バックナンバー
自分のための備忘録としてイヴェント情報。

○9月4日(土) 十五夜唄あしび/奄美文化センター 18:30開場、19:00開演
         大笠利郷友会(八月踊り)/みどり公園
         中勝郷人会(八月踊り)/はま公園
○9月5日(日) 大笠利郷友会(八月踊り)/あさひ公園
○9月10日(金) 今里郷友会(八月踊り)/長浜公園
○9月11日(土) 戸口郷友会(八月踊り)/いしばし公園
          崎原郷友会(八月踊り)/みどり公園
          喜瀬会(八月踊り)/あさひ公園
○9月12日(日) 闘牛大会/伊藤観光ドーム(徳之島町亀津)
          崎原郷友会(八月踊り)/みどり公園
○9月13日(月) 秋名アラセツ行事「ショチョガマ」「平瀬マンカイ」
          佐仁集落での八月踊り
○9月14日(火) 佐仁集落での八月踊り
○9月16日(木) 佐仁郷友会(八月踊り)/あさひ公園
          今里郷友会(八月踊り)/みどり公園
          名瀬八月踊り保存会(八月踊り)/いね公園
○9月17日(金) 佐仁郷友会(八月踊り)/さだいくま公園
          川内郷友会(八月踊り)/みどり公園
○9月18日(土) 戸口郷友会(八月踊り)/みどり公園
○9月19日(日) 佐仁集落での八月踊り
○9月20日(月) 佐仁集落での八月踊り
○9月21日(火)〜23日(木) Last Summer Trip 10’(喜界島)
○9月22日(水) 油井の豊年踊り、勝能の虎踊り(瀬戸内町)
          佐仁郷友会(八月踊り)/かねく公園
          龍郷郷友会(八月踊り)/あさひ公園
○9月23日(木) 大勝郷友会(八月踊り)/みかた公園
○9月24日(金) 川内郷友会(八月踊り)/みどり公園
○9月25日(土) 戸口郷友会(八月踊り)/みどり公園
          用安会(八月踊り)/いしばし公園
          有良郷友会(八月踊り)/あさひ公園
○10月10日(日) Setting Sun Sound Festival in Amami Vo.1(大浜海浜公園野外ステージ)
           円郷友会(八月踊り)/はま公園
○10月16日(土) 諸鈍シバヤ、実久三次郎祭り(瀬戸内町)
○10月17日(日) 全島一・中量級優勝旗争奪戦徳之島町大会/伊藤観光ドーム(徳之島町亀津)
9月後半10月 喜界島の集落で豊年祭
○11月14日(日)〜12月14日(火) 「田中一村 新たなる全貌」特別展/田中一村記念美術館

*八月踊りの情報は、奄美大島観光物産協会のブログから。

 道の島交通では、7月16日より路線バスの乗り放題券を発売しているそうです。大人1日間2000円、2日間2500円、3日間3000円、4日間3500円、5日間4000円、6日間4500円、7日間5000円で協賛施設での特典も付いています。詳細はこちら

9月29日(水)
 電気料金を払い、写真を届け、郵便物を出し、水道代と家賃を不動産屋さんに持って行く。水道使用量は今月も6トン(笑)。6.25トンとか、5.87トンとかもう少し細かい数字は・・・??凄く大雑把なメーターだろうか(笑)。
 用事が済んだので県立奄美図書館へ行き、本を借りるための利用者カードを作ってもらう。住民票は奄美市に移していないけれど、パスポートと借りているマンションの住所が記載された領収書の提出で大丈夫でした。
 貸し出し冊数は一般閲覧室の本、児童室の本をそれぞれ5冊、合わせて10冊まで。貸し出し期間は3週間。2階の郷土コーナーで5冊選びました。
「奄美民俗雑話/登山 修」(春苑堂出版)、「奄美まるごと小百科/蔵満 逸司」(南方新社)、「聖なる島 奄美/写真 西田テル子 監修・解説 山下 欣一」(星企画)、「奄美1962 2005蘇る風景の記憶/沖本 平九郎」(新風舎)、「観光 奄美 黒潮に育まれた美しい原色の世界」(株ヤマトエージェンシー)。

