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○10月1日(月) 真栄里大綱引 真栄里 メーミチ広場(糸満市)/綱引き11:30〜 道ズネー16:00〜 青年エイサー18:00〜
○10月5日(金)〜7日(日) 世界エイサー大会 2012 那覇市内 奥武山運動公園 等(那覇市)
○10月5日(金)〜7日(日) 結願祭 小浜島
○10月5日(金)〜7日(日) 節祭 西表島
○10月6日(土)〜26日(金) 「歌えマチグヮー」上映 桜坂劇場
○10月7日(日) 那覇大綱挽 国道58号久茂地交差点(那覇市)/旗頭行列12:00〜17:30 綱引き14:30〜
○10月の2日間 宮古島のパーントゥ 平良島尻部落(宮古島/宮古島市)*日にちは島尻購買店で教えてもらえます。
○10月9日(火) 海御願(海神祭) 座間味島
○10月10日(水) 県立図書館 本の返却期限
○10月20日(土)〜11月9日(金) 「スケッチ・オブ・ミャーク」上映 桜坂劇場
○10月23日(火) 諸鈍シバヤ(加計呂麻島・諸鈍)
○10月26日(金)〜28日(日) 首里城祭
○10月27日(土) 栄町市場屋台祭り 午後5時頃スタート
○10月28日(日)予定 読谷まつり闘牛大会 むら咲むら闘牛場(読谷村)
○10月29日(月) 県立図書館 本の返却期限
○11月3日(土) 城間松明大綱引(グスクマ テービー) 城間サンパーク通り(浦添市) 18時〜
○11月3日(土) 琉球王朝祭り首里 12時50分〜15時30分
○11月3日(土)、4日(日) 第38回 読谷まつり 読谷村運動広場(読谷村)
○11月3日(土)、4日(日) 田尾8回壺屋やむちん通り祭り2012 壺屋やむちん通り及び路地裏(那覇市)
○11月6日(火) 勝井祐二+SoRA 高江・カフェ 山甌(やまがめ)にて open 18:00 start 19:00 charge 2000円 
○11月12日(月) 県立図書館 本の返却期限
○11月20日(火) 七尾旅人 高江・カフェ 山甌(やまがめ)にて open 18:00 start 19:00 charge 2000円
○11月23日(金) 壺屋陶器まつり 那覇市立壺屋小学校(予定/那覇市)
○11月25日(日)、26日(月) 竹富島の種子取祭(たなどぅい) 世持御嶽(竹富島/竹富町)
○11月27日(火) 遠藤ミチロウ 高江・カフェ 山甌(やまがめ)にて open 18:00 start 19:00 charge 2000円
○11月28日(水)*旧暦10月15日 与論十五夜踊り/地主神社
○12月9日(日) Mac Bookの5年保証終了日
○12月31日(月)〜1月1日(火) 摩文仁・火と鐘のまつり 沖縄平和祈念堂(糸満市)
○1月1日(火)〜3日(木) 首里城「新春の宴」

○沖縄の交通機関 割引切符(詳しくは、こちら
ゆいレール 一日乗車券600円、2日乗車券1000円、三日乗車券1400円
那覇バス 一日乗り放題パスポート(那覇市内区間)660円、バスモノパス(那覇市内区間とモノレール全線一日乗り放題)1000円
那覇バス・琉球バス交通 土日祝1日限定フリー乗車券(111番高速バスを除く)2000円
琉球バス交通・沖縄バス・東陽バス・那覇バス ゴールデンウイークフリー乗車券1000円、バスの日(9月20日頃)フリー乗車券1000円
読谷村コミュニティーバス 1日乗車券400円
石垣島・東運輸 空港線・川平リゾート線5日間フリーパス1000円、みちくさフリーパス(全ての路線バスが、5日間乗り放題)2000円
西表島・西表島交通 1Day Free Pass1000円、3Day Free Pass1500円
与論島・南陸運 2日間乗り放題チケット500円
○福島第一原発事故に関するリンク集 http://www.scn-net.ne.jp/~onodak/news/index.html
○DAYSから視る日々 http://daysjapanblog.seesaa.net/
○独立系メディア今日のコラム 青山貞一・池田こみち http://eritokyo.jp/independent/aoyama-column1.htm
○小出裕章(京大助教)非公式まとめ http://hiroakikoide.wordpress.com/
○twitter#genpatsu http://twitter.com/#!/search?q=%23genpatsu
○twitter#fukushima http://twitter.com/#!/search?q=%23fukushima
○やんばる東村 高江の現状 http://takae.ti-da.net/

10月31日(水)

 10月の最終日。那覇は雨。気温が上がらず半袖のTシャツでは肌寒く、長袖を着て過ごす。
 今日はハロウィンだそうですが、子供の頃にそんな習慣はなかったので何をしていいかわからず、昨日に引き続き部屋で写真データの現像をしていた。

 10月10日に撮影した宮古島・島尻港から大神島の写真と、島尻集落のパーントゥ2日目の様子をPhoto Albumにしました。島尻〜大神島の写真はこちら、パーントゥの写真はこちら

大神島の風景
↑大神島にて。↓パーントゥ。ハロウィンじゃ〜ないよ。
島尻のパーントゥ

 上に掲載した入口を閉ざした大神島の家は、屋号をナカヤー(中の家)という。
 大神島の存在を知り訪ねてみたいと思ったのは、7月に図書館で借りて来た写真集「大神島 記憶の家族/勇崎哲史」(平凡社)を見たからだ。
 勇崎哲史氏は沖縄が日本に復帰した1972年に、大神島に住む23世帯の家族写真を撮影。その18年後の1990年にもう一度23世帯を訪ね家族写真を撮影する。18年の間に子供が島を離れ家族が少なくなった家もあるし、主を失い戸を閉ざした家もある。そしてさらに2年後の1992年、島を離れた子供たちが戻ってくる正月にもう一度家の前で家族写真を撮影している。屋号で紹介された各世帯の時間の流れを、3枚の写真が教えてくれる。
 ポートレートの原点とも言える家族写真、そして写真の記録性。この写真集が面白くないわけがない。 実際に自分が大神島に行った後、読み返したくてまた借りて来た。

