の感染が発表された。前日の17人がこれまでの最多だったが、それを大きく上回る人数だ。この感染増大を受けて小池都知事は昨夜緊急の記者会見を開き、「このままの推移が続けばロックダウンを招いてしまう」とし、平日はできるだけ仕事を自宅で行ない夜間の外出を控え、週末は不要不急の外出を自粛するよう要請した。また、東京都は今日、神奈川、千葉、埼玉、山梨の4県に対し、都内への不要不急の移動を控えるよう要請している。
 因みに今日の東京都の感染者数は47人と、最多を更新した。
 この国内の感染拡大を受けて、政府は今日、特別措置法に基づく政府対策本部を設置した。これで緊急事態宣言も可能になるが、そうした緊張感の中で菅官房長官は午後の会見で新型コロナウイルスについて、蔓延する恐れが高いものの、新学期から学校を再開する方針を変更する必要はないとの認識を示したそうだ。恐れていいのか安心していいのか、政府から国民へのメッセージは理解に苦しむ。

 国や都道府県はイベントや外出の普及を要請するが、それによって生じる損害補償には言及しない。収入の減少による困窮への緊急経済対策も未だに調整中で、昨日の朝日新聞によれば1世帯当たり20万円程度の現金を給付する案が検討されているそうだが、一体いつ纏まり、いつ支給されるのだろうか。西村経済再生担当相は、23日のテレビ東京の番組で国民への現金給付は「早くても5月末になる」と述べたそうだが、これから先の2ヶ月間を持ち堪えられない人も多いのではないだろうか。
 この政府のあまりのスピード感の無さに驚くが、自民党農林部会は昨日、和牛を始めとする国産牛肉の商品券発行を政府に提言する検討に入ったという記事が流れ、ネットでは呆れる声がたくさん聞かれた。今日は自民党水産部会の会合で、国産魚介類の商品券を発行する案が示された。収入が激減してローンや家賃の支払いをどうしようかと悩んでいる人も多数存在するだろうに、「お肉券」と「お魚券」。ホントに自民党、バカばかりなんだろうか。
 こうした商品券のようなものは使い辛いのもあるが、商品券を印刷したり、配るための手続きも必要だ。こんな緊急時にそんな事で役人や公務員の労力を無駄にできる余力はないだろう。
 政府は新型コロナ収束後の景気対策として高速道路無料化案や、旅行クーポンやイベント割り引きなどの検討もしているようだが、今必要なのは困窮世帯への早急な現金の支援だろうし、感染が今後半年間続いた場合に起こるだろう豪雨災害や地震などとの複合災害への対策だろう。複合災害になれば避難所は人が密集する。どうやって感染から住民を守り、パニックを防ぐのだろうか。

首相「国会で『悪夢の民主党』答えたことない」 野党「答弁忘れたのか。全く情けない」
↑どうして直ぐにバレる嘘をつくんだろうか。花粉症と新型コロナで家に居ることが多くて、パソコン作業をしながらYou Tubeの国会中継を割りと観ている。
  亡くなった赤木俊夫さんの妻が赤木さんの遺書を公開し、佐川氏と国を相手に約1億1000万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことで国会は森友問題が再燃しているが、あいかわらず安倍首相と麻生財務大臣の答弁が酷い。両氏とも再調査を否定しているが、赤木さんの妻は「安倍首相、麻生大臣。あなた方は調査される側で『再調査しない』と言える立場にありません」とメッセージした。至極真っ当な言葉だ。ぶら下がりをしている政治部記者で、これくらいの言葉を言える人は居ないのだろうか。
 遺書を公開した号が完売した週刊文春が、その記事をオンラインで無料公開している。こちら

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 今日は旧暦の3月3日、サンガツサンチだ。奄美大島では海開きが行われたようだ。沖縄でも旧暦4日の明日は那覇の鏡水地区では「三月あしび」、平安座島では「サングヮチャー」が行なわれる。
三月あしび
↑鏡水地区の三月あしび。2013年4月13日撮影。
 昨年の5月19日に撮影した利屋町天神祭りの本祭りの様子をPhoto Albumにしました。こちら
利屋町天神祭りの本祭01
↑ご神体を安置した小さな神輿を子供たちが引っぱりながら町内をまわる。
↓龍雲寺住職の大般若経の転読の後、関野神社の神職が祝詞を奏上する。
利屋町天神祭りの本祭02
 昨日、朝乃山が大関に昇進した。富山県出身力士では横綱太刀山以来、111年ぶりだそうだ。

3月20日(金)

 先日の北日本新聞に、出町子供歌舞伎岩瀬の曳山祭の中止が決定したという記事が載っていた。富山の春祭りで一番最初に山車が登場するのは下大久保の高砂山願念坊祭りで、こちらはどうなっているか検索して見ると、やはり中止が決まったようだ。
 高岡御車山祭、城端曳山祭りは今のところアナウンスはないが、今後、曳山が出る大規模な春祭りの中止が相次ぐ可能性もあるのだろう。
 ところで、新型コロナの影響が夏まで続いた場合、全国にある祇園祭はどうするのだろうか。春と秋の祭りの多くは五穀豊穣を願う農耕儀礼だが、夏の祭りは疫病退散や罪・穢れを祓うものだ。本来の由来であれば、祇園祭などはこういう時にこそ行なわれるべき祭りではあるけれど。
 山車を出さずに、牛頭天王(スサノオノミコト)をお神輿に安置し、静かな町を神職だけで引いて歩くというのも厳粛な感じがするが、関係者の方々には頭が痛い問題かもしれない。