 図書館で生涯学習講座が開催されており、これから行われる講座で気になったのは12月18日(土)「奄美の食材について〜作って美味しい正月料理〜/満 キヨ・丸田 京子(郷土料理研究家)」、3月5日(土)「島唄に魅せられて〜ウヤフジとシマユムタ〜/前山 真吾(唄者)」。各午後2時から午後3時30分まで(90分間)、参加料は無料だそうです。
朝仁海岸
図書館利用者カード
↑今日作ってもらった県立奄美図書館の利用者カード。
←朝仁海岸。少しですが今日の朝仁海岸の夕景がこちら、昨日の夕景がこちらにあります。
 昼は豚肉と青ネギのお好み焼き、夜はシーチキンとブロッコリーと青ネギのパスタ。小麦粉ばかり(;´Д`)。明日はコメ食べよ。
9月27日(月)
 「ゲゲゲの女房」が終わって、今日から新しい連続テレビ小説が始まりました。 画面を見て???尾道が舞台!!!。
 6月4日、富山から名瀬に来る途中に寄った尾道で見たロケは、このテレビ小説だったようです。
尾道1
尾道2

←↑6月4日、港を散歩中に撮影したスナップ。

 ストーリーはまだ全然わかりませんが、尾道の風景は良いですよ。こちらこちらに尾道のスナップがあります。

運動会

←昨日は近所の金久中学で運動会があり、朝から校内スピーカーの「緑速い、赤がんばれ」といった賑やかな実況中継が聞こえた。
 買物に出たついでに運動会を30分ほど見学 。
 昼ご飯に、昨日買ったお刺身の残りで漬け丼の大盛りを作るが、まだ余ったので夜も漬けと納豆とアボガドの3色丼。トマトサラダと小さめのステーキも焼く。材料代は全部で500円くらいか。

 10月3日(日)に東京・目黒で『ワインなど飲みながらAvedonの写真見ませんか』と題した五味彬さんのセミナーがあります。15時〜16時&19時〜20時の2回あるWorkShop では、「アヴェドンの構図」と写真集解説が行われるようです。詳細はこちら
9月25日(土)

 「ゲゲゲの女房」最終回。朝と昼の2回見る。連続テレビ小説を熱心に見たのは、小学生の時以来かも。
 月曜日にヤマダ電機で取り寄せをお願いしたプリンタのインクが入荷したと電話を貰っていたので取りに行く。
 インクを受け取り、自転車で少し先にある大熊漁港へ行くと鰹のぼりが泳いでいる。のぼりが泳いでいるときは、下の直売所で鰹やシビ(キハダマグロの幼魚)が販売されている印。お手頃な値段と聞いていたので入ってみると、パックに山盛りの鰹やシビの刺身が500円。目移りしましたが、シビの切り落としに、鰹のタタキが少し入った300円のパックを購入。
 晩ご飯に刺身を食べて、残りは漬けに。明日は漬け丼大盛りです。
 夕方、国勢調査員の方が記入用紙を届けに来る。

↓鰹のぼりと、直売所と、300円で購入したてんこ盛りの切り落とし。

鰹のぼり
直売所
お刺身
 昨日は朝早くに起きて、久しぶりに名瀬漁港の魚市場で競りを見て来ました。秋の市場にはどんな魚が並ぶのか興味があったのですが、前回見たときより並んでいる魚が少なめでした。エラブチも青系統はなく、赤系統だけでなんだか床に並んだ魚の色彩も落ち着いた感じ。7月には見なかった伊勢エビがカゴに入っていました。
 来月16日に加計呂麻島の諸鈍で行われる諸鈍シバヤの時間を役場の観光課に電話で問い合わせる。昼の12時からセレモニーがあり、演目は1時から4時頃まで。諸鈍シバヤに合わせて、この日は生間港から古仁屋行きのフェリーが4時30分に出る。
 夕方、スーパーへ買物に行くついでに朝仁海岸へ寄って行く。いつも穏やかな海なのに、随分と波が荒い。遠くで発生している大型台風の影響なのでしょうか?
朝仁海岸の夕暮れ

↑波が荒かった昨日の朝仁海岸にて。昨日の魚市場の競りの様子と、夕方の朝仁海岸をPhoto Albumにしました。こちら

市場の競りと朝仁海岸
9月23日(木)

 秋分の日。朝から昨日撮影した、油井集落の豊年踊りの写真を作成。カット数が多いので時間がかかる。ずっと画面を見ていると眠くなる(;´Д`)。我慢できずに一度お昼寝zzz。窓から入ってくる風が涼しい。

