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◯製作中の琉球弧(奄美群島〜沖縄諸島)の歴史年表
◯製作中の富山の祭りと芸能
◯製作中の富山の祭りと芸能歴史年表

富山県のイルミネーション
富山のイルミネーション2019−2020

2020年カレンダー
1月1日 白川郷 春駒踊り 午後1時頃に和田家周辺からスタート
1月7日? 勝興寺 新年の宮大工仕事始めの儀 10時30分〜11時30分
1月? 新川神社 寒中みそぎ
1月20日? 東猪谷 宝樹寺 数珠繰り 記事
4月の第1土曜日 新開発の獅子舞(熊獅子)  9時頃に天満宮奉納
4月の第2土曜日 朝日町笹川の獅子舞
4月15日に近い土曜日? 岩稲の獅子舞
4月15日に近い日曜日 朝日町境の獅子舞
5月3日 越中八尾曳山祭
6月1日、7月1日 東泉寺 ひとつやいと 記事
7月1日 上市町 日石寺 大岩山滝開き・火渡り修法(10時)
8月19日、9月15日 鷹栖(宮木嶋)の獅子舞(金蔵獅子)
9月第1日曜日 砺波 狐島西の獅子舞(金蔵獅子)
10月? 利賀の山祭り(石かち)
10月15日に近い日曜日 朝日町境の獅子舞
10月最終土曜日 砺波 東石丸北部の獅子舞(金蔵獅子) 

◯射水市三ヶの十社大神 御田植祭
◯7年に1度、10月に開催 次は2022年 朝日町山崎 米吊り奉納
◯加茂神社 出雲へ神を送る神送祭 9月30日と10月31日?
◯5年に一度、若手神職でつくる県神道青年会が御田植祭
◯33年に一度 庄川の神賑わい 次回は2023年7月

*とやま文化財百選シリーズ(3)とやまの祭り
*全国祭り情報 富山県 祭り イベント一覧
とやまの獅子舞百選
富山県内のお祭り、イベント
*とやまの文化財百選シリーズ(2) とやまの獅子舞
*とやまの文化財百選シリーズ(3) とやまの祭り
*とやまの文化財百選シリーズ(4) とやまの年中行事
富山の祭り
築山行事
とやまの曳山”世界の宝”を守り続ける
*砺波の獅子舞 各地区の日程
年中行事覚書 柳田国男
田の神祭りに見る日本人の神意識
山の民の祈り
立山に生きる村ー宗教集落芦峅寺のくらし
立山信仰史における芦峅寺衆徒の廻檀配札活動と立山曼荼羅
五箇山の獅子舞の起源
道祖神
◯「沖縄 久高島のイザイホー 第1部」東京シネマ新社1979年製作
◯「沖縄 久高島のイザイホー 第2部」東京シネマ新社1979年製作
久高島の年中行事 平成17年度作成
◯「石垣島川平のマユンガナシー」東京シネマ新社製作
まつりの島 太平山 沖縄県 宮古島」シネマ沖縄1975年製作
◯「与論島の十五夜祭」東京シネマ新社1980年製作
幻想のティダン(太陽) 【沖縄・与那国島記録映画】
村踊 沖縄県伊江村伝統芸能
喜屋武(チャン)の綱引き
与那国島の行事
「沖縄730 道の記録」シネマ沖縄1977年製作
与論島の洗骨儀礼
○福島第一原発事故に関するリンク集 http://www.scn-net.ne.jp/~onodak/news/index.html
○DAYSから視る日々 http://daysjapanblog.seesaa.net/
○HIROPRESS.net 広河隆一通信 http://www.hiropress.net/index.html
○独立系メディア今日のコラム 青山貞一・池田こみち http://eritokyo.jp/independent/aoyama-column1.htm
○小出裕章(京大助教)非公式の説きまとめ http://hiroakikoide.wordpress.com/
○やんばる東村 高江の現状 http://takae.ti-da.net/
○辺野古浜通信 http://henoko.ti-da.net/
○チョ 10イさんの沖縄日記 http://blog.goo.ne.jp/chuy
○沖縄はもうだまされない http://www.ryukyu.ne.jp/~maxi/

12月31日(火)

 机の上を拭き、カメラとレンズの埃を払った。大掃除にはなっていないが、先日ヨドバシカメラの通販で蛍光灯を注文。蛍光灯を付け替えたので、部屋の中が明るくなった。
 ジョン・レンボーンの「South Wind」は暑い奄美や沖縄の夏に、部屋の窓や玄関を開け放して聴いていたが、大晦日の寒い部屋で聴いてもしんみりとしていい。
 You Tubeから「South Wind〜Feathered Nest/JOHN RENBOURN」。

 よいお年をお迎え下さい。

12月28日(土)

