HOME TOP  
バックナンバー

◯製作中の琉球弧(奄美群島〜沖縄諸島)の歴史年表

1月1日(金) 鰤分け神事 射水市 加茂神社
1月の第4日曜日 魚津・千光寺の火祭り 小川寺の獅子舞
2月19日(金)〜2月21日(日) 北日本写真倶楽部 合同作品展 富山県民会館2F ギャラリーB
2月19日(金)〜2月21日(日) 日本リアリズム写真集団富山支部 5人の眼 富山県民会館2F ギャラリーA
2月20日(土)〜2月28日(日) 木原盛夫写真展『琉球弧 万華鏡』 ミュゼふくおかカメラ館
2月20日(土) FMとなみ・ケーブルテレビ 11:00頃〜11:30
         ギャラリートーク 14:00
2月22日(月) FMとやま 13:47〜
2月20日(土)〜3月3日(木) 木原盛夫写真展『しまねこ』 まちづくり福岡工房・いっぷく処
2月20日(土)〜3月3日(木) 木原盛夫写真展『古の雅・いにしえのみやび』 雅楽の館
3月12日(土) 魚津・千光寺の春祭 小川寺の獅子舞
4月18日(月)? 黒部・明日(あけび)の稚児舞
4月20日前後の土日 浦田山王社獅子舞
5月1日(日) 御装束祭 射水市 賀茂神社
5月3日(火・祝)、4日(水・祝) 鹿嶋神社稚児舞
5月3日(火・祝) 「賀茂祭」・宵祭 射水市 賀茂神社
5月4日(水・祝) 「賀茂祭」・本祭 やんさんま祭 射水市 賀茂神社
5月5日(木・祝) 「賀茂祭」・裏祭 射水市 賀茂神社
*とやま文化財百選シリーズ(3)とやまの祭り
*全国祭り情報 富山県 祭り イベント一覧
とやまの獅子舞百選
富山県内のお祭り、イベント
*とやまの文化財百選シリーズ(2) とやまの獅子舞
*とやまの文化財百選シリーズ(3) とやまの祭り
*とやまの文化財百選シリーズ(4) とやまの年中行事

○福島第一原発事故に関するリンク集 http://www.scn-net.ne.jp/~onodak/news/index.html
○DAYSから視る日々 http://daysjapanblog.seesaa.net/
○HIROPRESS.net 広河隆一通信 http://www.hiropress.net/index.html
○独立系メディア今日のコラム 青山貞一・池田こみち http://eritokyo.jp/independent/aoyama-column1.htm
○小出裕章(京大助教)非公式の説きまとめ http://hiroakikoide.wordpress.com/
○やんばる東村 高江の現状 http://takae.ti-da.net/
○辺野古浜通信 http://henoko.ti-da.net/
○チョイさんの沖縄日記 http://blog.goo.ne.jp/chuy
○沖縄はもうだまされない http://www.ryukyu.ne.jp/~maxi/

2月29日(月)

 朝9時にカメラ館へ行くと、既に写真展示の撤収作業は進んでおり、10時頃には終了してしまった。設営は一日半程かかったが、片付けるのは“あ”っと言う間だ。ひよっとすると夕方までかかるかな〜と思いお弁当を持って行ったが、そのまま持ち帰った。
多目的ホール
↓エントランスにあるディスプレイの前で記念写真。→〆張鶴。
〆張鶴
記念写真

 写真展示の撤収が終わり、学芸員の方々、設営業者さん、運搬用の車を出してもらった父親と一緒に記念写真。

 夜、写真展の初日に、わざわざ新潟から夫婦で見に来てくれた友人が持って来てくれた宮尾酒造の〆張鶴の純米吟醸を開ける。栓を抜くと、ふ〜っとフルーティーな香りがした。

2月28日(日)

 ミュゼふくおかカメラ館での写真展『琉球弧 万華鏡』の最終日。多くの方にご来観いただき、ありがとうございました。明日の朝から、学芸員の方々に手伝ってもらって撤収作業。写真展の会期中は緊張の連続ですが、こうして終わってみれば寂しくもあります。
中庭の猫
記念写真

↑会期中に何度か、カメラ館の中庭に遊びに来ていた猫。今日、ようやく撮影できました。この庭をトイレにしているらしく、一度用を足している最中に目が合い、なんとなく気まずそうでした。

←学芸員の方々と、写真展終了の記念写真。明日から撤収作業ですが、ひとまずお疲れさまでした!

