4月30日(水)

 本日は6月に発売される美容関係の書籍用に、出版社のスタジオで撮影。前日にファックスで送られてきた、担当編集者H嬢入魂の撮影ラフによれば60カット+α。
  午前11時集合、12時撮影スタートで、終了は6時を予定していましたが、なかなか手強かったですね(;´Д`)。モデルさんを使ったプロセス写真や、物撮り、扉や目次用のイメ−ジカットetc...を撮り終えたのは2時間オーバーの8時頃。
 使ったストロボは、1200Wのジェネ付きが2台4灯、600Wのモノブロック1灯、150Wのモノブロックが3灯と、このスタジオでは一番数を使いました(全部一度に使ったわけではないですが)。先日購入した2台目のα700も実戦投入してみました。やっぱり同じカメラが2台あると、なにかと便利です。

←モデルさんを使ったプロセス写真を撮り終えたところで、記念写真を一枚♪中央が著者でアロマセラピストの高村日和さん。ヘア・メイクの喜久絵美さん、編集のK嬢、本日のモデルさん・英里子ちゃん(事務所はAIMINGです)、担当編集者のH嬢。
 なんだか 花園風です(*´д`*)。
 おにぎり、サンドイッチをつまみながら休憩なしのノンストップ撮影。なかなかハードプレイ(笑)。お疲れさまでした〜〜〜!さて、お腹も空いたので打ち上げに。久しぶりに、へぎそばのお店へGO!
←お店の方が、グラスに一杯ずつご馳走して下さった生酒の瓶を抱えるH嬢。→へぎそば初体験の高村日和さんと、ヘア・メイクの喜久さんに、そばを持ってもらってお約束の写真です♪
 ソニーαに関する興味深いインタヴュ−がありました。注目のフルサイズ機、”アマチュアでも買える価格”というのは曖昧な表現ですね〜。いくら位になるんだろ?個人的にはフルサイズ機が切実に必要なわけではありませんが、インパクトのある価格戦略でキャノン、ニコンの2強にソニーが迫ってくれれば面白いな〜と思うのだけれど。
4月26日(土)

 とある番組の打ち上げで、夕方から赤坂へ。晴れてれば赤坂サカスもオープンしたことだし、早めに行って散歩でもしようと思ったのですが、あいにく小雨の降る天気(´・ω・`)。それでも傘をさして、20分ほどぶらっとしてみました。
↓打ち上げの後の記念写真。金子エミさん、番組の製作スタッフ、カメラクルーの皆さん。お疲れさまでした♪道、塞いでますね(;´Д`)。

4月25日(金)
 なかなか進まない撮影アーティストのア−カイヴ作業ですが(;´Д`)、仕事の方の納品も一段落ついたのでボチボチと再開。昨日の夜にベタ焼きをチェックし、今日の午前中からスキャン。本日スキャンできたのは、エターナル、渡辺満里奈、小沢昭一、中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)、小野リサ、オル・ダラ。
 2月の後半にスキャンして、ようやくア−カイヴが済んだ写真の中から。
←ランDMC↓左はフェアポート・コンヴェンション、 中央はマーティン・カーシ&デイヴ・スウォーブリック、右はオニクスの、それぞれポートレートとライヴ写真。

→日本でも戦後に松田トシさんがカヴァーしてヒットした「ブンガワン・ソロ」の作者で、インドネシアのポピュラー音楽”クロンチョン”の代表的な作曲家・グサン・マルトハルトノさん。1994年に撮影。ライヴの写真は3月30日に撮影しており、ビクターのスタジオでレコーディングしている写真は4月1日に撮影していると自分の作ったリストには書いてあるのですが、この鎌倉へ観光に行った日があやふやです。
  当時のスケジュール帳を見ると、レコーディングと鎌倉観光は同じ日のようでもある・・・。字が汚いのと、この頃はなんだか忙しそうで一日に撮影が2本とか入っている日もあり、自分で書いておきながらスケジュール帳がグチャグチャでわから茄子(;´Д`)。