 2019年も、今日を入れて後4日になった。今日から帰省ラッシュが本格化したようだ。
 仲井眞前沖縄県知事が辺野古の埋め立て承認をしてから、昨日で6年が経った。実際に埋め立てが始まったのは昨年の12月からだが、こちらも一年が過ぎた。ニュースで流れてくる辺野古の海は、一見ずいぶん埋め立てられた感じもするが、未だ全体の1%だそうだ。これまでに使った予算は既に1471億円で、当初示していた予算、3500億円の約4割りを既に使っている。遅々として進まない工事を受け、政府は工期の見積もりを当初の5年から2倍の10年程度へ見直し、総工費も3倍近い9,300億程度で検討しているという。しかし、沖縄県は昨年、普天間から辺野古への移設工事の総事業費を2.5兆円と試算している。
 また、埋め立て承認の後から見つかった大浦湾に広がる軟弱地盤の改良工事に関する経費を、政府は2020年度予算案に計上するのを見送った。防衛省は軟弱地盤改良のために砂の杭を7万6699本打ち込む工事を計画しているようだが、それには沖縄県に計画変更の申請をして承認を得る必要があり改良にかかる経費の算出すらできる状態にないということだろう。
 そもそも軟弱地盤に砂の杭を約7万7000本打ち込むという前代未聞の工事が上手く行くのだろうか。砂の杭を打ち込めば、軟弱地盤の泥が押し出されるわけだが、その泥はどこで処理するのだろう。また、辺野古の埋め立ての始まる前にたくさんの予算をかけて環境アセス(環境影響評価手続き)を行なったはずだが、工事の計画変更をするなら改めて環境アセスをするべきだろう。
 そして一番考えなくてはならないのが、例え辺野古の埋め立てが完成して普天間の機能が移転されても、そこに配備されるのは単なる輸送機だということだろう。
 オスプレイが抑止力になるという人がいるが、オスプレイは戦闘機でも攻撃機でもなく輸送機にすぎない。沖縄の人が脅威を感じているから何か物凄い戦闘機だと思っている人がいるようだが、低空で飛行して騒音と振動が大きく、飛行が不安定な輸送機だから嫌がっているにすぎない。南スーダンに派遣されて、現地のゲリラに小火器で追い払われた過去もある。2016年12月13日に名護市安部の海岸にオスプレイが墜落しバラバラになった機体の写真が公開されたが、オスプレイの機体はグラファイトとエポキシ樹脂の複合材で作られているといわれている。
 尖閣を想定して、いち早く人員を島に送り込めると主張する人がいるが、誰もおらず何もない島に人員をオスプレイで送って何をするんだろうか。オスプレイには戦車一台を積める大きさもない。こうした現実を見れば、普天間基地→辺野古新基地の存在は中国に対して何の抑止力にも攻撃力にもならないと思うのだが?
 実際、尖閣周辺にスクランブルをかけているのは、那覇空港から飛び立つ自衛隊のステルス戦闘機だ。辺野古の埋め立ては国防の問題ではなく、基地建設に関わる利権の問題だろう。
 政府の算出した9,300億円がどのくらいの金額なのか、玉城デニー知事が新国立競技場や東京スカイツリーに置き換えて説明した。東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の事業費は約1600億円なので新国立競技場5.8個分、スカイツリーの総事業費は650億円なので14塔分になる。これは政府の算出で、沖縄県が算出した2.5兆円ならさらにこの2倍以上となる。
 これだけ巨額の税金を投入して、輸送機を配備する必要があるのか疑問に思わないのだろうか。
2013年の辺野古埋め立て承認の記者会見
↑県庁を人間の鎖で取り囲んだ後、県庁ロビーに置かれていたテレビで仲井眞知事の会見を観る抗議に訪れた人々。当初、知事の会見は県庁の知事室で行なわれるはずだったが、知事公舎に変更となった。2013年12月27日撮影。
 昨年の12月29日に撮影した有磯正八幡宮と射水神社の年越大祓の様子をPhoto Albumにしました。こちら
年越しの大祓
↑自分の穢れを移した人形代を、水を張った樽に納める参列者。
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12月26日(木)

 昨日は快晴で気温も上がったので、自転車でしまむらまで靴下やら長袖シャツやらヨットパーカーやらを買いに行った。これで冬の準備はできた。
 今日は朝から雨のち曇りで肌寒い。午後から少し図書館へ行って持ち込んだ本を読む。
 昨日、統合型リゾート(IR)を巡り、自民党の秋元司衆院議員が中国企業から現金200〜300万円を不正に受け取った疑いが強まったとして、東京地検特捜部に逮捕された現職の国会議員の逮捕は10年ぶりだという。野党は今日の合同ヒアリングで、秋元議員が内閣府副大臣を務めていた時の出張や面会に関する記録提出を求めたが、政府は「捜査に関わるため」と提出を拒否した。あいかわらずの対応で、この政府はいったい何だったら出せるんだろうか。

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リュウキュウアサギマダラの越冬

 昨日の25日はクリスマスだけれど、奄美群島の人々には日本復帰の記念日でもあった。今年で復帰して66年になる。毎年25日には記念の式典があり、名瀬に住んでいた2010年、2011年は式典に参加した。
 奄美市役所の後ろにある「おがみ山(神山)」に、復帰に尽力し「復帰の父」とも呼ばれた泉芳朗(いずみほうろう)の胸像があり、この像の前で「日本復帰記念の日の集い」が開催されるのだが、2010年、2011年はともに雨で、名瀬小学校の体育館で行なわれた。
 沖縄の歴史も複雑だが、奄美もまた侵略による変遷の歴史だ。奄美世(アマンユ)とされる時代の後に、琉球王朝に支配された那覇世(ナハユ)があり、次に薩摩藩による侵略で大和世(ヤマトユ)が訪れる。そして第二次世界大戦の敗戦後は、沖縄と同じくアメリカの支配に置かれた。1952年4月に琉球政府が発足する前には、奄美群島政府なるものが組織されている。
 そして1953年(昭和28)8月8日の奄美群島に関する権利を放棄するダレス声明を受けて、12月25日に返還され再び現在の大和(日本)世となっている。

