3月30日(金)

 買いますた。このところ、毎日ネットでメーカーのカタログや販売店のサイトを眺める日々が続き、欲しい欲しい欲しい!!!という気持がおさえられず((;゚Д゚)ガクガクブルブル。ついに午後、我慢できず買いに行きますたコレ
  エントリーモデルなので、それほど高価ではありませんが、ちょっとしたレンズが一本或いはデジタル一眼のエントリー機が一台買えますね(;´Д`)。
 CS3もそのうち発売になるだろうし、ソニーからいつ『α』のニューモデルが発売されるかわからない。コンデジも買わなきゃだし。ホントはこんなの買ってる場合じゃないんですけど、でも反省はしていない(笑)。
 4月3日に届くらしい。練習しなきゃ。まさか、再びこんなに叩きたくなるとは思わなかった。
 というわけで、ドラムの上手いカメラマンという新しいジャンル?を目指します。上手くなったらこのクラスが欲しくなるんでしょうかね〜。
 ツーバス叩きたす。ドコドコドコドコドコ・・・!

 夕方から本郷のイタリアンレストランで、ニラ子供1号ことH嬢のプチ送別会。3月ですね。

←本日の主役、ニラ子供1号のシェ−♪これから新しい事を始めるらしい。頑張って!
  お疲れさま。またね!
→貴重なショット。1号、3号のWシェ−。2号は福岡県に。元気にしてる?
↓Iさんと、お店の前で。

 湯島を歩いていたら、良さげな雲が出ていたので鞄からカメラを取り出しパチリ。その時の写真をブログ、きはらもりおのDIGITAL DARK ROOM 別館 に載せておきました。3月31日の日記orカテゴリーのでどうぞ。
3月29日(木)

 午前中から、昨日撮影分の画像処理。撮影時に三脚を使っていれば何の苦労もなく作業できたのですが・・・手持ちで撮ったので修正がちょっと大変。修正というか、もはや合成ですね(笑)。カット数はそこそこありますが、締め切りはもう少し先。まあ、たまにはフォトショップの勉強と思って、色々な修正?合成?の技を研究してみます。
 自転車でスーパーへ買い物に行く途中、回り道して桜並木を通ってみたら満開に近い!買い物を済ませて家に戻り、カメラを持って桜並木を散歩。何日か前に自転車で通った時は、ちらほらとしか咲いていなかったのに。週末から、来週の前半が見頃?
 お花見船、早く乗らなきゃ(・∀・)。

←桜、もうすぐ満開です。

↓フォト イメージング エキスポ 2007で注文した150wモノブロック・ストロボ用の発光チューブ2個と、サービスで付けて貰った引き抜き器具が届きました。さて、今度はどれだけの期間使用できるのか?

↓このところラーメンやカレー、菓子パン、焼そばといったお子様なご飯が続いていたので、夕飯は和で。美味しそうな刺身の盛り合わせがあったので購入。あとは、味噌汁、漬け物、ネギぬた、もずく酢。うます!

 桜並木を散歩しながら撮った写真をブログ、きはらもりおのDIGITAL DARK ROOM 別館 に載せておきました。3月29日の日記orカテゴリーのでどうぞ。カテゴリーの桜には、昨年、一昨年の桜並木の写真もあります。

 それにしても暖かい日でしたね。長袖のシャツでは暑いくらい。春を越して、初夏を思わせるほどのお天気でした。

3月26日(月)

 お疲れさま。

またね!
3月23日(金)

 フォト イメージング エキスポ 2007に行ってきますた。ソニーのブースで『α』の新機種を見たり、シグマのブースでこれを見たり。ガラスケースに入れられていたのが残念(;´Д`)。
 ZD Backを発売したばかりのマミヤのブースに行って、気になっていた事を聞いてみる。
私「645AFを持っているんですが、以前新宿のサービスセンターで645AFDに改造すれば ZD Backが使えると聞いたのですが」
係りの人「以前はやっていましたが、部品がなくなったので終了しました」
私「えっ・・・」
 縁がなかったのか、マミヤ。
 ちなみに改造の代金は1万8千円だったそうです。早くしとけばよかった(;´Д`)。

