HOME TOP  
バックナンバー
◯製作中の琉球弧(奄美群島〜沖縄諸島)の歴史年表
◯製作中の富山の祭りと芸能
◯製作中の富山の祭りと芸能歴史年表

12月2日(日) 新川神社「田んぼの学校」しめ縄つくりとコシヒカリ試食会 10時〜13時頃まで

2019年
1月15日 加茂神社の鳥追い
2月22日 福光火伏神社の火伏祭
朝日町笹川の獅子舞 4月第2土曜日 8月第4土曜日? 朝日町の獅子舞
福光・宇佐八幡宮の春季例大祭 4月第3日曜(前日に宵祭り)
5月18日(土)、19日(日)? 利屋町の天神祭り
6月1日、7月1日 瑞龍寺の一つやいと
7月6日、7日 舟見の七夕
7月15日 南砺市・是安の風祭り(不吹堂の祭り) 記事
7月22日前後の日曜日 重忠まつり 上行寺
8月7日 魚津市蛇田地区の七夕
11月13日 お会式(餅柱) 上行寺

◯新川神社 1月? 寒中みそぎ
◯上市町 日石寺 1月20日 寒修行 記事
◯新川神社 御田植祭5月
◯高瀬神社 御田植祭5月 抜穂祭9月
◯射水市三ヶの十社大神 御田植祭
◯埴生護国八幡宮、亀保里神社(長岡神社0766-67-1402)除蝗祭 6月
◯上市町 日石寺 7月1日 大岩山滝開き・火渡り修法(10時)
◯7年に1度、10月に開催 次は2022年 朝日町山崎 米吊り奉納
◯福岡町沢川の獅子舞 9月の第4土曜日?
◯加茂神社 出雲へ神を送る神送祭 9月30日と10月31日?
◯岩稲八幡社の神送り・神迎え 10月下旬と11月下旬の日曜日 
◯5年に一度、若手神職でつくる県神道青年会が御田植祭
◯2019年 白山宮の本尊。秘仏十一面観世音菩薩をご開帳(33年毎)。
◯33年に一度 庄川の神賑わい 次回は2023年7月

*とやま文化財百選シリーズ(3)とやまの祭り
*全国祭り情報 富山県 祭り イベント一覧
とやまの獅子舞百選
富山県内のお祭り、イベント
*とやまの文化財百選シリーズ(2) とやまの獅子舞
*とやまの文化財百選シリーズ(3) とやまの祭り
*とやまの文化財百選シリーズ(4) とやまの年中行事
富山の祭り
築山行事
*砺波の獅子舞 各地区の日程
年中行事覚書 柳田国男
田の神祭りに見る日本人の神意識
山の民の祈り
立山に生きる村ー宗教集落芦峅寺のくらし
立山信仰史における芦峅寺衆徒の廻檀配札活動と立山曼荼羅
五箇山の獅子舞の起源
◯「沖縄 久高島のイザイホー 第1部」東京シネマ新社1979年製作
◯「沖縄 久高島のイザイホー 第2部」東京シネマ新社1979年製作
久高島の年中行事 平成17年度作成
◯「石垣島川平のマユンガナシー」東京シネマ新社製作
まつりの島 太平山 沖縄県 宮古島」シネマ沖縄1975年製作
◯「与論島の十五夜祭」東京シネマ新社1980年製作
幻想のティダン(太陽) 【沖縄・与那国島記録映画】
村踊 沖縄県伊江村伝統芸能
喜屋武(チャン)の綱引き
与那国島の行事
「沖縄730 道の記録」シネマ沖縄1977年製作
○福島第一原発事故に関するリンク集 http://www.scn-net.ne.jp/~onodak/news/index.html
○DAYSから視る日々 http://daysjapanblog.seesaa.net/
○HIROPRESS.net 広河隆一通信 http://www.hiropress.net/index.html
○独立系メディア今日のコラム 青山貞一・池田こみち http://eritokyo.jp/independent/aoyama-column1.htm
○小出裕章(京大助教)非公式の説きまとめ http://hiroakikoide.wordpress.com/
○やんばる東村 高江の現状 http://takae.ti-da.net/
○辺野古浜通信 http://henoko.ti-da.net/
○チョイさんの沖縄日記 http://blog.goo.ne.jp/chuy
○沖縄はもうだまされない http://www.ryukyu.ne.jp/~maxi/

11月29日(木)

 ナマハゲやトシドンなど8県10件の伝統行事で構成する「来訪神 仮面・仮装の神々」がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決定した。沖縄・宮古島のパーントゥもこの中に入る。沖縄タイムスの記事、琉球新報の記事
↑宮古島のパーントゥ。2012年10月10日撮影。

 外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法改正案が、一昨日の夜、衆院本会議で可決成立した。審議にあたって法務省が提出したデータに誤りがあったり、審議時間そのものが少ない等の問題があるにも拘らず、またもや数の力で強行採決されてしまった。
 こんな光景を、もう5年前から見せられている。
 特定秘密保護法が参議院本会議で可決成立した2013年12月6日のことを、こんな風に自分でメモしていた。

特定秘密保護法が今晩、参議院本会議で可決、成立した。どのテレビ局も中継を行わなかったので、ネット配信でその様子を観ていた。本当にメディアが伝えなければいけないのは法案の可否ではなく、どのように審議されたかだろう。そして本来それを担うのは公共放送を自任するNHKだと思うが、この特定秘密保護法案の審議を実況中継することは一切なかったようだ。公共放送としての役目を放棄したとしか思えない。そう考える人は他にもいるようで、ネット上でNHKに対する不満・不信を綴ったコメントをたくさん見た。まさか大本営発表の放送局に戻ったとは思いたくないが、こういう記事を見ると勘ぐりたくもなる。
 また、特定秘密保護法案に気を取られている間に安倍政権は「原発は引き続き重要なベース電源」としたエネルギー基本計画の素案や、武器輸出を原則として禁ずる武器輸出三原則に代わり禁止から管理とする新原則を提示してきた。これらも注意深く見て行かなくてはいけない