  琉球新報に沖縄糸満市出身の両親を持つ、奄美市在住の上原さんという方の、日本復帰時を回想するインタヴューが掲載されていた。奄美には沖縄出身の方も多く、その逆も多い。奄美で部屋を借りていたビルの所有者もまた、出身は沖縄糸満市で上原さんという姓だった。
  アメリカ政府が沖縄に比べて早期に奄美群島を手放したのは、その地形にあるとも言われている。全体に山が多く、海岸はリアス式で平地の少ない島は軍にとっては魅力がなかったのだろう。その島に、今自衛隊の基地が造られている。

*写真は、海岸横の雑木林で集団で越冬するリュウキュウアサギマダラ。2011年1月30日撮影。気温が15℃を下回る日が続くと越冬が始まるようだが、今日の奄美は24℃だそうだ。亜熱帯、恐るべし。

 昨年の12月24日に撮影した伊勢玉神社の大絵馬奉納の様子と、氷見市下田子にある八幡社の盤持石の写真をPhoto Albumにしました。こちら
伊勢玉神社の大絵馬奉納
↑自身が描いた大絵馬を清め祓いする鈴木瑞麿宮司。

12月24日(火)

Merry Christmas!

セビリアの遊覧船

 スペイン南部、アンダルシアのセビリアで遊覧船に乗った。グアダルキビール川を1時間ほど航行するのだが、船が橋の下を潜る度に乗り合わせた子供たちが一斉に大声で叫ぶ。自分の声が響くのが面白いのか、声を振り絞って叫ぶ。その様子が面白くて、振り向いて写真を撮った。
 もう、33年も前になる。この子たちも母親や父親になり、彼女彼らの子供が今度は船に乗って叫んでいるかもしれない。

メ〜〜リ〜〜ク〜〜リ〜〜ス〜〜マ〜〜ス!!!

*1986年6月2日、セビリアにて。

 You Tubeから、ミニー・リパートンが歌うクリスマスソングを。「Christmas Love」、途中からサイレントじゃなくなる「Silent Night」、ロータリー・コネクション時代のちょっとサイケな「Silent Night」。

 素敵なクリスマスを!

12月23日(月)

TOMOKOカレンダー

 Guitarist TOMOKOこと、田中智子さんのカレンダーと手書きの会報が届いた。
 表紙の写真は今年の6月、彼女がツアーで富山に来県した時に撮影した。富山のライブハウス「ログセッション」の控え室。リハーサルと本番の間にポートレートを撮ることになり、控え室に行くと彼女のテンガロンハットの色に合わせてスタイリストが用意したんじゃないかと思うほどピッタリなソファーが置いてあった。
 5−6月用の写真はその時のライヴの中からの一枚。3ー4月と7ー8月は翌日の午後、東京へ戻る前の短い時間でのロケ。7ー8月の写真は雨晴の松太枝浜にあるレトロな海の家、3ー4月は新湊の内川で撮影している。

 彼女を撮影するのは3回目で、最初は那覇に住んでいた2012年。彼女が沖縄ツアーに来た時に撮っている。ベンチャーズの元ギタリスト、ノーキーさんの日本ツアーのオープニングアクトを務めるはずが、途中でノーキーさんが心不全で倒れて入院し、残りの公演を彼女が代役として演奏してまわった直後じゃなかったか。まだ北海道に住んでいて”北のエレキガール”がキャッチコピーだった。この時は普天間でポートレートを撮影し、その日の夜に那覇の松山にある「アパッチ」でライヴを撮影した。
 2回目は翌年で、北海道から東京に拠点を移し、デビューCDとDVD用の映像(水中撮影)のために沖縄に短期間滞在していた。この時は宮古島のミャークヅツ、西表島の節祭の撮影で離島をまわっていたが、彼女が東京に戻る前日だけスケジュールがあったので早朝に西表島から那覇に戻り、キャンプキンザーのある金武町と、沖縄市にある嘗ての黒人街・照屋や白人街・美里でポートレートを撮影した。

 今回の撮影は約6年ぶりだったが、この間に彼女は、クリエイションのギタリスト、竹田和夫さんプロデュースによるアルバム『Dancing with A Gypsy Queen』『PARADISE GUITARS!!』という2枚のアルバムをリリースしている。

 明後日25日、原宿クロコダイルで、彼女のクリスマスライヴがあるようだ。

 昨年の12月2日、新川神社のしめ縄作りを撮影した後、自転車で富山市内をブラブラしながら撮ったスナップをPhoto Albumにしました。こちら
富山県美術館
↑環水公園から撮影した富山県美術館。

12月22日(日)