大神島 記憶の家族01
←1972年と1990年のナカヤー。この頁の次に、主のいない家の前で 子や孫、ひ孫が並んだ1992年の写真が続く。
大神島 記憶の家族02
 大神島から島尻港へ帰る船を待つ間、真新しい感じの待合所のベンチに座っていた。待合所の中には観光客の他に、島の男性3人とおばあさんが1人。
 その中の一人に、この写真集のことを話しかけてみた。写真集は島のコミュニティーセンターにも置いてあるそうで、見たいなら案内すると言って下さった。写真集は那覇の図書館で借りてもう見ましたと言い、島の人たちにとって宝のような本ですねと話すと、少し笑って、そうだねと答えてくれた。
 写真集の終わりの方に大神小中学校が登場するが、もう島に子供はおらず、学校は廃校になり取り壊されている。今は片側の門柱だけが残り、嘗てここに学校があった事が辛うじてわかる。
 3人のおじさんと1人のおばあさんもこの写真集のどこかに写っているはずで、別れ際、話をしたおじさんに探してみますと言ったけれど、その面影を探すのは無理なようだ。
船の待合所
大神島のポストカード
↑港の待合所には、勇崎哲史氏が撮影したポストカードが置かれていた。
←まだ真新しそうな船の待合所。

10月29日(月)

 来月の家賃を払いに不動産屋へ行った後、借りていた本を返しに県立図書館へ。貸し出し期限2週間はアッと言うまだ。
借りて来た本
 読み終えた4冊を返却し、読み切れなかった2冊を借り直し、新たに3冊を追加で借りた。
 新たに借りたのは「岡本太郎の沖縄/岡本太郎・撮影 岡本敏子・編」(日本放送出版協会)、「沖縄・奄美・吐噶喇1974-1978/中平卓馬写真集」(未来社)、「楽園の原点 おきなわ/三好和義」(新潮社)。
*本の返却期限は、11月12日。
 10月9日の宮古島でのスナップ、島尻集落のパーントゥ初日の様子をPhoto Albumにしました。こちら
宮古島平良のスナップ
↑宮古島で宿泊したゲストハウスの近くにて。↓島尻のパーントゥ。
宮古島島尻のパーントゥ

 拡散予測、6原発で誤り。原子力規制委員会が、先日発表した日本各地にある原発で福島原発のような過酷事故が起きたときの放射性物質の拡散予測について、6原発で方位などに間違いがあったとして訂正した。規制される側の電力会社からの指摘でミスが発覚したというのもお粗末だが、そもそも福島級の事故がどこかでもう一度起これば、この国の機能は保たないんじゃないだろうか。
 福島第一の4基の原発を廃炉にするための人員さえ、この先確保できるのか疑問だが、この上新たに原発事故が起こればそれを収束させる人員が足りるとはとても思えない。
 拡散予測以前に、次に大きな事故があれば経済も食料も医療も破綻しないだろうか?  
 また、南海トラフ巨大地震の津波被害のシミュレーションというのはニュースで見た気がするが、浜岡や愛媛の伊方原発が南海トラフ地震によるトラブルで過酷事故を起こした場合の被害想定は見た記憶がない。  
 安全性については見切り発車で、夏の電力供給が逼迫するからと再稼働に踏み切ったように思える関西電力の大飯原発。実際には大飯原発を動かした途端、火力発電所を止めるなど夏場も電力は足りていたと思われる。
 この大飯の再稼働にあたって大阪の橋下市長は、夏だけの期間限定を提案していた。その橋下氏が率いる日本維新の会が、2030年までに原発ゼロを目指すとしているけれど、ならばそんな先の公約以前に期間限定を提案していた大飯を先ずは止めたらどうかと思う。

 自分自身が昨年に比べて福島第一原発、あるいは原発事故について意識が薄くなって来ているが、事故は全然収束しておらず今も毎時0.6億ベクレルの放射性物質が放出されている。
 福島の原発で作業をしているハッピーさんの、Twittter

10月28日(日)

 小麦粉を水で溶いてスライパンで焼く。天かす、昆布、干しえび、青のりをトッピングして、ソースの代わりに昨日栄町市場で買った肉味噌を塗る。美味かった。

 首里城祭3日目。今日は12時30分〜14時30分まで国際通りで琉球王朝絵巻行列が行われる。
 パンフレットによると、”史実をもとに琉球王朝の華やかなりし姿をイメージし、一大絵巻として再現します。琉球国王・王妃行列に中国の使者冊封使行列と伝統芸能行列を加えた時代行列「琉球王朝絵巻」。約1000人が繰り広げる一大絵巻は壮観!必見です!”
 お昼ご飯に、ちょっと貧乏なお好み焼きを食べた後、アクエリアスを水筒に詰めて自転車で国際通りへ。12時過ぎに、国際通りの牧志駅側に到着。行列は反対端の県庁側からスタートするので、歩行者天国になっている道を歩いて向かう。
 行列のスタート地点に着いた時は、ちょうど翁長・那覇市長が開会宣言をしているところだった。昨日の栄町市場の屋台祭りにも翁長市長はいらしていて、挨拶をされていた。なかなか市長、多忙である。 

琉球王朝絵巻行列
 歌・三線隊を先頭にスタートした行列としばらく一緒に歩きながら写真を撮っていたが、途中で場所を決めて通り過ぎて行く行列を撮影することに。一時間程で全行列が通りすぎて行った。
 首里城ではこの後も伝統芸能の演舞、ステージイベント、7000本のキャンドルによるライトアップも開催されるが、連日の撮影で少し疲れたので大人しく家に帰る。

10月27日(土)

 首里城祭2日目。今日は午前11時50分から13時10まで首里城公園内で、冊封使行列と册封儀式が行われる。パンフレットには、”琉球王国最大の儀式。中国皇帝が使者を派遣し、皇帝の名のもとにその国の王を任命する琉球国王の即位式「冊封儀式」を再現します。”と書いてある。

 水筒にアクエリアスを詰めて、今日も自転車で首里城へ。安里を過ぎて続く長い上り坂がつらい。
 首里城公園に着いて下之御庭に行くと、丁度11時からの琉球舞踏が始まるところだった。20分程のステージを見終えてチケット売り場で、首里城公園の年間パスポートを作る。冊封儀式が行われる御庭は有料地区で、入場料が1回800円。年間パスポートは1600円で何回も利用できるので、今後の事も考えて作る事にした。
 守礼門の近くから始まった冊封使行列を撮影し、その後正殿の前の御庭で繰り広げられた册封儀式の再現を見た。
冊封使行列
年間パスポート
↑首里城公園の年間パスポートを購入。
←守礼門から始まった、冊封使行列。
↓御庭で再現された、册封儀式。
冊封儀式

