8月31日(木)
 いくつか取材済みの撮影データのベタ焼きを出版社に届けてから、水上バスに乗りに浅草へ。
 水上バスから眺める風景を定期的に撮ろうと思っていたのですが、7月は後半に風邪をひいてしまって撮影できず。8月もバタバタしているうちに最終日。今日、撮影しなければ二ヶ月写真が抜けてしまう(汗)。


 浅草、日の出桟橋を2往復できる時間だったので1800円の一日乗り放題のフリーパスを買って乗船。結局、浅草→ 日の出桟橋→浅草→日の出桟橋→浅草→日の出桟橋と2往復半(;´Д`)。

 レンズは200mmアポと、17〜35mmの2本。
 風景写真とはいえ、川の上を走っているバスから撮影する風景というのはライヴです。
 正面、右、左。それ程の体感スピードではないけれど、それでも次々に目の前に現われる被写体にレンズを向ける行為はシューティングゲームをしているようでもある。反射神経を鍛えるには、よいかもしれません(笑)。

8月30日(水)
 明日で8月も終わりです。今年の夏はいつになく果物をたくさん食べた。スイカ、バナナ、ブドウ、キュウイ、パイナップル。先日は梨も一つ食べた。が、この夏、桃をまだ食べてない。
 今日、スーパーで大きな桃を一つ買ってきた。特大!お値段もなかなか(笑)。冷蔵庫で冷やしておいて、夜になって食べた。指でつまんでスルっと皮が剥けると気持いい。
 手も皿もズボンも濡らしながら、かぶりついて食べた。

8月26日(土)

 一昨日の夜、アーティスト写真のア−カイヴ作りをしようとニコンのフイルムスキャナ、LS-1000を起ちあげてフイルムをスキャン・・・??何度やっても上手く真直ぐに取り込めない(汗)。イライラしてスキャナに八つ当たり。壊れますた(;´Д`)。真直ぐどころか取り込んだデータが半分で切れてしまいます。
 カバーを開けて内部を見ても直せるわけではないですが、とりあえず見てみました。たぶんフイルムを内部に送り込む機械がズレたんでしょうね〜。単純なアナログなパーツの故障だと思うのですが、それでも私には直せん( ゚д゚)!
 メーカーに修理に出しても、とっくに製造中止になった製品なので直るのかもわからない。直ったにしても、修理代がどれくらいかかるのか?さて、どうしたものか。新しいの買っちゃうか!?
→壊れてしまったニコンのフイルムスキャナ、LS-1000。私の持っているパソコン、及び周辺機器の中では長く現役で働いてくれた機材です。マニュアルに書かれた必要なシステムの項には、●漢字Talk7.1以降 ●8MB以上のRAM(推薦12MB以上) ●80MB以上のハードディスク(推薦120MB以上)と記されています。なんだかね〜時代ですね。
 お疲れさま!
 というわけで昨日の午後、フイルムスキャナを買いに新宿へ。驚いたのはフイルム専用のちゃんとしたスキャナを現在も作っている国産のメーカーはニコンだけのようですね。コニカミノルタはカメラ事業から徹退、キャノンはフラットベットスキャナ(一応フイルムも取り込める)のみ?
  ニコンのフイルムスキャナは3機種がラインアップしているのですが、でも商品が店頭に無い(;´Д`)。量販店を3店鋪まわったのですが、品切れで次回入荷待ち。注文しても一ヶ月以上かかるとか。
 なのでネットで調べておいた中古を扱っているカメラショップへ。7〜8種類置いてあったのですが現在も生産されている機種はニコンのCOOLSCAN 5000ED、COOLSCAN V EDが一台ずつ。唯一保証書がついていたCOOLSCAN V EDを購入。
←こちらはコメットのストロボ用の傘。骨が折れたり汚れてきたので新しいのを購入。2台4灯あるので4本まとめて新しい傘にとも思いましたが1本1万1340円もするので(汗)、とりあえずは2本(笑)。
→傘を買ったポイントに少し足してサンヨーのエネループを購入。
→一番右の大きなグレーの機械が昨日購入したニコンのCOOLSCAN V ED。狭い机の上が大混雑でふ(;´Д`)。後ろの配線なんて何がなんだか((;゚Д゚)ガクガクブルブル。
 昨日のうちにドライバをパソコンにインストールして、スキャンしてみましたが使い易いドライバですね。スリーブのままのネガを入り口に少し差し込むと自動的に中に送り込まれるのも簡単でいいですね。
 昨日は夜遅くまで、スキャナの取り説を読んだり、メーカーのサイトから新しいドライバソフトをダウンロードしたり。でも、朝早くに目がさめる。使いたくてしょうがないんです(笑)。で、朝8時頃からア−カイヴ作り。一度スーパーへ買い物に出たくらいで、ひたすらスキャンしたり、パソコンのエラーと格闘したり(笑)。
↑今日スキャンした中から。左からル−ク・ハインズ(ジ・オトウールズ)、アンドルー・ドナルズ、マイケル・フランティ(スピアヘッド)。
→晩ご飯は久しぶりにスーパーで買ってきたお刺身。皮を軽く炙って塩をふった「さんまの炙り」。うまいな〜。今日はワサビ醤油で食べましたが、あっさりとポン酢でも美味しいでしょうね。昨年はこの「さんまの炙り」にちょっとハマりましたが、今年はどうだろう。