 3月1日に開催された東京マラソンは、一般参加者の出場を取り止めたにもかかわらず、参加料の払い戻しはされなかった。以前、もし東京オリンピックが中止になっても観戦チケットは払い戻しされないのだろうか?と書いたが、今日の朝日新聞に<五輪チケット、払い戻しは不可、コロナで中止なら>という記事が載っていた。これに対して大会組織委員会は事実と異なると反論したが、「中止は検討しておらず、中止を前提として議論することは適切ではない」と明言を避け不安は払拭されないままだ。

 18日の毎日新聞に中学1年生の女の子が新型コロナの影響でマスクが品薄状態なのを受け、自分のお年玉貯金約8万円で生地などの材料を購入して手作りのマスク612枚を製作して山梨県庁に寄贈したという記事が掲載されていた。美談ではあるけれど、中学1年生にここまで心配させる社会はどうなんだろうか。本来は国がすべきことを、見かねた子供が行なっている。国でも県でもいいから、この女の子にお年玉を倍返しして欲しい。

 森友学園の国有地売却問題を担当した財務局近畿財務局職員の赤木俊夫さんが、佐川宣寿元国税局長官の指示で決済文書の改竄を強要され自殺に追い込まれたとして、赤木さんの妻が18日に佐川氏と国を相手に約1億1000万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴。遺族は「元はすべて佐川氏の指示。パワハラで有名な佐川氏の指示には誰も背けない」とする遺書を公表した。週刊文春が遺書を入手してスクープしている。
 その遺書と手記の要旨がこちらに纏められている。リテラは<自殺した近畿財務局職員が手記であげた「刑事罰を受けるべき財務省職員」6人の実名! 佐川元理財局長含め彼らはいま……>という記事を書き、森友問題を振り返っている。国会で追及されていきった首相の「私や妻が関係していたということになれば、私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」という発言から、それに合わせるための公文書の改竄が始まり、それを命じられた官僚が良心の呵責に苛まれて自ら命を絶った。
 森友、加計学園、桜を見る会という安倍夫妻が絡む一連の問題の裏で、彼らのついた嘘に合わせて現実をねじ曲げるために官僚が公文書を改竄、隠蔽することを余儀なくされているのだろう。2年前の記事「安倍夫妻によって国家はどこまで壊されるのかーー福島のぶゆきx菅野完対談」が思い出される。

 世界各国が国境封鎖や渡航制限を始めている中で、安倍首相は「五輪規模縮小せず」「完全な形での実現を目指す」と発言している。まるで駄々っ子のような65歳児だ。ソウル五輪女子柔道銅メダリストでJOC理事の山口香さんは「アスリートが十分に練習できていない状況での開催は、アスリートファーストではない。延期すべき」との考えを示した

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スティーヴ・アルビニ
 もう28年前か。1992年3月20日、日本の8つのバンドによるオムニバス・アルバムのプロデュースのために来日したスティーヴ・アルビニが、新宿アンティノックでゼニゲバのライヴにゲスト出演した。
 通常のライヴ撮影はステージの下からだが、観客に押しつぶされる危険があるのでカメラマンは全員ステージの袖に上げられた。
 このライヴのちょうど一カ月ほど前の2月19日に中野サンプラザで、初来日にして最後の来日となったニルヴァーナのコンサートを撮影している。
 撮影した当時はニルヴァーナとアルビニは自分の中で結びついていなかったが、翌年、ニルヴァーナのメジャーとしては2枚目となるアルバム『イン・ユーテロ』をアルビニがプロデュースする。そのことを気づいたのは、ずっと後になってからだった。
 ニルヴァーナの初来日を撮影はしたが、彼らの音楽に魅かれたのはカート・コバーンの死後、1996年に発売されたライヴのコンピレーションアルバム『From the Muddy Banks of the Wishkah』で、この後から『ネヴァーマインド』も聴き返している。
 新宿アンティノックのライヴから1週間以上経った3月28日に、高円寺の喫茶店でアルビニのインタヴューも撮影した。ライヴでの激しくギターをかき鳴らす姿とは違い、落ち着いた話し振りが印象に残っている。
 You Tubeから「STEVE ALBINI & ZENI GEVA "The Model" (Kraftwerk cover)」。
 昨年の5月18日に撮影した利屋町天神祭りの神迎えの様子をPhoto Albumにしました。こちら
利屋町天神祭りの神迎え01
↑龍雲寺からご神体が預けてある関野神社へ神迎えに行く。
↓木箱に安置されたご神体を担いで町内を一周した後、龍雲寺に設営したお宮にご神体が祀られた。
利屋町天神祭りの神迎え02
 今日で地下鉄サリン事件から25年になる。