 冊封儀式が終わってからは、下之御庭で行われる伝統芸能の宴を観たり、せっかく作ったパスポートを使い有料エリアで開催されている特別企画展を見て過ごす。

↓伝統芸能の宴。演目は上段左から玉城流円の會・安座真本流による、かせかけ、四つ竹、谷茶前。下段左から仲里節、安里南之島保存会による南之島(フェーヌシマ)、首里汀良町獅子舞保存会の獅子舞。

伝統芸能の宴

 16時過ぎまで首里城公園でのんびり過ごした後、自転車で栄町市場へ。下り坂のほぼ一本道だ。
 17時少し前に市場に到着。しばらく自転車で周辺をまわってから市場のアーケードへ。並べられたパイプ椅子に座り、屋台祭りの始まりを待つ。
 今日は、僕のように栄町市場を舞台にした映画「歌えマチグヮー」を観て遊びに来た人も沢山いたかもしれない。
 17時30分頃にスタートして、終わったのは22時に近かったと思う。 栄町ダンサーズ、 おばぁラッパーズも楽しかったけれど、マルチーズ・ロック擁する栄町オールスターズの「ダウンタウン・パレード」が個人的にはとても良かった。

 You Tubeから「Downtown Parade/栄町オールスターズ

見知らぬ者たちを受け入れて 知らぬ者たちも受け入れて
一人一つのカケラを持って さあパレードが動き出す

悲しみの行進はここから始まったけれど 
その町の涙忘れないように 深く胸に刻んで

口笛を吹きながら夢をひろって

道をつくりパレードを続けよう 歌いだせ踊り笑いながら行こう
前を塞ぐ壁なんか乗り越えて行け 愛こそが全てだと歩いて行こう

*歌詞はYou Tubeを聴きながら書き写したので間違いもあると思います。
 ひめゆり学徒隊で知られる女学校が戦災で焼け落ち、その跡地に昭和24年作られた公設の市場が栄町市場。悲しみの行進はここからは、商店街のそんな成り立ちを綴っているのかと思う。

 本日、栄町市場の屋台や総菜屋さんで買ったもの。鶏の唐揚げ100円、オリオンビール200円、ポーク玉子おにぎり100円、ごぼうの天ぷら50円、肉味噌200円、漬け物100円、天ぷら3個100円。

栄町市場屋台祭り
 昨日は桑名さんの訃報を知ったが、今日の朝、ネットのニュースで佐藤 博さんの訃報を知る。
 1970年代中頃〜80年代前半によく聴いていた吉田美奈子や山下達郎、大滝詠一、ティンパンアレー系のミュージシャン。それらのレコードに、キーボードプレイヤーとして一番参加していたのが佐藤 博さんだと思う。認識としてあっているか解らないが、僕の中でフェンダーのローズピアノは、佐藤 博さんだったりする。
  You Tubeから「レインボー・シーライン/吉田美奈子」。

10月26日(金)

 首里城公園の開園二十周年記念として、今日から首里城祭が開催される。
 今日は無料地区の下之御庭で、午前10時〜20時20分まで伝統芸能の宴があり、琉球舞踊と獅子舞が3回ずつ行われる。
 お昼ご飯を食べて、自転車で首里城まで。上り坂は自転車を手で押して歩いて行く。
 14時〜14時20分の琉球舞踊、15時〜15時15分の獅子舞を観た後、公園を少し散歩して帰って来た。
  ステージの前に設置されたテントの中で琉球舞踊の始まりを待っていた時、隣りの椅子に座っていたカメラを持った女性に話しかけられた。最初は突然だったので解らなかったが、パーントゥに行かなかったか?と聞いている。行きましたよ、と答えると、僕をその時見かけたと言う。琉球舞踊が終わったら、少しパーントゥのお話をと思っていたが、その女性は演目の途中で席を立ってしまった。

 少しですが、首里城祭の様子をPhoto Albumにしました。こちら

琉球舞踊
↑玉城流扇寿会・玉城流華豊の会による琉球舞踊。演目は左から「若衆特牛節」「本貫花」「花風」。
→うるま市南風原青年会による獅子舞。↓首里城。
獅子舞
首里城

 1979年頃、まだドラムを叩いていた時にトラ(エキストラ・代役)で、ハコバン(お店に入って演奏するバンド)の仕事を少しした。夕方、小岩のキャバレーで演奏し、夜中から早朝まで新宿のホストクラブで演奏する。あるいは夕方、千葉のグランドキャバレーで演奏し、夜中から早朝まで湯島のパブで演奏する。
 演っていた曲は歌謡曲が多かったが、その頃に大ヒットしていた桑名正博さんの「セクシャルバイオレットNo.1」と堀内孝雄さんの「君のひとみは10000ボルト」はよく演奏した気がする。
 今年、にしきのあきらさんの旅番組で与論島が紹介された時、偶然、ライヴをするため島に居合わせた桑名さんが乱入?するというのを見た。 聞けば15歳(だったかな?)で家出した時に与論島に来て以来、この小さな島と長い付き合いをしていると話していた。それはなんだか僕が勝手に思っていた桑名さん像と、良い意味で違っていた。
 You Tubeから「月のあかり」「Will you Love Me Tomorrow」。
 セクシャルバイオレットNo.1は少し苦い思い出があるけれど、こんな曲を与論の小さなお店で聴いてみたかったと思う。

那覇大綱挽
 10月7日に行われた那覇大綱挽の写真を、Photo Albumにしました。こちら

10月25日(木)

 お昼ご飯にラフティ丼を食べてから、桜坂劇場で13時から上映される「歌えマチグヮー」を観に行く。映画のストーリーや予告ムービーはこちら
 映画の舞台となる栄町市場で誕生し、この映画の主役でもあるおばぁラッパーズのお一人で、今回映画のナレーションも担当されている新城カメさんも劇場にいらしていて、上映後に来場者と気軽にお話をされていた。
 ちょうど明後日、映画でも紹介されている栄町市場屋台祭りが開催される。おばぁラッパーズも出演されるということなので、生を見に行かなくては。

 夜、復帰40年企画NHKが映した沖縄第30回「笑芸!チャンプルー〜沖縄の巨人・照屋林助〜」を観る。1993年に放送されたものだそうだが、僕が唯一林助さんを撮影できたのが1994年の1月に東京・浅草でワタブーショーを行った時。この放送の直ぐ後だ。沖縄で観るワタブーショーは、また違ったものだったろうと思うが、もうそれは叶わない。