 『琉球弧 万華鏡』は終了しましたが、いっぷく処での『しまねこ』、雅楽の館での『古の雅 いにしえのみやび』は引き続き開催中です。明日の月曜日はお休みですが、3月1日〜3日までご覧になれます。第7回ふくおかひなまつりも開催中ですので、ぜひ足をお運び下さい。

2月26日(金)

 今日は午前中から雪。写真を展示しているミュゼふくおかカメラ館の多目的ホールの大きな窓からは中庭が見えます。しんしんと降る雪が、中庭の土や木に積もって辺りを白くしていくのを椅子に座って見ていました。
 琉球古典舞踊の音楽が流れる会場から、窓外の雪景色を眺める。ちょっと贅沢な時間でした。
カメラ館の中庭の雪景色
ジュリ馬
 いよいよミュゼふくおかカメラ館での写真展も、残すところ明日と明後日の二日間になりました。
 明日は旧暦の1月20日。沖縄の旧暦の正月行事としては最後となる、辻の旧二十日正月が行なわれます。神人による拝所を巡る御願の後、ジュリ馬が奉納されます。ジュリ馬は2013年と2014年の2回撮影していますが、今回の写真展ではスペースの関係もあり展示は1点だけとなりました。
原発関連のニュースを3つ。
メルトダウン判断 3日後には可能だった
福島第1原発事故 元会長、午後にも強制起訴 業過致死傷罪で東電旧経営陣計3人
高浜4号機が再稼働=3号機は営業運転―福井

2月23日(火)

 昨日は、ミュゼふくおかカメラ館の休館日で写真展もお休みだったが、FMとやまの「grace」という番組に出演して写真展の宣伝をさせていただいた。
FMとやま
↑パーソナリティの垣田文子さんと。撮られ慣れていないので、顔に力が入っています(汗)。(Photo by ミュゼふくおかカメラ館)

 一昨日取材していただいた、高岡ケーブルテレビのニュース記事が昨日から流れている。ニュース動画はこちら。

 沖縄関連の話題を2つ。
パーントゥを申請 世界的文化遺産を誇りたい
西表島”全体”が国立公園に ヤマネコ保護も強化へ

2月21日(日)

 昨日から写真展がスタートしました。
 ミュゼふくおかカメラ館の開館は午前9時。初日の昨日は少し前に入って、エントランスで川のせせらぎや鳥のさえずりといった音をBGMに流すために、自宅からステレオを運んでセッティング。
 9時過ぎから、お昼のニュースで流してもらえるNHK富山放送局の取材を受ける。その後、学芸員さんに同行していただいて、FMとなみのタナベマサキさんの番組に出演。今回の写真展『琉球弧 万華鏡』の宣伝をさせていただいた。
 FMとなみからカメラ館に帰って持参のおにぎりを食べ、さっそくNHKのお昼のニュースを学芸員の方々と事務室にあるテレビで観る。
 午後2時から、いよいよギャラリートーク。先程写真展の宣伝をさせていただいたFMとなみのパーソナリティー、タナベマサキさんがトークを聞きに来て下さった。ギャラリートークには、北日本新聞、 北陸中日新聞、富山新聞も取材に。ありがとうございます。

ギャラリートーク01
ギャラリートーク02
中日新聞の記事

↑初日のギャラリートーク。想像以上に大勢の方に参加していただき、普段人前で話す事がないので恥ずかしさで顔から火が出そうになりながら、それでも1時間ほどお話しさせていただきました。(Photo by ミュゼふくおかカメラ館)