3月16日(月)

 もう3月も半ばだというのに、早朝トタン屋根をバラバラと音を立てて霰が降り、あっという間にアスファルトを白くした。

 関電の第三者委員会が一昨日、高浜町の元助役・森山栄治氏から金品を受け取った社員は75人でその金額は3.6億円だったことを報告した。この報告を受け、岩根茂樹社長や森詳介相談役ら4人が辞任し、後任の新社長ら6人の取締役は月額報酬の20%を3カ月返上するとした。なんとも甘い処分に驚く。そもそも金銭授受に使われた原資は電気料金であり、それが関電と関係者の間で環流されていた。贈収賄に問われるべき案件だろう。

 経産省は関電に対して業務改善命令を出すに留まっている。
 九州電力の川内原発1号機が、テロ対策で設置が義務付けられた特定重大事故等対処施設の整備が期限の17日に間に合わないことから今日の午後に運転を停止した。

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◯富山の俊寛伝説
~小矢部の宮島峡・福岡町の沢川・砺波市宮村の景完教寺~

 昨年は富山に残る伝説の跡をいろいろ訪ねて歩いた。俊寛の足跡もその一つだ。
 1183年(寿永2)の倶利伽藍合戦で木曾義仲率いる源氏と平維盛(たいらのこれもり)率いる平家が戦う前、1177年(安元3)に平家打倒の陰謀を企てたとして、京の法勝寺で執行(しぎょう)を務めていた僧都・俊寛と、藤原成経、平康頼が鬼界島に流される。この流刑地の鬼界島については諸説あるが、その一つ、奄美群島の喜界島にある俊寛のお墓を2011年の5月に訪ねたことがある。

喜界島にある俊寛の像とお墓
↑奄美群島の喜界島にある俊寛僧都の像とお墓。
  ところが、鬼界島に流刑が決まった俊寛が平教盛(たいらののりもり)の情けにより、教盛の所領であった越中宮島峡に隠し置かれたという伝説があり、小矢部の宮島峡の奥にもまた俊寛のお墓と言われる塚があるのを知って訪ねてみた。それは、緑の村というキャンプ場の管理棟(恵林館)の裏を少し下りた所にあった。
 また、この俊寛塚より市街地よりにある瀧之社の境内には、俊寛杉と呼ばれるご神木がある。小矢部市教育委員会作成の案内板によれば、幹周り6.6m、樹高45m、樹齢750年と推定され、宮島峡に流された俊寛が罪を許されて都に帰れるように祈って杉箸をさしたものが根を張り、この大杉になったと伝えられている。
 この俊寛杉の傍には小さな観音堂があり、こちらは俊寛と共に宮島峡に流された平康頼の守り本尊であった観音像が祀られているという。康頼は観音像を祀り、瀧之社の社殿裏手にある観音滝で修行し、流罪放免を祈願したそうだ。
宮島峡にある俊寛塚
瀧之社の俊寛杉
↑宮島峡にある俊寛の塚。→瀧之社の俊寛杉。
↓→瀧之社の境内にある観音堂と観音滝。
観音滝
 観音堂

 俊寛にまつわる伝説に、俊寛僧都を慕って集まった七軒百姓、「八エ門」「七蔵」「孫蔵」「勘五郎」「長次郎」「九蔵」「勘九郎」が宮島に近い高岡市福岡町の沢川(そうごう)に住居を求め沢川村の開拓の祖となったというのもある。
 これについては『福岡の昔ばなし/福岡町教育委員会』の「七軒百姓」という頁に以下のように書かれている。

「みんなは、俊寛様というお坊さんを知っとるかい。八百年ほど前においでた人でなあ。それは偉いお人やったのだ。乱れた世の中をなんとかしようと考えなさってな、それには平家を倒すしかないと、仲間と相談なされたのじゃ。ところがじゃ、それが平家方に知られ、鹿児島県の南の鬼界ヶ島へ島流しにされたのじゃ。でも、俊寛様は、平教盛のなさけによって、教盛の所領であった越中の国、宮島郷の久利須にかくまわれなさったのや。そのとき、俊寛様をおしたいしてついて来た人々の中に、わしらの先祖の七人の侍がおいでたということや」
「七人とも久利須におると平家方に見つかりやすい。そこでいろいろと考えて、これからどうやって生きていけばよいか、占ってもろうたのや。その占いで、一山越えた福岡の沢川で百姓をしながら、俊寛様をお守りすることが一番よいとわかったんじゃ。七人の侍は、七人の百姓になったんじゃ」「七軒百姓の名は、八右衛門・七蔵・孫蔵・勘五郎・長次郎・九蔵・勘九郎と言うんだよ」
「ところがある夜、俊寛様が大切にしておられた金銅仏様が七軒百姓の夢枕に立たれて『我、汝等と共に、ここに鎮座す』とおっしゃったそうじゃ。
『これはただごとではない。俊寛様に何事かが起こっているしらせじゃ』と七人は胸さわぎを押さえながら久利須へ走った。しかし俊寛様は、すでに息を引きとっておられたのじゃ。七人は泣きながら遺体を葬ったあと仏様を背負って、雪の山を越えて沢川へおつれしたのじゃ。あの大きな銀杏の木のある愛宕社におまつりしてあるのがその仏様じゃ」