ラフティ丼
←昨日作ったラフティをご飯に乗せて丼ものに。一緒に煮た玉子、ニンジン、ショウガも添えて。
↓「笑芸!チャンプルー〜沖縄の巨人・照屋林助〜」
照屋林助さんテレビ番組
 10月1日に行われた真栄里大綱引の写真を、Photo Albumにしました。
真栄里大綱引01
↑道ズネーの様子はこちら
真栄里大綱引02
↑ガーエー(我張り合い)、綱引きの様子はこちら
真栄里大綱引03
↑アサギ、拝所、集落の様子、アトアシビ、エイサーの写真はこちら

10月24日(水)

 午前中に桜坂劇場へ行き、会員証を作る。
 この劇場で観たい沖縄の映画が2本あるのだけれど、料金が1回1600円で2本観ると3200円。2000円払って会員になると1000円で観れる上、招待券が一枚貰える。また誕生月にも招待券が一枚貰えるので映画を2回観るなら年会費を払っても会員になった方がお得だと思う。

 沖縄に来たのだから作ろう作ろうと前から思っていたラフティに、今日チャレンジ。スーパーで沖縄産豚の三枚肉のブロックを買って来て、沖縄そばのだし汁と、泡盛、黒糖を使って煮込みました。最後に油断して少し焦がしてしまいましたが、まずまず美味しい。せっかくなので玉子とニンジンも一緒に煮込みました。
 今日は沖縄そばにトッピングしましたが、明日はご飯に乗っけてラフティ丼かな。

↓年会費2000円払って桜坂劇場の会員になった。会員証と映画の招待券、誰でも使える映画の割引券が3枚付いて来た。会員証をなくさなければ、お得だと思う。

→昨日、忠孝を飲み干したので、今日から今帰仁の泡盛・美しき古里。さっそくラフティ作りにも使用。

↓最後に油断して少し焦がしてしまいましたが、自作のラフティをトッピングしたそば。

美しき古里
桜坂劇場会員証
ラフティそば
 9月30日に行われた糸満大綱引きの写真をPhoto Albumにしました。大綱作りと道ズネーの様子はこちら。綱引きの様子はこちら
糸満スナップ01
糸満スナップ02
↑→綱引きの日のスナップ。↓大綱引き。
綱引きの様子
 「FENCES,OKINAWA/石川真生写真集」(未来社)を見終えて、「写真0ゼロ年 沖縄/photographers' gallery press別冊」を読み始める。

10月23日(火)

 自炊に飽きたので、浦添市の方に自転車を走らせて、お昼は焼き肉を食べて来た。帰りに泊漁港に寄って、晩ご飯のおかず用にマグロキムチを購入。マグロキムチと言いながら、タコやイカも少し入っていた。食堂でうな丼を頼んだら、うなぎの下に天ぷらが一個隠れていたように、なんか混じっているのが沖縄流?とりあえず入れとけ〜みたいな(笑)。さすがチャンプルー文化ですね。
牛カルビ切り落とし定食
焼いているところ
マグロキムチ
↑500円の牛カルビ切り落とし定食。 ↑500円ですが、お肉はいっぱいです。 ↑300円のマグロキムチ。マグロは表面だけ火が通っている。
 このところ家でパソコンに向かい、現像作業をしていた。撮ったはいいが未現像の写真がかなり溜まっていたけれど、ようやく追いつきました。これから少しずつUPして行きます。
 とりあえず今日は9月23日に撮影したコザの写真と、中城城跡と北中城青年エイサーの写真を載せてみます。
吉原社交街
 コザの美里一丁目、通称吉原社交街と照屋一丁目の写真はこちら。中城城跡と北中城青年エイサーの写真はこちら
 ↑は吉原社交街。↓は中城城跡。
中城城跡

 「光と陰の島/伊志嶺 隆写真集」(未来社)を見終える。西表島に炭坑があったことを、初めて知った。

10月18日(木)

 ひょんな事から南の島・沖縄で、北のエレキガールを撮影することになりました。

 台風21号の影響で時折強風が吹く中、午後1時半頃に自宅近くの国道58号で北のエレキガールことTOMOKOちゃんの車に拾ってもらう。「はじめまして」の挨拶もそこそこに、撮影場所を求めて普天間基地周辺へ。最初は金武の社交街でポートレート撮影を考えていましたが、出発が少し遅くなったのでわりと近い普天間へ。 
 パステルグリーンや、ブルー、クリーム色に塗られたコンクリートの壁。日本の感覚じゃなくて、東南アジアの色彩感覚ですね。時を経てだいぶ色褪せたそれらの壁をバックに何パターンか撮影すると、あっという間に時間が過ぎた。
 今日は那覇のライヴハウス・アパッチでLIVEがあり、夕方5時からリハーサルなので急いで那覇に戻る。ライヴ撮影は本番だけなので、家の前で降ろしてもらい撮影してきた写真をパソコンにバックアップ。
 晩ご飯にカレーうどんを作って食べて、自転車でアパッチへ。今日は20時〜と21時〜の2ステージに出演と聞いていたが、沖縄時間で30分くらい押してスタート。
↓→南の島でテケテケテケ・・・ギターを鳴らす北のエレキガール。
tomoko02
tomoko01
アパッチ記念写真

 2ステージが終了した後、お店で軽く打ち上げ。泡盛をご馳走になる。
 15日に沖縄に来て16、17、18日とライヴをやって、明日は東京へ。明後日は寺中名人とギター合戦だ。北のエレキガールは、なかなかタフで男前なおねえさんです。

←今回バックを務めた、アパッチバンドのみなさんと記念写真。

 テケテケテケだけじゃなく、サンタナも弾いている。You Tubeから「ABRAXAS / TOMOKO サンタナカバー」。これ面白い。

10月15日(月)

 昨日、一昨日は家に籠って宮古島で撮影してきた写真の現像。今日の午前中までかかって、宮古島滞在時の日記をUPした。 
 2年半程前に撮影した写真を再使用したいというメールが来ていたので、CD-Rに焼く。
  仕事で撮影した写真データは、壊れたMac Proの内蔵HDDナンバー2に入っていたので、HDDを裸族のお立ち台に挿み、iMacに繋いでデータを移してからCD-Rに焼いた。
  CD-Rをビニールのプチプチで梱包し、泊港近くの郵便局からレターパックライトで編集部に送る。
 郵便局から、自転車で県立図書館へ。宮古へ行く前日に、読み終えていない本も含めて借りていた本を一旦全部返却したので、あらためて借りて来た。一度借りた事のある本が3冊、新しく見る本が3冊。
借りて来た本
↑左から「うつぐみの心 竹富島/大塚勝久写真集」(葦書房)、「うつぐみの竹富島 たきどぅん/大塚勝久写真集」(琉球新報社)、「FENCES,OKINAWA/石川真生写真集」(未来社)、「光と陰の島/伊志嶺隆写真集」(未来社)、「大神島 記憶の家族/勇崎哲史」(平凡社)、「写真0ゼロ年 沖縄/photographers' gallery press別冊」。返却期限は10月29日。
マグロの尻尾の煮付け