←北日本新聞に掲載された、ギャラリートークの記事。

 北陸中日新聞に書いていただいた、ギャラリートークの記事「琉球弧」撮影4年の旅 高岡の写真家木原さん個展

 

 昨日も今日も、大勢の方々に来ていただきました。何より嬉しいのは、写真に付けたキャプションを丁寧に読んで下さる方が多い事です。
 明日は、お休みです。

2月19日(金)

 昨日取材していただいた北日本新聞の記事が、こちらに掲載されていた。
取り壊されたシネマ食堂街

 いよいよ明日から自分の写真展が始まるが、今日は午前中から富山へ写真展を見に行く。久しぶりに富山駅を降りると、駅前にあったシネマ食堂街が取り壊されていた。
 駅前の道をまっすぐ歩いて、富山県民会館へ。2FのギャラリーBで『北日本写真倶楽部 合同作品展』、ギャラリーAで『日本リアリズム写真集団 富山支部 5人の眼』を見る。

←取り壊されたシネマ食堂街。

 時間があったので1Fの美術館で開催されている、富山県民会館リニューアルオープン・開館50周年記念事業の絵画展『美しい富山 II』にも寄って来た。ちょうどお昼時間になったので、富山駅で立食いの立山うどんに入り、かき揚げソバに生卵を乗せて食べる。

 一旦家に帰り、父親の車に猫の写真を積んでもらって、いっぷく処へ。ミュゼふくおかカメラ館の学芸員さん達に手伝ってもらって『しまねこ』と『古の雅 いにしえのみやび』の設営も完了した。

雅楽の館での設営
↑雅楽の館での設営風景。和室にイーゼルを立てて額を並べます。照明はタングステンと天上からの自然光なので、ちょっと暗めですが、それもまた雰囲気があって良いかと思います。雅楽の館は、もうお雛様も飾ってあるので、写真とお雛様、そして雅楽の衣装や楽器をご覧いただけます。

2月18日(木)

 18日に8割りほど出来た、ミュゼふくおかカメラ館での写真展の設営。残りの2割りの写真展示を、昨日の朝から昼過ぎまでかかって完成。そして今日は、学芸員の方が調整して下さった照明位置の確認と、北日本新聞の取材がカメラ館であった。
  取材の後、家に帰って昼ご飯を食べてから、確定申告の用紙を税務署に提出するため郵便局へ。郵便局からの帰りは、小矢部川の堤防へ寄り道。昨日の吹雪と打って変わって、青空の下に立山連峰が白く輝いていた。
昨日の雪景色
↑昨日の吹雪。↓今日の青空。
今日の青空
設営が完成した会場
←設営が完成した写真展示のメインスペース、多目的ホール。窓側は全面カーテンも開放して外が見えるようにした。入り口を含む他の3面の壁と、中に長方形の柱を作って写真を並べている。この他、エントランスホールと、多目的ホールを出た通路にも写真を展示している。
  くつろいでいただけるよう、窓際にはテーブルと椅子が4脚、内側にソファーのような椅子を並べてみた。
 後は、明日の午後、いっぷく処での『しまねこ』と、雅楽の館での『古の雅 いにしえのみやび』の展示作業。こちらは写真を貼付けたボードを吊るしたり、額装した写真をイーゼルに乗せて並べるので、それほど時間がかからずに設営できると思うのだけれど。

 沖縄で町歩きのことを、<まちまーい>と言います。今回、町内の三か所で同時に写真展を開催するのは、この機会にまちまーいを楽しんでもらおうと言う意図です。2月27日(土)からは、「第7回ふくおかひなまつり」も開催されます。写真展を開催するいっぷく処、雅楽の館の他、島田邸、さんちょんぴん蔵、あんだんて、駄菓子の丸五商店、長安寺などでお雛様が飾られます。
 いっぷく処ではコーヒーやトーストセットなどの軽食、その隣りには一昨年オープンした手打ちそばの「むかわ」というお店があり、さんちょんぴん蔵の近くにはうどん屋の「しばた」、駅前にはお食事どころの「中藤」もあります。写真展の前後に食事をしたり、ひな飾りを見て歩いて、昨年出来たばかりの昔懐かしい駄菓子屋「丸五商店」で、学校帰りの子供たちと一緒につまんこして帰っていただければ最高です!