 グサンさんのレコーディングの写真はこちらで。

 床を見ればア−カイヴ済みのネガの山が随分と大きくなり、手つかずのネガは大分減ってきました・・・が、ベタ焼きの無いネガばっかり残ってるのが辛いところです(´・ω・`)。
4月22日(火)
 昨日新しく買ったα700に、これまた一昨日の日曜日に届いたばかりのTranscend4GB・266倍速のCFカードを入れ、テスト撮影を兼ねてお散歩に行ってきました。
 西日暮里で電車を降りて、町屋の方へ。暖かな日射しと涼しい風で、久しぶりの散歩は気持がいい。尾竹橋通りに沿って進みながら、路地を探してブラブラと歩く。
  隅田川を渡り、荒川を渡る。西新井側の荒川の土手を少し歩いて、千住新橋を渡って北千住へ。
  3時間ほどのお散歩でしたが、カメラのバッテリーの残量は40%近く。α700はフルチャージするのに時間がかかる割りに、消耗は早い気がします(;´Д`)。なので短時間のロケの場合は予備のバッテリーを一つ、スタジオでカット数が多くなりそうな場合は充電器も持って行きます。
←お散歩@西日暮里〜町屋〜北千住。もう少し大きな写真を何枚かブログ、きはらもりおのDIGITAL DARK ROOM 別館 に載せておきました。4月22日の日記orカテゴリーのお散歩でどうぞ 。今日は、もいます(・∀・)。
 今度は北千住を起点にお散歩もいいかもしれない。北千住〜南千住〜浅草なんて楽しいかも。時間と体力があれば、向島にも寄ってみたりして。

 せっかく荒川を歩いてきたので?帰宅して、久しぶりに”にしん”を聴きながら今日撮影した写真を現像。江戸川ひとみ、荒川よしみのボーカルデュオ。バックバンドは隅田川カルテット(笑)。うまいネーミングだな〜と、いつも感心いたします。解散がおしまれます。
 散歩中に留守電に依頼のあった写真を1カット、メールで送る。

 解散したにしんですが、江戸川ひとみさんがHeeとして活動を再開してたんですね。Wikipedia情報、恐るべし!

4月21日(月)
 昨年の11月に発売されたα700。今年2月にα200 、3月に α350が発売されたこともあってか、だいぶ手頃な価格になってきたので、もう一台買い足す事にしました。
 仕事で撮影する場合、私の基本はメインとサブで同じカメラを2台使用します。サブのカメラは、画角の違うレンズを付けて撮影したり、カメラ故障といったトラブルの予備に持って行くという意味もあります。
 フイルム で撮っていた時は、これにポラ専用の一台が加わって3台使用していました。私の場合、デジタルになってポラ専用の一台がいらなくなっただけでも軽量化にはなっていますね(*´д`*)。でもデジタルになってノートパソコンを持っていくこともあるので、その場合はよけい重くなっているか・・・(;´Д`)?
 一番最初に買ったミノルタのαー7000は一台だけでしたが、次に購入して一番長い期間に渡って使っていたαー9000はメイン、サブ、ポラ用、修理に出した時用の予備と4台持っていました。
  αー9000が製造中止になり、修理部品のストックの問題もあってかミノルタのプロサービスから、使っているαー9000を持ってきてもらえれば下取りしてαー9を購入できるという案内をいただいて、4台あったαー9000のうち2台がαー9になりました。この頃はαー9をメインとサブに使って、αー9000を一台ポラ用にという3台体制。
 コニカミノルタになってデジタル一眼レフに移行してからは、αー7DIGITALを2台体制。で、αがソニーに移ってからは、昨年の暮れにα700を一台買い、ソニーのα700とコニカミノルタのαー7DIGITALを一台ずつ持って撮影に行っていましたが、やはり使い辛いですね。操作ボタンの位置、設定の仕方が違うので撮影中に”ん!?”と戸惑います。でも一番困るのは色作りの違いだろうか。
 デジタルになりフイルムを使わなくなって、色はカメラ固有のモノになりました。なのでα700とαー7DIGITALでは全然違うフイルムを使った写真という感じです。同じ仕事の中で使うと後で色を合わせるのに大変なので、最近はαー7DIGITALは持って行くけれどカメラバックの中に入りっぱなしでした。でも、それもなんだか(´・ω・`)・・・で、今日2台目の購入となりました♪
→ネットの価格情報サイトでお店を探して、本日購入した2台目のα700。ネット販売が中心なのでしょうが店鋪販売もしているお店を見つけて、直接買いに行きました。大手量販店で買うよりも、まだ安く買えました。デジタルになってカメラの売り方、買い方の両方が家電のような感覚になってきている気がするのは、私だけでしょうか?