 師走になるとテレビも特番が多くなり、政治のニュースも少なくなる。一昨日のハーバー・ビジネス・オンラインが<桜を見る会問題、国会審議に占める割合はわずか。長引かせたのは誠実な回答から逃げ、嘘をつく政権与党>という記事を載せている。記事によれば第200回臨時国会の合計審議時間535時間の内、桜を見る会の審議時間は15時間12分で、全体のわずか2.8%だという。また、野党は何でも反対するというが本国会で政府が提出した法案15本の内、14本が成立している。安倍首相は13日に都内で開かれた内外情勢調査会の講演で「国会では政策論争以外の話に多くの審議時間が割かれている」と述べたそうだが、これは事実ではないだろう。そもそも野党の求めに応じず、長期間に渡って予算委員会を開かずに逃げ回っていたのは与党ではなかったか。ハーバー・ビジネス・オンラインの記事のように数字を提示して、ファクトチェックを行なう作業は大切だ。
 小泉進次郎環境相が20日の会見で、16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんに触れ、「正直言って日本でみんな飛行機乗らないのは無理」と述べたそうだが、彼女の活動に対する想像力が働かないのだろうか。先日批判された野口健氏のツイッターでの発言と思考のレベルは同じではないだろうか。
 先日は麻生副総理の傲慢な記者会見をノーカットで放映したテレ東NEWSが、今度は二階幹事長の傲慢な記者質問への対応を放映している。こちら
 政府は国の行政手続きの9割りオンライン化を目指すそうだが、データは直ぐに廃棄し、バックアップデータは復元できず、あげくはバックアップデータは行政文書ではないと言い出す人たちにこんなことを任せて大丈夫だろうか。
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除染で出た土「安全性問題ない」 農地利用の手引き作成へ
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「公用車の定義はさまざま」昭恵氏の使用状況答えず 19日午前の菅官房長官会見詳報
人間よりコンピューター信じた悲劇 富士通の会計システムに欠陥 英国の準郵便局長550人冤罪に苦しむ
今年の前夜祭「ニューオータニ領収書、見た人は下関に誰もいない」 野党ヒアリング詳報
辺野古の軟弱地盤改良費、計上見送り 2020年度予算案で防衛省
写真を真ん中に 人とつながる|勇崎哲史さん(写真家)

 昨日はあいの風とやま鉄道の一日フリーきっぷを使って、富山のイルミネーションを撮影してまわった。

12月21日(土)
 午後から近所の図書館で家から持って行った本をしばらく読んでから、自転車で駅へ。1500円のあいの風とやま鉄道一日フリーきっぷを購入して、16時10分発の電車で富山駅へ。16時39分に駅に到着して、歩いてグランドプラザへ。17時過ぎに着くとイルミネーションが点灯しており、その下のエコリンクで子供たちがスケートをしていた。
 冬になるとローカルニュースでエコリンクの映像が流れるが、実物を見るのは始めてだ。こちらの情報によれば、イルミネーションの点灯が11月1日〜1月31日、エコリンクのオープンが12月14日〜1月13日となっている。

グランドプラザ01
↑↓→グランドプラザのイルミネーションとエコリンク。
グランドプラザ03
グランドプラザ02
市民プラザ

 エコリンクで10分ほど撮影した後、近くの市民プラザへ移動。こちらにも光のオブジェが並べられ、建物が電飾で縁取られていた。
 市民プラザから富山駅へ戻る途中、富山城址公園から駅までの大通りのセンターに電飾が灯り、立山をイメージしたイルミネーションのタワーが立っていた。富山城(郷土博物館)の天守閣 もライトアップされている。

←富山市民プラザのイルミネーション。

富山城と周辺
富山駅前ロータリー

↑立山をイメージしたタワー(左)、ライトアップされた富山城(右)。

 大通りから富山駅に着くと、ロータリーに電飾が飾られた光のトンネルと、大きな額縁が設えられている。この駅前から城址公園までを「ホワイトイルミネーションとやま」と称し、12月3日から2月14日まで開催しているそうだ。

←富山駅前に設置された光のトンネル。

 富山駅を18時13分の電車で、滑川駅に向かう。15分で到着したが、駅前に電飾の明りがない。駅員さんに滑川のイルミネーションはどこで見られるか尋ねると、10分ほど歩いた公園に飾り付けられているということだった。駅を出て左に7分ほど歩くと木々に電飾が飾られていた。「イルミネーションなめりかわ」というらしく、場所は吾妻公園だった。11月下旬から2月下旬まで開催されるようだ。
滑川の公演
 公園に5分ほどいて写真を撮り、駅に戻る。今度は18時55分の電車に乗車し、隣りの魚津駅へ。
魚津駅前
 7分ほどで魚津駅に到着。駅前のロータリーに電飾が飾られ、銅像もライトアップされている。「2019イルミラージュUOZU」というタイトルだが、人通りがないせいかなんだか寂しい。こちらは12月6日から2月29日まで。
 魚津駅前のイルミネーションを撮ったので、次は黒部駅へ。19時38分の電車に乗り、19時43分に着いた。駅前に出ると、ロータリーの木に電飾が飾られている。これだけ!?
 とりあえずお腹が空いたので、駅横のコンビニで肉まんとチーズカレーまんを一つずつ購入。
 北日本新聞の記事によれば12月2日に点灯式が行なわれ、2月末まで飾られるようだ。
電鉄黒部駅前と三島神社の前
↑電鉄黒部駅(左)と街路樹の電飾。