2月16日(火)

 3日間ほど暖かい日が続き、一昨日は春一番も吹いたのに、昨日からまた季節が逆戻りしてしまった。
 昨日は午前中から写真展『琉球弧 万華鏡』の会場となるミュゼふくおかカメラ館で、写真の展示作業。10時にカメラ館に行くと、前日まで開催していた『ワンダーフォト写真展』の展示は綺麗に撤収されていた。
 早速、学芸員の方や舞台設営の業者さんに手伝っていただいて、写真の位置決め。壁の下に、写真を置いて行く。今回は2L〜A2まで4種類のサイズのプリントを180枚以上展示する。写真の横に、ハレパネに貼付けてカットしたキャプションを並べておく。
 だいたいの場所が決まったら、業者さんがレーザーで水平だし。その線に合わせて壁に写真を貼って行く。 最初は写真の四隅を虫ピンでとめようかと思っていたが、両面テープで大丈夫なようだ。
 お昼に一時間ほど休憩を挟んで夕方まで作業を行って、8割りほど設営ができた。

カメラ館で設営

↑今回のメイン展示スペースとなる、多目的ホール。床面積が広い事もさることながら、天上の高さが圧巻。この場所で写真を飾ると、A3がA4、A2がA3とサイズが一つ小さくなって見える。

 デジカメWatchにも、写真展の案内が掲載されていた。

2月11日(木)

 朝から空は晴れ渡り、サイクリング日和。風はちょっと冷たいが、運動を兼ねて写真展のポスターとチラシを持って高岡へ。まずは友人がやっている床屋さんに行き、ポスターとチラシを置いてもらう。他に置いてくれそうなお店はないかと尋ねて、高岡駅地下「クルン」にある勉強カフェを紹介してもらう。電話でお店に連絡を入れてもらい、自転車でクルンへ。ポスターとチラシを預けて来た。
 高岡からの帰り、ユニクロへ寄って長袖のTシャツを2枚購入。先日、留守だったので玄関にポスターとチラシを預けて来た近所の音楽スタジオに顔を出して、コーヒーをご馳走になって帰って来た。

実質賃金4年連続下げ 生活苦しいまま
円高進行、欧州市場で一時110円台 日銀効果は帳消し
2度の緩和策効果消失 東証終値1万6000円割れ
 経済がこれほどグローバル化した世界で、一国の金融政策は一時のカンフル剤にしかならないという事だろう。加えて、多用すれば効き目はどんどん弱くなる。

 高市総務大臣が、放送局が政治的な公平性を欠く放送を繰り返したと判断した場合、放送法4条違反を理由に、電波法76条に基づいた電波停止を命じる可能性を言及した。
 政治的公平性をいうなら、NHKの籾井会長が就任時に述べた「政府が右と言うものを左と言うわけにはいかない」は一発退場のレッドカードだろう。

↓→快晴だった2月8日のスナップ。
2月8日のスナップ02
2月8日のスナップ01
2月9日のスナップ
↑2月9日の午前中、自宅の窓からのスナップ。↓今日の夕暮れ。
今日の夕暮れ