 カメラを買ってから先週撮影した写真の納品と、来週撮影の打ち合わせ。久しぶりに良い天気なので、このまま散歩にでも行きたいところですが、家に帰ってテレビの設定。
 先月、地上デジタル放送対応の液晶テレビ、DVDレコーダーを購入したのですが、アンテナが地デジ対応になっていなかったのでマンションの管理会社に地デジ対応のアンテナと光ケーブルの導入をしてくれるように電話したところ、OKが出て今日地デジ対応のアンテナが取り付けられました。光ケーブルはいつになるかまだわかりませんが、言ってみるもんですね(笑)。
 帰宅してさっそくテレビの設定。取り説を読むが良く解らない・・・orz。メーカーのサポートに電話。機種名を伝えて、担当の女性の指示通りにリモコンを操作。なれているのか指示が的確です。映りました、デジタル放送!やっぱり鮮明ですね。
 それにしても、テレビは買ってきてスイッチを入れれば映る時代ではないようですね。液晶テレビもDVDレコーダーも買ってから一ヶ月が過ぎましたが、未だに取り説が手放せません(汗)。

 デジタル一眼レフはその存在が家電に近く感じられ、テレビは複雑な装置に進化?しているような気がします。

4月18日(金)
 雨ですね。こんな日は家で作業できるフリーランスの身を少しありがたく思うのですが、夕方プリント用紙がきれて近くのダイエーに入っているラオックスまで買いに行く(;´Д`)。まあ、だいぶ小雨になっていたので助かりましたが(´・ω・`)。
 夏頃発売の女性向けの書籍用に先日撮影した、ポートレートと対談の写真データを作成。サンプルのプリントも先ほどできたので、しばらく時間を置いてからもう一度チェックして、OKならばレイヤーを統合してファイル形式を変換して番号を作り直してメディアに焼いて完成です。
  パソコンのディスプレイに向かってタラタラと作業していると、ついついネットを徘徊して・・・今日は4GB、266倍速のCFカードを一枚ポチッと(笑)。これもなんだか衝動的に欲しくなりましたが、思いとどまりますた(笑)。
←写真は一昨日、近所の桜並木を流れる川で撮影。他にも何枚か花吹雪のあとの様子を撮影した写真を、きはらもりおのDIGITAL DARK ROOM 別館 に載せておきました。4月16日の日記orカテゴリーのでどうぞ 。
 さて、納品は済んだけれどバックアップをとっていないデータが少したまってきたので、その作業もやんなきゃな〜(・∀・)。

4月11日(金)

 9日に出版社のスタジオで撮影。撮り終わって、さて締め切りは?と担当編集者さんに聞いて「えっ!?」。なんだか早いな〜と思ったら入稿がゴールデンウイーク進行になっているとのこと。そうだった(゜▽゜*)。もうしばらくするとゴールデンウイークだな〜とは思っていましたが、すでに締め切りがGW進行になっているとは考えておりませんでした(;´Д`)。

 昨日は冷たい雨の中、発明家の方を撮影に。背景の壁は赤、天井は金箔を貼った部屋でインタヴュ−・カットを撮影後、そのまま机に座ったポートレートを。
 机に両手を置いてカメラのレンズを見る発明家の方に「目力をお願いします」と言ってみる。ニッと笑って、レンズを見る目に力が宿った。面白いな〜。個人的に、とても興味深い撮影でした。

 写真は9日の撮影から。→黒ケンを持って油断している担当編集者のK嬢をパチリ。↓真ん中がこの日のモデルさんsatomIちゃん。ちょっとお久しぶりですね。べっぴんさんです♪左はヘア・メイクの井口直子さん。午前11時集合だったので、3時までに撮り終わって上野で焼肉ランチを密かに計画しておりましたが、4時頃になったので湯島の「東京うどん」へ。大海老天せいろの、大海老を持つK嬢。食べたのは私ですけど(笑)。

 個人フォトストックとして活用できたらな〜と思っているブログ、きはらもりおのDIGITAL DARK ROOM 別館 。昨日、広告企画部のIさんから、この中の写真から小冊子の表紙用にとオファーがありますた(*´д`*)。やった!
  現在、写真点数は1736カットあります。カテゴリーに分けてはありますが、もっと色や場所といったイメ−ジできる細かいタグを付けておけば良かったな〜と思います。
 お時間のある方は、ゆっくり写真を探してみて下さいませ♪

 さて、月曜日の納品に向けて、明日と明後日もう一頑張り。

4月7日(月)

 出版社で打ち合わせの後、乃木坂で地下鉄を降りて富士フイルムフォトサロン(フジフイルムスクエア2F)で開催されている十文字美信さんの写真展「友よ」から「滝」まで『感性のバケモノになりたい』よりを見に行く。
 展示されているのは、 先日キヤノンギャラリー銀座での写真展の際に購入した『感性のバケモノになりたい/十文字美信』(求龍堂)に収載されているものと重なりますが、20代の頃に撮られた実験的な写真を昨年60歳になられた十文字さんが新たにプリントされたという、そのオリジナルプリントが見たくて行ってきました。印画紙にのった黒が気持いいですね。
 せっかくだったら写真展の前に土、日で本をしっかり読んでから行こうと思っていたのですが、金曜日から軽い3日酔い状態(;´Д`)で全部は読み切れませんでした(汗)。それにしても刺激的な本ですね。写真も、そして書き下ろされた「見えないものについて」と題された56頁に及ぶ文章も。
 あとがきから、少しだけ。