 帰りの電車まで1時間ほどあるので、肉まんとチーズカレーまんを頬張りながら、駅前の通りを電鉄黒部の駅まで歩く。途中、市民病院の前と、八心大市比古神社の前の街路樹だけが電飾で飾られていた。こちらの記事を見ると2016年はもっと大通りの街路樹にイルミネーションが灯っていたようだ。電鉄黒部駅にも何か電飾が点いているかと行ってみたが、こちらは何も飾られていなかった。
 人気もない通りを駅まで戻る。20時56分発の金沢行きに乗車し、家へと帰る。携帯アプリの万歩計は16,162歩。久しぶりによく歩いた。

12月19日(木)

  ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者の山口敬之氏から性行為を強要されたとして慰謝料を求めた訴訟で、東京地裁は昨日、山口氏に慰謝料330万円を支払うよう命じた。判決後の会見で記者から、いったん出された逮捕状が直前に取り止めになったことについて聞かれた山口氏は「(逮捕状が)出ていたかどうかすら知らない。天地神明にかけて(取り下げを)誰かに頼んだと言うことはない」と答えている。しかし、2017年の記事だが週刊新潮から質問状が送られてきた山口氏が<北村さま 週刊新潮より質問状が来ました。■■の件です。取り急ぎ転送します。山口敬之>という文面のメールを週刊新潮に誤送信したことが書かれている。この北村という人物については、安倍首相の懐刀とされる北村茂内閣情報官だろうと言われている。
 今日、日本外国記者クラブで山口氏の記者会見があった。このメールのことを誰か切り込まないのだろうかと思っていたら、フリージャーナリストの江川紹子さんが質問した。その答えは「私の父が弁護士をしておりまして、父は去年亡くなったんですけれども、その関係者の北村さんという方。知人といいますか、父の友人の方です。これ以上はその方にご迷惑がかかるので申し上げませんが、この北村さんは、北村滋さんとは全く別の民間の方です」というものだった。
  不思議だなと思う。レイプ犯の嫌疑がかけられて、その無実を証明しなくてはいけない人が、「これ以上はご迷惑がかかるので申し上げられません」と北村さんなる人物の存在を明らかにしない。彼の話が真実なら、その民間人の北村さんに多大な迷惑のかかる話でもないだろう。それによって、少なくとも事件のもみ消しに官邸が動いたという嫌疑を払拭できるかもしれないのに。
 山口氏の記者会見のやり取りは、そのまま「桜を見る会」の問題と同じだ。違法でないなら犯罪でないなら、招待者名簿をオープンにして証明すればいいのに、頑なに名簿や記録を破棄し隠蔽する。
昭恵氏の日当や交通費「お答え困難」 答弁書を閣議決定
森友訴訟、二審も国に賠償命令 国有地売却額の非開示は違法
首相推薦枠「調査は不要」 桜を見る会 政府、野党質問に
 なぜ山口氏も政府も、自らの潔白を積極的に説明しようとしないのだろうか。

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 昨年の12月2日に撮影した新川神社のしめ縄作りとお米の試食会の様子をPhoto Albumにしました。こちら
しめ縄作り
↑稲藁でしめ縄や正月飾りを作る子供たち。↓自分たちで植えたお米で作ったおにぎりを頬張る試食会。
お米の試食

12月16日(月)

 昨日は叔母(母親の妹)の三回忌法要に合わせて、母方の祖父、祖母、伯父の法要も一緒に営んだ。
 中学生の頃まで祭りや正月には母親の実家へ遊びに行ったが、高校生になると親戚の家に行くよりも友達と遊ぶ方が楽しかった。高校を卒業して暫くして富山を離れると、従兄弟ともなかなか顔を会わせることがなかった。それが、お葬式や法要などでまた顔を会わせる機会が増えてきた。そういう年齢なのだろう。
 下の写真は母方の祖父のお葬式の時の写真。もう50年以上前だ。昔は葬祭場などなく、家で葬儀が営まれていた。蝶ネクタイをして一番前に座り笑っている自分が写っている。なぜ笑っているんだろう。
母方の里のお葬式