◯木原盛夫写真展『古の雅 いにしえのみやび』

会場 雅楽の館(観覧無料)
平成28年2月20日(土)〜3月3日(木) 9時〜16時30分 月曜休館
*2月28日(日)は、洋遊会による雅楽の演奏が行なわれるため写真展示はありません。
古の雅ポスター
 神の依り代となり、平安の装束を身に纏って煌びやかに舞う稚児舞。抑揚をおさえ、削ぎ落とされた所作で表現する能楽。世界最古のオーケストラともいわれる、管絃の厳かな音色。
 富山には、<越中の稚児舞>と総称して呼ばれる「賀茂神社」「明日(あけび)」「熊野神社」の3つの重要無形民俗文化財に指定された稚児舞の他、「岩峅寺・雄山神社」「鹿嶋神社」の合計5つもの稚児舞が伝承されている。また、高岡市福岡町には市の無形文化財に指定されている雅楽を、150年以上に渡って伝承する雅楽保持団体・洋遊会があり、定期的に公演を行なっている。
 CDで、或はインターネットで世界中の音楽や芸能を手軽に見聞きできる時代に、ある意味近くにありながら一番遠い存在でもある古(いにしえ)から伝わる、これら雅(みやび)な芸能の数々。
 今回は稚児舞、雅楽、能楽、神楽の他、沖縄(琉球王国)の宮廷音楽である御座楽(うざがく)や、能楽に影響を受けた沖縄の古典舞踊、能と狂言に影響を受けた沖縄のミュージカルともいえる組踊の写真も展示いたします。
展示写真は、射水市・賀茂神社のやんさんま祭、熊野神社の稚児舞、射水市・賀茂神社の稚児舞、岩峅寺・雄山神社の稚児舞、小矢部市・埴生護国神社の「浦安の舞」、洋遊会の雅楽、射水神社式年大祭での舞楽「蘭陵王」、福岡町・能KNOU会による能楽「鞍馬天狗」、琉球古典舞踊・女踊「四つ竹」、首里城・新春の宴での御座楽(うざがく)、首里城・中秋の宴での組踊「執心鐘入」。

2月7日(日)

 今日、北朝鮮がロケットと称する飛翔体を打ち上げた。日本の報道はミサイルだが、海外の報道はロケットとなっている。アメリカ政府は、この飛翔体が「宇宙空間に到達したようだ」と分析している。
 北朝鮮が前回打ち上げた2012年12月11日は、那覇にいた。その日の日記には、こう記されている。

 朝、緊急を知らせるメールの着信音。那覇市からのエリアメールだった。この後、30分程の間に那覇市・浦添市から交互にエリアメールが届く。

9:59 発射情報 こちらは那覇市です。北朝鮮より飛翔体が発射された模様です。テレビ・ラジオの情報に注意してください。(那覇市)

10:00 北朝鮮ミサイル発射情報 発射情報。さきほど、北朝鮮からミサイルが発射された模様です。(浦添市)

10:03 通過情報 こちらは那覇市です。北朝鮮からの飛翔体は、沖縄本島地方上空を通過した模様です。引き続き、テレビ・ラジオの情報に注意してください。(那覇市)

10:04 北朝鮮ミサイル発射情報 通過情報。さきほど、沖縄県上空をミサイルが通過した模様です。(浦添市)

10:30 ミサイル発射情報 こちらは那覇市です。北朝鮮からの飛翔体は、フィリピン東の太平洋に落下した模様です。引き続き、テレビ・ラジオの情報に注意してください。(那覇市)

 今日打ち上げられた飛翔体(那覇市)は、地球周回軌道に乗ったということなので、今の時点ではミサイルではなくロケットと表記するべきなのか?ラジオイランのニュースによれば、衛星「光明星」3号は、現地時間で12日の午前9時51分に、北朝鮮のソヘ衛星発射場から打ち上げられ、長距離ロケット銀河3号により地球周回軌道に乗せられました、となっている。光明星3号、銀河3号という名前があるのを初めて知った。
 沖縄についてはモノレールを一時停止したが、県内に被害はないとしている。
  今日一日TVのニュース番組はこの話題を大きく取り上げ、今後北朝鮮の核開発、核弾頭搭載を心配する声が聞かれる。ところで今月7日にアメリカが臨界前核実験を行なったと言うニュースは、どれだけ伝えられただろうか。