←一昨日買って、昨日料理したマグロの尻尾の煮付け。大根、しょうが、油揚げを一緒に炊いた。

↓沖縄県産の柑橘類、カーブチー。
カーブチー

 図書館から一度部屋に戻り、新都心のスーパーで買い物。台風21号の影響で暫く天気は悪そうだが、冷蔵庫はいっぱいになったので2、3日は外出しなくても何とかなるかな?
 晩ご飯は一昨日買って昨日調理したマグロの尻尾の煮付けと、マグロの切り落としの漬け。食後に、今日買って来たカーブチー。青々とした見た目程には酸味はないが、実が小さいのに種が多いので食べるところが少ない(汗)。でも、口の中がすっきりするので食後の口直しには良いですね。
 明日は午前中からカレーを作ろう。そして、ゴロンとなって本を眺めて過ごす。このところアチコチ出歩いていたので、そんな一日もいい。 

 今日、郵便局から図書館へ自転車で向かう途中に大きな音がして空を見上げると、オスプレイが飛んでいた。まさに自分が住んでいるマンションのほぼ上空を飛んでいる。飛行ルートに那覇港の方から普天間というのがあったので、本格的にオスプレイの訓練が始動されればベランダから眺めることもあるかもしれない。想像していたよりも飛行高度は低かった。

10月12日(金)

 宮古島最終日。宿のレンタサイクルでママチャリを借りて、朝の10時頃に出発。平良港からパイナガマビーチ、そのまま390号を進み前浜ビーチの案内板が出たところで235号に。東急リゾートの隣り、前浜ビーチに着いたのは正午近くだった。
前浜ビーチと来間大橋
前浜ビーチの海
 白砂に、ブルーからエメラルドグリーンのグラデーションが美しい海。青い空と白い雲。絵に描いたようなリゾートの風景を少し眺めてから、来間大橋に自転車を走らせる。橋を少し進むと、下を眺めていた男性が手招きをする。ウミガメが2匹いて、もうすぐ浮かんで来ると言う。横に並んで海面を見る。1匹が浮かんで顔を出し、また潜って行った。タイマイという種類だそうだ。

 しばらく来間島の方へ自転車で進むが橋の上は風が強く、そうそうに引き返す。
 来た道を辿りながら390号に出て、下里(南)で市街地に入る。西里大通りのミヤコセントラルホテルのレストランで、遅い昼ご飯。750円の日替わりランチはポークジンジャーで、スープ、ミニサラダ、フリードリンク、デザート付き。
 ゆっくりランチを食べて3時頃に宿へ戻る。荷物の入れ直しをして、宿の近所を散歩してから西里通り入口のバス停に向かう。
 16時13分のバスで、空港へ。搭乗手続きを済ませ、出発ロビーでゆっくりと休憩。
 スカイマークSKY548便は、宮古を定刻の18時に出発し、那覇に定刻の18時50分に到着したようだ。預けた手荷物を受け取り、ゆいレールで美栄橋へ。家に帰っても冷蔵庫はほぼ空なので、前から気になっていたハイウエイ食堂へ。480円のカレーを注文。
 小雨の中、部屋に帰り、シャワーを浴びてから宮古島で撮影した写真をパソコンにバックアップする。

*交通費メモ レンタサイクル500円、西里通り入口→宮古空港210円、那覇空港→美栄橋290円。

10月11日(木)

 今日も朝起きてから、部屋でウダウダ。
 くになか食堂で4つ100円の天ぷら、スーパー仲宗根でジューシーのおにぎり2個100円を買って12時15分の池間島行きのバスに乗る。バスの中で半分、終点の池間島の漁協前で降りて残り半分を食べてから集落を散策。
 漁港の周辺は何も無いが、丘のような山?山のような丘を越えると住宅地になっている。池間公民館の前は広場になっており、公民館の後ろは砂浜が広がっている。日に焼けたオジーが一人、海を眺めて座っていた。
 当てもなく歩いていたら、遠見跡の案内があった。歩いて上ると池間大橋、大神島が見渡せる。しばらく集落を散歩して浜に戻ると、人が集まっている。先ほど海を眺めて座っていたオジーが、両肩に網を下げてコンクリートのスロープに立っている。何事かと思い近くの人に尋ねると、イワシの群れが浜に押し寄せて来ていると教えてくれた。浜の直ぐそば、珊瑚かと思っていた黒い大きな固まりはイワシの群れだった。
 集落を散歩している間に他のオジさんが投網で獲ったイワシを、見せてもらった。
浜に押し寄せたイワシの大群
投網
 一時間程眺めていた。結局僕が見ている間、オジーは網を投げる事はなかった。もう少し若いオジさんがもう一度網を投げ、大量のイワシを獲った。頭とワタを取って海水で洗ったイワシを一匹貰って食べた。
  オジーの投網を見たくて後ろ髪が引かれるけれど、バス停に戻る。雨と風が強くなって来た。もう、今日はイワシを獲ることは出来ないのかもしれない。
とーふチャンプルー
 漁協前を16時20分のバスで平良に戻る。昨日、一昨日とパーントゥを見に来た島尻集落を通り、17時前に着いた。
 宿に戻る前に、くになお食堂で600円のとーふチャンプルー。
 昨日は宿に帰って直ぐに寝てしまったが、今日はスタッフの方、他の宿泊客と日付が変わる頃までゆんたく。ちょっと飲み過ぎたかな。
←小鉢のもずく酢は、薄らとニンニク風味。

 あのオジーは、なぜ一度も網を投げる事をしなかったんだろう。帰りのバスの中で、ボンヤリと考えていた。 古い船を いま動かせるのは 古い水夫じゃないだろう(You Tubeから)。吉田拓郎の歌の、そんなフレーズが頭に浮かぶ。

 古い船には新しい水夫が 乗り込んで行くだろう
 古い船を今 動かせるのは 古い水夫じゃないだろう

 なぜなら古い船も 新しい船のように 新しい海へ出る
 古い水夫は知っているのさ 新しい海のこわさを

*交通費メモ 平良〜漁協前往復500円x2

10月10日(水)