←中左がソニーαのフラッグシップのモックです。
 中右がシグマ・ブースのレンズを飾ったガラスケース。ケースの一番奥にあるドテ〜ンとしたのが 200−500mm F2.8のズームレンズ。写真を撮っていく人多し。
 個人的にはアドビのブースで開催されていた3月27日に発表されるというCS3のβ版のデモが面白かったかな〜。フォトショップ、まだまだ進化するようですね♪
 下左はコスモスインターナショナルのブースで買った 、ポストカードサイズの、PICTRAN局紙。10枚600円と、ちょっと高いんですが面白い紙です。いっぱい売れて安くなると、良いんだけれど。

 ロケ用に使っている150wモノブロック・ストロボの調子がおかしい。2台あるのだけれど、少し時期を置いて同じ症状。このストロボのメーカーもブースを出しているので、係りの人に症状を話すと、
係りの人「あ、その症状はチューブの寿命です」
私「えっ!? ・・・いや、まだ購入して一年半くらいなんですけど・・・」

 発光チューブを自分で取り外して、新しいチューブを装着すれば 問題なく使用できるというので、チューブ2本を注文。ちなみに定価は一本5250円です。
 よそのメーカーのモノブロック用のチューブの値段をネットで調べてみたら3万円くらいなので安いんだけれど、購入して一年半でチューブの交換は早過ぎないか(ノ・∀・)ノ。来週の中頃にはチューブが届くようなので、付け替えて様子を見てみます。
 まあ、故障ではなくて安心しましたがチューブの交換サイクルがこんなに早い商品なら、カタログやサイトに一言書いてあるといいのに。”こういう症状が出たらチューブを交換して下さい”と。知っていれば、もともと圧倒的な安さの商品なので、チューブ交換のランニングコストを考えても、まあ、いいかと思うかも知れない。知らないと、なんだ安いだけにもう壊れた(ノ・∀・)ノと思われますよ。
 それにしても驚きますた、一年半でチューブ交換(笑)。ただ、このストロボ、使い勝手は割りと良いんです。150wで1/16まで無段階調光。そして、とにかく軽い。なので、もう少し頑張って欲すい(;´Д`)。

 2時間ほど会場の中を見て歩き、電車で出版社へ。編集部に預けっぱなしになっていたコメットのストロボとスタンドバッグを引き取って帰宅。ちなみにコメットは1200w2台4灯持っていますが、ストロボ・ヘッドのチューブ交換は一度もしたことありません。そうとう長く使っているんですけどね。モノブロックだと、また違うんでしょうかね〜??

3月20日(火)
 いつの間にか気がつけばマミヤから、有効2,130万画素のデジタルバック「Mamiya ZD Back」が発売になっておりました。リリースには”デジタルフォトスペシャリストを擁する代理店ルートで販売”と書かれていますが、その意味が私にはよくわからず(;´Д`)。どこで買えるの?値段もオープン価格としか記されていませんね。値段知りたし!買えるかどうか、わかりませんが(笑)。
 私が持っているのは645AFなのですが、以前マミヤのサービスセンターで問い合わせたところ645AFDに 改良?すればデジタルバックを使えると聞いたのですが、どうなんでしょう?また、その時に聞いた645AFから645AFDにチューンナップする費用は、それ程高くなかった気がします。
 午後1時から、フード・コーディネーターの女性のインタヴュ−撮影。少し早めに着いたので、取材先のマンションの前で待機。見上げれば東京ミッドタウン。六本木方面はめったに来なくなったので、いつの間に〜という感じ。今月の30日にグランドオープンだそうです。
 取材撮影は1時間程で無事終了。
 電車でレコード・コレクターズの4月号をパラパラと読みながら帰宅。リイシュ−・アルバム・ガイドのページにクロスウインドの、『CROSSWIND』『CROSSWIND II』『そして夢の国へ』『LIVE CROSSWIND』の4枚がまとめて紹介されていますね。
 さて、クロスウインドのギタリスト・小川銀次さんのソロ・ライヴが今週の土曜日に吉祥寺のシルバーエレファントであります。また来月28日は小川銀次BANDでのライヴが、同じく吉祥寺のシルバーエレファントであります。
 冷蔵庫の中が寂しい状態だったので、晩ご飯の食材を買いにスーパーへ。昨年の今頃はあんなに値段の高かった野菜もすっかり安くなって。イカも昨年の暮れ頃から安い気がします。イカのげそと、えんぺらが3杯分で150円。そろそろ少し酸っぱくなりそうなキムチと一緒に炒めてみようかと思います。