沢川の愛宕社と秋祭り
↑福岡町沢川の愛宕社(左)と秋祭りの様子(右)。
 砺波市宮村にある景観教寺には、同寺の開基とされる了通が宮島峡で俊寛から譲り受けたとされる16歳の聖徳太子孝養像(きょうようぞう)が安置されており、毎年4月10日の太子伝会にご開帳されている。
 聖徳太子16歳孝養像は、後白河天皇が法勝寺の執行(しぎょう)だった俊寛に与えたものといわれる。これを了通が宮島峡に配流された俊寛に帰依して師弟の契りを結び、太子像を譲り受けたと伝えられている。高さ75センチで、柄香炉を両手で持っている。この聖徳太子像は、戦国時代に戦乱から守るために津幡町にある御手洗の池に石棺に入れて沈められていたという伝説も残っている。
↓砺波市宮村にある真宗大谷派のお寺、景完教寺。
聖徳太子16歳孝養像
俊寛僧都之塚

↑年に一度、4月10日に行なわれる景完教寺の太子伝会の際にご開帳される聖徳太子16歳孝養像(きょうようぞう)。

←景完教寺の境内に建立されている「俊寛僧都之塚」と刻まれた石碑。塚とあるが、こちらは記念碑的なもの。

 昨年の5月17日に撮影した利屋町の天神祭りの宮造りの様子をPhoto Albumにしました。こちら
利屋町の天神祭りの準備01
↑利屋町公民館の2階に仕舞われているお宮の部材を運び出す。
↓祭典が行われる龍雲寺の本堂の中に設営されたお宮(天満宮)。
利屋町の天神祭りの準備02

3月13日(金)

 未明に起きた石川県の能登を震源とする地震で目が覚めた。高岡市は震度3だが、けっこう揺れた。幸い今のところ大きな被害は報告されていないが、新型コロナ流行の最中に大規模地震や豪雨災害などが重なれば、適切な対応など臨めないのではないだろうか。新型コロナの流行が夏まで続けば、災害が重なる可能性は十分に考えられる。 
 今月10日に「パンデミックの脅威は非常に現実的になってきた」と述べていたWHOのテドロス事務局長が、昨日の未明に新型コロナがパンデミックになったと宣言した。この宣言が引き金になったのか、株安が止まらない。午前9時頃に日経平均1万8000円を割ったと思ったら、午前10時過ぎには1万7000円も割ってしまった。終値は前日比1128円58銭安の1万7431円05銭だった。

 森まさ子法務大臣が9日の参議院予算委員会で、検察官の定年延長ができるよう法解釈を変更した理由を問われ「東日本大震災の時、検察官は、福島県いわき市から国民が、市民が避難していない中で、最初に逃げた。その時に身柄拘束している十数人を理由なく釈放した」と答弁。野党から事実かと聞かれ、一度は「事実だ」と明言した後、「逃げた」「理由なく」は個人的見解だと答弁を撤回。この森法務大臣の発言を巡り、国会の審議は何度もストップした。これを受けて安倍首相が昨日、森法務大臣を厳重注意した。
 検察を所掌する法務省の大臣が、個人的見解で検察官を貶めるような発言をするのも驚きだが、仮にそれが事実だったとして、なぜ東日本大震災で検察官が逃げたことが検察官の定年延長に結びつくのだろうか。
 そもそも、なぜ法解釈を変更してまで黒川弘務東京高検検事長の定年延期を閣議決定しなくてはならないのか。森法務大臣は答弁を撤回したが、それでは改めて法解釈を変更した理由を明確にしてもらわなくてはならない。誰が定年延長を発案したのかも。
 法務委員会と予算委員会で森法務大臣が支離滅裂な答弁をしているYou Tube映像をリンクしておきます。こちらこちら。2013年の特定秘密保護法の担当大臣も彼女だったが、その時もグタグタだった。
 国会がどういう状態か、観ておくことをおススメします。