 あまり話題にならない水道民営化を含む水道法改正案は、7月5日に与党の賛成多数で衆院を通過し参院に送られている
 民主主義が多数決、数の論理だというなら衆参共に与党の数が多い現在は国会を開く意味すらなくなってしまう。可決するまでの経緯が民主主義のあり様だと思うが、この5年ほどはその部分がゴソッと抜けている。
 野党は何でも反対すると非難する人も居るが、責められるべきは「この問題は議論したらきりがない。いくらでも問題点は出てくる」(自民党 平沢勝栄衆院議員)と言いながら法案を通過させる与党議員だろう。

新しいトップ画面
←しばらく放置していたトップ画面を模様替えしました。アマミノクロウサギを探しに大和村に向かう途中、夕暮れの海を撮影しようと立ち寄った国直(くんにょり)の海岸です。2011年10月21日撮影。
↓これまでのトップ画面。
これまでのトップ画面
 昨年の11月3日に撮影した頼成の獅子舞の様子をPhoto Albumにしました。こちらこちら。頼成の獅子は、上村、下村ともに熊の皮を獅子頭に貼付けた熊獅子だ。
頼成の獅子舞01
↑早朝、林神社の宮司からお祓いを受け、獅子頭に神の御霊である紙垂を付けてもらう。
↓招待花を出した家には座敷まで獅子が入って来るので、主人は前日から家の中にブルーシートを張る。
頼成の獅子舞02
F35戦闘機 最大100機追加取得へ 1兆円、政府検討
「いずも」戦闘機搭載、空母化へ 政府、防衛大綱に明記調整
 F35戦闘機100機1兆円の購入目的に 「米国装備品の購入拡大を迫るトランプ米大統領に配慮を示す狙いもある」っておかしいだろ。そして現実は、
米兵器ローン急増 来年度予算圧迫 防衛省、支払い延期要請

11月26日(月)

 ようやく本を読む時間が出来てきた。家ではついついネットを見たりして集中できないので、暖房費の節約も兼ねて近くの図書館へ本を持参で行ったが休館日だった。
アマゾンで買った中古のi-pod用のスピーカーシステム
 先日、音楽を聴こうとiPodを繋いでいるオーディオの電源を入れた瞬間”ピカッ”と光り、それ以降電源が入らなくなってしまった。
 奄美大島に移住してからアマゾンで買ったモノで、もう8年半ほど使っていた。ロジテックの LDS-Ri710SV という機種で、アマゾンのセールで4300円+代引き手数料で購入した。
 しょうがないのでアマゾンでiPodドックの付いているスピーカーシステムを探して購入したのが、今朝届いた。
 使っているのがiPod photoと、iPod nanoの初期の製品なので、新しいスピーカーシステムだとiPodと繋ぐドックの大きさが合わなくて使えない可能性がある。最近はブルートゥースで繋がないで音が鳴らせるシステムもあるが、長年使用しているiPod photoのバッテリーはもう充電が利かなくなっているので、ドックの付いているシステムに繋いで電源を確保しないと動作しない。色々と迷って探していると、ロジクールのS315iという製品が中古で出ていた。9年程前の製品で元々は1万2,800円が、送料無料で1,280円だったのでコレに決めた。
 さっそく接続して聴いてみたが、小さいボディのわりに落ち着いた音だった。昔はなんでも新品で買うことが多かったが、最近は中古の比率が多くなって来た。

 昨日の琉球新報に興味深い記事が載っていた。
「祝女」だった母、記憶の中に 最後のノロの娘・新城さん 屋敷跡の保存願う

失踪の技能実習生 最低賃金超は15%未満
 失踪して見つかった外国人技能実習生2870人の内、野党議員が書き写した455件の聴取結果では最低賃金を上回る待遇は68件で14.9%。書き写したデータの光熱費などを差し引いた後の平均時給は452円で、中には時給94円のベトナム人女性もいた。東京オリンピック・パラリンピックに向けた人手不足を補うために緊急的に外国人労働者を受け入れている建設業を調査したところ、全体の4割りにあたる約200社で、当初の計画より低い賃金などの問題があった。
 これって、現代の徴用工じゃないか。 受け入れ側の日本企業にこれ程問題があるにも関わらず、与党は外国人労働者の受け入れを拡大するための入管難民法などの改正案を、明日衆院で通過させるつもりだという。

 今日の衆院予算委員会で安倍首相が、来年の消費増税後の景気対策としてキャッシュレスで買い物をした際のポイント還元制度について、期間を9カ月間に限定し5%程度の引き上げる方策を検討していきたいと述べた。他にもプレミアム商品券などの案も出ているが、それならいっそ増税をやめたらどうか。

 昨年の10月29日に撮影した鶏野神社の秋季例大祭の様子をPhoto Albumにしました。こちらこちら

鶏野神社の秋季例大祭01

↑お神輿を先導する行道獅子とナガ。両方とも子供が担当する。ナガは猿田彦のような存在だろう。
↓幟を積んだリヤカーを子供たちが引っぱり、その後をお神輿がついて行く。

鶏野神社の秋季例大祭02

11月24日(土)

 朝目覚めると、2025年の万博が大阪に決まっていた。素直に喜べないのは、これだけ国が借金を抱え経済が疲弊している中で、開催出来る体力があるんだろうかという懸念があるから。
 1964年の東京オリンピックも1970年の大阪万博も日本が高度経済成長の直中にあったが、2020年の東京オリンピックでヨレヨレになり、2025年の大阪万博がトドメにならないか心配だ。

 午後からミュゼふくおかカメラ館へ、明日まで開催の写真展『青木紘二 冬季オリンピック 報道の世界 ~1984サラエボから2018平昌まで~』を観に行く。青木紘二さんは富山県魚津市出身で、フォトエージェンシー・アフロの代表だ。今回は入場料金が無料の写真展になっている。