←晩ご飯まで待てずにスーパーで買ったホタルイカの軍艦巻きをおやつ代わりにパックン♪
↓ライティング(笑)。海苔はカメラマン泣かせですね。

 明後日から『フォト イメージング エキスポ 2007』が開催されます。一日くらい見に行かねば(・∀・)。
3月19日(月)
 午後から、湯島の出版社にプリントと請求書の納品。せっかくの良いお天気なので、電車で2つ離れた千駄木で降りて路地を歩きながら湯島までゆっくりと散歩。
 レンズベビーはちょっとあきたので、50mmのレンズを付けて単焦点一本勝負(笑)?
  千駄木、谷中、根津、池之端、湯島と歩く。

 納品を済ませたら、まだ歩き足りないので今度は外神田から秋葉原へ。
 量販店でプリンタのインクとCDーRを購入。ついでに、ちょっと気になっているオリンパスのコンデジSP-550UZを触ってくる。しばらく前に使い続けてきたマビカが壊れてしまい、困っております。また中古のマビカを探して手に入れる事もチラッと考えたのですが、いいかげんフロッピーは卒業しなきゃダメかなと(;´Д`)。SP-550UZの28ー504mm光学18倍ズームレンズにグラッときています。

 メールでのやり取りが普通になると、ファックスで文章を送るのが面倒臭くなりますね(ノ・∀・)ノ。今日、小用でファックスを送る事になったのですが、はて??使い方がわからない(笑)。今使っているファックス機能付き電話は2004年9月に購入したのですが、企画書や地図等が送られてくる事はたまにありますが、こちらから送ったのは購入してからたぶん今日が初めて?取り説見ながら送りますた(;´Д`)。

 谷根千〜秋葉原を散歩しながら撮ったスナップをブログ、きはらもりおのDIGITAL DARK ROOM 別館 に載せておきました。3月19日の日記orカテゴリーのお散歩でどうぞ。

3月14日(水)
 ドーナッツを買って、水上バスからの写真を撮りに電車で豊洲へ。
  ヒミコが法定整備(ドック)期間のため、浅草・お台場直通ラインを代替船のアワータウン号が運航するのは今日まで。明日からヒミコ復活です。ヒミコが復活すると浅草・お台場直通ラインは、一日フリーパスでは乗船できません(ノ・∀・)ノ。ホントは先週末あたりに写真を撮りに来ようと思っていたのですが、暗室作業やら色々で一日フリーパスが使える最終日である今日になってしまいますた(;´Д`)。
 13:15分豊洲発の水上バスで本日の旅(のようなもの?)はスタートなのですが、ちょっと早く着いたので海を眺めながらお昼ご飯。半熟ハムエッグパイとポン・デ・ショコラ。半熟ハムエッグパイ、美味しかったんだけど食べなれないもんだから、半熟たまごがほっぺにベッタリ。カッコわるすヾ(゚ω゚)ノ。

  一日フリーパスを買って先月の27日と同じく、豊洲〜浅草〜お台場〜豊洲〜浅草〜お台場〜豊洲。同じ船に4時間ほど乗りっぱなしでグルグル回っておりますた。

←200mmアポ。ちょっとトリミングしています。

 13:15分豊洲発の水上バスでスタートしてグルグルと2周。17:15分頃に豊洲着。先月の27日は豊洲に着いてすぐに夕焼けが広がったのですが、今日はまだ空に青さがあります。少しずつ日が長くなっていますね。本日はこの水上バス乗り場で夕方6時に女性と待ち合わせ。艶っぽい話しはなく(笑)、写真のプリントとデータを渡すだけなのですが。
 一年程前に雑誌の仕事で撮影した写真をテレビ番組で使いたいという事で、そのデータの受け渡し。写真をA4サイズ程のフィリップにしたいということだったので、昨日、宅ファイル便を使ってデータを送ろうとしたのですが上手くいかず(;´Д`)。場所と時間を決めてくれれば取りに行きます、とおっしゃるので水上バス乗り場にしました。
 場所を迷ったのか番組スタッフの若い女性が走ってバス乗り場へ。A4サイズのプリント2枚と、データを入れたCD-Rをお渡しすると、テレビ局の紙袋を下さる。記念品が色々入っているらしい(笑)。ありがとうございます。テレビ局に戻る女性スタッフの後ろ姿を見送って、しばらく暮れていく空と海を眺めてから、ゆっくりと駅へ。