グレタ・トゥーンベリさんをトランプ氏がツイッターで“口撃”。「アンガーマネジメントして古い映画でも見に行け」
野口健 グレタさん皮肉で賛否…環境活動家委縮させるの声も
ホリエモンよりグレタさんは「760万倍賢い」―温暖化防止「飛び恥」の衝撃
 マドリードでCOP25が開催されていた先週、16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんを揶揄する発言がいくつか記事になって流れてきた。これ以外にも、なぜ一番のCO2排出国の中国に何も言わないんだというネット民の声が沸いているが、そう思うなら16歳の小女だけに任せず自分で中国に向かって発言したらどうかと思う。中には、グレタさんの背後には中国共産党がついているという陰謀論まで飛び交っている。 
多くの人たちが苦しんでいます。多くの人たちが死んでいます。全ての生態系が破壊されています。私たちは大量絶滅の始まりにいます。それなのにあなたたちが話しているのは、お金のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか!
 今年の9月23日、ニューヨークで開かれた国連気候行動サミットに出席した彼女のスピーチだ。感情を露にした彼女の表情とともに話題になったが、発言は正論であり的を射たものだ。
 16歳の小女が自分一人でこんな事を考えられるはずがない、裏に誰かがいて操られているんだ、という声もネットでは見受けられるが、才能に溢れ頭脳明晰な若者はたくさんいる。藤井聡太棋士が62歳上の加藤一二三棋士を破り公式戦勝利の史上最年少記録を更新したのは14歳5ヶ月だった。囲碁の世界では今年、仲邑菫(なかむらすみれ)さんという10歳のプロ棋士が誕生している。彼女の場合はそれが環境問題に向かい、人より並外れた行動力があった。そして彼女の発言は正論であり、それがわかっていながら何もしない自分を正当化したい大人が彼女を揶揄しているのではないだろうか。
 今月の4日、ドイツの環境NGOが昨年一年間で異常気象による最も深刻な被害を受けた国は日本だと発表した。福島第一原発の過酷事故を経験し、南海トラフ地震や首都直下地震の心配を抱えながら未だに脱原発に舵を切れないこの国の大人たちに、彼女のメッセージは突き刺さるのだろう。
 自分自身のことで言えば、飛行機より船や電車を使うし、車より電車やバスに乗る。時間に余裕があり天気が良ければ、片道2時間ぐらいなら自転車で行く時もある。環境問題というだけではなく、あんな大きくて重いものが空を飛ぶ理屈がわからなかったり、走行中に故障しても車は直せないが自転車ならなんとか自力で解決できるという理由だけれど。もちろんケースバイケースで、沖縄の離島を旅していた時は飛行機にもお世話になった。
 那覇から自転車で2時間ほどかけて、嘉手納まで何回か行ったことがある。国道58号線に立てばわかるが、極東最大の空軍基地である嘉手納飛行場からは来る日も来る日も軍用機がタッチ&ゴーを繰り返している。戦争の種の一つにエネルギー問題があるのだろうが、タッチ&ゴーを繰り返し頻繁に上空を飛ぶ軍用機を見ながら、世界中に散らばる米軍基地で使用される燃料というのは、一日でどれくらいの量なのかと考えて途方に暮れたことがある。今なら、排出されるCO2の量を想像するだろう。近年の気象による大災害を見れば、世界は紛争に明け暮れている場合ではないだろう。

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 昨年の11月18日に撮影した「おやべイルミ2018」の様子をPhoto Albumにしました。こちら
おやべイルミ
↑2015年からクロスランドおやべで毎年開催されているイベント。15万球のLEDで「光の海」「光のトンネル」、様々なオブジェを製作している。

12月12日(木)

 朝、テレビを観ていたら速報で俳優の梅宮辰夫さんが死去されたという報がテロップで流れた。そう言えば最近、身体の具合が良くないという話を目にした気がする。驚いたのは梅宮辰夫さんの年齢が81歳だったこと。昔からテレビで観ていたので、もっとお年かと思っていた。考えてみれば1人娘の梅宮アンナさんがまだ47歳なのだ。
 もう20年以上昔だが、柴田書店のMOOK『居酒屋』の取材で青森県八戸の居酒屋へ行った。炉端焼きのお店だったが、その店に梅宮さんのサインが飾ってあった。元々は食堂を経営していたが、1979年に居酒屋に業態転換し繁盛店になっていた。食堂から居酒屋にすることを最初に提案したのは当時高校生の息子さんだった。しかし、その息子さんは役者を志し東京へ。お店は弟さんが継いだ。
 役者を目指した息子は、梅宮さんの付き人として4年間修行したそうだ。そんな縁があり、梅宮さんが八戸へ来た際に来店し、その新鮮な魚料理に感激し<梅宮辰夫推薦の店>というお墨付きをいただいたそうだ。
 役者を目指した息子は、その後どうしただろうと検索してみると現在も役者・お笑い芸人・ナレーター・リポーターとして活動されていた。

梅宮アンナ

 写真は梅宮アンナさん。都内のこじんまりとしたハウススタジオで撮影した。すっぴんで現われて、自分でササッとメイク。パパッと撮影してスーッと帰って行った。この写真を気に入っていただいたのか、彼女のホームページのギャラリーに一時掲載されていた。2009年9月29日撮影だから、もう10年が経つ。

 桜を見る会の件で、政府は廃棄された名簿の「電子データの復元を考えていない」と閣議決定した。ちょっと前には「反社会勢力を定義するのは困難」という意味のわからない閣議決定も行なっている。安倍政権になってから「えっ?」と首を傾げるような閣議決定が乱発されている。
ポツダム宣言「当然、安倍首相は読んでいる」 閣議決定
「そもそも」=「基本的に」閣議決定 文法的に「どだい」無理
「首相夫人は私人」政府、答弁書を閣議決定
"官邸の最高レベル"発言は「確認できなかった」と閣議決定 でも、新証言が出ている【加計問題】
「桜を見る会、意義ある」答弁書を閣議決定
老後2000万円不足の報告書「質問への回答控える」 政府が閣議決定
セクシーの意味は「魅力的」と政府答弁書 直近5年で閣僚発言なし 小泉氏発言
 近年閣議決定されたものを並べたが、ネタだろうかと思うようなタイトルばかりだ。ここに虚構新聞の中で一番好きなネタ、
バウムクーヘンの天日干しが最盛期 長野
を紛れ込ませても違和感がないほど、閣議で決定されるものが浮世離れしているのだろう。