広河隆一さんのオリジナルプリント

 月刊誌『DAYS JAPAN』が15周年記念号となる、来年2月発売の号で休刊するそうだ。    
 『DAYS JAPAN』は、1988年4月号から1990年1月号まで講談社から発売されていた同名の雑誌にメインで執筆していたフォトジャーナリスト・広河隆一さんらが、2004年に名前を引き継ぎ新しく創刊したグラフ誌だ。
 <一枚の写真が国家を動かすこともある><人々の意志が戦争を止める日が必ず来る>を表紙に掲げ、出版だけに留まらす写真展や講演、フォトジャーナリストの発掘などにも力を注いでいた。
 休刊を伝える毎日新聞の記事で、発行元の社長でもある広河さんが「雑誌が売れなくなったことに伴う経済的な理由と私自身の健康上の理由から決めた」と語っている。
 とても残念だけれど、この時代によく15年も頑張ってこられたとも思う。講談社時代の創刊号に掲載されていた原発を巡る大特集「四番目の恐怖」、新創刊した際の表紙に載せられた米軍のクラスター爆弾により身体をズタズタにされた少女の写真は共に衝撃的だった。
 講談社時代のものはほぼ全て、新創刊してからのものは奄美大島に移住するまでのものが大体本棚に揃っている。
 『DAYS JAPAN』の休刊により、僅かに残っていた日本のグラフ誌の灯火も消えてなくなりそうだ。

 上の写真は、2005年に『DAYS JAPAN』に縁のある写真家のオリジナルプリントを販売する誌上企画があり、その時に購入したもの。広河隆一さんの作品の中で一番好きな写真だったのと、少しでも雑誌の運営資金の足しになればと購入した。
 この写真は『岩波フォト・ドキュメンタリー世界の戦場から 反テロ戦争の犠牲者たち/広河隆一』(岩波書店)にも掲載されており、キャプションには「軍事封鎖されたパレスチナ自治区に食料搬入の許可を出すよう求めるデモで、イスラエル兵に対し1時間以上もVサインをかかげていたパレスチナ人女性」とある。
 口を結び、兵士を見据えるパレスチナ人女性の毅然とした美しさ。誰に対しても毅然とした態度をとれる個人、というものに強く魅かれる。

 昨年の10月25日に撮影した伊勢玉神社の柿天神の様子をPhoto Albumにしました。こちら
伊勢玉神社の柿天神01
↑鈴木宮司を先頭に社務所の前に一列に並び、社殿に参進する各町内の神社総代。
↓拝殿にジグザクに座り、伝供によって神饌の柿が供えられる。
伊勢玉神社の柿天神02

11月21日(水)

 紅葉が里まで下りてきた。今日は晴れのち曇りで最高気温が17℃まで上がり平年より暖かかったが、明日からは寒い日が続く予想になっている。
 午後から自転車で冬物の服を買いに行く。ユニクロは遠いので、しまむらへ。長袖のカットソー、ニットのセーター、厚めの靴下を購入。とりあえず冬支度完了。

 日産自動車の代表取締役会長、カルロス・ゴーン氏が報酬を50億円過小申告していた疑いで、一昨日逮捕された。一昨日の夕方からテレビや新聞は競ってこの話題を報道している。
 年収10億円以上か・・・そんなお金、使い切れないだろうに。それでもまだ不正をしなくてはならない理由がわからない。「衣食足りて礼節を知る」という言葉があるが、この人はどれだけのモノとオカネが必要なのだろう。
 ところでゴーン氏は有価証券報告書の虚偽記載で逮捕されたが、デタラメな政治資金収支報告書を出して追及されても、政治家は訂正すればお咎めなしというのが不思議でしょうがない。

 外国人受け入れ拡大に向けた出入国管理法改正案の審議が始まったが、海外からの留学生や技能実習生の置かれた現状をルポした記事が2つあった。
「眠らぬ国」支える留学生 人気バイト巡ったらニッポンの今が見えた
時給180円で毎日18時間労働。暴行にレイプまで。この状況を放置して外国人労働者受け入れを拡大するのか?
 記事の中に<彼らは「安い労働力」ではなく一人の人間であり誰かの子供なのです>という言葉があった。今、上から目線で海外からの人材を受け入れるかどうか政府は議論しているが、その内、劣悪な条件・環境の日本へ来て働いてくれる外国人は少なくなるんじゃないだろうか。
 この他の気になった記事を備忘録として。
住宅街や東京五輪会場の近くにも…… 原発事故に伴う「指定廃棄物」 処理の行方見えず
関電3原発、火山灰想定を再評価へ 「過小」の可能性
「安倍内閣が軍事行動なら支持」拉致問題めぐり米子市長
【速報】百田尚樹が「 #日本国紀 」でWikipediaなどからのコピペを自供
大内彰訓(腹BLACK)さん運営の「netgeek」集団訴訟へ、被害者の会が結成され会社情報公開も

 昨年の10月21日に撮影した下立の獅子舞の様子をPhoto Albumにしました。こちらこちらこちら

下立の獅子舞01
↑下立に限らず、下新川の獅子舞では獅子舞(天狗舞)の間に女性たちによる踊りが入る。
↓演目は「傘の天狗舞」。
下立の獅子舞02

11月18日(日)

 夕方から妹の運転する車で両親と一緒に、昨日から始まった「おやべイルミ2018」を見に行く。今年で4回目だそうだ。
おやべイルミ01
おやべイルミ02
おやべイルミ03

 北日本新聞の記事によれば、15万個のLED電球が使われているそうだ。

 30分ほど会場を散策した後、ご飯を食べに車で小矢部の三井アウトレットパークへ。2Fのフードコートに入っている矢場とんで、ロースカツ定食(味噌カツ)を食べる。矢場とんのはミソダレがかかっているが、40年ほど前に初めて味噌カツを食べた当時住んでいた東小金井のアパート近くにあったとんかつ屋さんの味噌カツは、肉に味噌を挟んで揚げてあった。

 食後にしばらくパーク内のお店を覗いて歩く。1Fにあった食品雑貨のお店で、3個300円のトウモロコシの粒を揚げたお菓子を買って帰る。

11月17日(土)

 午前中は雨が降っていたが、次第に天気は回復。午後は晴れ間も見えたが、一日中部屋に籠ってパソコン作業。

「netgeek」実態を関係者ら証言 誤報、炎上、マスコミ超える拡散力の舞台裏
百田尚樹『日本国記』の無知と矛盾にネットから総ツッコミが!同じ本なのに主張がバラバラ、監修者降板騒動も
菅氏、普天間巡り誤答弁 日米合意「事故」きっかけ→○少女乱暴事件 稲嶺知事も辺野古合意→○条件外され反発
 以前、中林香さんのこのツイートを引用したことがあるが、本当にこの国は「事実にはあまり関心が無い」ようだ。