 午前中は部屋でウダウダ。
 12時15分の平良発の八千代バスで、島尻購買店前へ。そこから島尻港へ歩いて行き、大神島へのフェリー乗り場へ。事前に調べていた運行時間は13時丁度でしたが、案内板に書いてある時刻は14時15分。夏期と冬期でも変わるようだ。しょうがないので1時間ほど集落を散歩して、フェリー乗り場に戻り出発を待つ。
 時間になり、往復670円のチケットを船内で購入。台風21号の影響か、波は少し荒い。
 ガス屋さんがデッキに積んだプロパンガスと一緒に大神島に渡る。
 乗船時間は15分ほど。帰りの船は16時20分で、これが最終便。
船の時刻表

←大神島と島尻港を結ぶ船の、時刻表。
↓大神島のどなたかの家のガスが切れたんだろうか。プロパンガスと一緒に島へ渡る。

プロパンガスと一緒に
 フェリー乗り場から島の右端、一番高台にある遠見台、そして島の左端を歩いてまわる。大神島の存在は、集落の全家族を撮った「大神島 記憶の家族/勇崎哲史」(平凡社)を見て知った。大神島の現在の世帯数は、宮古毎日新聞2011.10.20の記事によれば17戸27人のようだ。
遠見台からの眺め
海岸に並ぶ奇岩

↑大神島の海岸に並ぶ、奇岩。

←遠見台からの眺め。

↓集落の様子。

集落の様子

 16時20分の島尻への最終便に乗船。島尻港に着いて、今日もパーントゥに参加するため集落へ。昨日と同じ場所で出現を待つが、今日は急遽ルートを変更し学校の方から集落の中に出現するという話しになり、急いで村に戻る。
 後は、昨日と同じ。泣き叫ぶ子供、あまりの事に呆然とする子供、それを見て大笑いする親。途中激しい雨と風が降ったり止んだりする中、集落中が泥の匂いで臭くなって行く。
  余裕をみて19時45分頃に集落を出て、島尻入口のバス停に向かう。今日もパーントゥに抱きつかれなかったが、泥を投げつけられて、ビニール合羽が汚れている。バス停に着いてビニールのズボンを脱ぎ、バスを待つ。

→仮面をつけ、シイノキカズラの衣装をまとい、全身泥を塗った神様パーントゥ。

パーントゥ
パーントゥのスナップ

 定刻より2分ほど遅れてやってきたバスで平良へ。宿に戻る途中、スーパーでお弁当を買おうと思ったが、すでに売り切れでカップヌードルを一つ買って帰る。昼間に買っておいたオリオンビールと、カップヌードルで晩ご飯。泡盛をちびちび飲んで、就寝。

*交通費メモ 平良→島尻購買店前300円、島尻港〜大神島の高速船往復670円、島尻入口→平良300円。

 島尻港から大神島の写真と、島尻集落のパーントゥ2日目の様子をPhoto Albumにしました。島尻〜大神島の写真はこちら、パーントゥの写真はこちら。*10月31日に更新。

10月9日(火)

 今日は、宮古島島尻地区の奇祭パーントゥの初日。

 朝4時に目覚ましで起床、旅の最終支度をして部屋を7時前に出る。歩いて15分ほどの美栄橋から、ゆいレールで那覇空港へ。早めに搭乗手続きを済ませて、出発ロビーでゆっくり。
 スカイマークの那覇9時15分発のSKY541便で、宮古空港に。空港から市内に行く路線バスは11時53分。1時間以上ある。空港案内所で宮古の無料ガイドブックをもらって、時間をつぶす。
 ほぼ定刻に来たバスに乗車し、西里通り入口で下車。今日から3連泊するゲストハウスまで、地図を見ながら15分ほど歩く。
 チェックインを済ませ、3日分の宿代を払い、荷物を置いて昼ご飯に。宿から30秒ほどのくになか食堂で、500円の宮古そば。
くになか食堂の宮古そば
←くになか食堂の宮古そば。小さな天ぷらが2つ付いてくる。

↓くになかてんぷらと、くになか食堂。入口は別だが中は通じている。
くになか食堂
 昼ご飯の後は市街を少し散歩し、寝酒の泡盛・多良川と晩ご飯用にパンを購入。少し昼寝をしてから15時40分平良発の八千代バスで、島尻入口へ。島尻入口から15分ほど歩いて島尻の集落へ。集落の奥に進むと車で道を塞いでいる場所があり、その先に人が何人か作業をしている。しばらくするとテレビカメラや地元新聞社のカメラマンが集まりだした。どうやらここが、パーントゥの生まれる場所のようだ。
 開始時間の夕方5時近くになって、1体、2体とパーントゥが登場。始まりの合図もないまま、なんとなく3体が並んでこちらにやって来た。そして突如走り出し、ヘドロを全身に被った身体で手当たり次第に襲撃。
 泥を顔に塗られた子供がアチコチで泣き叫んでいる。その隣りで親は大笑いしている。交通規制しているお巡りさんと、パトカーも泥だらけ。やめて〜という声も聞き入れられず、泥だらけのパーントゥに入られたお家もある。18時半を過ぎると外も暗くなり、泥で真っ黒のパーントゥが何所にいるか分らずドキドキ感も5割増。
パーントゥ01
パーントゥ02
パーントゥ03
↑パーントゥの出現を待つ報道陣とギャラリー。 ↑世話人に付き添われて3体のパーントゥがやって来た。 ↑さっそく襲撃されたTVカメラマン。
パーントゥ04
パーントゥ05
パーントゥ06
↑元屋(たぶん)の庭先を襲う、パーントゥ。 ↑子供を押し倒して泥を塗る、パーントゥ。 ↑民家で水浴びをする、パーントゥ。
パーントゥ07
パーントゥ
パーントゥ09
↑襲撃されているパトカー。泥だらけ。 ↑襲撃された、おまわりさん。泥だらけ。 ↑泣き叫ぶ子供、ピースサインで喜ぶお母さん。

パーントゥ10

パーントゥ11
パーントゥ12
↑鍵が掛かっていないと家の中に上がり込む、パーントゥ。 ↑顔を引きつらせて泣いている子供と、笑顔のおねえさん。 ↑集落の中心、島尻購買店の前。今日はそろそろお終い。
パーントゥ13

 来る時に乗ったバスの運転手さんが、20時15分くらいに島尻入口のバス停で待っていて下さいといっていたので、余裕をみて集落からバス停へ。バスは時刻表通り20時24分に到着。乗客は自分一人。終点の平良から宿まで1分。パーントゥに抱きつかれなかったが、泥を投げられて汚れた髪をシャワーで洗う。
 夜、泡盛を飲みながら、他の宿泊客の方々とゆんたく。

