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○11月13日(土) 生涯学習講座「海外支援を通して〜モルディブでの日々〜/三井直子(青年海外協力隊鹿児島OB会)」/県立奄美図書館 午後2時から午後3時30分まで(90分間)
           第7回「奄美歌掛けの夕べ」/奄美市名瀬公民館 午後6時開場、6時半開演 前売り1000円、当日1200円
○11月14日(日)〜12月14日(火) 「田中一村 新たなる全貌」特別展/田中一村記念美術館
○11月15日(月)〜11月22日(月) 「やんご生誕100年祭 大やんご祭り」 15日オープニングイベント・和ナイト 19日やんご「はしご酒」 20日やんご屋台村 21日屋仁川フォークジャンボリーin金久公園 22日キャバレーナイト 19日〜21日産地まつり
○11月20日(土) 生涯学習発表「第35回奄美市民文化祭」第1日目/奄美文化センター 17:30〜
○11月21日(日) フリーマーケット(1万人広場)/奄美文化センター 9:00〜15:00
           生涯学習発表「第35回奄美市民文化祭」第2日目/奄美文化センター 13:00〜
○12月18日(土) 生涯学習講座「奄美の食材について〜作って美味しい正月料理〜/満 キヨ・丸田 京子(郷土料理研究家)」/県立奄美図書館 午後2時から午後3時30分まで(90分間)
○2月19日(土) 生涯学習講座「生活環境と私たちの生活〜ニホンザル研究でわかったこと〜/和 秀雄(奄美野生動物研究所)」県立奄美図書館 午後2時から午後3時30分まで(90分間)
○3月5日(土) 生涯学習講座「島唄に魅せられて〜ウヤフジとシマユムタ〜/前山 真吾(唄者)」/県立奄美図書館 午後2時から午後3時30分まで(90分間)

道の島交通では、7月16日より路線バスの乗り放題券を発売しています。大人1日間2000円、2日間2500円、3日間3000円、4日間3500円、5日間4000円、6日間4500円、7日間5000円で協賛施設での特典も付いています。詳細はこちら

11月28日(日)
 運動不足なので、小湊まで自転車でプチ遠征。朝戸入り口を左折し、まだ来たことのなかった伊津部勝、名瀬勝の2つの集落を通り、そのまま海岸へ。
 岩場を少し歩いてから途中まで引き返し、橋を渡って小湊方面へ。
 前回小湊に来た時は時間がなくて港を少し見ただけだったので、今日は自転車を置いて少し集落を歩いてみた。火難除けや魔除けと言われるスイジガイを、玄関に飾ってある家をけっこう拝見。
 細い路地があり、昔ながらの佇まいの民家もいくらか残っていて、散歩して歩くには程よい大きさの集落ですね。
小湊の港
10月30日の小湊
←↑小湊の漁港。上は先月30日に撮影。豪雨災害で水に浸かり駄目になった畳や電化製品が山のように積まれていましたが、すっかり片付けられていた。
 本日のスナップをPhoto Albumにしました。こちら
 小湊から帰る途中、車でパッションフルーツのハウスへ向かわれる栄さんご夫妻と遭遇。せっかくなので苗を植えたばかりのハウスを見せてもらう。ハウスに着いた途端、激しい雨。ご夫婦と遭遇していなかったら、雨に濡れて泣きそうになりながら自転車を漕いでいたに違いない(ノ・∀・)ノ。あいがとうございます(*´д`*)。
 ご近所の小松菜を栽培されているハウスで、私も小松菜をわけていただき、栄さんの車に自転車ごと乗せてもらい帰宅。激しかった雨は、いつの間にか止んでいた。
28日のスナップ
11月27日(土)
 部屋に吊るしてある島バナナ。黄色くなってから一日一本食べている。だんだん酸味と甘みが増して、濃厚な味わいになって来た。残りは後4本。
 実家に送った島バナナも美味しく熟してきただろうかと思い、昨夜電話してみたが、まだ黄色くならずに青いという(ノ・∀・)ノ。富山の寒さ、恐るべし!いや、奄美の暖かさの方が恐るべし?
 読み終えた本を奄美図書館へ返しに行き、新たに5冊借りて来た。

→今日、図書館で借りて来た本。「ユタのノート/阿世知照信記」(コピー資料)、「奄美の伝説・日本の伝説23/島尾 敏雄・島尾 ミホ・田畑 英勝」(角川書店)、「奄美・ネリヤカナヤの人々/写真・浜田 太」(南日本新聞社)、「MABURAIー静かなる豊饒ー表裏2冊組み/写真・文 濱田 康作」(康作Eyes)。

借りて来た本
カシャ餅の和風ピザ
 晩ご飯に、先日湯湾釜のムチムレ踊りでいただいたカシャ餅を食べた。貰った時は突きたてだったのか、とても柔らかかったんですが、冷蔵庫に入れておいたらすっかり硬くなってしまった。
 ネットで検索すると、電子レンジでもお餅を焼けることがわかり挑戦。砂糖醤油を付けた磯辺風はもちろん、和風モチピザを作ってみた。
 海苔に餅、とろけるチーズを重ねてマヨネーズと醤油を少々。ベーコンを乗せてレンジでチン(大きさにもよりますが、500wで1分〜1分半)。
 これは美味い(*´д`*)!
11月24日(水)