 サイバーセキュリティー担当大臣の桜田氏が自身でパソコンを使用する事が無く、USBが何かも知らないことで話題を呼んでいる。現実が、虚構新聞の斜め上を行っている。

 昨日は岩稲と下タ北部地区へ写真を届けがてら、笹津から猪谷までの神通峡をウロウロと写真を撮りながら5時間ほど歩いた。こちらの様子も後々UPいたします。

笹津橋から撮影したシロサギ
↑神通川に架かる鉄橋を通る電車を待っていたら、水面の上を滑るようにサギが飛翔して行った。笹津橋から撮影。

 昨年の10月14日に撮影した墓ノ木タイマツ祭りの様子をPhoto Albumにしました。こちらこちら

墓ノ木タイマツ祭り01
↑境内に寝かせてあった大松明に御神火が移される。点火された松明を引っ張り起こす。
↓神明社から黒部川の近くにある水神宮まで、お神酒を呑みながら、木遣りを唄いながら2時間ほどかけて大松明を運ぶ。
墓ノ木タイマツ祭り02

11月16日(金)

 昨日に続いて今日も好天の予報だったので、先月撮影させていただいた岩稲八幡宮の神送りの写真と、昨年の暮れに撮影させていただいた下タ北部地区の繭玉作りの写真を届けがてら、神通峡の紅葉を撮影に行くことにする。
 笹津橋から神通川にかかる鉄橋を通る電車の写真を撮影したいので時刻表を見ると、11時6分に猪谷行きと富山行きの電車が笹津駅を発車する。逆算すると11時2分頃から11時10分頃に神通川を電車が渡ることになる。
笹津の紅葉01

 あいの風とやま鉄道で8時55分に富山駅へ。富山駅前から9時10分発の笹津行きバスに乗車する。9時50分頃に笹津のバス停に到着し、10時台に笹津を通る電車がないか駅へ確認に行くが上りも下りも10時台は電車が無かった。
 コンビニで焼き鳥とおにぎりを食べてから、笹津橋へ。電車が通るまではまだ時間があるので、周辺を歩きながら写真を撮るが紅葉はピークを過ぎて枯れ始めている。
←↓枯れ始めた紅葉をなんとかキレイに撮ろうと思うと逆光の写真が多くなる。

笹津の紅葉02
 11時頃から笹津橋の上にスタンバイし、目の前の鉄橋を通る電車を撮影。電車が通る少し前からゴトゴトと音がするので、身構える。下の写真は猪谷行きの電車。
神通川を渡る高山線の電車
↓笹津橋の近くで。→笹津橋。写真奥に鉄橋が見える。
笹津橋
蔵と柿の木
 高山線の電車の写真が撮れたので、今度は神送りの写真を届けに岩稲の方へ向かう。30分ほど歩いて、本芳彦弘さんのお宅に着いた。本芳さんは今年の1月に伝統行事の「お鍬さま」を撮影させていただいた方だ。チャイムを鳴らすと、彦弘さんが玄関の方へ。最初は誰かわからなかったようだが、直ぐに「写真屋さん」と笑顔になられた。奥さんの弘子さんも出て来られたので神送りの写真をお渡しすると、宮総代に渡して下さることになった。
 本芳さんの家の玄関の上にお札が貼ってある。本芳さんの家だけではなく岩稲、楡原地区の家でよく見かけるお札なので聞いてみると、この辺りは法華宗の檀家が多く楡原にある法華宗の上行寺からお正月に配られるそうだ。中央に南無妙法蓮華経と書かれている。お正月になると新しいものを上に貼り、何年か溜まると上行寺へ持って行きお焚き上げしてもらうそうだ。本芳さんは「もんさつ」と呼んでいらしたが、門札(かどふだ)が正式名称のようだ。門札を貼っている家型の箱は、宮形というらしい。厄難を家に上げないように玄関に貼って、悪魔払いをするようだ。門札については、こちらが詳しい。上行寺についての北日本新聞の記事
↓本芳家。→本芳家の玄関に貼られた門札。
玄関に貼られた角札
本芳家
 これから楡原の方へ歩くというと本芳さんご夫妻が玄関の前で見送って下さり、彦弘さんから「道中お気をつけて」と声を掛けられた。道中か・・・飛騨街道で楡原の先、猪谷には関所跡もあるしな。
神通川と下タ北部地区

 岩稲の本芳さん宅から楡原方面に30分ほど歩き、観光橋を渡って楡原の対岸にある下タ北部地区公民館を訪ねる。事務所にいらした女性に、昨年の12月に撮影した繭玉作りの写真をお渡しする。
 集落の中を撮影しながら歩き、神通川に架かる猪谷楡原道路へ行ってみる。

←観光橋から撮影した神通川。左側が布尻、町長のある下タ北部地区、右側が楡原。赤い橋は猪谷楡原道路。

下タ北部地区
山裾を走る高山線の電車

↑上段左:猪谷楡原道路から撮影した上流(猪谷側)/上段右:下流(笹津側)。赤い橋は観光橋/中段左右:布尻の蔵。入口や窓に鳥居のような意匠が施されている/下段左右:町長公民館やその周辺に竹製の椅子がたくさん並んでいた。なんだろう?と思ったが、これかな?