 今回も、テレビは終日この北朝鮮の打ち上げた飛翔体の話題だった。ところで先島諸島にPAC3が配備されたが、PAC3の射程距離は20kmだそうだ。不測の事態に備えての配備だというが、沖縄の上空を飛行して宇宙へ向かう飛翔体に対して、PAC3に何ができるのだろうか。テレビやネットを見ていると、まるで沖縄が北朝鮮のミサイルに狙われたとでもいうような過剰な反応だ。
 北朝鮮の脅威というなら、それは今に始まった話しではないし、日本の方に向けて実戦配備されているノドンの方がより現実的な恐怖ではないだろうか。北朝鮮は2014年3月26日、日本海に向けて中距離弾道ミサイルを2発、発射している。

 ミュージシャンの訃報が続いている。今度は、ダン・ヒックス。
  ニュースでは見ていないが、彼のホームページのトップで奥さんが死去したことを伝えている。 
  右の写真は、2001年2月15日に撮影。この時、インタヴュワーとして取材をご一緒した今野雄二さんも、一足先にアッチへ行ってしまった。
 ダン・ヒックスは、写真の通りお茶目な人でした。
 You Tubeから「Canned Music /Dan Hicks and The Hot Licks」。
ダン・ヒックス01
ダン・ヒックス02

申請の11原発、免震機能省く 事故対策拠点 川内審査受け縮小
  この日記で、福島第一で現場の指揮をとっていた吉田昌郎元所長が亡くなられた日に、免震棟があった事と、この人が所長としてそこに居た事が福島第一における僅かな救いだったのかもしれない、と書いた。本当に電力会社は、福島の事故を何だと思っているのだろうか。

2月6日(土)

 一昨日、ヨドバシカメラの通販サイトでA3ノビのファイルを2冊注文したら、昨日の午前中に新潟と東京の店舗から1冊ずつ届いた。1冊はビニールのプチプチに包んでボール紙を巻いた梱包。もう1冊は大きな段ボールに入って届いた。段ボールを開けると大量のエアクッションが入っており、取り出すと底にファイルがあった。厚さ2センチに満たないファイルを、深さ40センチの段ボール箱に入れて送って来る理由が分からない。
ヨドバシから届いた商品
段ボールの中身
 アマゾンの古書店で2月3日に注文した、『神々の古層1 女が男を守るクニ 久高島の年中行事1/比嘉康夫』(ニライ社)も、昨日届いた。アマゾンで定期的に「神々の古層」で検索をかけて、手頃な値段の本が出たら買うようにしている。この本は、595円だった。全12巻の内、これで3冊揃った。12巻とも沖縄に住んでいた2年間で何度も借りて読んだ本なので、手頃な値段の本が出るのを気長に待って揃えようと思う。
 ミュゼふくおかカメラ館の学芸員の方から、写真展の新しいチラシとポスターが出来上がったという連絡をいただいて、昨日の午後に取に行った。これまでのチラシは、現在開催中の「ワンダーフォト写真展」の案内と一緒に印刷されていたが、新しいチラシは「琉球弧 万華鏡」を表に、裏には同時開催の「しまねこ」「古の雅 いにしえのみやび」の案内も印刷されている。
↓『神々の古層1 女が男を守るクニ 久高島の年中行事1』。→新しいチラシ。
新しいチラシ
神々の古層
 写真展の会場で流す音楽をどうしようかと考え、アマゾンで『沖縄の古典音楽ー琉球の風』というキングレコードから発売しているWORLD MUSIC LIBRARYシリーズの1枚を中古で購入した。
琉球の風
  奄美の島唄や沖縄の民謡のCDを何枚か持っているが、写真に付けるキャプションが多めなので島唄や民謡だと文章を読む邪魔になるかなと思い、古典音楽を選んだ。「かぎやで風」「四つ竹」「かせかけ」など7曲収録されている。歌も入っているけれど、言葉がわからないので外国の歌を聴いている感じで、BGMとして会場で流していても比較的文章を読む妨げにならない気がする。

 アース・ウインド&ファイヤーのモーリス・ホワイトが、2月3日に亡くなった。雑誌「ミュージック・マガジン」の仕事で、随分とたくさんのミュージシャンを撮影させてもらったが、マガジンで原稿を書いたのは1回だけで、それが来日したアース・ウインド&ファイヤーのコンサート評だった。
 You Tubeから「Fantasy/Earth, Wind & Fire」「Sun Goddess/Ramsey Lewis featuring Earth, Wind & Fire」。