 昨日は奄美の自然を考える会の観察会でご一緒した方に誘っていただいて、瀬戸内町の油井集落で行われる県指定無形民俗文化財「油井豊年踊り」を見に行く。豊年踊りが始まるのは午後2時からなので、その前に白浜で彫金工房をされている若林さんのお庭をお借りしてコンビニの弁当で昼ご飯。
 豊年踊りは「綱切り」から始まり最後の「ガットドン」まで10の演目があり、その合間に奉納相撲が行われる。演目は、三味線とチヂンを伴奏にした唄に合わせて、コミカルな寸劇風な踊りで土俵の上を中心に繰り広げられた。踊りも唄も独特で面白いですね。
 You Tubeから、2年前の油井豊年踊り「稲刈り」。
 昨日は豊年踊りの後の、結び相撲と八月踊りは見ずに帰ったのですが、もうYou Tubeにアップされてます。「八月踊り」。
 佐仁の八月踊りを聴いた時もそうだけれど、反復と増幅と加速が高揚感を生みますね(佐仁の八月踊りは特に加速して行く感じが素晴らしい)。そして個人的に一番高揚させられるこの曲も、まさに反復と増幅と加速。やっぱり優れた祝祭曲だと思う。

力めし

←は豊年踊りの演目「力めし」から。

Photo Albumはこちら
○写真の説明/001〜007白浜 008〜012豊年踊り会場 013〜034綱切り 035〜048振り出し 050〜058土俵払い 065〜074稲刈り 075〜080稲すり 081〜092米つき 096〜109力めし 119〜125冠王様の土俵見回り 133〜142玉露かな 143〜157ガットドン 158ベランダからの月

由井豊年踊りほか
 今日9月23日は富山の実家で、つくりもんまつり。昨年までの写真はこちらにあります。
9月21日(火)
朝仁海岸の夕焼け

 夕方、スーパーへ買物に行くついでに朝仁海岸へ。空と海の淡いグラデーション。こんな夕焼けも素敵だ。

こちらに、もう少し写真があります。10枚目はベランダからの月。

9月20日(月)
 午前中に洗濯をして、ホームページの更新作業。昼ご飯を食べたら、部屋の窓を全て開けて布団にゴロンとなってお昼寝。先日届いたエコポイントの交換葉書を持ってダイエーに行き、商品券と交換。発泡酒ほか色々購入。そのまま自転車でヤマダ電機に行って、プリンタのインクを1本取り寄せてもらう。こんな一日。
佐仁集落のスナップ

ようやく写真ができました。
9月14日の、佐仁集落の八月踊りを中心としたスナップはこちら
9月16日の、名瀬港の朝焼けと市集落のスナップはこちら
9月17日の、古仁屋港、加計呂麻島、朝仁海岸の夕焼けはこちら

↑の写真は、佐仁集落のスナップです。

9月19日(日)
 夕方にテレビを見ていて、ふと窓に目を移すと外がなんだか色付いている。急いでベランダに出ると、名瀬港の向うに夕焼けが広がっている。よく見ると上空に月が、山には切れ端のような虹が。満漢全席のような空。こちらに、もう少し写真があります。
月と虹と夕焼けと
 ずいぶんと日にちが経ちましたが、秋名のアラセツ行事、ショチョガマと平瀬マンカイの様子を中心にしたPhoto Albumがようやくできました。こちら
9月18日(土)

 一週間路線バス乗り放題の有効期間最終日。今日も加計呂麻島か、久しぶりに大和村方面に出かけようと朝早めに起きるが、結局グダグダと部屋から出る事なく過ごしてしまった(;´Д`)。

 昨日は、港町営業所を9時39分に出るバスで古仁屋へ。古仁屋からフェリーかけろまに乗船して、加計呂麻島の生間港へ。生間港からバスに乗って小さな峠を一つ越え、デイゴ並木が有名な諸鈍に到着。
 生間港に到着したのが12時で、生間港から古仁屋行きのフェリーが出るのが3時55分。加計呂麻島には4時間ほどの滞在。車があればアチコチ行けるのでしょうが、諸鈍の海岸と集落をゆっくりと散歩。
 加計呂麻島は、男はつらいよ第48作「寅次郎紅の花」のロケ地としても知られている。そして諸鈍にはリリーの家がある。リリーの家の横に停められていた移動販売車「とらや」で、米粉で作られたパンを購入。帰りは諸鈍から生間港まで歩いて戻る。
 古仁屋からバスで名瀬の市街へ戻り、一旦部屋に帰ってお米を磨いで炊飯器のスイッチを入れる。朝仁の海岸で夕焼けを見てから、スーパーで買物。晩ご飯はカツオのタタキと、豚肉と野菜の炒め物。

リリーの家
←諸鈍の海岸沿い、デイゴ並木の傍に建つリリーの家。家の中の撮影は大船撮影所のセットでおこなわれたそうです。↓リリーの家の横に、移動販売車「とらや」が停まっていました。
とらや
古仁屋 加計呂麻島