 もうすぐお花見船も運航しますね。定期便(お昼のお花見船)は、一日フリーパスが使えるようです。振袖さんが乗船する夜桜船も、一回は乗ってみたす。

 さて、明日は久しぶりにライヴ観に行こっ!なんだか遊んでばかり(;´Д`)。

 PMA2007に参考出品されたシグマの200−500mm F2.8のズームレンズですが、シグマの社長さんが抱えて持っている写真がこちらに掲載されていますね(笑)、デカ!やっぱりキワモノなのか?インタヴュ−に出てくるシグマの21−35mmのズームレンズは、ミノルタ用を私も持っています。
 シグマ恐るべし!ってか、なんだかシグマいいな〜♪
3月12日(月)
 北日本、北陸は荒れた天気で雪も凄いらしいが、こちらは未だ雪降らず(;´Д`)。今日は青空が広がる良いお天気でした。
 午前中はア−カイヴ作り。午後から表参道の方で女優さんのインタヴュ−撮影。事務所の応接室での撮影ですが、天井は蛍光灯、窓からは外光も入るという条件。今日は150wのモノブロックを2灯使用。フロントは傘付き、もう一灯は天井バウンス。共に調光は1/8。外光を活かしつつ、ストロボで肌色を出す感じでセッティングしてみました。
 隙を見てグレイカードを女優さんの隣に並べて、カメラのグレイバランスはとりましたが、露出計は一度も使用せず。デジタルになってロケ先での撮影では、露出計を使う頻度が少なくなりました。特に、今日のようなインタヴュ−撮影では露出を計っていると話しの流れも、撮影の流れも中断することがあるので。
 3時から4時まで、いただいていた時間内にインタヴュ−も撮影も無事終了♪ 機材を持ったまま電車で出版社へ。先週撮影したデータのCD-Rとサンプルのプリントを納品。
 自宅に帰って撮影したデータをパソコンにバックアップ。私はCS2でRAWデータの現像をしていますが、Mac Proを買ってからRAWデータで撮影しても後の処理が苦ではなくなりました。Lightroomも気になる製品なのですが、3月27日に発表されるというCS3がやはり気になります。
↓はア−カイヴ中のテキサス出身のポルカを中心とした無国籍サウンドのバンド、 Brave Combo(ブレイヴ・コンボ)。メンバーにシェ−してもらって写真を撮ったのは覚えていたのですが、雑誌では使わなかったカット。今見ると、手も足も逆ですね(汗)。91年の12月に撮影。場所は渋谷の東武ホテルだったかな?
↓2004年に赤塚不二夫会館で採取してきたシェ−のブロンズ像。並べてみました(笑)。

 さて、とうとう発表になりましたね!
 
米国ラスベガスで3月8日〜11日(現地時間) まで開催されたPMA2007で登場した、ソニ−『α』の新機種。先週末からあちこちのカメラ、写真サイトで話題になっています。まだスペック等の詳細は発表されていませんし、発売日もどちらか一機種を年内にというだけなので、焦れったくもありますが。早くスペック、価格、発売日を発表して欲すい(・∀・)。
 PMA2007で紹介された製品の中で一番笑ったのは、これでしょうか。デカ(笑)。参考出品ということですが、下の方にカメラボディに取り付けた写真があります。太い!これを持って撮影に行くのは大変です。
  2000年にアフロ・キューバン・オールスターズ のライヴで、2階の調光室からしか撮影の許可が出ず、ミノルタから600mmのアポを借りた事がありますが、大きいし重いしで会場まで運ぶのが大変でした。電車移動の私は、ちょっと借りた事を後悔しますた(;´Д`)。そのミノルタ600mmのアポより重そうです(笑)。
 今月の22日(木)〜25日(日)まで東京ビッグサイトで 『フォト イメージング エキスポ 2007』が開催されます。ここでも何か面白い発表があるのだろうか?ちょっと楽しみ。

3月7日(水)
 草餅と菓子パンを食べて、午後から出版社のスタジオへ。2時集合、3時頃スタートというゆるい始まり。T画伯、Iさん、K嬢担当のページと、ライターのMさん担当ページの撮影。
 ヘア&メイクの喜久絵美さん(WINN)がモデルさんの最初の撮影用メイクをしている間に、私は本日別件で撮影する事になった取締役の方のポートレート用のライティングを組む。コメットの1200w2台4灯で、フロント、トップ、バック。
 取締役の方がスタジオにいらして撮影スタート。撮影BGMはどんな曲がよろしいですかとリクエストをうかがったところ「ど演歌」と。私のiPodにはあいにく「ど演歌」はないのですが、テレサ・テンのアルバムが一枚。スタジオに「つぐない」が流れる中、撮影はなごやかにスタートしました(笑)。
←来月から新しい道に進むT画伯。ひとまずお疲れさま!という事で記念写真を撮ってみますた。
↓打上げは、ビールともんじゃ。もはや我々の定番か(笑)?
↑編集のIさんが、本日の黒ケン係り。今日のモデルさんは成沢紀子ちゃん。事務所はAIMINGです。それにしてもまともな黒のケント紙が一枚もスタジオになくてビビった(;´Д`)。