←歩いているとゴトゴトという音がした。対岸の山裾を高山線の電車が楡原駅に向かって走っていた。

 下タ北部地区から楡原駅へと歩きながら、ふと横を見ると大きな石碑が建っていた。東郷元帥碑と彫られている。家に帰ってネットで検索すると東郷園というそうだ。詳細はこちらにあるが<藤井季雄宅にある駅前の「東郷園」は日露戦争に武勲をたてた「東郷平八郎」元帥と文通をしたり、懇意にしていた間がらで私財をかけて造られた。主なものに「敵艦見ゆの記念碑」「東郷元帥の顕彰碑」「八咫の鏡」「天手力男命の石像」。また秋楡の木がある。「細入村史」>と書かれている。
東郷元帥碑
猪谷駅

↑東郷元帥碑のある家。右の写真は楡原駅のホームから撮影。

 楡原駅から14時55分の電車で、高山線の富山側の端っこである猪谷駅へ。9分ほどで到着。高山線は7月の豪雨の影響で特急が運休し、猪谷と坂上駅の間も電車の運転を見合わせているため、駅の外には代行バスが待機していた。

←猪谷駅。海外からの観光客が多い。
↓猪谷駅前の代行バス(左)と駅から5分ほどの神通川。

猪谷駅と神通川
 駅前の道を真っ直ぐ歩くと神通川に出た。橋を渡ると旧大沢野の船渡という地区。橋を渡って直ぐのところに小さなスーパーがあり、ひまわりチェーンの看板がかかっていた。昔は地元にもひまわりチェーンがあった。橋を渡った正面に神社があり、鳥居には素盞鳴社と書かれた扁額がある。
↓ひまわりチェーンの看板を掲げたスーパー。→素盞鳴社。
スサノオ社01
ひまわりチェーン
 素盞鳴(スサノオ)社なので、祭神はスサノオノミコトだろうと思い家に帰ってから検索すると詳細を記したページが見つかった。なんと今年御田植祭などで何回も撮影に行った、新川神社の兼務社だった。それによると、元は八坂社だったが、昭和10年頃に新川神社の舩木信敏宮司が素盞鳴尊(スサノオノミコト=牛頭天王)を祀っているので素盞鳴社にするように進言したそうだ。
↓素盞鳴社の社殿。→社殿の下にある祠にはスサノオノミコトと思しき石像が。
スサノオ社03
スサノオ社02
スサノオ社の後にあった社
速星駅

↑素盞鳴社の後ろにまわってみると、また鳥居が。その先には小さな社がある。社の奥にある石垣に、不動明王のような石像が安置されていた。

 神社の写真を撮っていたらあっという間に時間が経ってしまった。帰りの電車は猪谷駅を15時30分に出る。初めての猪谷は、滞在時間僅か25分ほどだった。
 富山行きの電車は、猪谷へ来る時に乗って来た電車が待っていて折り返すようだった。富山行きも海外からの観光客が多い。

 速星駅で下りの電車を待ち合わせ。ホームには学校帰りの高校生がたくさんいて、夕方の日差しを浴びていた。光りがきれいだったので、何カットか窓越しにシャッターを切る。
 16時25分に富山駅に着き、16時42分発の金沢行きの電車に乗り換えて家へ帰る。

11月14日(水)

 テナーサックスの片山広明さんが、昨日亡くなった記事
 カラーの写真は忌野清志郎 with デ・ガ・ショーでの片山さん。1997年の渋谷クアトロ。
 清志郎さんが2009年に58歳で、ドラムの古澤良治郎さんは2011年に65歳で、片山さんは67歳か。みんな少し早すぎるな。
 モノクロの写真は2002年夏の寿町フリーコンサートでの渋さ知らズ。この日が渋さ知らズの初体験で、「本田工務店のテーマ」を聴いて鳥肌がたった。音楽を聴いて鳥肌がたった経験は覚えている限りでは「本田工務店のテーマ」と、奄美大島・佐仁集落の「八月踊り」だけだ。どちらも反復し増幅し混沌としながら疾走して行く感じにやられてしまう。
 今でもYou Tubeで「本田工務店のテーマ」のライブ映像を観ると、涙腺が崩壊しそうになることがある。10分前後の曲だが、続けて聴いても全然飽きない。凄い曲だな。昨日から片山さんへの葬送曲だと思って、各地での「本田工務店のテーマ」のライブ映像を観ている。
  一番最後に聴いた片山さんの演奏は、2008年12月に元T-BIRDの中山さんに誘ってもらった渡辺隆雄さんらのユニット「山開き」かな。

↓清志郎 with デ・ガ・ショー。→林栄一さんとの二人羽織プレイ。
清志郎 with デ・ガ・ショー02
清志郎 with デ・ガ・ショー01
渋さ知らズ
↑寿町フリーコンサートにて。2002年8月12日。中央で少し屈んでマイクに向かっているのが片山さん。

 日銀の資産が553兆円で国内の総生産=GDPを上回ったという記事にビックリしたが、同じ日の記事で日銀が国内総生産など政府の基幹統計に不信感を募らせているというのを読んで2度ビックリしている。大丈夫か日本。

【宮城】石巻・汚染廃棄物 12日から本焼却開始
飯舘村で来春から野焼き再開へ
 先日、とち餅から基準値を超える放射性セシウムが検出されたとうニュースがあったばかりなのに。
古賀茂明「大問題の原子力損害賠償法改正案を国会でこのまま通してはいけない」

 昨年の10月9日に撮影した「とやまのたから2017射水x南砺」の写真をPhoto Albumにしました。こちら
浜獅子太鼓
↑浜獅子太鼓。勇壮な太鼓も勿論だが、一人で奮闘する笛の演奏が見事だった。
↓横町の獅子舞。天狗とキリコの描く放物線が美しい。路上ではなく舞台ならではの発見だろう。
新湊横町の獅子舞

11月11日(日)

 1111でポッキーの日ですが、最近はチンアナゴの日でもあるらしい。8日にアマゾンでポチったソニーのα−700と、I-Oデータの外付けハードディスクが昨日の晩に届いた。α−700は、これで6台目だ。
アマゾンで買ったカメラと外付けHDD
カメラのゴミチェック
↑α−700は発売当時は17〜8万円だったので、10分の1ほどの値段だった。外箱、ストラップ、リモコンが付いていなかったが、必要のないものばかり。外付けハードディスクは4TBで11,178円。2つで3万円もしなかった。

←早速カメラにレンズを取り付けて、センサーにゴミがついていないかチェック。あいにくの曇り空でわかり難いが、小さなゴミを2つ発見。値段が値段なだけに許容範囲か。
↓→新しいハードディスクはCynthiaと命名。机の上も床もコードだらけだ。
外付けHDDシンシア
外付けHDDのセッティング
 昨年の10月5日に撮影した愛本新用水天満宮松明祭の写真をPhoto Albumにしました。こちらこちら
愛本新用水天満宮松明祭01
↑巨大な松明の前で祝詞を奏上する鶏野神社の宮司。愛本新地区の天満宮は、鶏野神社の兼務社となっている。
↓12人で、重さ450キロの大松明を「どっこい どっこい」の掛け声とともに担いで歩く。
愛本新用水天満宮松明祭02
とち餅 放射性セシウム基準超
 SNSで流れていた記事、何年前の記事だろうかと思ったら今月の話だった。