 クリスマスまで後一ヶ月だというのに、日中は半袖のTシャツで大丈夫なくらいに暖かい。
 家賃と水道代を払いに不動産屋さんへ。入居以来ず〜っと6トンだった水道使用量。使っても使わなくても6トン?と思いはじめていましたが、今月は5トン(*´д`*)。それでも、どんなメーターかわかりませんが、おおらかなメモリには違いない(笑)。

 スーパーへ買物に行くついでに朝仁海岸へ寄ってみる。豪雨の後、流木やゴミが打ち上げられていた浜も、かなりキレイになりました。
 家呑みの黒糖焼酎がなくなったので、新しいのを購入。今回はマイミクさんオススメの「奄美の杜」(町田酒造)にしました。昨日絵を見て来た一村の代表作の一つ「初夏の海に赤翡翠(アカショウビン)」がラベルになっている。

→奄美の杜。これで黒糖焼酎の遍歴は里の曙→れんと→ろくちょう→里の曙 瑞祥→喜界島→緋寒桜→奄美の杜。

奄美の杜
朝仁海岸
パパイヤ
島バナナ
カシャ餅
↑20日に買ったパパイヤ。食べ頃がよくわからないけれど、だいぶ柔らかくなったので食べてみた。グァバほどクセはない。食感は柿に似ているかな? ↑実家に島バナナを送った時、一房だけ自分用に取っておいた。青かったバナナも黄色く色付いたので一本食べた。甘みがまだ少ない。もう少し熟成するように、吊るしておこう。 ↑21日の湯湾釜集落のムチムレ踊りでいただいた、カシャ餅。カシャ(クマタケラン)に包まれた、お餅です。なんだか身体に良さそうな、葉っぱの香りがします。

 読み終えた本から気になった箇所を、備忘録として抜粋。

<奄美大島の宇宙>
 私は島に限りなく魅かれる。島は完璧なひとつの宇宙だからである。そこには穏やかに調和した世界が、本来何かひとつが突出するのではなく、何が欠落するのでもなく、あるべくして存在するのだ。
 奄美大島が私は大好きである。近くの屋久島のように高い山があるわけではないのだが、アマミノクロウサギなど人類の歴史を遥かに超えた動物がひそかに生息しているし、ごく最近になって新種の植物が発見されるほど奥の深い自然がある。渓流に生えている新種のアマミアワゴケは、これまで日本に自生していないといわれていたコケサンゴ属である。奄美大島には島の成り立ちにおいて、生きものが気の遠くなる歳月を歩んできた記憶が残っているのだ。
 琉球弧の生活文化を受け継いでいる奄美大島の人々の魂の古層から、島唄の歌声と三線の音色とが響き渡ってくるし、神事に心の風景が見える。奄美大島では人間も完璧に調和した宇宙の一員として、あるべき場所を占めているといえる。
〜中略〜
 生物たちの曼荼羅といってよい奄美大島は、なんと豊かな宇宙なのであろう。生きているものすべてが長い長い歴史を持ち、それぞれの魂の中にそれぞれ独自の宇宙を秘めているのだ。

「島へ 奄美/写真・文 立松和平」(河出書房新社)より

 遊ぶのに忙しくて滞っていたのですが(汗)、21日〜23日までを↓にまとめて更新。
23日(火)

 14日から開催されている「田中一村 新たなる全貌」特別展を見に田中一村記念美術館へ。美術館のある奄美パークの敷地に入ると島唄が聴こえてくる。園内のBGMかと思っていたら、入り口横のベンチで高校生の女の子二人が練習していた。何があるんだろうと、施設内のイベント広場を覗いたら「第16回朝花節大会予選会」が開催中でした。
 「朝花節」は唄あしびの際に、一番最初に唄われる島唄です。You Tubeから「朝花節/武下和平」。
 せっかくなので、3組ほどの「朝花節」を聴いてから、美術館へ。

島とうふ屋さんで記念写真
朝花節大会
↑「朝花節予選大会」には、50組ほどがエントリーしていたようです。
←田中一村の特別展をご一緒した、栄美映さん(右)と、小辻牧子さん@島とうふ屋さんにて。

 千葉美術館、鹿児島市立美術館を経て、奄美の田中一村記念美術館で開催されている特別展。展示リストによると218の品(スケッチの他、一村撮影の写真や、カメラなども含む)が「東京時代」「千葉時代」「屏風・襖絵・天井画など」「奄美時代」「集大成 奄美での作品群」に分類され、展示されています。
 3時半頃に美術館に入ったのですが、気になった絵に添えられた解説を読みつつ見てまわり、外に出ると5時半。9月に放送された日曜美術館「田中一村・奄美の陰影」を観て、なんとなく知っている部分の解説は飛ばして見ましたが2時間かかりました(汗)。
 すっかりお腹も空いたので、ご一緒した栄さん、小辻さんと中勝の島とうふ屋さんで晩ご飯を食べて帰る。お二人はそれぞれ「塩豚定食」「島うどんセット」。私はまだ食べたことのない「豆腐チゲセット」のご飯付き。
 部屋に帰りネットをチェックし、北朝鮮の韓国への砲撃を知る。