 僕が写真を好きな理由は、一度シャッターを切ったら、二度と同じ写真は撮れないからだ。撮り直しは出来ないのだ。したがって、恥ずかしくても前を向いていくしかない。

 素敵な文章だな、と思う。写真展は10日(木)まで。会場には写真集『感性のバケモノになりたい』のサンプルが置いてあり、購入もできると思います。

→案内をいただいたので、こちらでお知らせ。佐藤憲一くんの写真展『鼓楼のある村ートン族・増衝村の人々』が4月12日(土)〜5月6日(火)まで、目黒・学芸大学駅近くのカフェ平均律であります。
↓の写真は5日の「屋根裏同窓会」でギターを弾いた時の、小川銀次さんの指です。こんな指の動きをするロック・ギタリストを私は他に知らないし、いないだろうな〜とも思う。特に右手の指は。手の動きが綺麗だな〜と思いながら撮った写真だけれど、顔と同じくらいに銀次さんの写真になっているかも。
 ライヴで、ここまで指に寄って撮れることはめったにありませんが、それでもギターのネックを握るギタリストの手や、鍵盤を叩くピアニストの手を撮ろうとした事は何度もあって、いくつか写真もあります。
 他にアップで撮ったギタリストの指の写真はなかったか、とア−カイヴした中から探してみたら一枚。ライヴ中ではなくインタヴュ−の時に撮ったものですが、エレクトリック・マンドリンに手を置くU・シュリーニヴァース の写真がありました。その写真も、またいつか。
  U・Srinivasで検索するとYouTubeで動画が観れます。この手の動きも・・・凄い。
4月5日(土)
 新橋Live Music & Bar「ZZ」のスケジュールを見ていたら、4月4日の欄に70年代渋谷『屋根裏』同窓会やります参加自由です。あの屋根裏に行った事ある方歓迎!の文字。で、昨日、同窓会に参加してまいりますた。
  誰がこの同窓会を企画しだんだろう?と思って行ったら懐かし渋谷屋根裏♪コミュがあったんだ〜、知りませんでした(;´Д`)。

銀次さんのギターをバックに「星間飛行」を歌うダディさん。銀次さん、この日のためにサロペット着用。ナツカシス(*´д`*)

↑宇都宮での営業の後、急遽駆けつけたというキスノキヨシ(旧姓キー坊金太)&妻カオルコによる”めおと楽団ジギジギ”。 ↑記念写真を撮るのが遅かったため、大分(←おおいたじゃない)人が少なくなっちゃいましたが(汗)。

 渋谷センター街から路地に少しだけ入ったビル。細い階段をあがってキャバレーロンドンの上にあったライヴハウス「屋根裏」。屋根裏へは、一番最初は1978年頃にT-BIRDのツアーでローディーとして来たんではないかな〜。その後、さんのローディ−として東京おとぼけCatsやクロスウインドのライヴで、エレベーターのない4階まで楽器を運んでいた。
 1980年のスケジュール帳には毎月の屋根裏の小さなライヴ表が張り付けてあるので、この頃は時々バイトもしていたと思う。どういう訳だか”苔のむすまで”という歌謡コミックPANKバンドのドラムをやる事になって、営業の終わった屋根裏で練習していたのはもう少し後だったか。なんだかんだと80年代前半は顔を出していたと思う。昼の部と夜の部があって、パンクもフュージョンもごちゃごちゃにして毎日ライヴが行なわれていた。80年9月夜の部のラインナップから少しピックアップしても、中山ラビ、三文役者、裸のラリーズ、QUIZ、シーナロケッツ、クリエイション、アナーキー、ジューシーフルーツ、ゼルダ、ザ・スターリン、P-MODELといった名前が並んでいる。子供バンド、クロスウインドは昼の部に登場している。ホントに色んなライヴを見させてもらったな。
  初めて屋根裏に行ってから、もう30年ほどがたつんですね〜。
  昨日はコミュの管理人こと屋根裏のおねーさんが司会で、当時出演していたバンドのメンバーや関係者がステージでトーク。聞いているうちに、色んな事も思い出してきた(笑)。そうだ、外道(バンドじゃないよ)もいた!
 懐かしい人達に会えて嬉し楽しな夜でした。それにしても屋根裏のおねーさんは、あれから何十年たってもおねーさんだった(笑)、カッコイイ!いつか長田兄弟登場希望、お願いゆみさん♪