 昨年の夏、9割以上の憲法学者が集団的自衛権を含む安保法案が違憲であり、立憲主義違反だと主張する意見を無視して法案を通した安倍首相が、憲法9条第2項について、「7割の憲法学者が自衛隊の存在は憲法違反の疑いがあると考えているから、この状況をなくすために憲法改正を」と述べている不思議。

2月4日(木)

 立春の今日は、午後から雨。節分の日の昨日は、家族で恵方巻きを食べた。昨年は普通に太巻き寿司を食べるように一口サイズに切って食べていたが、今年は切らずにそれぞれが一本がぶりと齧って食べた。無言で願い事をしながら食べるそうだが、さすがにそこまでは。今年は部屋のテレビが置いてある方向が恵方(吉方)だったので、テレビを観ながら家族と話しながら普通に食べた。
 先月に2日間ほど大雪が降ったが、やはり今年は暖冬のようで、積もっていた雪もすっかり溶けて来た。雪が無ければ生活もし易いが、温暖化の影響か富山湾に鰤が回遊せず、「ひみ寒ぶり宣言」が初の見送りとなった。
昨日の風景01
↑↓昨日は、午後に少しだけ自転車で走って来た。
昨日の風景02

◯木原盛夫写真展『しまねこ』

〜奄美・沖縄 神々の島の役立たずの天使たち〜
会場:いっぷく処(まちづくり福岡工房)
2016年2月20日(土)〜3月3日(木) 9:00〜16:30 観覧無料*月曜休館
しまねこのポスター

【猫はどんな夢を見るんだろうか】

 奄美や沖縄では、猫をマヤと呼ぶ。奄美には「マヤマヤするな」という方言があるが、これは「ブラブラ歩き回るな」「ウロチョロするな」という意味で、猫という動物が島人(シマンチュ)からどう思われているかよく分かる言葉だ。尤も「猫の手も借りたい」という諺があるくらいなので、全国的に猫はあまり役に立たない動物だと思われている節がある。でも、その如何にも役に立たなさそうな仕草や振る舞いが愛おしくて、アチコチの島へ行く度に、その姿を追いかけていた。

 亜熱帯のねっとりした空気に包まれて、トロトロと微睡む時間。島の猫たちも住処にしているアダンの繁みを出て、コンクリートの護岸の上で四肢をダランと伸ばして寝そべっている。カメラのレンズを向けても睡魔に勝てないのか、チラッとこちらを睨んで、また夢の中に帰って行く。猫はどんな夢を見るんだろうか。

 ミュゼふくおかカメラ館での『琉球弧 万華鏡 〜自然・祈り・基地・・・すべては日常にある〜』と同時開催で、カメラ館から徒歩3分ほどのところにある、「まちづくり工房・いっぷく処」で写真展『しまねこ』を開催いたします。ポストカードにプリントした猫の写真を、100枚ランダムに並べる展示を予定しています。福岡町のさくら祭に合わせて、こちらは3月3日までの展示となります。いっぷく処には、コーヒーやアイスクリーム、トーストセットやワッフルセットなどの喫茶メニューもありますので、ひと息入れてご覧になれます。気軽にふらっとお立ち寄り下さい。

 フォトブックの販売ページを作りました。トップページbookからどうぞ。

2月1日(月)

 昨年末から製作していたプリントとテキストがようやく完成。もう少し先ですが、写真展のご案内をさせていただきます。

◯木原盛夫写真展『琉球弧 万華鏡 〜自然・祈り・基地・・・すべては日常にある〜
2月20日(土)〜2月28日(日) ミュゼふくおかカメラ館 *開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)月曜休館