 一昨日、テレビ東京が麻生副総理兼財務大臣の閣議後会見をノーカットで流した。こちら。その内容が驚くほど酷い。
 この他の気になった記事を備忘録として。
「知らされずに除染従事」 ベトナム人技能実習生、失意の帰国
桜を見る会に裏ルール存在…名簿破棄に関与した安倍首相も官僚も刑法違反、懲役刑の恐れ
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 寒さの緩んだ昨日は、久しぶりに自転車で遠出した。午後から近所にあるミュゼふくおかカメラ館で開催されている山田利朗写真展『MESSAGE』と『冨士フィルムフォトコンテスト入賞作品展』を見てから、『KIRAKIRAミッション2019』と題したイルミネーションイベントが開催されている砺波へ。
 15時前にカメラ館を出てチューリップ公園の付近に到着したのが16時過ぎ。イルミネーションは17時からなので少し早いがすき家で牛丼のセットを食べる。
砺波のイルミネーション01

 すき家を出て、チューリップ公園の横にある観光案内所で砺波市のPR動画を観たり、観光案内やイベントのチラシを見て過ごす。
 17時に5分ほど前に公園へ行き、点灯するのを待つ。家族連れや夫婦でイルミネーションを見に来た人たちが何組か同じように点灯を待っている。
 時間になって点き始めると、子供のうれしそうな歓声が広場に響く。

←ライトアップしたチューリップの塔。

砺波のイルミネーション02
砺波のイルミネーション03
 イルミネーションはチューリップ公園からチューリップ四季彩館の周辺まで行なわれていた。40分ほど写真を撮りながらブラブラと歩いた。
 18時前に公園を出て、また1時間半ほどかけて自転車を漕いで家へと帰った。

12月9日(月)

 今日、臨時国会が閉会した。記者会見で安倍首相は桜を見る会の今後の開催に触れ、「私自身の責任において招待基準の明確化や招待プロセスの透明化を検討する」と述べたが、桜を見る会の招待基準は「各界において功績、功労のあった方々」という明確な基準が既にある。
 問題なのは基準があるにもかかわらず、基準から外れた人物が大量に招待されていることだろう。招待プロセスの透明化を言うなら、首相及び内閣の威信にかけて破棄したという招待者名簿のバックアップデータを復元して検証する以外に方法はないのではないだろうか?
 公文書というのはこの国がどんな航路を辿って来たかを記録した航海図であり、国が行なう統計調査はこの先をどう進めばいいかを示す羅針盤だろう。
 公文書は破棄した。バックアップデータは消去した。バックアップデータは公文書ではない。破棄に使用したシュレッダーの記録は見せられない。「桜を見る会」やモリカケなど、安倍首相に疑惑が向けられた問題で必ず出て来るのが公文書でありデータの改竄や隠蔽だ。航海図を捨て、羅針盤を壊した船=現政権が舵を握っていると自分たちがどこを彷徨っているかもわからず、どこに進むかもわからない。支持している人たちは怖くはないのだろうか。
 政府は2030年までに、世界レベルの高級ホテルを国内50ヶ所に新設する方針だという。やはり、羅針盤が壊れているとしか思えない。

航行中のフェリー
↑奄美大島の名瀬沖を航行するフェリー。2010年7月16日撮影。
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富山の石造美術
 髪が伸びてきたので理容院へ。帰りに家の近所の図書館へ行き、持参した『富山の石像美術』(巧玄出版)を読む。部屋だとついついネットを見てしまうし、光熱費の節約にもなる。
 この本は今月の5日にアマゾンのマーケットプレイスでポチったが、翌日に届いたので、その早さに驚いた。
 文体が学術書っぽく堅目なので、なかなか読み進めない。
 昨年の11月16日に撮影した神通川沿いの紅葉の写真をPhoto Albumにしました。こちらこちら
観光橋から撮影した布尻集落
↑観光橋から撮影した布尻集落。

12月5日(木)

 昨日、今日と天気が荒れている。断続的に激しい雨が降るが、一時スッと青空が見えて虹が出たりもする。午後、青空が見えたので郵便局とコンビニとスーパーへ買い物に出たら、郵便局を出たところで雨になった。スーパーから家に帰る時には霰まで降り出す始末。
奉迎パレード

 医師でペシャワール会現地代表の中村哲氏が昨日、アフガニスタンを車で移動中に銃撃されて亡くなった
 SNSには氏の死去を悲しむ声や、功績を讃えるコメントが多数書き込まれているが、それらに混じって憲法9条を持ち出す恥知らずなコメントも見受けられる。邦人が海外で殺害されると、「自己責任」と「憲法9条」という言葉が沸いてくる。