 新型コロナによる休業補償について正規・非正規で働く人は日額上限8330円の助成金を出すのに対して、フリーランスの場合は4100円という政府案が示された。
 フリーランスが正規・非正規の半額以下という金額は、東京都の最低賃金1013円X4時間で算出したという。安倍首相は「非正規雇用の方への給付とのバランスを考慮した」とも述べているが、どういうバランスだろうか。
 政府はフリーランスとフリーターをごちゃ混ぜにしていないだろうか?フリーランスとは自分の知識や技能を活かして企業等から仕事を請け負う個人事業主で、フリーターは企業などでアルバイトをして生計を立てている人のことだと個人的には理解している。
 一度も会社に勤めたことがないので、二十歳を過ぎた頃から個人事業主として毎年欠かさず確定申告をしている。フリーランスのライターやカメラマンというのは基本的にギャラの1割りが源泉徴収されているので、必要経費を申告して源泉徴収された分を返還してもらわなくてはならないから。
 そうやって40年ほどフリーランスで仕事をしてきた身で言うと、一日で得る収入は正規・非正規で働く勤め人の方よりフリーランスの方が多くなければ、フリーランスという稼業は続けられないだろう。毎月決まった日数、毎日決まった時間の労働が保証されているわけではないのだから。
 国が進める働き方改革の中で、多様な働き方の一つとしてフリーランスも取り上げられていたが、政府が考えるフリーランスの位置付けが今回の見解ならば、多様な働き方など広まらないだろう。
 リテラも<フリーランスの休業補償4100円問題で田崎史郎氏が「フリーター」と混同し政権を擁護! 安倍首相もフリーランス差別の答弁連発>という記事を書いている。

 昨日ギリシャのヘラ神殿跡で行なわれた聖火採火式をテレビの生中継で観ていたのだが、今日の夜になって新型コロナ感染拡大にともないギリシャ国内での聖火リレーの中止が決まったというニュースが流れてきた。

3月10日(火)

 明日で東日本大震災から9年が経つ。今年、新型コロナウイルス騒動の渦中に中学校を卒業し高校へ入学する子供たちは、東日本大震災の混乱の中で小学校に入学した子供たちということだろうか。
 先日、小泉環境相が福島第一原発事故によって出た除染土(汚染土)を観葉植物の鉢植えに使用し、大臣や幹部等の執務室に置くと発表した。鉢植えには1キロあたり約5,100ベクレルの放射性物質を含んだ土を用い、その上に厚さ5センチの覆土をしたそうで、空間線量はおよそ毎時0.06マイクロシーベルトで変化はないという。これで安全をアピールしているのかもしれないが、この鉢植えに使った除染土(汚染土)は入れ替えたりしないのだろうか。入れ替えることなく生涯そこに在ればいいが、入れ替えられた時にその除染土が厚さ5センチの覆土と混在し処理され、いつの間にか原発事故由来の除染土(汚染土)だったことも知られず移動するのではないだろうか。
 福島県内の除染土(汚染土)は中間貯蔵から30年以内に県外に運び出すことになっており、その処分量を減らすために1キロあたり8,000ベクレル以下の物は再生利用を進めていくとしているが、福島第一原発の事故が起こる前は、100ベクレル以上の放射性物質は黄色のドラム缶に入れて厳重に管理されていたことを忘れてはならない。
 除染土と共にその処理の仕方が問題になっているのが、福島第一の敷地内に貯まり続けている処理水(汚染水)だ。一昨日のTBS『サンデーモーニング』でもこのタンクに詰められて保管されている夥しい数の処理水(汚染水)の問題が取り上げられていた。国や東電はタンクに貯められているのは放射性物質の除去装置ALPSによってトリチウム以外は除去された処理水だというが、番組の取材では1000基のタンクのうち「J1-D」と呼ばれる9基のタンク群の中にある処理水は、ストロンチウムなどが排水基準を1万4000倍も超過。全体の7割が規制基準を超えているというものだった。
 尚、復興庁によれば今なお避難者は4万7737人を数える。政府は復興五輪と言うが、これが9年経っての現実だ。
元首相は映画『Fukushima 50』をどう見たか 菅直人インタビュー【1】 

 政府の専門家会議が「これから1、2週間が瀬戸際」との見解を示してから2週間となった昨日、イベント自粛などの対策の効果を見極めるには、さらに2週間近くかかるとした。また、専門家会議のメンバーは、対応が「数ヶ月から半年、年を越えて続くかもしれない」と述べて長期化の見通しも示した。安倍首相は今日、緊急対策の第2弾をまとめ、その中で今後10日間程度のイベント自粛継続を求めた。
 しかし、政府はこの新コロナの感染収束をどうやって見極めるのだろうか。あいかわらずPCR検査の数は少なく、リテラの記事によれば9日時点での国内の検査数は累計で8771件。一方韓国は18万1384件、イタリアでも4万2062件となっている。桁が1つ2つ違っている。これでは国内で市中感染がどれだけ広まっているか、計りようがない。計りようがなければ、収束の目途もたたないのではないだろうか。3月9日のニューズウイークの記事「新型コロナウイルス感染拡大に慌てないフランスの手腕」は<フランスの新聞でも日本では多くの人が検査拒否されているという報道が出ている。このままでは、オリンピックの開催は危うい。きちんと検査をすれば何千人という感染者がでるだろう。それを抑え込んだ、ということなら対策に信頼も置かれ、専門家はゴーサインを出すだろう。だが、前提となる検査が行き届いていなければ、いくら感染数が少なくても疑いを残すだけで、専門家の判断そのものができなくなる>という文章で結んでいる。