【プロローグ】

 50歳になったのを機会に、一年ほど旅をしようと思った。どこかに住む部屋を借り、そこを拠点に散歩をしたり写真を撮って過ごす旅。そして選んだのが、何となく縁はあったけれど足を踏み入れた事の無かった奄美大島だった。
 一年はあっと言う間に過ぎたが、奄美大島が想像していた以上に大きい島で、また加計呂麻島や喜界島、徳之島といった奄美群島にまで興味が広がって、結局二年を過ごした。
 二年過ごすと、奄美が琉球の文化を色濃く残している事を知り、今度は奄美から沖縄へと続く琉球弧を歩いてみたくなった。
 フェリーで沖縄に渡り、鹿児島から沖縄へと続くルート58号沿いに部屋を借り、そこからまた旅を続けた。
 薩摩と琉球の文化が混じり合った奄美、大和と中国の文化が解け合う沖縄。琉球弧に連なる島々で、それらは美しいグラデーションを描いていた。

【リゾートだけでなく、基地だけでもなく。翻弄された歴史から生まれた、多様な文化と多彩な芸能の島】

 鹿児島県の奄美群島から、沖縄県の先島諸島に連なる島々を琉球弧と呼ぶ。共に古い祭祀の形態が残り、姉妹(ウナリ)が兄弟(イヒリ)を守護するウナリ神信仰の地だ。
 大地の沈下や海水位の変化で中国大陸や日本列島と着いたり離れたりしていた琉球弧の島々が、完全に独立した島となったのは約100万年前だそうだ。
 今は奄美大島と徳之島だけに生息しているアマミノクロウサギだが、彼らの先祖は約1000万年程前に大陸から移動して来たと言われている。その後、水位が上がり多くの大地が一度沈んだ時に、比較的高い山のあった奄美大島と徳之島にだけクロウサギは生き残ったという。
 人類より遥かに長い歴史を持つ動物が、脈々と命を繫ぐ亜熱帯の島々。今も多様な生物が生息する自然豊かな島には、天然記念物や絶滅危惧種に指定されている生き物が少なくない。

 ところで、その温暖な気候もあってリゾート地として語られる事が多い琉球弧の島々だが、東アジアの中心に位置する地理的な要因もあって侵略と支配が繰り返され、翻弄された歴史がある。いや、今なお基地問題に見るように翻弄され続けている。
 沖縄の歴史を辿れば、嘗ては琉球王国という独立した国家だった。琉球王国時代は、国王の認証は中国から派遣された冊封使により行なわれていた。その琉球王国が薩摩に進攻されて、やがて明治政府のもとで強制的に日本国家に組み込まれ、そして第二次大戦後はアメリカの統治下に置かれ、1972年に再び日本へ復帰する。
 沖縄の有名な漫談家であり唄者であった照屋林助さんが、「むる判らん」という曲で沖縄の繰り返された世替わりを、ちょっぴり皮肉を込めて歌っている。ちなみに「世」は、「ゆ」と発音する。

 唐の世から 大和(日本)の世 大和(日本)の世から アメリカの世
 恐ろしく変わる沖縄の世 いったい次はどんな世の中になるのか
 珍しいものだね お口直しの砂糖の湯(佐藤内閣の世)
 なにがなんだかわからない どうなってるのか よくわからん

 奄美群島も奄美世(あまんゆ)と呼ばれる時代から、琉球王国に支配された那覇世(なはゆ)、薩摩藩に支配された大和世(やまとゆ)を経て、敗戦後はアメリカに統治され、1953年12月25日に日本復帰を果たす。
 この侵略と支配に翻弄された歴史は、一方で多様な文化と多彩な芸能を琉球弧の島々にもたらした。
 
 貴重な自然の残る琉球弧の歴史と文化を知り、日本と沖縄、そしてアメリカや中国についても考えを巡らすきっかけにしていただけたらと思う。

写真展の案内ページ
新しいトップ画面
←トップ画面を模様替えしました。今回の写真展の案内のメインビジュアルとして使用している、竹富島の種子取祭で出番を待つ女の子の写真です。2012年11月25日撮影。2011年の「真栄節」がYou Tubeにありました。↓これまでのトップ画面。
これまでのトップ画面

1月へ