 テレサ・テンの歌が流れる中、ポートレート撮影が無事に終了。ノート・パソコンで写真チェックをしていただき、その場でOKカットも選んでいただきました。
 その後、雑誌の仕事の撮影です。担当編集者さんが多いとは言え、それぞれのカット数が少なかったので7時頃には完了♪スタジオを片付けて鉄板焼屋へGO!

3月6日(火)

 締め切りがずいぶんと先だったので、一月以上も前に撮影した写真データを今頃作っているていたらく(;´Д`)。
 あいかわらずパソコンの前に座りア−カイヴを作ったり、水上バスの写真に手を入れたり。先月スキャンできた撮影アーティストのモノクロネガは、グレイト・ぺルシャン・コンサート92(ホメイラ、シャマイザーデ、カーセム・ゴリー)、チャック・ブラウン、F.F.F、ブレイヴ・コンボ、へティ・クース・エンダン、オーシャン・カラー・シーン、メアリー・ブラック、大滝詠一、山下達郎、ピチカート・ファイヴ、岡本文弥ほか100枚。

 下の石碑の写真は、季刊『ノイズ』の岡本文弥さん特集で撮影したものです。記事のタイトルが「正統的な邪道−岡本文弥の新内の世界」(文/上島敏昭)。
 自分のスケジュール帳で確認してみると91年の10月18日に文弥さんのご自宅にお伺いしてインタヴュ−写真を撮影、10月24日に国立劇場でのお稽古の撮影、10月28日にレコーディングの様子を撮影。石碑の写真はご自宅でのインタヴュ−の後にご近所で撮影したと思います。
 91年当時で岡本文弥さんは97歳。芸歴は80年。
←↑芸歴80年、97歳の新内の語り手。そんな岡本文弥師匠が書かれた、なんだか可愛らしい文字。記事が掲載された『ノイズ 12号』には文弥さん直筆のイラストが1点載っているのですが、これも遊び心と茶目っ気たっぷりで、私はこれ見ると元気になります。↓ご自宅でのインタヴュ−写真。

 この時に撮影した写真はテイチクから発売されたCDとカセット『岡本文弥 新内特集◆次郎吉ざんげ/行倒れ淀君』(TEICHIKU TETY-28035/TECY-30025)にも何枚か掲載されています。
 完成したCDとカセットを贈っていただいた時に何回か聴いて、その後は棚に飾ってあったのですが、最近CDを引っぱり出してきてiPodに入れて聴いています。この何日かは繰り返し流しています。新内の知識はまるでない私ですが、だんだんと面白くなってきました。
  次郎吉ざんげが約28分、行倒れ淀君が約27分。話しの筋を覚えても、艶っぽい語り口は何回聴いてもあきないですね。
 撮影させていただいた当時で文弥さんの三分の一にも満たない、今ですら半分にも達していない年齢の私が語れる事は何もありませんが、このような邦楽もおもしろいものですね。実は音楽の中で、こういう邦楽が普段一番接する事のない音楽かも。なので聴かず嫌いの人が多いかもしれませんね。
 ア−カイヴのために取り出したベタ焼き。レコーディング の様子を写したベタ焼きは2枚。一枚は録音風景。もう一枚は録音の合間のスナップのようなもの。スナップの方にはスタジオの中、事務椅子に座って背を丸めて休憩されている文弥さんの写真が何カットか並んでいる。撮影しながらお地蔵様のようだな〜と感じたのを思い出す。なんだかすごくありがたい光景でした。
 岡本文弥さんは平成8年10月6日 にお亡くなりになったそうです。
 文弥さんは著書も多いようですが、アマゾンではユーズドの扱いが多いですね。三月書房では「谷中寺町・私の四季」など何冊か手に入るようです。また谷根千のバックナンバーに文弥さんを特集した号があり、在庫もあるようですね。面白そう。こんど谷根千を散歩した時に、忘れなかったら探してみようと思います。