 世界107の国と地域で広がり、11万人が感染している新型コロナウイルス。ドイツのブランデンブルク州で4,000〜5,000人が隔離されているようだとドイツの通信社が報じ、感染者数9,172人、死者463人になったイタリアでは全土で移動制限が発令された。WHOのテドロス事務局長は「パンデミックの脅威は非常に現実的になってきた」と述べたそうだが、南極以外の全ての大陸で感染が広がっている現実は既にパンデミックではないだろうか。
 パンデミックの事例でよく紹介されるのが、100年前に流行したスペイン風邪だ。Wikipediaによれば、1918年から1919年にかけて全世界で大流行したインフルエンザで、感染者数5億人、死者数5,000万〜1億人と言われている。流行源は不明だが、第一次世界大戦中で世界中で情報が検閲されていた中、中立国だったスペインから最初の情報が出たことからスペイン風邪と名付けられたという。日本は当時人口5,500万だったが39万人が亡くなったそうだ。
 スペイン風邪という単語を初めて聞いたのは、1986年に旅したスペインでだった。初めて歩いたマドリッドは、杖をついた障害を持った老人がとても多かった。不思議だなとずっと思いながら旅を続けてバルセロナに移動したら、日本からスペインまでの飛行機で一緒になった女性と偶然に再会した。絵の勉強をしているという彼女は、毎年スペインに短期の留学をしていた。そこでスペインを旅しながら不思議に思ったことをいくつか彼女に尋ねてみたのだが、その一つが障害を持った老人をたくさん見かけたことだった。彼女の答えは、スペインは労働者のための安全設備、対策が低いことと昔流行ったスペイン風邪が原因ではないかというものだった。そしてスペイン人はたとえ障害を持っていても街に出る老人が多いから、目につくのではないかと言った。彼女の答えが、どれだけ正確なのかはわからないが。
 スペイン語で宝くじのことをロッテリアという。マドリードの大通りでロッテリア売りの人たちをたくさん見たが、スペインには視覚障害者の自立・就労を支援する組織があり、ロッテリアは視覚障害者が優先して販売できる職業だと聞いた。そうした取り組みもあってか、旅をした1986年のスペインでは障害を持った人も老人も、家に引き蘢らずに街に出ていた印象がある。

 ところで、新型コロナウイルスはもう一つ経済のパンデミック=世界同時株安も引き起こした。日銀はETF(上場投資信託)を過去最大規模で買い入れしたが株価は記録的な値下がり。日銀の黒田総裁はETFの損益分岐点は1万9500円の可能性を示唆したが、今日の日経平均は一時1万8800円台まで下落した。それでもETFの購入枠を現行の年間約6兆円から拡大する案を検討しているという。とても正気の沙汰とは思えない。

1986年のマドリード
↑1986年のマドリード。手前の台の横に座っている人が宝くじ(ロッテリア)売りかな。

 劇作家の別役実さんが、今月3日に肺炎のため亡くなられたそうだ。家の本棚には戯曲集も何冊かあるが、個人的には童話作家としての別役実さんに魅かれていた。『淋しいおさかな』『星の街のものがたり』『黒い郵便船』etc、どれも示唆に富む素敵なお話しだった。

3月6日(金)

 花粉症なので、今の季節はなるべく外を出歩かないようにしているが、今年は新型コロナまで加わったのでスーパーへ買い物に行くぐらいで家に居る時間が長くなった。積ん読になっていた本を読んでいる。『誰をも少し好きになる日 眼めくり忘備録/鬼海弘雄』(文藝春秋)、『しあわせ インド大地の子どもたち/鬼海弘雄』(福音館書店)を読み終えて、今日から『旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三/佐野眞一』(文藝春秋)を読み始めた。

ウイルスアウェイ

 あまり家にばかり居るのも飽きるので、午後からマスクをし、首から「ウイルスアウェイ」という除菌グッズを下げて、近所の図書館へ。
 除菌グッズは 両親が感染しないようにと妹が買ってきたモノで、私にも1つ配られた。二酸化塩素で除菌するそうだ。効き目の方は少々疑問だが、せっかく持って来てくれたので、邪魔になるものでもないので首にぶら下げてみた。

←ウイルスアウェイ。

 小中高校が休校になり図書館は子供達でいっぱいかと思ったが、そうでもなかった。大人もいつもより少ないかもしれない。窓際にあるソファーのような椅子に座り、持って来た本を読み始める。本を読むのに飽きると、図書館と繋がっている体育館の2階の170mの回廊を5周して、また図書館に戻る。そんなことを2回繰り返して家に帰ってきた。

 福島第一の原発事故で精神的損害を受けたとして福島県の中通りの住民が東電に約9900万円の損害賠償を求めた訴訟で、東電は、賠償を命じた一審福島地裁を不服として仙台高裁に控訴した。その一方で、東通原発の建設を進めている青森県東通村に企業版ふるさと納税を通じて約2億円を寄付するそうだ。