11月9日(金)

 今日は午後から雨になったが、立冬も過ぎたのに20℃を超えて暖かい。
 フランスの作曲家フランシス・レイさんが亡くなったことが、7日に発表された。「男と女」「ある愛の詩」「白い恋人達」。これ全部彼の作曲か。

 自民党憲法改正推進本部長の下村博文氏が、「戦後、一度も憲法改正も修正もしていない国は世界の中でも日本だけだ」と話したという。それが悪いことのように言いたいのだろうが、改正も修正も必要ない優れた憲法を持ったことを誇りにしたらどうだろうか。
 その他の気になった記事を備忘録として。
ビットコイン採掘の年間エネ消費量、デンマークよりも大 「隠れ環境コスト」に警鐘
豊洲市場オープン後の隠れた惨状、小池都知事は見たくなかった!?
東芝、英国の原発建設事業から撤退へ
是枝裕和監修の映画『十年』 アジアの不安な未来映す
【選挙ウォッチャー】 オリンピック担当大臣が想像以上のポンコツだった件。
「除染作業強制」「残業代300円」 外国人実習生窮状訴え
ノロの生活、鮮明に 那覇市、末吉公園内に屋敷跡を発掘

 昨年の9月30日に高瀬神社で行われた観月祭の様子をPhoto Albumにしました。こちらこちら

観月祭01
↑神事は神饌のお団子を供えられた拝殿で、祓言葉に始まり修祓、献撰、祝詞奏上、玉串奉奠が斎行された。
観月祭02
↑島根県出雲に伝わる国指定重要無形民俗文化財「大土地神楽」の奉納。演目は「八千矛」「八戸」。

11月5日(月)

 家の固定電話が壊れた。しばらく前に電話がかかって来てもファックスが作動するようになった。一度は取り説を読んでリセットを押したら直ったが、また電話がファックスに繋がるようになった。電話機の故障だろうと思い、以前神奈川に住んでいた時に使っていた電話機を出して来て繋いだら上手く通話ができた。捨てずに持ってて良かった。
 天気予報は一日中曇りだったが、窓ガラス越しに見る外は晴れていた。気温もわりと暖かくて過ごし易い日だったが、一日中部屋に籠って撮影データを現像していた。
 昨日、一昨日は五箇山へ紅葉の撮影に行って来た。春祭りを撮影に行って以来なので、半年ぶりだ。こちらの様子も後々UPいたします。
相倉集落で撮影したカモシカ
↑ざわざわとした声が聞こえたので見上げるとカモシカがいた。11月3日、相倉集落にて。
↓国指定重要文化財・岩瀬家に吊るされた干し柿越しに見る行徳寺。
干し柿越しの行徳寺
 昨年の9月29日に撮影した砺波市老人クラブ大会・芸能発表会の様子をPhoto Albumにしました。こちら
砺波市老人クラブ芸能発表会
↑中野地区の演劇「踊るヨータカ」。
不適切ツイート 青森市議当選者「思慮のなさの結果」謝罪
福島原発事故後作業 長時間労働で過労死認定
片山氏の関連団体、収入また未記載 報告書の不備が続々

11月4日(日)

 昨日に引き続き、今日も五箇山行き。あいの風とやま鉄道で高岡駅に着いてコンビニでパンを買って、万葉線の待合室で時間を潰して昨日と同じ9時20分発の世界遺産バスに乗車。今日は先ず五箇山フリーきっぷで行ける一番遠いささら館前へ行き、相倉集落へ戻って来るスケジュールにした。
 高岡駅前を9時20分に出発したバスは、11時にささら館前に到着。ささら館は飲食店やお土産物屋が入った道の駅だ。
ささら館
↑ささら館。↓→ささら館の裏手にある庄川峡は、紅葉が真っ盛り。
ささら館裏02
ささら館の裏01
ささら館周辺
行徳寺01

 ささら館を少しだけ覗いて施設の裏にまわると庄川峡で、見事な紅葉。せっかくなので庄川沿いを少し歩くと大根が干してあった。近くでは菜っ葉を洗っている人や野菜を干している人も。
 川沿いの道からバス通りに戻り、行徳寺へ。文安3年(1446)に蓮如上人の弟子である赤尾道宗が開いた浄土真宗大谷派のお寺だそうだ。
 山門は茅葺きで、鐘楼堂も兼ねている。

←行徳寺。手前が山門。

行徳寺02
↑行徳寺の本堂(左)と庫裏(右)。庫裏は茅葺きの合掌造りだ。
 行徳寺の隣にある五箇山最大の合掌造り住宅、岩瀬家へ見学に行く、受付で入館料300円を支払うと囲炉裏のある部屋へ。そこで当主と思われる年配の男性からお茶が出され、岩瀬家の歴史をお話しいただく。
 先客があり途中からだったので、お話しはわりと直ぐに終わり、住宅の中を見てまわる。
岩瀬家
↑上段左:岩瀬家。昭和33年(1958)5月14日に国の重要文化財に指定されている/上段右:窓の外に干し柿が吊るしてあった/中段左:囲炉裏でお茶を飲み当主のお話しを聞く/中段右:嘗て養蚕に使われていた作業場/下段左:吊るされた干し柿を室内から。干し柿越しに見えるのは行徳寺の本堂/下段右:岩瀬家の全景。五箇山で一番大きな合掌造り。

 見学を終えて岩瀬家の前にあるバス停・西赤尾から合掌の里へ。ささら館前と西赤尾は数百メートルしか離れていない。12時10分のバスに乗り、5分ほどで合掌の里に着いた。
合掌の里01
合掌の里02
菅沼集落

↑合掌の里。

 合掌の里のバス停を降りて庄川の方を見ると川原のような場所に合掌造りの家が移築されていた。「五箇山青少年旅行村 合掌の里」という名で宿泊施設になっているようだ。
 40分ほど写真を撮りながら散策して、菅沼集落へ歩く。昨日集落の中を歩いたので、今日は集落の中へは入らず道路から写真を撮って、13時20分のバスで今度は下梨に移動する。