22日(月)
 21日に撮影した写真の画像作成(ノ・∀・)ノ。
21日(日)
 湯湾釜集落のムチムレ踊りに誘われて、見学に。夜の7時少し前に名瀬を出発し、7時半頃に集落へ到着。豪雨災害の後、大和村方面へは初めて来ましたがアチコチで土砂の崩れた跡。途中、連れて来て下さった「奄美の自然を考える会」の事務局長・栄さんが道路に出て来ていたヒメハブを発見。すかさず車に積んであったハブ棒で捕獲し、籠に入れて車の後部座席に(;´Д`)。
 ネットで検索するとムチムレ、ムチモレと2つの呼び名が出て来ます。中にはモチモレとしている人もいますが、集落による方言の違いでしょうか。ムチは餅、ムレ(モレ)は貰う。
 奄美パークしまうたと伝統芸能によれば、
 旧暦10月16日に行なわれる地域行事で、サンシン(三味線)やチヂン(太鼓)の音にあわせて家々を踊りながら火難災除のモチをもらってまわります。大和村湯湾釜では、集落を挙げての伝統行事として残っており、人々が風呂敷などを頭にかぶり、夜がふけるまで家から家へと踊り歩きます。
 この日は、昔、集落の大半を焼き尽くした大きな火災が起こった日で、この日を忘れず火災予防や無病息災を願って行われているのだそうです。湯湾釜集落の特徴的なのは、踊り手の男性も女性用の着物で女装をし、頭から布を被って踊ります。その火災の時、消防用水だけでは足らず、田んぼのドロまでもを投げたことから、ドロ団子を見立てたカシャ餅が配られ、火傷の顔を隠すために顔をスカーフなどですっぽり隠してしまうのだそうです。
ムチムレ踊り

 You Tubeから湯湾釜のムチムレ踊り

 ネットで調べてみると、唄われているのは「どんどん節」で、これは徳之島の民謡のようです。この唄の合間に「餅もろたー餅もろたー」「よいやーよいやー」と掛け声がかかります。
 子どもたちも着物を着て一緒に踊りながら家をまわり、背中にしょったリュックにお菓子を入れて貰います。
 私もお酒や料理をご馳走になり、カシャ餅を3ついただきました(*´д`*)。
 

ムチムレ踊り他、スナップ
 途中、家々で出されるお酒や料理をいただきながら唄い踊り続けます。集落を廻り終わったのは夜中の11時30分頃で、その後公民館で宴会が行われました。踊りは7時頃からスタートしたようで、かなり体力のいる行事ですね(笑)。
 ムチムレ踊りの様子をPhoto Albumにしました。こちら。この日は、奄美文化センターで「奄美市民文化祭」、金久公園で「屋仁川フォークジャンボリー」があり、その様子も少しだけ入っています。
11月20日(土)

 豪雨災害から今日で一ヶ月。雲が多いながらも日射しがあって暖かい。昨日が二の酉でもうすぐ師走だというのに、昼間は長袖のTシャツで丁度いい(笑)。
 一昨日依頼のあった写真データとサンプルのプリントをA4のファイルに入れて、レターパック350で出版社へ送る。今年の3月に撮影した書籍が好調で、新たにMOOK本を作ることになったそうで、3月に撮影した時の写真データを何カットか作り直した。
 ちなみにデジタルで撮影した写真データのほとんどは、奄美に持って来たマックに内蔵されている4つのハードディスクに入っています。フィルムのように嵩張らず、手軽に持ち運べるのがデジタルの利点ですね。

 レターパックを郵便局に出しに行った帰り、近所に開店した八百屋さんで買物。オープニングセールでキャベツ88円、大根130円と安い!1000円以上買うとタマゴも1パック貰える(*´д`*)。トマト、ほうれん草、タマネギ、ブナしめじ、椎茸、えのき茸、バナナ、フルーツパパイヤも購入して1126円。奄美に来て、こんなに一度に野菜を買ったのは初めて。長ネギはあまり安くなかったので、今回は断念(;´Д`)。
 冷蔵庫に野菜が充実したので、肉を買いに朝仁のスーパーまで。国産サーロインステーキ2枚で2121円が、980円になっていたので買う。質素な生活をしていますが、肉やマグロ、カツオが安いので案外美味しいものは食べてます。
 部屋に帰り、さっそく買って来た大根と貰ったタマゴを下茹でし、おでんを作る。コトコトと茹でながら「島へ 奄美/写真・文 立松和平」を読む。

柳町

←豪雨災害直後に火災が起きた柳町の現場も、すっかり片付けられてきれいになった。左側は青空、右に巨大な雨雲。奄美の空は見ていて飽きない。

↓今週の月曜日から始まった「やんご生誕100年祭 大やんご祭り」。今日はやんご=屋仁川通りの近くにある金久公園で屋台村が開催。 11月も後半ですが、かき氷のお店も出ています(笑)。