 感染研は「研究所」だ。現在のPCR検査が「研究事業」の延長だからこそ、臨床医がPCR検査を必要と判断しても、断ることが許容されている。高齢者は2日以上の発熱が続いた段階で帰国者・接触者相談センターへ相談するとか、PCR検査は肺炎の確定診断に用いるなど、おかしな基準が罷り通る。
 早期診断・早期治療は医療の鉄則だ。
 特に高齢者は、治療の遅れが致命的になる。
 発熱すれば体力が低下し、脱水になる。2日間も我慢せず、点滴や解熱剤を服用した方がいい患者もいる。インフルエンザなら、抗ウイルス剤を服用した方がいいだろう。
 さらに、高齢者の肺炎は、殆どが致命的だ。PCR検査で新型コロナウイルス感染の診断をつけても、データを集めるという意味では意義があるが、患者にとっては無益だ。
 専門家の提案に従った厚労省の方針は、まさに「人体実験」といっていい代物だ。

帝国陸海軍の「亡霊」が支配する新型コロナ「専門家会議」に物申す(下)>という、医療ガバナンス研究所理事長・上昌広さんによる記事の中に書かれている文章の一部だ。こういう記事を読むと、外国からミサイルを撃ち込まれて焦土となる前に、為政者の無策や利権に眼が眩んだ組織によって国が滅ぶんじゃないかと思えてくる。<帝国陸海軍の「亡霊」が支配する新型コロナ「専門家会議」に物申す(上)>を読むと、国立病院や国立療養所というものが敗戦前は軍施設だったことが分かる。

 この他の気になった記事を備忘録として。
予算2000万円超の1.6億円で随意契約 首相夫妻主催「夕食会」、ニューオータニ東京と
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 昨年の5月11日に撮影した上梨集落にある白山宮のご本尊ご開帳や、合掌の里、菅沼集落の様子、相倉集落の獅子舞などをPhoto Albumにしました。こちらこちら

白山宮のご本尊ご開帳
↑33年ぶりのご開帳が行なわれた白山宮。茅葺き屋根の建物が鞘堂で、この中にご本尊を安置した本殿がある。
↓上梨の白山宮で祝儀の獅子舞を奉納した相倉集落が、自分達の村に戻って地主神社の境内でも獅子舞を披露した。
相倉集落の獅子舞

3月3日(火)

 桃の節句。一昨日、母親が家にある雛人形を総動員して飾り付けた。お雛様じゃない人形もあるのはお愛嬌。

◯村境の神

 連日、新型コロナウイルス感染の話題がテレビやネット、新聞を賑わしている。疫病=伝染病の集団感染というのは、昔から人々を恐れさせてきたが、それ故、数々の民間信仰も生まれている。村境に神様を祀ったり、護符を下げるのもそんな一つだろう。

 集落の入口や中央などに、悪霊や疫病が侵入しないように守り神として祀られるのが道祖神だ。民間信仰の石仏で、その形は自然石、五輪塔、石像など様々だと言われている。
 県内では岐阜県との境にある旧大沢野地区に多く見られ、下タ北部地区の布尻集落の入口には道祖神が祀ってある。こちらの道祖神は男女二神が彫られた双体道祖神で、4体並んでいる。下タ南部の東猪谷には5体並んだ双体道祖神の他、五輪塔や青面金剛の石仏も見られる。また、東猪谷では春祭りの日に神事の後、道切りを行なう。氏子が用意した長いしめ縄に宮司が紙垂を結び、その縄を村の入口3ヶ所に張る。こうして村に魔物や疫病が侵入するのを防ぐという。

 岩峅寺には駅から雄山神社へ向かう住宅地の途中に道祖神と文字を刻んだ石がある。「道」の文字の上には梵字のようなものも刻まれており、横には大きな不動明王と彫られた石碑も建っている。
 旧大沢野と神通川を挟んで対岸にある旧細入地区の岩稲や、楡原では五輪塔が置かれている。五輪塔は五重塔を小型化したものと考えられ、江戸時代前に塔婆やお墓と同じように死者を供養するために造られたものだ。この五輪塔の石が永い年月を経て散逸し、それがまた組み合わされて造られた五輪塔を道祖神として祀ることがあるという。
 五輪塔は下から地輪(方形)、水輪(円形)、火輪(三角形、または笠形)、風輪(半月形)、空輪(宝珠形または団形)の石によって構成されており、古代インドにおいて宇宙の構成要素・元素と考えられた五大を象徴している。卒塔婆上部にもこの五大を表す切り込みが入っている。五重塔を簡略化したものが五輪塔で、五輪塔をもっと簡素にしたのが卒塔婆だと言われている。