 古仁屋の道の駅のバス停に、せとうち海浜バスの時刻表があったのでメモ代わりに撮影。その中に「ヤドリ浜は、デマンド運行」「嘉徳行き デマンド運行」の文字。デマンド運行?聞き慣れない言葉に調べてみました。デマンドバス。どうやら、バスに乗りたい時は事前予約が必要らしい。使い辛いかも。

Photo Albumはこちら。*9月21日に更新。

9月16日(木)

 朝5時半頃に目が覚めたので、カーテンを開けて外を見る。なんだか気持がそそられる雲が浮かんでいるので、ゴミ出しがてら外に出る。まだ暗い名瀬港で、カメラを持って朝焼けを待つ。
 灰色だった雲が少し橙色に染まったかと思ったら、思いのほか速いスピードで広がって行く。炭に火が入り、パーッと赤く燃える感じ。夕焼け、朝焼け。まさに空が焼けるんですね。

 なんだか疲れが残っているけれど、バスの乗り放題券の期間中。まだ行った事のない路線に乗ってみる。
 奄美大島の中部に位置する住用町。その住用町の南部に市(いち)という集落がある。港町営業所を2時38分に出る古仁屋行きのバスで西仲間へ行き、市行きのバスに乗り換える。山間湾に沿って走り、終点の市に着いたのが3時半過ぎ。市から西仲間へ戻る最終バスが4時10分。観光時間は30分ほどしかない。市の手前のバス亭、金久田まで歩いてみる。
 途中、やたらと蝉のとまっている松並木が。せっかくなので蝉を撮影。金久田のバス亭近くから、山間湾に浮かぶトビラ島が見える。トビラ島の写真を少し撮っていたら、もう最終バスの時間。トビラ島は市と戸玉の間にある峠のあたりから撮影するのがいいですね。
 バスを降りてそのまま自転車で買物に行こうと思ったら、激しい雨。家にあるもので晩ご飯。 

朝焼けと市
Photo Albumはこちら。*9月21日に更新。
9月14日(火)

 八月踊りを見に、佐仁の集落へ。役場に電話で問い合わせたら3時頃から始まると言われたけれど、集落にある商店で尋ねたところ、それは昔のことで今は5時頃から始まるそうだ。余裕を見て2時前に集落に着くバスで来たため、だいぶ時間がある。海岸を歩き、集落を散策する。
 5時頃になって、始まりを知らせるチヂンの音が聴こえて来た。音を頼りに民家の庭へ。中央にテーブルが置かれお酒や料理が並べられる。少しずつ人が集まり、やがて踊りが始まった。学校帰りの子供も加わって、踊りの輪は徐々に大きくなる。そして最後に六調を踊って、次の家に移動する。一軒の家で踊るのは、およそ1時間ほどだろうか。
 佐仁から名瀬に帰る最終バスは、6時34分。名残り惜しいけれど二軒目の踊りの途中でバスに乗った。

佐仁の海

←名瀬を出る時にムクムクと雨を降らしそうな巨大な雲がわいていたので傘を持って来ましたが、なんとか空は持ちました。八月踊りの始まる前に佐仁の海岸をブラブラしていましたが、雲マニアには堪らない空模様でした。

 9月4日に奄美文化センターで開催された「十五夜唄あしび」の時の、佐仁のボレ唄と八月踊りがYou Tubeにアップされていました。こちら

佐仁集落の八月踊り
Photo Albumはこちら。*9月21日に更新。
9月13日(月)

 龍郷町の秋名でアラセツ行事、ショチョガマと平瀬マンカイが行われる。先日町役場に開始時間を問い合わせたところ、ショチョガマは朝5時頃から、平瀬マンカイは午後4時頃とのこと。平瀬マンカイは普通にバスで見に行く事はできる時間だが、朝5時から始まるショチョガマはバスがない。色々悩んで前日に秋名へバスで行き、朝まで野宿して待つ事にする。
以下はメモ。