 本日のスナップをPhoto Albumにしました。こちら

金久公園の屋台村

 夕方、金久公園で開催されている「やんご祭り」のイベント、屋台村を見に行く。特設ステージをコの字に囲む形で、屋台のテントが並んでいる。焼酎の蔵元が共同で試飲できるテントを出されていたので、沖永良部島の黒糖焼酎や、色んな黒糖焼酎をブレンドした水割りを試飲してみた。
 ステージでは次々に歌や踊りが披露。島唄、沖縄舞踊に並んでスナックのオネエさんのちょいとセクシーなダンスや、ニューハーフのオネエさんの踊りも登場。それらを小さな子供も、おじーおばーも椅子に座って楽しんでいる。南の島のおおらかさ。
 明日は朝9時から1万人広場でフリーマーケット、13時から奄美文化センターで第35回奄美市民文化祭の2日目、16時から金久公園で屋仁川フォークジャンボリーとイベントがいっぱいです。

11月18日(木)
 スーパーや果物屋さん、お土産物やさんの軒先で、島バナナをいっぱい見かけるようになった。まだ青々としたものから黄色く熟したものまで、色んな段階のバナナが吊るされている。今が島バナナの旬だろうか?
 いっぱい見かけるようになったとはいえ、島バナナの生産量は多くなく、その分値段も高い。スーパーに並んでいる輸入物のバナナの方が、はるかに安い。それでも奄美に来た記念に、実家に島バナナを送ろうと思い近くの商店へ。
 何房か付いた、まだ青い1900円のバナナを選ぶ。他にドラゴンフルーツ3個590円、ポンキツ1袋390円、青パパイヤ2個100円も購入。バナナを1房(9本)とポンキツを半分ほど自分用に取ってもらい、ついでに他のスーパーで買ったパパイヤの漬け物や、黒糖を使ったお菓子も一緒に送ってもらう。
島バナナ
 バナナの発送の手配が済んだので、自転車で奄美文化センターへ。敷地内に高倉があるのは前から知っていたが、よく見ると奄美の昔ながらの民家を再現した場所があったので、写真を撮りながら見てまわる。
 文化センターを出て、夕焼けと猫の顔を見に朝仁海岸へ。日が沈むと、Tシャツに薄手のヨットパーカーでは、ちょっと肌寒い。

←↓島バナナ、民家ほか本日のスナップをPhoto Albumにしました。こちら
18日のスナップ
 一度部屋へ戻り、お米を研いでから自転車で名瀬公民館へ。昼間、宣伝カーで「奄美への低運賃運航を願う市民の集い」と題した集会への参加を呼びかけていたので、見に行ってみる。住民票を移していないので市民じゃないんですが(汗)。県民の集い、市民の集い、町民の集いなど参加したことないですが時間だけはたっぷりあるので、勉強のつもりで行ってみた。
 6時スタート予定でしたが、島時間で6時15分頃から始まり、約2時間。署名を集める用紙を何枚もいただきましたが、まだ奄美にそんなに知人はいないので、少々困った。
11月16日(火)

 昨日、今日と雲の多い一日。昼間の気温はちょっと下がるけれど、放射冷却がないからか朝夕の冷えがなく、一日を通して過ごしやすい。ちなみに天気予報によると、本日の名瀬の最低気温は18°、最高気温は21°です。

自転車の錆び1
自転車の錆び2
錆び止めスプレー

↑奄美に来てから買った自転車ですが、雨と潮風で錆びだらけに。よく持って歩くバックの金具も錆び付いてしまった。塩害、恐るべし(ノ・∀・)ノ。

 だいぶ前から自転車のペダルを漕ぐと、キーキーと少し軋むような音。6月に買った自転車ですが、チェーンを始め、至る所に錆びが(;´Д`)。雨と潮風による塩害が原因と思われます。このまま放置するわけにもいかないので、ニシムタに行って錆び止めのスプレーを購入。ついでにフライパンのテフロン加工が剥がれてきて、炒め物をしているとこびり付くようになってきたので、近くのタイヨーで新しいフライパンを買う。

 昨日は、やんご生誕100年祭と題した「大やんご祭り」のオープニングイベントを見て来ました。
 やんごは、名瀬の飲屋街・屋仁川通りのことです。イベントは22日まで続きます。19日やんご「はしご酒」 20日やんご屋台村 21日屋仁川フォークジャンボリーin金久公園 22日キャバレーナイト 19日〜21日産地まつり
大やんご祭り1
大やんご祭り2
大やんご祭り3

 「大やんご祭り」オープニングイベントの様子をPhoto Albumにしました。こちら

 読み終えた本から気になった箇所を、備忘録として抜粋。
<第11章 海辺の聖地で彼方なる至福の地を眺める 加計呂麻島>より
 瀬相へ上陸して島の西はずれの実久まで夕日をもとめて車を走らせた。俵、武名、木慈、瀬武、薩川・・・・・・内海に面した静かな海岸の村々を通りすぎて行く。夕方の村には、どこにもほとんど人気がない。
 郵便局、小さな船着き場、神社・・・・・・おそらく二度と訪れることもないだろう島の日常のあいだを通りすぎて行くことは、物珍しくもあり、淡い悲しみを含んでもいる。それは旅の軽さであろうか、それとも重さなのか。