↑菅沼集落。↓→下梨集落の地主神社。

地主神社02
地主神社01
 昨日も下梨に来ているが、今日は下梨から庄川の上を通る飛騨峡合掌ラインを歩いて対岸の大島地区へ。
大島
下梨バス停から見上げる山の中の一軒家

↑上段左右:庄川に架かる橋の上から撮影した大島地区/中段左:坂道の途中にあったお地蔵さん/中段右:斜面に建つ家を結ぶ急な坂道/下段左:道端のお地蔵さん/下段右:庄川に架かる橋。大島側から下梨を撮影

←大島から下梨に戻り高岡方面行きのバス停に。バス停から正面の山を見上げると斜面にポツンと白い家が一軒ある。なぜここに家を建てようと思ったのだろう。

 下梨を14時31分発のバスで相倉口へ。4分ほどで着いて、歩いて集落の中へ。昨日も来ているが16時を過ぎると薄暗くなるので、今日は早めに来た。さっそく集落全体が眺められるスポットへ。
 何枚か撮影していたら、合掌造りの家の一軒で茅を葺いているのを発見する。近くで寄って撮影したいと思い、急いで斜面を下りる。それにしても立て掛けられた梯子の先から、屋根のてっぺんまではどうやって上がるんだろうか?
相倉の茅葺き作業01
↑集落全体を撮影できるスポットで茅葺き作業をしている男性を発見。↓急いで斜面を下りて家の下へ。
相倉の茅葺き作業02
 しばらく茅葺き作業を撮影してから、相倉口のバス停へ。今日は最終の一つ前、15時30分発のバスで高岡へ戻る。
 16時55分に高岡駅前に着いて金沢方面行きの時刻表を見ると17時36分だったので、駅ビルに入っている今庄で月見ちゃんぽんを食べる。17時36分の電車に乗り地元の駅に着くと小雨が降っていた。
 天気予報では昨日、今日は晴れの予想だったが、今日は朝から曇りで一時雨。日差しが出たのは僅かだった。それでも、なかなか充実した撮影旅行になった。

11月3日(土)

 今日と明日は晴れの予報だったので、紅葉が真っ盛りの五箇山へ撮影に。
 高岡駅を9時20分に出発する世界遺産バスに乗るため、あいの風とやま鉄道で8時27分に高岡駅へ。駅2階にあるコンビニでパンとおにぎりを購入して1階にある万葉線の待合室奥の切符売り場に行くと、窓口は9時からになっていた。
 9時になって窓口が開いたので、2500円の五箇山フリーきっぷを買う。この切符で高岡駅前と五箇山・ささら館前までが、2日間乗り放題になる。高岡駅前からささら館前の片道料金が1200円なので、かなりお得な切符だ。
  9時20分に高岡駅前を発車したバスは、10時38分に相倉口に到着。バス停から10分ほど歩いて集落の中に入る。
世界遺産バス
←相倉口に到着した世界遺産バス。

 撮影しながら歩いて、いくつかある合掌造りの宿の一軒に入り、今年の春に撮影した相倉集落の獅子舞(春祭り)の写真をまとめたフォトブックを子供たちにプレゼントしたいが、どなたに渡せばいいか尋ねたところ、獅子取りの子供4人のうちの一人が自分の孫だというので、フォトブックを預けて渡してもらうことにする。
 子供たちに1冊ずつと、獅子舞を行う青年団に1冊の5冊をお渡しする。
相倉集落01
↑世界遺産の相倉合掌造り集落。上段右と中段左は、茅保管庫。
 相倉の次はもう一つの世界遺産合掌造り集落・菅沼に行くが、バスは12時3分なので時間はたっぷりとある。集落の外れにある茅保管庫やキャンプ場まで足を延ばしたり、集落全体が見渡せる撮影スポットに登ったりして過ごす。
 12時3分の白川郷行きのバスに乗り、菅沼集落へ。バスは15分ほどで到着した。合掌造りの家を囲む山々がキレイに色づいている。
菅沼集落

↑菅沼集落。背後の山が鮮やかに紅葉している。

 菅沼集落を一通り歩いて、今度は高岡方面に戻るバスに乗車して上梨の一つ手前の皆葎へ。土・日・祝日のみ運行している城端と白川郷を結ぶバスがあり、菅沼を13時21分に出て、13時26分に皆葎に到着。皆葎で特別撮りたいものがあるわけではないが、とりあえずバス停から少し来た方向に戻り小原橋からの風景を撮影。
↓→小原橋からの風景。
小原橋から02
小原橋から01
 小原橋から集落の方へ戻ると、家の前で野菜を洗っている女性が。小原橋の横で漬け物を販売していたが、漬け物作りだろうか。
 皆葎から上梨までバス停一つ分を歩く。途中に454mもある湯出島橋があり、この橋からの景観を撮影しながら渡る。
↓皆葎集落にて。→カーブを描いて454mもある湯出島橋。
湯出島橋
野菜を洗う人
湯出島橋かr上梨方向と、上梨から湯出島橋方向
↑左は湯出島橋から上梨方面の庄川を撮影。右は上梨から湯出島橋方面の庄川を撮影。
↓上梨の民家。格子窓に挟まれたところに、鶴と亀を描いたこて絵がある。
上梨の民家のこて絵

 皆葎から歩いて上梨に到着。流刑小屋へ渡る太平橋から今しがた歩いて来た湯出島橋を撮影したり、円浄寺の鐘楼堂を見たりした後、今度は14時27分のバスで中畑へ向かう。
 6分ほどで着いてバスを降り、斜面に並んだ住宅地を上がり人影を探す。
 暫くすると年配の女性がいらしたので、今年の春に撮影させてもらった獅子舞の写真を渡したいので、写真に写っている人の家はどこか尋ねる。