9月12日。朝、テレビの日曜美術館で「田中一村・奄美の陰影」を見る。午後急に土砂降りの雨。秋名行きをどうしようか考える。夕方虹が出る。夕方6時半頃に名瀬の市街・朝日通りを出発するバスで秋名へ。7時過ぎに秋名到着、野宿する場所を探す。カメラ2台、iPod nano、iBook、着替えのTシャツ、長袖シャツ、パン、お菓子、水筒、焼酎、アマゾンで買っておいた寝袋、懐中電灯など。9月6日に秋名へ来た時に目を付けていた海岸にある広場の休憩所は思っていたよりも暗いので、海岸通りの堤防、民家近くの街灯の下に寝袋を敷いて準備。レントを飲みつつ、iPod nanoで音楽を聴きつつ時間を過ごす。見上げれば星空。段々と涼しくなって、いらないだろうと思ったけれど持って来た長袖のシャツを着る。寒くなって敷いていた寝袋の中に入る。昼の日射しは夏だけれど、朝晩の空気はすっかり秋だ。寝転がっている先に見えるゴミ集積所に、時間を置いて猫が3匹ほど訪問に来た。不審そうにこちらを見る猫。火の用心の拍子木、波の音、虫の音、聴いた事の無いような鳥の声、祭り提灯が風に揺れる音。

9月13日。ほとんど寝ないまま4時頃に寝袋をたたんで準備。人の集まってくる様子が見たくて4時半頃にショチョガマの祭場へ。カメラマンがすでに2人待機している。5時頃に藁で作られた櫓のような建物の屋根に被せられていたブルーシートが外され、いつのまにか始まった。6時頃になると周囲が随分と明るくなる。祭場へ続く斜面の道も人で埋まっている。何回かのユラ・メラの掛け声で藁の屋根が揺すられ、6時40分頃に南(右)に倒れた。倒れた藁の建物の上で豊作を祈る八月踊り。秋名を7時10分に出るバスで部屋に戻る。ゲゲゲの女房を見て、ゴミ出し。しばらく仮眠して、1時頃に港町営業所を出るバスで秋名に。平瀬マンカイの行われる場所を確認してから、集落を散歩。3時頃にマンカイが行われる岩場に戻り、開始を待つ。4時を過ぎて「神(カミ)ヒラセ」と「女童(メラベ)ヒラセ」と呼ぶ2つの岩で豊作を祈る「平瀬マンカイ」が始まった。祈願の後、岩を降りて八月踊り。浜で持ち寄ったお弁当で宴。6時頃から集落の中で八月踊りが行われるようでしたが、6時のバスで名瀬に戻る。部屋に帰り、写真データをパソコンにバックアップしてビールを飲んで就寝。

平瀬マンカイに向かう女性

←平瀬マンカイへ向かう女性。

↓上の3枚はショチョガマの様子。下左は秋名集落。下の中央と右は平瀬マンカイの様子。

Photo Albumはこちら。*9月20日に更新。

ショチョガマと平瀬マンカイ

祭場で配られていた国の重要無形民俗文化財 秋名のアラセツ行事についての文章を転載。
ショチョガマ・平瀬マンカイ
 祭りは那覇世(13〜17世紀)の時代、奄美群島が首里王府の統治下にあった頃から行われていたとされる。
 いつ頃からか途絶えていたのを昭和35年、故窪田正徳氏(保存会初代会長)が中心となり、秋幾青壮年・婦人会が中心に秋名小学校後援のもと、秋名平瀬マンカイ保存会が設立される。
昭和46年 村(町)の無形民俗文化財に指定
昭和57年 県の無形民俗文化財に指定
昭和60年 国の重要無形民俗文化財に指定

秋名アラセツ行事について
●アラセツ 旧暦8月最初の丙(ひのえ)日を祭りとする。アラセツ(親節)は火の神を祀り、火事がないように祈願する。
●シバサシ アラセツから7日目の壬(みずのえ)日を祭りとする。シバサシは畑の神の祀りで、家の屋根・高倉・屋敷・田畑に柴(トウズキ)を立てて悪神をはらう土の神の祭り。
●ドゥンガ シバサシ行事の後、最初の甲子(きのえね)日を祭りとする。先祖祭またはねずみの祭りとも言われている。
以上が三八月(ミハチガツ)と呼ばれる。ショチョガマ・平瀬マンカイはアラセツに行われる。 

ショチョガマ
 ショチョガマの祭りは午前4時頃に屋根の上で太鼓を打ち鳴らし祭りを呼びかけます。また1年間に生まれた男の子を、屋根の上に乗せて健康祈願をします。
 日の出の前にショチョガマの前方左右に置かれたワラ枕の祭壇に、カシキ、焼酎、ミキの順に供え、神役のグージが祭詞をとなえ豊作祈願をすませます。
 ショチョガマの唄一節が終わると、「ユラ・メラ」と掛け声をかけ左右に屋根を揺らし、午前6時30分頃、日の出と同時に南側に倒します。その後、倒れた屋根の上で豊作を祈る八月踊りをし、ショチョガマの祭りが終わります。