「島の旅 島の人/文・春名 徹 写真・木内 博」(世界文化社)

 今日から、「ヤンゴ物語/草戸 寥太郎」(著者・発行者 倉井則雄)を読み始める。

11月13日(土)
 あまみならでは学舍と題した、奄美図書館生涯学習講座に参加。青年海外協力隊鹿児島OB会・三井直子さんを講師に、「海外支援を通して〜モルディブでの日々〜」という講座内容でした。
 かなり硬い話になるのかな?と想像してましたが、活動された地域が南国のモルティブだったことや、講師である三井さん自身のキャラクターもあって、和やかな雰囲気で話は進み、楽しく聴講できました。
 次回は12月18日(土)、「奄美の食材について〜作って美味しい正月料理〜/満 キヨ・丸田 京子(郷土料理研究家)」です。お金はないが時間だけはたっぷりあるので、無料で聴講できる生涯学習講座のこれから予定されている分は全て申し込んであります(*´д`*)。
歌掛けの夕べ

 図書館から帰って軽くご飯を食べた後、6時30分から名瀬公民館で開催される<豪雨災害チャリーティーコンサート>第7回「奄美歌掛けの夕べ」を聴きに行く。
 雨が本降りになってきたので自転車は諦め、トボトボと傘をさして歩く。途中ガス屋さんへ寄って、10月分の支払いを済ませる。
 開場時間の6時丁度くらいに入ると、すでに客席にはかなりのお客さんが。会場にいらした唄者・築地俊造さんに、このコンサートの主催である奄美歌掛け文化保存会の会長さんをご紹介していただき、撮影の許可をいただく。ありがとうございます。
 プログラムより
1、島踊り「あやはぶら節」奥田佳江子、本田涼子/「ワイド節」内山千代美、伊東千恵子 2、里みか、歩寿(親子)「長雲節」 3、山田武和、佐藤隆幸「よいすら節」 4、日置幸男、梶原英世「東れ立ち雲節」 5、義永秀親(中野末子、安田千代子、永井しずの)「よいすら節」 6、満本実、西和美「ぐすくながれ」 7、徳之島 井之川夏目踊り「正月唄、田植え唄、あったら七月」 8、昇喜代子、和美(親子)「汗水節」 9、渡哲一(嘉川敏子、林和子、福田のり子、藤岡俊一)「諸鈍長浜節」 10、中島清彦、泉さだ子「さぁぎ節」 11、坪山豊、築地俊造「?」 12、龍郷町 秋名八月踊り「ほぉこらしゃ、あまださがりゃ、しゅんかねっく

 徳之島 井之川集落の夏目踊り、良かったです。チヂンの音と声だけで聴かせます。声が重なり増幅し、途中からドンドン加速して行く感じが素晴らしい。短いですがYou Tubeから「夏目踊り」。
 歌掛けのトリは、坪山豊さんと築地俊造さん。築地さんがステージに立ち、坪山さんは客席の後方に座り、島口でやり取りしながら歌掛け。
 6時30分にスタートしたコンサートは、龍郷町の八月踊りから六調に続いて9時頃に終演。出口に置いてあった豪雨災害募金箱にチャリン、チャリン。先月23日の「第2回 島口島唄の夕べ」の際に募金させていただいたので、今回は小銭で(汗)。
 帰りは土砂降りかな?と思っていたら、小雨にかわっていた。グリーンストアーで半額になっていた、お弁当と唐揚げを買って帰る。

「奄美歌掛けの夕べ」の様子をPhoto Albumにしました。こちら

11月12日(金)
 秋から冬にかけて、奄美ではどんな魚が捕れるのか知りたくて、早起きをして名瀬漁協の競りを見て来ました。並んでいる魚は、7月に行った時とあまり変わらない印象。7月には確かなかった伊勢エビが、カゴにいっぱい。脱皮したばかりの伊勢エビがいて、触らせてもらいましたが、そのまま丸ごと食べられるそうです。
 エラブチの模様が夏に比べて若干地味だな〜と感じたのは気のせいでしょうか?
 次は真冬の競りだな(*´д`*)。
魚
↑競りに並んだ魚のスナップをPhoto Albumにしました。こちら。同じ種類の魚でも個体によって顔の表情が違いますね。今回は顔面狙いで撮ってみました。
→晩ご飯はグリンストアーで買った赤ウルメの塩焼きと、パパイヤ漬け。大きいので2回に分けて食べることにします。まずは尻尾側を。明日は頭側。赤ウルメは、沖縄ではグルクンと呼ばれる魚です。標準和名はタカサゴというそうです。食べた味の印象は、大きな鯵だな〜。
赤ウルメとパパイヤ漬け
11月11日(木)
 朝起きると、ガラス越しに空が少し色付いている。窓を開け、ほんのりとした朝焼けを撮影。
 午前中はアチコチ雑用。郵貯銀行へ行ったついでに、ミュージックショップ・じんのうちで13日に名瀬公民館で開催される第7回「奄美歌掛けの夕べ」の前売り券を購入。豪雨災害ですっかり忘れていた10月分の電気代を九州電力に払いに行き、docomoショップでプランの変更をしてもらう。
 昼ご飯を食べた後、スーパーへ食料の買い出し。朝仁海岸へ行くと、子猫は2匹寄り添いながら葉っぱの影でお昼寝中。
夕焼けほか、スナップ