 この人の家は下梨の方に戻った先だという。中畑ではないんですか?と聞くと中畑は広いという。なるほど家に帰って地図を検索すると飛び飛びに中畑の地域がある。中畑のバス停周辺の家だけかと思っていたので、ちょっと意外だった。
 写真を渡すのは諦めて歩いて下梨へ。下梨の春祭りで撮影に来た地主神社に行くと、境内の木が見事に色づいていた。
↓→下梨の地主神社。
地主神社02
地主神社01
相倉集落02

 30分ほど下梨集落を散策してから、15時26分のバスで相倉口へ。午前中に来ているが、午後の光りはまた違うので撮影に来た。集落を見渡せる撮影スポットに上がると、ざわざわした声が聞こえ見上げるとカモシカがいた。家に帰って調べると、カモシカはシカではなくウシ科の動物だという事実を知って驚いた。
 山に囲まれた集落は、16時を過ぎると太陽が山の陰に隠れるようだ。

↓カモシカ(左)と茅を運ぶ軽トラ。

カモシカと茅を運ぶ軽トラ
相倉集落03
 ずっと歩きっぱなしで、さすがに疲れた。相倉口を16時45分に出る高岡行きの最終バスに乗車。18時10分に高岡駅前に着いて、18時26分のあいの風とやま鉄道で家へと帰る。
 今日の移動は高岡→相倉口→菅沼→皆葎→上梨→中畑→下梨→相倉口→高岡。よく動いた。

11月1日(木)

 この数日、雨が降ったり止んだりの天気が続いている。ようやく日記が追いついた。
神々の古層 イザイホー
 ちびちびと読んでいた『岡本太郎が撮った「日本」/岡本敏子 山下裕二』(毎日新聞社)を読了。黒の紙に白文字の文章が目に痛く、ちょっと読み辛かった。
 先月の28日にアマゾンのマーケットプレイスでポチった『神々の古層 主婦が神になる刻 イザイホー(久高島)/比嘉康雄』(ニライ社)が、30日に届いた。イザイホーは人気なので中々安くならないが、カバーがなかったので格安で購入出来た。これで12冊シリーズの7冊が揃った。

大津波試算「知りません」 勝俣元会長、無罪主張 東電公判被告人質問
 東電の勝俣元会長が原発敷地を超える最大15.7mの津波試算について「知りませんでした」と述べ無罪を主張した。「いずれ対策が必要なら説明があると思った」とも話しているようだが、部下から話を聞いて対策を決めるのがトップの仕事と責任ではないのだろうか?今回裁判を起こされた武藤栄元副社長、武黒一郎元副社長共々知らなかったではなく、知ろうとしなかった不作為による罪を問うことはできないだろうか。

 石井国土交通相が一昨日、沖縄県による埋め立て承認撤回の効力を一時的に止める執行停止を決定。政府は今日から辺野古の工事を再開した。今回の決定に際し石井国交相は「国の機関であっても、一般私人と同様の立場で審査請求をなしうると解釈できる」と説明したが、国の機関が一般私人と同様の立場とは、どう解釈したらできるんだろうか。防衛省が申し立て、国土交通相が認めるという内輪の取引で決められるなら、まさに政府のやりたい放題だろう。今回の件について、他の都道府県知事は何も発言しないのだろうか?不思議でしょうがない。
 そもそも辺野古の埋め立て地の地盤が、沖縄防衛局の地質調査で非常に緩い砂地や柔らかい粘土があり液状化や沈下の恐れがあることがわかっている。防衛局が先ずやるべきは埋め立て工事ではなく、環境アセスメントのやり直しだろう。
 沖縄に関する興味深い記事が2つあった。
沖縄で猛威をふるう「中国人が攻めてくる」=中国脅威論を検証する
「偏向報道」批判は、沖縄の現実を見ていない
 「偏向報道」批判は・・・の記事に沖縄2紙について<いい記者は多いと思いますよ。でも、別に『沖縄タイムス』、『琉球新報』の記者が特段優秀でジャーナリズム性が高いとは思っているわけではありません。ではなぜ『タイムス』や『新報』がああいう記事を書けるかというと、民意に押されているからです>という発言がある。
  沖縄に滞在していた時にいろんな場所で2紙の記者を見たし、イベントを見学していてコメントを求められたこともある。特別に優秀な記者というより、普通に地方紙の記者だと思う。今、撮影の現場で見る北日本新聞や富山新聞の記者と同じだ。祭りや行事の取材方法や記事は、自分たちの過去の記事の焼き直しに新たにコメントをつけて出来上がりといった感じだろう。でも沖縄2紙が凄いのは、新聞社としての取材の蓄積だろう。とりわけ基地問題についての取材の蓄積は全国紙など敵わないのではないだろうか。
 昨年、北日本新聞に連日のように県議会議員、市議会議員の政務活動費の不正使用の記事が載った時期があった。それは北日本新聞が 偏向していたのではなく、現実がそうだったから。沖縄2紙が基地問題を取り上げるのは偏向しているからではなく、小さな島に広大な敷地の米軍基地を押しつけられている現実、毎日のようにどこかで不発弾を処理が行われている現実があるからだ。「沖縄に基地があるんじゃない、基地の中に沖縄がある」と言った東松照明氏の言葉は今も有効だ。

 未だに解放された安田純平さんに対する議論がアチコチで燻っている。
ダルビッシュ「自己責任論」にツイート約150回 3日間にわたりリプライ続ける
祝・安田純平さん、帰国!!
猿田佐世「安田純平さんへの自己責任論がイラク人質事件の時より悪質になった理由」
 驚くのは拘束されていたのは安田氏の自作自演だという妄想や、プロ人質と揶揄するコメントをSNSで堂々と発信している人達がいることだ。恥ずかしくないんだろうか。

米から購入安倍政権で急増 兵器ローン残高 5兆円突破
 他国から攻められる前に経済的負担で国民が疲弊し、自滅する道だろうか。

 昨年の9月24日に撮影した芦峅寺で3年に一度催される布橋灌頂会の写真をPhoto Albumにしました。こちらこちら

布橋灌頂会01
↑煩悩の数と同じ108枚の敷板で組まれた布橋を、僧侶に導かれて渡る白装束の女人衆。
布橋灌頂会02
↑遥望館では声明の流れる中、僧侶が立山から酌んで来たお水を女人衆に振り掛ける灌頂の儀式が行われたそうだ。

10月へ