平瀬マンカイ
 平瀬マンカイの祭りは午後4時頃、夕方の満潮に合わせて祭りを行います。
 ショチョガマが田や畑山の神々への豊作祈願であれば、平瀬マンカイは海の彼方(ネリヤ)の神々への祈願です。
 神平瀬には5名のノロ役の女性が岩に登り、女童平瀬には男3名・女性4名が岩に登ります。女童平瀬の女性は太鼓を打ち鳴らし、神平瀬と女童平瀬とで唄の掛け合いが行われ、海の彼方の神々への豊作祈願が行われます。それが終わると、神平瀬では合掌し神事をとなえ、ネリヤの神に対する礼拝で祭りを終了します。その後、浜に下りて八月踊りを行います。

9月11日(土)

 一昨日、昨日、今日で溜まっていた写真の作成。ようやく出来ました。
9月2日の、サトウキビ畑、土盛海岸、大瀬海岸のスナップはこちら
9月3日の、佐仁と用のスナップはこちら
9月4日に開催された、十五夜唄あしびの様子はこちら
9月5日に行われた、敬老豊年相撲の様子はこちら
9月6日の、秋名〜嘉渡〜円のスナップはこちら
9月7日の、宇検のスナップはこちら
9月8日の、屋鈍のスナップはこちら

バンシロウ1
バンシロウ2
バンシロウ3

 昨日近所にあるガレージのようなコンクリート敷きに果物や野菜を並べて売っているお店で、バンシロウを買った。大きなザルに山盛りで390円だったかな。バンシロウと言う名前だとピンと来ないかもしれませんが、南国のフルーツ、グアバの事です。
 独特の癖がある甘い香りに惹かれて購入し、冷蔵庫で冷やして昨夜一つ食べてみましたが・・・微妙(;´Д`)。ジュースになっているのは、かなり糖分が加えてあるんですね。で、種が多い。
 生で食べるのは個人的に困難だと判断して、今日の午後、果肉を取り出してグラニュー糖を加えてジャムを作ってみた。煮るから少々種が入っても良いかと思いましたが、やっぱり種は硬いですね。しょうがないので網の細かいザルで漉しました。
 左上の写真が生のバンシロウ。好きな人は苦みのある皮ごと齧って食べるそうです。右上は2つに包丁で切ったところ。小さくて硬い種がいっぱい。右下は、出来上がったジャム。
 晩ご飯のカレーに、チャツネの代わりに少し入れてみました。明日はトーストに塗ってみようか。冷蔵庫にはまだまだいっぱいバンシロウが入っていて、持て余しています(;´Д`)。
 微妙な食べ物と言えば、先日スーパーでみきを買いました。牛乳のようなパックに入っていたのでドリンクかと思っていたら、ドロドロ。米・さつまいも・白糖で作るようですが、甘くて冷たいお粥みたいでした。500mlを3日くらいに分けて食べたのですが、だんだんと発酵するのか酸味が加わりちょっとヨーグルト風に。個人的には酸味があった方が美味しいかな。奄美名産の健康自然食品だそうです。

 何気にテレビを見ていたらビッグダディのこれまでを振り返る特別編を放送していた。奄美に来る前から、色んな人にビッグダディの番組の話しは聞いていたのですが、たぶん観たのは初めてです。大棚の海岸近くなら、前を通った事はありそうです。26日(?)に、また新しい展開が放送されるようですね。ちょっと気になります。

9月8日(水)

 1週間路線バス乗り放題のチケットを使い、昨日と今日の2日間で奄美の西側、宇検村に行って来た。名瀬の市街から古仁屋行きのバスに乗り、マングローブパークの少し先にある新村で宇検行きに乗り換える。新村から山を越えて焼内湾に面した湯湾に出て、湾に沿って右に進むと宇検。湯湾でもう一度バスに乗り換えて湾の左に沿って進むと屋鈍。名瀬から宇検までが1時間半強、屋鈍までが2時間ほどだ。バスは行きも帰りも共に1日3本。宇検からの最終が午後3時25分、屋鈍からの最終が3時。これに乗り遅れると、野宿?ある意味スリル満点の小旅行です。

屋鈍海岸

←今日行って来た屋鈍の海岸。2時間ほどバスに揺られて到着し、2時間ほど写真を撮り、2時間ほどバスに揺られて帰って来た。

↓昨日は終点の宇検で降り、歩いて東シナ海を目指して船越海岸へ。焼内湾には大きな無人島・枝手久島があり、宇検と屋鈍から島の片側ずつ見える。ただ、湾が入り組んでいるのでバスに乗っているうちに方向がわからなくなり、どこがどこやら(汗)。