 天気予報では今日は一日晴れ。久しぶりに自転車で大熊展望台へ。だいぶ涼しくなったし、小さな自転車にもなれたと思ったが、やはり展望台までの急な坂道はキツい。7月に来た時と比べて、すいぶん日の沈む位置が移動していますね。すっかり太陽が山に隠れてからも、刻々と変化して行く空の色を楽しんでから一気に自転車で坂を駆け下りる。

 朝焼け、猫のお昼寝、夕焼けほか本日のスナップをPhoto Albumにしました。こちら

11月9日(火)
 昨日の夜から風が強く、建てつけの悪い窓のサッシがガタガタと音をたてる。
 朝起きた時は寒く、そろそろ暖房を使わないとダメかな?とも思ったけれど、陽が出てくるとたちまち暖かくなる。まだ大丈夫。
 石油ファンヒータは富山から持って来たので、近くのガソリンスタンドで灯油の値段だけ確かめておいた。1ℓ=85円。配達の場合は+5円。奄美の冬の寒さがわからない。やっぱり暖房はいるんだろうか。
 図書館へ本を2冊返しに行き、2冊借りて来た。「ヤンゴ物語/草戸 寥太郎」(著者・発行者 倉井則雄)「島へ 奄美/写真・文 立松和平」(河出書房新社」。
 ヤンゴは名瀬市街地の飲屋街で、屋仁川通りのことです。今月15日〜22日まで「やんご生誕100年祭 大やんご祭り」が開催されます。チラシには15日オープニングイベント・和ナイト 19日やんご「はしご酒」 20日やんご屋台村 21日屋仁川フォークジャンボリーin金久公園 22日キャバレーナイト 19日〜21日産地まつり、とありますが詳細は不明。
朝仁海岸の猫
←買物に行く途中、また猫と海の様子を見に、朝仁海岸へ寄った。子猫、少し大きくなったかな。
 今日の猫と朝仁海岸をPhoto Albumにしました。こちら
↓今日、新たに借りてきた本。
 
借りてきた本

 先週の金曜日、プリンタのインクと一緒にアマゾンに注文した「ノーツ オン フォトグラフィー/大和田 良」(リブロアルテ)を読み終える。
「12 アーティストステートメント」より
 セルフステートメントの重要性が身に染みてくるにつれ、それが確立されていない状況で作品制作を続ける無謀さを思うようになった。それはコンパスも地図も持たずにただ彷徨うような行為に思えた。自分の作るべき作品に運良く出会っている内は良いが、見失ってしまったら最後自分がどこに立っているのか、どこに向かうべきなのかを知るのは困難になるだろう。逆に、確立してしまえば常に自分の立ち位置を知ることができ、社会のどのような点に常に関心を払うべきなのか、どのような作品を作り続けなくてはいけないのかということを意識することのできる指針となる。

11月8日(月)
 部屋の窓を開けベランダ越しに港を見ると、大きな船が泊まっている。色や形が、先月寄港したにっぽん丸に似ている。港へ行き、確かめるとやはりにっぽん丸で、今年3度目の寄港だそうです。夕方5時に名瀬を出港するということで、その前にセレモニーがあると教えてもらう。
にっぽん丸
ビューグルバンド
にっぽん丸2
 先月にっぽん丸が寄港した時は、伊津部小学校のさざ波バンドが演奏を披露しましたが、今回は奄美小学校のビューグルバンドのマーティングが登場。
 その後、「島育ち」「島のブルース」で輪踊りをして、紙テープを投げてお別れ。
 にっぽん丸とお見送りの写真をPhoto Albumにしました。こちら。You Tubeからビューグルバンドの演奏
11月5日(金)
 アマゾンでポチッと買物したり、ポストカード用紙にプリントしたり、図書館で借りて来た本を読んだり。
ポストカード

 晩ご飯はピーマン、タマネギ、ニンジン、ソーセージがあったのでパスタを茹でてナポリタン。それに昨日の鍋に麺つゆと、白菜やキノコ、肉など足して復活させる。
 明日あたりは、残った汁にカレールーを投入して和風カレーも良いかも知れない。水溶き片栗粉を投入して和風中華丼?という選択肢もありますね。
 古仁屋のドミトリー「昭和荘」のブログに、鍋の無限の可能性を表現する宇宙なべという言葉がありました。素晴らしい(*´д`*)。