*交通費メモ 美栄橋→那覇空港290円、宮古空港→西里通り入口210円。平良〜島尻入口往復300円x2。

 宮古島でのスナップ、島尻集落のパーントゥ初日の様子をPhoto Albumにしました。こちら。*10月30日に更新。

10月7日(日)

 三連休の中日。那覇大綱挽が国道58号を通行止めにして開催された。
 綱挽の前に、午前中から国際通りで旗頭行列が行われるようだが、なんだか疲れがたまっているようで午後から少しだけ見た。
那覇大綱曵きスナップ
綱曳き
 今年の綱は全長200メートル、総重量43トンとアナウンスしていたような。
 3年連続引き分けが続いたそうだが、今年は西の勝ち。しかし、あまりに綱が大きいので近くで見ていても勝負の状況がよく分からなかった。
 綱挽の後は、カヌチ棒を抜き雄綱と雌綱に分けてクレーン車でレッカーに。この後、倉庫に保管するそうです。
綱の撤収

 綱の撤去作業を途中まで見学してから買い物に。100円ショップでビニールの雨合羽を購入。宮古島・島尻のパーントゥ対策です。

 那覇大綱挽の写真を、Photo Albumにしました。こちら。*10月26日に更新。

10月6日(土)

 昨日の午前中に、来週宮古島で泊まる宿の手配をした。3泊なので1泊2000円のドミトリーにしたかったが、最初の2泊は3000円の個室しか空いておらず、3日目だけドミトリーになった。3泊で8000円だ。
 今日は午後から、来月の石垣島行きの飛行機の手配。9000円前後の格安航空券で往復を買うよりも、往復のチケットと宿1泊を組み合わせて19800円のツアーパックの方がお値打ちなので、パックにした。6泊7日になるので、残りの5泊は自分で安宿を探さなくてはいけないが、まだ時間はいっぱいある。
 チケットの手配をした後、先日の台風17号で農連市場の屋根が飛ばされたというニュースを聞いていたので見に行った。
屋根を飛ばされた農連市場
農連市場の看板
 屋根のトタンが吹き飛ばされて、空がぽっかりと広がっている農連市場。一週間が過ぎてだいぶ片付けられているが、直後はゴミの山だったそうだ。幸い市場が休みの日だったので、怪我をされた方はいないようだ。
 この市場は1953年に琉球農連によって開設されたそうです。
 昭和の香りがする・・・というより戦後の雰囲気が漂うといった佇まい。
台風で飛ばされた屋根

←今回の台風で、もう一箇所トタンが飛ばされたという屋根。
→チリの投げ捨て・・・沖縄で言うチリは、ゴミの事です。そう言えばちり紙って言わなくなったな〜。

チリの投げ捨て禁止の看板
 農連市場からの帰り、国際通りに寄るとパレードの真っ最中。大綱引きは明日だが、今日から那覇大綱挽まつりが始まった。国際通りが車両通行止めなので、アチコチで渋滞が起きている。明日は大綱引きで国道58号も規制がかかる。どうなるんだろう??
国際通りのパレード
 昨日と今日で、吉田 元写真集「神々の残映」「北回帰線の北」(冬青社)を見終える。前者は1963年の八重山諸島、後者は1988〜2001年の八重山諸島。モノクロのプリントが美しい。
 1963年に撮影された写真のプリントやネガが、こんなにきれいな状態で存在する事自体が凄い!という気さえする。
 今日から「FENCES,OKINAWA/石川真生写真集」(未来社)を見る。

 岩国に残っていた3機が、今日の午後、普天間に飛来した。これでオスプレイ12機全てが配備された。
 10月8日、オスプレイの沖縄配備に反対するパレードが、渋谷で行われます。14時集合、14時30分出発。場所は代々木公園 ケヤキ広場。11月4日(日)には、芝公園で大集会もあるようです。

10月4日(木)

 そろそろ開催されると思われる宮古島・島尻地区の奇祭パーントゥ。開催日は神様のお告げを受けて決まるとも言われており、直前にならないと告知されないようだ。ネットで検索すると1件、今年の開催日が載った記事が見つかったが信頼していいのか少し迷う。昨日も宮古島の観光協会に問い合わるが、まだ日にちがわからないとの返事。
 そこで、村唯一のお店で自治会が運営しているらしい島尻購買店に電話をしてみると、あっさりと教えてもらえた。
 さっそく、パーントゥを見に宮古島へ行くための飛行機のチケットを買いに行く。 あんまり日にちはなかったが、スカイマークの宮古割で、行きが4400円、帰りが3800円とまずまず安いチケットが買えた。また、来月は石垣島に行こうと思っているので、格安航空券とホテルパックの値段を調べてもらった。
  この数日やきもきしていた旅の手配が一つ片付いてホッとした。さて、明日あたり宿の手配もしなくては。
 冷蔵庫にあるものでお昼ご飯を食べて、午後から泊漁港へ。魚の天ぷら、マグロのカマ、イカ・キムチを購入。マグロのカマは煮付けにした。昔は煮魚、あんまり好きじゃなかったが、最近は美味しいと思うようになってきた。

マグロのカマ
マグロのカマの煮付け
イカキムチ
↑刺身で食べられるという新鮮なマグロのカマ。3切れで240円だったかな? ↑大根と一緒に煮付けにしました。料理酒も日本酒もないので、泡盛で代用。 ↑イカ・キムチ。ご飯が進みそうとお店のおねえさんに言うと、「お酒も進みます♪」確かに。
ウンガミの日の塩屋湾
 ちょっと遅くなりましたが、9月11日に行われた塩屋ウンガミの写真をPhoto Albumにしました。田港アサギ、屋古アサギでの神事はこちら。御願バーリーの様子はこちら。ナガリ、シナバでの御願と角力、集落の風景はこちら。↑は、ウンガミの日の塩屋湾。
塩屋湾の地図
←ウンガミの神事が行われる場所を記載した地図。「塩屋・ウンガミ/平良孝七・塩屋ウンガミ刊行委員会編」より。↓塩屋湾を飛行機から撮影。
飛行機から撮影した塩屋湾
辺野古のフェンス
 9月17日にバスでまわった、辺野古と金武社交街の写真をPhoto Albumにしました。こちら。↑は辺野古の海。キャンプ・シュワブとの境界に設けられたフェンス。
読谷村行きのバスから
 9月22日に残波岬へ行った時の写真をPhoto Albumにしました。こちら。↑は那覇から読谷バスターミナルへ向かうバスの中から。女の子たちの後ろに大きな門中墓が並んでいる。沖縄らしい風景。お墓の上の道路は、後から造られたんだろうか。