4月2日(水)

 キヤノンギャラリー銀座で今日まで開催されている、十文字美信さんの写真展「グランドキャニオンと日本的」を見に行く。写真展の内容はこちらを参考に。大判のカメラで撮影された黒い背景に浮かび上がる甲冑の写真は、あまりにリアルな存在感で驚かされました。この「グランドキャニオンと日本的」と対を成す形で4月4日(金) 〜4月10日(木)まで富士フイルムフォトサロン(フジフイルムスクエア2F)で、「友よ」から「滝」まで『感性のバケモノになりたい』よりが開催されます。

 写真展を見た後、渋谷のユーロスペース広河隆一監督による『パレスチナ1948 NAKBA』を見に行く。6時20分から上映の回なので、それまで2時間程お散歩に。
  銀座から地下鉄に乗って青山一丁目で下車。桜を撮るつもりで歩いたわけではないのですが、なんだかお花見散歩になりました。
→写真は都営アパートにて。もう少し大きな写真を何枚かブログ、きはらもりおのDIGITAL DARK ROOM 別館 に載せておきました。4月3日の日記orカテゴリーのでどうぞ 。今日は、もいます(・∀・)。

 6時少し前に会場に着いてチケットを購入して中へ。この回の後に広河さんを交えての「NAKBAシンポジウム」があるためだろうけれど、多くの立ち見客が出て大盛況でした。

 1948年にイスラエルが建国され、同時に村を追放されたパレスチナ難民が発生した。広河さんが1967年にイスラエルのキブツ(農業共同体)で働いていた時に偶然見つけた廃墟。そこがかつてパレスチナ人の村の跡だったと知る。ここから広河さんのパレスチナとの係わりが始まる。
  映画は67年に広河さんが働いていたキブツを訪ねるところから始まり、最後は今は難民となった元村民が破壊された故郷の村を訪ねる場面で終わる。その間に広河さんが取材し、集めた様々な人(パレスチナ難民からユダヤ人、イスラエルの反占領・反シオニズム組織マツペンのメンバーなど)の証言が流され、インティファーダ(民衆蜂起)、イスラエル兵と向かい合うデモの様子などが映像で、そしてモノクロの写真で挟み込まれる。
 丹念な取材による証言と映像。一人のジャーナリスト、個人の作業としては圧倒的な量と質で、ただただ頭が下がる思いです。
 ただ、映画として観た場合に話しがわかり辛い部分も多い。この映画に合わせてDAYS JAPAN2月、3月、4月号(現在発売中)で短期連載された「NAKBA」を読んでいたので大まかには理解できた(気がする)が、場所も年代も細切れにアチコチに飛んで展開するので、時に???となった。私が、テロップを追うのが苦手だというのもあるかも知れませんが・・・。
 この映画のオフィシャル・サイトパレスチナ1948 NAKBAに「解説/物語」というコンテンツがありますが、個人的にはDAYS JAPANに連載された「NAKBA」を読んでから映画を観られた方が良いと思います。
←『感性のバケモノになりたい/十文字美信』(求龍堂)のサイン本を購入。「グランドキャニオンと日本的」、「友よ」から「滝」もこの写真集に収載されています。「見えないものについて」と題された56頁に及ぶ十文字さんの文章、これから読むのが楽しみです。

→ 『パレスチナ1948 NAKBA/広河隆一 編』(合同出版)。一回映画を観ただけでは解り辛い話しの流れや、登場人物の部分をおさらいしようと思って買いましたが、読めるか・・・。
 先月の12日に撮影した金子エミさんとのフォトセッション第2弾。今日放送された日本テレビの朝の情報番組『スッキリ』にて少し撮影の様子が流れました。番組の中でもいくつか使われましたが、左下の写真が今回撮影した中での私のお気に入りです。
 それにしても、あんなに大きな寸胴鍋をお持ちなんて素敵です(謎)。個人的には美肌術より、あの寸胴鍋に感心しますた♪

model:金子エミ
hair&make-up:髭田湊英
ROOSTER
styling: JANUS

←150wのモノブロック3灯使用。デュフュ−ザ−付アンブレラ2つと、グリッド1つ。
↓脚を中心の撮影でしたが、ほぼ同じライティングで手のイメージカットも。

 先月13日の独り言にも、モノクロのカットが2点あります。

3月へ