 読み終えた本から気になった箇所を、備忘録として抜粋。

 米国政府が奄美を日本に返還したのは、島民の強い声もあったが、むしろ奄美の基地としての不適格性が理由だったのではなかろうか。「森の島」といわれる奄美の地形は基地造成には確かに不向きだ。森が少なく平地が多い沖縄に比べると、基地として占領を続ける価値は少ない。沖縄より19年も早く復帰できたのは、米軍にとって魅力がなかったことによるが、島民にとっては島の自然の地形にただただ感謝するばかりだ。
 
梅崎義人 うめざき よしと・農水産ジャーナリスト、元時事通信記者

『奄美 静寂と怒濤の島/越間 誠』より

*奄美の日本復帰は昭和28年12月25日

[奄美大島]第四章 農耕儀礼と信仰
「三 寄り来たるニャーダマ(稲魂)」から 
 小野重朗氏の調査によって、現在ショチュガマの伝承のある地点をあげると次の通りになる。
 竜郷村嘉渡、両屋根切妻型、明治末年まで行っていたという。
 名瀬市芦花部、アラセツに祭り、シバサシにゆり倒す。
 名瀬市有良、四本柱の小屋である平面と後ろの地につく面とからできていた。アラセツに祭り、屋根にのぼってゆするだけで、シバサシの日にゆり倒す。
 名瀬市大熊、アラセツは屋根の上で祈り、シバサシにゆり倒す。
 名瀬市浦上、アラセツは小屋のなかでノロ、グジが祈る。シバサシに小屋をゆり倒す。
 さらに名瀬市有屋・朝仁にも同じような伝承がある。これらの地点は、いずれも名瀬市周辺であり、『南島雑話』の名瀬間切に限るという記事と一致している。
〜略〜
 平瀬マンカイについては、その事例は、秋名の隣の嘉渡の事例が報告されているだけであるが、古くは、秋名の湾の東側の方でも行われていたとのことである。平瀬マンカイは、明らかにノロを中心とする神人たちの行事であることは、ショチュガマと比較するとよく理解できる。ショチュガマが子ども組の行事であることは『南島雑話』の記事でも明らかであって、山から木材を切り出すことから子ども組の仕事になっているし、屋根にのぼるのも子どもたちであったろう。
 この二つの行事は、ニャーダマガナシ(稲魂)が田袋(水田)に寄り満ちるようにと招き寄せ、稲作の豊作を祈願するものであろう。〜略〜

*それにしてもニャーダマ、響きが可愛い(笑)。ガナシは我無?トートガナシ(尊尊我無)は感謝の意味や神様に祈る時に使われる言葉。ヒャニハムガナシは火の神さま。

「四 八月十五夜」から
 瀬戸内町油井では八月十五日に盛大な豊年祭が行われる。
〜略〜
 綱引きといってもただ綱をもって、ゆっくりと広場を移動するだけである。この運動をゆっくりと何回か繰り返すうちに楽屋から十数人の踊り手が出てきて踊りながら綱を切ろうとする。しかし綱を持った人たちは切らせまいとする。そこに異装した男がやってきて鎌で綱を切る。すぐに綱を結び直す。このことを三回くり返して綱引きを終わり、その綱の片方を土俵に持って行き、埋めて俵の代りにする。
〜略〜
 奄美における綱引きは十五夜に、かけろま島ではミニャクチという収穫祭などに行われるが、ともに部落を引き回し、綱引きをしながら何回か切り、これを海に流すもので、防災的な意味をもっている。また綱引きは作占いとしての役割も持っていた。また注目すべき点は、綱を切るという習わしが全域にわたってみられることであろう。切ることと結ぶことは、死と再生を意味しているものであろうから、奄美の綱引きは古い綱引きの原型を考えさせるものである。

「二 ノロの祭り」(7)ミニャクチの記事から
 まずグジヌシ(男の神役)とノロが東西に分れて三度軽く引き、東(女子)と西(男子)に分かれた子どもたちによってナービキ(縄引き)が行われる。グジヌシはこの子どもたちが一生懸命引いている縄を鎌で切り、またすぐ結び直し、三回これをくり返す。このあとで縄を二つに切って、男女それぞれ丸めて海に持ってゆき、浮袋みたいに浮かべて泳ぐ。このあとそのままにしておく。この綱引きで東(女子組)が勝ったら、テクバル(地名)の田が豊作だという。

『沖縄・奄美の民間信仰/湧上 元雄・山下 欣一共著』(明玄書房)より

11月4日(木)
 午後、海と猫の様子を見に朝仁海岸へ寄ってから、名瀬運動公園内にある市民球場で行われている横浜ベイスターズの秋季キャンプを見学に行く。
 着いた時は紅白戦の真っ最中。高岡出身の高森という選手がいると聞いたので、探してみる。球場の客席入り口に貼られた出場メンバーリストによれば、紅組6番・高森勇気ファースト・背番号62。この人ですね。
 スナップ写真を撮りながら、試合の最後まで。高森選手もいた紅組が(たしか)7対3で勝ちました。
ベイスターズ