(1)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又(また)は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
(2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 憲法9条である。憲法など抑止力にならない、憲法9条で敵国が撃つミサイルを撃破できるのかと子供のようなことを言う人が時々いる。
 今年の春頃、日本維新の会の丸山穂高議員が北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として国後島を訪れた際、酔って「戦争しないと、どうしようもなくないですか」と訪問団団長に詰め寄って問題になった。丸山議員は批判を浴びて日本維新の会を除名処分となったが、彼のように「戦争しないと、どうしようもなくないですか」と考える為政者は他にもいないとは限らない。
 2012年当時、日本維新の会代表を務めていた石原慎太郎氏が街頭演説で「例えば、横田めぐみさんとか200人以上の人たちが拉致されて殺されたのに、その証拠があったのに、当時の日本はそれを返せと北朝鮮に強い態度 で臨めなかった。9条のおかげで見殺しにした。あんなものがなければ、日本は返さなかったら戦争するぞと、攻めていく姿勢で取り戻せた」と述べている
 拉致被害者を見殺しにしたのは憲法9条のせいだろうか?今でこそ日本政府は拉致問題に取り組んでいるが、おそらく1970年代から始まったと思われる北朝鮮工作員による日本人拉致事件を認めて来なかったのは、この国の政府だったのではなかったか。
 日本人拉致問題が初めて国会で取り上げられたのは1980年、民社党が当時の竹下首相に拉致事件は北朝鮮によるものではないかと指摘し、真相究明を求めたのが1988年と言われている。それまでこの国は拉致被害者の存在すら認めず救済に動くこともなかった。憲法9条のせいにしてはいけない。
 憲法で敵国のミサイルは止められないが、憲法でバカな為政者の暴走を止めることはできる。そのことによって憲法9条は国民の命、自衛隊員の命を守っている。

 不平等な日米地位協定の改正に関心を示さず憲法改正に意欲を示すこの国の首相は、10月4日の所信表明で「令和の時代に日本がどのような国を目指すのか。その理想を議論すべき場こそ、憲法審査会ではないか」と述べたそうだが、意味がわからない。憲法についての認識が間違ってはいないだろうか?

*写真は糸満市で開催された「おきなわ豊かな海づくりフェスタ」で来沖された天皇皇后両陛下を歓迎し、国際通りから奥武山公園まで日の丸の旗と提灯を持って歩いた奉迎提灯大パレードにて。2012年11月18日。

 警察官が捜査書類をシュレッダーで破棄したとして書類送検になったという、タイムリーなニュースが流れてきた。普通はこうだな。

 昨年の11月4日に撮影した五箇山の紅葉の写真をPhoto Albumにしました。こちらこちら

↑国指定重要文化財・岩瀬家に吊るされた干し柿越しに見る行徳寺。↓茅を葺いている男性。相倉集落にて。

12月2日(月)

 今年も残り一ヶ月を切ってしまった。今日は朝から雨だが、そこそこ暖かい。国会の中継を少しだけ見た。あいかわらず総理は用意された原稿を棒読みし、その中身は質問の答えとはほど遠いものだった。アーカイブがこちらにある。
 桜を見る会関連の最近の記事。
「『桜を見る会』と公文書」(時論公論)
菅氏、反社会勢力「定義定まっていない」 責任明言せず
桜見る会、昭恵氏出席は公務補助 閣議で政府答弁書決定
ジャパンライフ元会長招待は首相枠と安住氏
「桜を見る会」問題で「検察が動かない」理由~「詰んでいる」のは安倍首相の「説明」

◯誠実な人になってください

「どんなに複雑な状況であっても自分たちの行動が公正かつ人間的であり、正直で責任を持つことを心がけ弱者を擁護するような人になってください。ことばと行動が偽りや欺まんであることが少なくない今の時代において特に必要とされる誠実な人になってください」
 来日されたフランシスコ教皇が、日本を出発する日に上智大学の学生に向けて語った言葉だ。

 「桜を見る会の問題」は単なるスキャンダルで重要な問題ではなく、追及している野党の方が国会の審議を妨げていると非難する人がいる。この人たちは、今国会の中継をちゃんと見ているのだろうか?
 本来は功績や功労があった方々をお招きする会が、総理を含む自民党議員の後援会の接待に使われた疑惑があり、その疑惑を解明するために招待者名簿を出してくれと言えば、個人情報保護のために廃棄したという。
 この会は税金が使われる公の行事であり、本来の招待者である功績や功労のある人を招いた会であれば情報を公開しても問題はないはずだ。事実、昔の招待者名簿はいくつか今も保存されている。
 

 第二次大戦の敗戦後、陸海軍や内務、外務、大蔵各省の職員は「戦犯にされる恐れのあるような公文書を焼却しろ」という指令を受けて大量の公文書を焼いてしまった
 情報を隠蔽したり廃棄するのはこの国の伝統なのかとも思うが、それにしても安倍政権になってからの情報の隠蔽や改竄は常軌を逸している。アメリカのワシントンポスト紙が、「日本の首相、公文書と、巨大なシュレッダーをめぐる奇妙な話」という趣旨の記事を書いている。
 国外からも公文書を改竄、廃棄し情報を隠蔽する国だと思われて、どうして他国と良好な関係が築けるのだろう。国家の歴史、意思決定のプロセスを記録した公文書は後世に残すべき財産だ。それを自分たちの都合で葬り去る行為が重要な問題でなければ、他に何が重要なのだろう。ましてやそこに、国のトップの意向があるなら極めて問題だ。

「誠実な人になってください」。教皇の言葉は学生ではなく、この国のトップに向けられるべき言葉だ。ヤフーニュースが<歴代最長となった安倍政権、支持する?>というアンケートを行なっている。現在231,987票の投票があり、73,2%が支持しないになっている。個人的には支持するが25%もあるのが不思議なくらいだ。

*写真はスペイン北部、ガリシア州のポンテベトラにて撮影。1986年7月。

 この他の気になった記事を備忘録として。
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 昨年の11月3日に撮影した五箇山の紅葉の写真をPhoto Albumにしました。こちらこちら

相倉集落
↑相倉集落。↓撮影中に出会ったニホンカモシカ。

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