 文弥さん同様に、ご自宅へお伺いして撮影させていただいた方々の中で印象が強く残っている方に京都清水焼の7代目清水六兵衛さんがいらっしゃいます。彫刻家、清水九兵衛さんでもあります。
  近畿日本ツーリストの旅行誌「ジョイフル」の焼きもの特集の取材で92年に撮影させていただきました。ご自宅でインタヴュ−の写真、アトリエで作品と製作の様子を撮影。本当かどうか、同行していた担当編集者さんの話しではアトリエにカメラが入るのは初めてという事だったのだけれど、どうなんだろう。当時、私が初めてだったら、やはり嬉しいのだけれど。

 カラーページの特集だったのだけれど、ポートレートはモノクロでも撮りました。色が加わると情報量が多すぎて、私にはなんだかコントロールができない気がして。結局カラーで撮影した方を雑誌には掲載しましたが。
  カラーのポジ・フイルムは全て編集部に渡しましたが、モノクロでも撮っていたので、こうして私の手元にも写真が残りました。
 それにしても、この写真に限らず色んな編集部に渡したフイルムというのは、ちゃんと管理されているのだろうか・・・

 清水九兵衛さんは昨年の7月21日、84歳で亡くなられました。新聞をほとんど読まない私が、たまたま食事に行ったお店で新聞を見、その訃報を知りハッとした事を覚えています。

 さて、3月3日にこのホームページも誕生日を迎えました♪4年が過ぎて、5年目です。早いですね。
 これからもご贔屓に。

3月3日(土)

 3月になりますた。早っ!
  午前中はコツコツとア−カイヴ作り。1992年3月に撮影したフランスのミクスチャ−バンド、FFF(エフエフエフ)の写真を3枚程仕上げる。
  午後から渋谷にあるworld music&bar国境の南へ『シャンソン歴史物語』発売記念レコード・コンサートを聴きに行く。このアルバムの選曲・解説をされた音楽評論家の蒲田耕二さん、ライスレコードの田中勝則さんが講師、北中正和さんが聞き手とDJをつとめるというイヴェントです。
 個人的にシャンソンという音楽にはピンと来ないけれど、北中さんのサイトのイヴェント案内の中にミュゼットの文字があり「あ〜」と思い聴きに行きました。ずいぶんと前に『Paris Musette Vol.1』というアルバムが話題になり購入、私は今でも愛聴しています。アコーディオンの音色とワルツのリズム。で、このアルバムの中にも唄ものが何曲か収録されていて、それがなかなか良かったりします。

 イヴェントの始まる4時少し前にお店に到着。田中さんは一昨年9月ティナリウェン来日ライヴの時にご一緒していますが、蒲田さんと北中さんはかなりお久しぶりです。久々にお会いした北中さんの黒ぐろとした髪の毛に驚く。ちょっとうらやましい(;´Д`)。なんだか以前より若くなってませんか(笑)?
  まずは生ビールで口を湿らせてから、芋焼酎のロックを飲みながらシャンソンを聴く。4時から6時までは3人のお話し、解説を交えながらのレコード・コンサート。6時から7時までは北中さんDJによる歓談タイム。
 芋焼酎のロック2杯飲んで、シャンソンを聴いたらすっかり頭の中は春ですな〜♪

↑シャンソンの後は、どじょう鍋。
←左から北中さん、蒲田さん、田中さん。ピースサインの蒲田さんというのはなかなかレアな写真?渋谷のどじょう料理屋さんを出て。
 イヴェントの後、センター街の奥の方にあるどじょう料理屋さんへ。くじらの竜田揚げ、天ぷら、どじょう鍋などをつまみつつ蕎麦焼酎。楽しい時間でした。
↑『シャンソン歴史物語
↓ついでに 田中勝則さん製作の『ショ−ロの夕べ』も紹介。ジャズよりも古い歴史を持つ、アコースティックなブラジルのインストゥルメンタル音楽。個人的には、はっぴえんどのいしじいさんが好きそうなのでお薦めします(笑)。
←ア−カイヴのために暗室作業していたフランスのミクスチャ−バンド、FFF(エフエフエフ)の写真から。ビル・ラズウェルによるプロデュース『Blust Culture』が発売された翌年の92年に来日した時に撮影。場所は渋谷の宇田川町。サウンドも←こんな感じ(笑)?
 さて、先日こんな楽しそうなサイトを見つけました。向島百花園の梅まつりでの公演は終了したようですが、すみだ桜まつりは一度観てみたいですね。
2月へ