↑Photo Albumはこちら。*9月11日に更新。
↓Photo Albumはこちら。*9月11日に更新。
宇検

 それにしても宇検村の海岸が、あまりにキレイなので驚いた。屋鈍海岸の海が透明なこと!泳いでいる魚がよく見える。交通の便が良くないため観光地化が進んでいないのか、海岸には釣りをしている人、潜っている人合わせて5人もいたかな〜?
 ちなみに宇検村のホームページには、各集落の人口・世帯数が記載されている。宇検が59世帯・108人、屋鈍が28世帯・46人、役場のある湯湾で253世帯・521人となっている。自然がキレイなまま保たれているのは素敵なことだけれど、集落の人口・世帯数を見て10年、20年、30年後の集落の様子が少し心配にもなる。

 まだまだ乗っていない区間もあるけれど、これで奄美大島の大まかなルートが理解できた感じ。それにしても、道の島交通が路線バスの乗り放題券を発売してくれなければ、こんなに気軽に長距離を移動する事は出来なかったと思う。正規の運賃なら今日の名瀬〜屋鈍の往復で3000円はかかっているはず。今年の7月16日からの試みなので、ホントにラッキーかも。
 さて、バス・チケットの有効期限が今日で切れたので、明日から撮りっ放しになっている写真の作成です。

9月6日(月)
 1週間路線バス乗り放題のチケットを買って5日目。昨日、一昨日は使っていないので、今日こそはバスに乗らないと勿体ない。 あいにく曇り時々雨のお天気だけれど、港町営業所から秋名経由の龍郷方面行きに乗る。この路線は初めてだ。
 営業所で聞いたところ秋名から円までは平坦な道だと言うので、秋名で降りて歩いてみることにする。降りる直前にバスの窓から今月13日に開催されるショチョガマの祭場を発見。山の途中に作られたその台の近くからは、秋名の集落が見渡せた。
 秋名の集落を歩いて海岸にでると、マンカイが行われる場所かな〜と思える岩場に。しばらく岩場をウロウロしてから、嘉渡の集落へ。
海の写真モノクロ

↑は、嘉渡と円の集落の間。海岸線を走る道路から。

 嘉渡の集落を少し散策してから、海岸沿いに円の集落へ向かって歩く。
 名瀬の港町を1時に出て、秋名に着いたのが1時40分過ぎ。秋名と嘉渡の集落を写真を撮りながら歩いて円に着いたら4時17分のバスが丁度到着。バスだと6分の距離を2時間半ほどかけて散歩していたのか。
 円からバスで終点のビックツーへ。来た道を通って帰るバスを待つ間、奄美で一番大きなショッピング・センター(だと思う)、ビックツーの店内を探索。ずいぶんとペットフードのコーナーが充実してる気がする。 一通り見て、お菓子を一袋買って、来たルートを戻るバスで帰宅。
 この名瀬から東シナ海、龍郷湾のルートは大熊峠の坂がきついけれど、あとはわりと平坦で自転車でも頑張れば走れるかも。

Photo Albumはこちら。*9月11日に更新。

9月5日(日)
 昨夜から今朝にかけて大荒れの天気だったようですが、日中は風こそ強いもののあまり激しい雨はなかった。
 今日の昼から朝仁の公民館で敬老豊年相撲があるという情報を貰っていたのですが、遊び疲れでなかなか外出する気になれず部屋でグダグダ。このまま一日部屋で大人しくしてようとも思ったのですが、買物もしなきゃいけないのでスーパーに行く途中に公民館を探して寄ってみた。
敬老豊年相撲

 4時少し前、公民館に。相撲大会の前半は終了して、踊りが始まるところ。着物の女性、まわしの男性、普段着の人が一緒に輪を作りチヂンと唄だけで踊る。八月踊りの後に六調へと続き、相撲大会の後半が始まった。後半の相撲大会が始まる前に、おにぎりが振る舞われる。通りすがりの私にも、一つ。ありがとうございます(*´д`*)。
 途中、朝仁海岸を少し自転車で走り、相撲大会を見終えてスーパーで買物をして帰る。
 里の曙 瑞祥がなくなりそうなので、喜界島を購入。里の曙→れんと→ろくちょう→里の曙 瑞祥→喜界島。黒糖焼酎の味の違いは、今一つわかりません(汗)。
 朝仁の海岸でイノシシを散歩させている人が(゜▽゜*)。野生のイノシシらしですが、まだ小さい頃から飼い始めたのでなつくらしい。あかさき公園で野生のイノシシが走っているのを見た、という人にもあったことがある。すごいな奄美。