 市民球場を出て、朝仁海岸にまた寄って、近くのスーパー・タイヨーで買物をして帰宅。白菜が安かったので、奄美に来て初めての鍋。久しぶりに食べた白菜、甘くて美味しい(*´д`*)。

 ベイスターズのキャンプの様子と朝仁海岸の空と海を、Photo Albumにしました。こちら

11月3日(水)

 豪雨災害の後、初めて自転車で遠征。名瀬から中勝、ビックツーの先を曲がって戸口へ。しばらく戸口集落の写真を撮ってから58号に戻り大勝、浦へ。龍郷湾沿いに瀬留、久場、阿丹崎を通って西郷松の少し先まで行って帰って来た。

↓は、住用村と並んでテレビのニュースで頻繁に報道された龍郷町の崩落現場。もっと近くで現場を見ると、崩れ落ちて来た土砂の量に唖然とする。写真右側の道路は島の北から南までを繋ぐ国道58号。何カ所か片側通行になっており、時間帯によっては軽く渋滞しているようですが、もともと信号が少なく都市部と違い車の量自体が多くないのでスムーズに流れているように思える。

龍郷町の崩落現場
戸口集落の橋
戸口集落の橋 10月

 ←↑戸口集落にて。上の写真は先月12日に撮影。左は同じ場所から。豪雨で橋が流されてしまった。

 本日のスナップをPhoto Albumにしました。こちら

 戸口では集落の中を通る道路の一部が豪雨によりアスファルトが剥がされていたり、今なお浸水した家の家財道具が庭に出されていたりと爪痕が残っている。それでも肥後染色さんのブログに載っていた、災害直後の写真からみると随分復興しています。肥後染料さんも通常通り営業しており、泥染体験も出来るようです。

 サイクリングの後、道の島交通に寄って『路線バス』乗り放題券について聞いたところ、まだ継続して販売するそうです。ありがたい(*´д`*)。
 佐仁と赤木名間は運休、名瀬から古仁屋間は途中篠川経由で大島海峡沿いのルートになるなど、多少の影響は残っているものの観光にはそれほど不便はないと思われます。篠川経由で大島海峡沿いのルートなんて、今こそのお楽しみかもしれない。

11月2日(火)

 アタタタタタタ(;´Д`)。筋肉痛です(ノ・∀・)ノ 。
 昨日、豪雨災害で被害が一番大きかったと思われる住用村に、ボランティアの活動員として行って来ました。
 作業したのはグループホームわだつみ苑の近くで、西仲間にある個人のお宅。お年寄りの男性がお一人で住んでいる。朝の10時頃から午後の3時過ぎまで、裏山から家の庭に流れ込んできた土砂や石をスコップですくい、一輪車に乗せて捨てる。これの繰り返し。作業が終わった時点では痛いな〜でしたが、一晩経って今日は全身カチンコチンです。腰と背中がパンパンどす(笑)。

ワークブーツ
←作業用に一昨日ニシムタで購入した、ワークブーツ1260円。普通の黒い長靴なら700円ほどで買えたのですが、せっかくなら少しでもカラフルで履いて楽しい方が良かろうと、奮発してこれにしました。
 作業中、こんなの(虫のダメな人は要注意)が土の中から出て来ました。毒は無いが、臭い分泌物を出すらしい。色んな生き物がいるな〜奄美。

 豪雨から明日で2週間。復興作業も進んでいるけれど、災害の余波でツアーや宿泊のキャンセルなど観光業への影響も出ていると言う。
 テレビでは先週の台風14号が通過してから、豪雨災害に関するニュースも徐々に少なくなってきた。結局報道されたのは、2人が犠牲になった住用村と、土砂の崩落で1人が犠牲となった龍郷町の現場ばかりだった気がする。
 昨日、名瀬から住用へバスで行く途中にも大小様々な崩落現場をみた。まあ、奄美大島全体がスリキズだらけで、今は傷薬を塗り絆創膏を貼って手当の真っ最中といったところか。
 名瀬市街のようにかすり傷で、次の日から通常の生活に戻った場所もある。古仁屋、宇検村、加計呂麻島もそれほど大きな被害はないと聞いている。住用村のマングローブ原生林のツアーも再開されたようだ。こうして傷口が治ってきている場所もある。災害を伝えるのは大切だけれど、公平で幅広い被災状況や復興のニュースも伝えてくれればと思う。
 未だ通行止めの区間もあるようだけれど、島内バスも名瀬と空港、名瀬と古仁屋も迂回路を使いすでに繋がった。個人的には、普段通らない道を走るバスに乗ってみたいな〜と楽しみにしている。

豪雨災害に関する各種データ(11月1日12時現在)*奄美市役所のホームページから。
【被害状況】
床上浸水:402棟 床下浸水:491棟 断水:5世帯 死者:2名 軽傷:1名
【避難勧告】
継続中
住用町西仲間地区の一部:5世帯18名 住用町石原地区の一部:6世帯10名 住用町山間地区の一部:8世帯23名 名瀬安勝町:6世帯10名
【避難者数】
名瀬地区16名 笠利地区8名 住用地区163名
【ボランティアセンター登録人数】
団体:46団体 個人:142名

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