10月1日(月)

 朝早くに起きてご飯を炊き、おにぎり3個、卵焼き3切れ、ウインナー6本を用意。ラップに包みビニール袋に入れて、お昼のお弁当だ。
 昨日に続き、今日も綱引き大会がある。同じ糸満市だが、今日は真栄里地区。ホームページを見ると午前11時半からスタートとなっている。真栄里は、糸満バスターミナルから82番の玉泉洞糸満線に乗り換え。色々と逆算して9時20分に那覇BTを出発する89番の糸満線に乗れるように家を出る。
 予定通りのバスに乗車すると運転手さんから行き先を尋ねられる。糸満BTと言うと、道路を渡って向かいの旭橋のバス停から乗るように勧められる。昨日も乗って薄々感じていたのだが、89番のバスは那覇市街を少し回ってからもう一度那覇BTの横を通り糸満方面に向かう。朝の時間帯は渋滞もあるので、向かいの旭橋で乗った方が断然早いと勧めてくれたのだ。
 89番は10分おきくらいに出ているので、しばらく待って乗車。終点の糸満BTについて真栄里行きに乗り換え。真栄里入口は82番の玉泉洞糸満線だけかと思っていたら、107番、108番の南部循環線も通るとのこと。ほとんど待たずに出発した循環線で、真栄里入口へ。予定より早い10時10分過ぎに着いた。
 バス停の先を左に曲がり、集落の中を通る一本道を歩く。途中から緩やかな坂道になり、山の中腹に会場となるメーミチ広場があった。 まだ10時半、スタートの11時半より一時間も前だが近くから賑やかな音が聞こえる。スタッフの方に何の音か尋ねると、西(イリー)の元家(もとや)で儀式が行われているので見に行ったらいいと教えられる。音のする方へ駆け足で行くと、道ズネーの準備の最中だった。

イリーの元家
←イリーの元家。元家(ムートゥヤー)とは、門中(一族)の本家のことだろうと思われます。

↓道ズネーに出発。
イリーの道ズネー
 準備が整ったようで、旗頭を先頭に元家を出て少し下の広場へ。そこで演舞が始まった。
 ひょっとすると同じ事がアガリ(東)でも行われているんだろうかと近くにいた方に聞いたところ、メーミチ広場を挟んだ反対のアガリでもやっているというので、急いで駆けつける。
→アガリの道ズネー。ミルク(弥勒)もいる。
アガリの道ズネー
 ちょっと遅かったようで、アガリの方は元家を出てメーミチ広場まで道ズネーの最中だった。途中にある民家の庭の拝所で、何人か並んで御願していたが、どういう家なのだろう。
道ズネーの途中に寄った家
←↓アガリの道ズネーの途中、大綱に乗る子供たちが民家の庭にある拝所で御願をしている。綱引きの勝利を、あるいは安全を願っているのだろうか。
御願
綱引きの前の演舞
綱の入場
↑綱引きの前に東西順番に演舞が披露された。
←綱が中央に入って来る。
↓カヌチ棒で雄綱、雌綱が結合された。
カヌチ棒で綱の結合
↓→一本になった瞬間、綱引きが始まった。今回はイリーが勝った。
綱引き02
綱引き01
 メーミチ広場を挟んでイリーとアガリの綱が揃った。綱引きの前に順番に棒術や、獅子舞などが披露され、いよいよ雌綱と雄綱が結合され 、カヌチ棒が入れられた瞬間に綱の引き合いが始まった。バスの運転手さんが、真栄里の綱引きは喧嘩綱引きといわれるほど勇ましく、面白いと言っていたが、かなり荒っぽい綱引き。
 綱引きの前にも棒を持った両組のぶつかり合いがあったが、綱引きの後にも棒を持ってのぶつかり合いがあり、そのまま喧嘩になるんじゃないかと思う程の激しさだった。
 演舞がいくつか披露されたあと、両方の綱はそれぞれ持ち帰られて綱引き大会は終了。この後、夕方5時からメーミチ広場で2時間ほど演舞が行われ、日がすっかり暮れた7時から青年エイサーが始まった。
綱の片付け01
←↓勝負の後、綱は両陣営に持って帰られぐるぐる巻かれてビニールを被せられた。この綱は、城間の綱引きでもう一度使われるそうだ。
綱の片付け02
 綱引き大会終了から夕方5時の道ズネーまでだいぶ時間があるので、昼ご飯を食べ、少し昼寝をしてから集落散歩。アガリの元家、イリーの元家にあるアサギや拝所を見せていただいた。
↓アガリの元家の庭にある、アサギ。→元家の裏庭にある拝所。
元家の裏庭の拝所
アガリのアサギ
イリーのアサギ

←イリーの元家に隣接する、アサギ。↓イリーの元家の拝所。

 集落を散歩すると、至る所に拝所がある。

イリーの元家の拝所
エイサーの前の道ズネーと奉納芸能
↑エイサーの前に行われた道ズネーと、奉納芸能。↓すっかり暗くなった頃に始まった青年エイサー。
青年エイサー
 40分程エイサーを見て、真栄里入口までの一本道を歩いて行く。バス停で時刻表を見ると20時丁度の糸満BT行きの循環バスがある。少し遅れてきたバスに乗って糸満BTへ。直ぐに那覇行きのバスが出たので乗車するが、いつもと違うコースを走る。降りた時に確認すると35番の志多伯線で、89番よりも内陸を通る。
 家に帰りリモコンのボタンを押す。TVのニュースが、今日、普天間飛行場にオスプレイ6機が到着した映像を流していた。飛行ルートを見れば、家の上空も飛んでいそうだ。
真栄里入り口のバス停
トイレのポスター
オスプレイ配備のTVニュース
↑真栄里入口のバス停。広く整備された道路から一本中へ入ると、昔ながらの佇まいも残っている。 ↑糸満BTのトイレに貼られたポスター。あまりの角度に(笑)、カメラのシャッターを押した。 ↑岩国から普天間へ、6機のオスプレイが飛来したとニュースが伝える。

 本日の出費。那覇BTと糸満BTの往復、560円x2。糸満BTと真栄里入口の往復、160円x2。缶ジュース100円。
 *10.4の沖縄タイムスのweb記事

 真栄里大綱引の写真を、Photo Albumにしました。道ズネーの様子はこちら。ガーエー(我張り合い)、綱引きの様子はこちら。アサギ、拝所、集落の様子、アトアシビ、エイサーの写真はこちら。*10月25日に更新。

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