 八月踊りについての参考にこちらこちら

Photo Albumはこちら。*9月11日に更新。

9月4日(土)
 台風7号がどこかへ行ったかと思ったら、9号がやって来た (;´Д`)。
 夕方から奄美文化センターへ、『十五夜唄あしび』を観に行く。 今回は佐仁のボレ唄と八月踊りだそうです。
 昨日、バスで佐仁の集落へ行って来たばかり。 そう言えばバスの停留所で待っている時に、三線の音が聴こえたな。今日の練習だったのだろうか。
佐仁の八月踊り
 野外ステージの予定が、台風の影響で奄美文化センターのロビーで開催された。
 前半が島唄で、後半が八月踊りと六調。 入場した時に焼酎を貰い、途中に佐仁の郷土料理が振る舞われた。前売り1000円で、太っ腹ですね♪私がいただいたのは、お餅とサツマイモを一緒に揚げたような料理でした。

 佐仁の八月踊り、良いですね。最初はゆっくりなテンポで始まり、少しずつ早くなる。シンプルなチヂンの音と、幾重にも重なる声が生み出す高揚感。トランス状態になっても不思議じゃないかも。そんな声の力。ヌスラットのカッワーリーを聴いている感じに少し通じるかも。
 佐仁の八月踊りではないですが、昨年の「十五夜唄あしび」の様子をYou Tubeから。こちら。ちなみにヌスラットのカッワーリーはこんな感じの音楽です。こちら。←この映像、随分ヌスラットが若い感じですね。
 7時に始まり休憩無しで8時半過ぎまで。唄で見送られて会場をあとにする。時折暴風の吹く中、歩いて帰宅。

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9月3日(金)
 朝、出かけようと思ったら麦わら帽子がない。昨日、どこかで忘れて来たのか?もはや長時間の外出に、麦わら帽子無しはあり得ない(;´Д`)。急いで朝仁海岸近くのスーパーへ買いに行く。そのまま自転車で市街へ出て、セントラル楽器で明日行われる「十五夜唄あしび」の前売り券を購入。
 予定していたバスより一つ遅くなったが、港町を11時30分発の笠利方面行きのバスで終点の佐仁へ。自転車を集落の大きなデイゴの樹の傍に留めて、写真を撮りながら散策。2時間以上ウロウロと歩いたけれど、商店が2つほどあっただろうか。こじんまりとした美しい集落。
 佐仁の一つ手前のバス停は、奄美大島の最北端である笠利崎の灯台に一番近い用(それでも灯台まで1.8キロ)。用の集落が面しているのは太平洋で、山を越えた佐仁の集落が面している海は東シナ海かな?      
佐仁と用

 用から佐仁へ来る山の途中に、用の集落が見晴らせる展望台がある。佐仁からの帰りはバスで展望台まで戻り、展望台から用の集落までの下り坂を自転車で楽しんだ。
 前回は歩いた灯台までの道を自転車で走り、帰りは一本奥の舗装をされていない道を通って戻る。なんだかバリのウブドゥを思わせるような場所。
 予定では佐仁、用の後、奄美空港からばしゃ山の辺りを自転車で走ろうと思っていたのですが、時間がなくなって用の集落を少し散歩してバスで帰宅。

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9月2日(木)

 朝は雲が多かったけれど、お昼前から青空が広がった。
 名瀬の港町待合所で7日間路線バス乗り放題券を購入し、折りたたみ自転車をバスに乗せてもらって奄美空港へ。港町を1時に出発し、空港に着いたのは2時くらいだったか。自転車を組み立てて、さっそく周辺に広がるサトウキビ畑へ。
 広大なサトウキビ畑の中を縦横に走る農道を、汗をかきながら自転車で走り回る。畑の緑、空の青、そして白い雲。そのコントラストが気持良い。
 1時間ほど農道を走って写真を撮った後、土盛海岸へ。先月も一回来ているけれど、その時は陽がだいぶ傾いていて天気も良くなかったのか、それほどキレイな海岸という印象はなかったんですが、快晴の今日は少し驚いてしまうほど海の色がキレイでした。
 土盛海岸から近くの大瀬海岸へ行き、それから奄美空港へ戻ってバスで帰宅。大瀬海岸には巨大な岩がゴロゴロ。大瀬海岸に限らず、笠利方面の海岸にはなぜこんなに大きな岩や石が多いのでしょう??

サトウキビ畑、土盛海岸ほか

 9月になりましたね。昨日から八尾のおわら風の盆が始まったようです。ベニズワイガニ漁も解禁だとか。
 奄美も日が暮れるのが、少し早くなった気がします。

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