布尻と東猪谷の道祖神
↑左は、布尻集落の入口にある4体並んだ双体道祖神。右は、東猪谷集落の5体並んだ双体道祖神。
↓東猪谷の集落入口に張られた道切りの縄。→岩峅寺にある道祖神と彫られた石。
岩峅寺の道祖神
東猪谷の道きり
 岩稲八幡宮の境内の端に4基の五輪塔が置かれているが、これらは集落に散らばっていた石を集めて新たに組み直されたと聞いた。岩稲に隣接する楡原でも、村の中央に五輪塔が10基並んでいる。これらの五輪塔が道祖神として祀られているのかは不明だが、岩稲と楡原には「ホーカイサマ(法界様)」と呼ばれる題目塔が集落の両端に建てられている。題目塔とは法華宗の勤行に用いられる「南無妙法蓮華経」を刻んだ石碑だ。この題目塔を集落の両端に設置して、ここからは法華宗の門下であることを示すとともに、悪霊や災いが村に侵入するのを防ぐ役割をしている。
 楡原と岩稲の住人は、嘗てはほぼ楡原にある法華宗のお寺、上行寺の門徒であったそうだ。この隣接する2つの集落では、今でも玄関の上に題目を記した護符を貼った家が多い。門札(もんさつ・かどふだ)と呼ばれるもので、家に悪霊や災いが入るのを防ぐものとされている。年明けに上行寺の住職が檀家の家を一軒一軒祈祷してまわり、その際に題目を記した護符が配られる。古い護符は回収され、お焚き上げとなる。
 また、2月には楡原、岩稲でそれぞれ火祭りが斎行される。楡原は上行寺で、岩稲は上行寺の住職が岩稲八幡宮へ出向いて行なう。この火祭り=火伏せの祭りの際に、道切りの木札が上行寺から与えられる。楡原はお題目を書いた木札と、四天王を書いた4枚の木札を吊るしたしめ縄で、昔は旧大沢野の東猪谷の道切りと同じように集落入口の道路上部に張っていたが、現在は集落の両端にあるホーカイサマに取り付けられている。岩稲の方はお題目を書いた木札だけで、これを両端にあるホーカイサマの前に立てておく。
岩稲八幡宮の五輪塔

←岩稲八幡宮の境内の端にある五輪塔。

↓左は、楡原集落の北端にあるホーカイサマ。お題目の木札と四天王の木札を吊るしたしめ縄が、括り付けられている。右は、法華宗の門徒の家の玄関に貼られた門札。家に悪霊や災いが入るのを防ぐものとされている。

ホーカイサマと門札
 立山町芦峅寺集落の入口には、立派な庚申塚がある。塚上には樹齢400年と推定される立山杉があり、その手前には庚申塚の本尊である青面金剛(しょうめんこんごう)が安置されている。青面金剛は立山信仰が盛んな頃、村人や登拝者に禍をもたらす悪霊の侵入を防ぎ、長寿や無病息災、五穀豊穣をもたらすといわれたそうだ。
 また、塚の入口には猿田彦大神と彫られた石碑が建っている。猿田彦は日本神話に登場する神様で、天孫降臨の際に道案内をしたことから、道の神、旅人の神とされ、道祖神と同一視されている。
 嘗てはこの塚で庚申講などの行事もあったが、現在は行なわれていないようだ。ただ、8月13日のオショウライ(お盆の祖霊迎え)に、雄山神社より庚申塚よりに住む人達が松明を持って、この塚に先祖の霊を迎えに来る。
↑左は、芦峅寺集落の庚申塚。右は、庚申塚の正面。中央に安置されているのが青面金剛。
 塞の神(サエノカミ)もまた、「塞=ふさぐ」で村に邪悪なものが侵入するのを防ぐ神様だ。入善町上野邑町(ムラマチ)では、毎年1月の第2日曜日に塞の神まつりが行なわれる。デクサマと呼ばれる一対の木の神様を持った子供たちが地区の家をまわり、「塞の神まつりの歌」を唄って祝儀として米や大豆、そして左義長で燃やす正月飾りなどを集める。左義長ではデクサマも燃やすので、この神様は毎年作り替えられる。デクサマ(木偶様)=塞の神を最後に燃やすことで悪霊や災が村に入らないように願っているのだろう。
 塞の神については、昔、村境にあった川に木偶(デク)人形が流れ着き、祟りを畏れた村人が人形を焼いて無病息災を願い塞の神を祀ったと言われる他、コレラが江戸時代に流行った際、川から流れ着いた木偶人形を燃やしたところコレラの流行が収まったことから続けられてきたなど、そのいわれは諸説あるようだ。
 この行事は2010年(平成22)に、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
↓毎年作られる男神・女神と書かれた一対のデクサマ。
塞の神の石碑
デグサマ
塞の神まつり

↑塞の神の石碑。

←子供達がデグサマを持って集落の家をまわって左義長で燃やす正月飾りなどを集め、塞の神の石碑の横に作られた櫓でデグサマを一緒に燃やす。櫓が燃えている間、子供達は「塞の神まつりの歌」を合唱する。

 い どんよんさんという大学生が一人で作製している「新型コロナウイルスの事例マップ」が秀逸だ。大学生が一人でこれを作れるのに、部下をたくさん抱える厚労大臣が、毎日の都道府県別のPCR検査数や感染者数さえ把握できないのが不思議でしょうがない。
 御覧いただいているこのホームページでも使用している忍者ツールズ株式会社の「忍者カウンター」を中心とする8つのWebツールのサービス停止が発表された。 忍者カウンターのサービス終了予定日は、来年の3月1日だそうだ。
  インドは新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を防ぐため、日本人に発行されたビザを無効にすると発表した。

 この他の気になった記事を備忘録として。
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