8月22日(火)

 西武池袋駅から特急レッドアロー号に乗って秩父ロケ。お昼ご飯は秩父名物(初めて知った)のお蕎麦を。名物らしく駅前には蕎麦やさんが並んでます。が、私達が食べたお店の暖簾には「秩父唯一の純手打ちそば」の文字(;´Д`)。え!じゃあ〜他のお店は(笑)??それとも純手打ちのになにか秘密があるのか?謎でふ。

→取材中に見上げた秩父の空。もう少し大きい画像をブログ、きはらもりおのDIGITAL DARK ROOM 別館 に載せておきました。8月23日の日記orカテゴリーの空でどうぞ。
  お昼頃に秩父に着いて、取材が終わったのが6時過ぎ頃だったでしょうか。秩父駅で焼き鳥と金玉子の薫製とビールを買って、レッドアロー号で池袋へ。あっけない私の秩父初体験(たぶん)でした。

8月17日(木)

 出版社のスタジオで、10月に発売される体の痛みを治す体操の単行本用の撮影。午前11時に集合で、12時過ぎから撮影スタート。書籍編集長のIさん作成の撮影項目リストを見ながら、順番に撮っていく。今回は、ゆうき指圧整体院の院長・大谷内輝夫先生に手や足の位置、角度をそのつどチェックしていただくので安心です。
 撮影リストを見た段階では60カット程かな〜と思っていましたが、最終的には70カット以上になりました。それでも12時過ぎにスタートして15時半頃には撮影完了!早い!
 何を撮るのか詳細なリストがあったのと、モデルさんが体操の撮影になれていたのもスピーディーに進んだ要因かも。1カットでOKのカットが多かったです。モデルさん、ナイスです♪今日のモデルさんは菊池優子ちゃん。私は初めて撮影するモデルさん。事務所はAIMINGです。

←順調に撮影が終了したので、お疲れさま〜の記念写真♪
  前列は大谷内輝夫先生と奥様。後列は書籍編集部のI編集長、菊池優子ちゃん、ヘア・メイクの喜久絵美さん(WINN) 。

 撮影の後、パソコンの画面で撮りこぼしがないかI編集長と最終チェック。

 3時間半で70カットは、私の最速撮影記録か(笑)?デジタル恐るべし。まあ、撮影は早くなりましたが、70カットの画像処理には二日間ほどかかりそうですが・・・(;´Д`)。

8月15日(火)
 午前中から昨日撮影分のデジタル暗室作業。Nさん担当の体操のカットが31カット、Mさん担当の美容のカットが13カット。昨日のうちにセレクトだけはしておいたのですが、一日作業になりました。

←今年の夏はスイカに限らず、よく果物食べてます。野菜が高いから(笑)?ちなみにスイカは分類的には野菜らしいんですけどね・・・
 暗室作業が続くと机の上は混沌といたします(;´Д`)。 下の方には何が埋もれているやら??
→昨日の撮影から1カット♪飛びそうで飛ばないウルトラマンのポーズ?モデルは江尻りょうちゃん。good job!!事務所はAIMINGです。
  ヘアメイクは井口直子さん。
 

←今日はア−カイヴ作りはまるでできなかったのですが、先日作成したスクエアプッシャーのポートレートを。1997年に撮影。雑誌に使用したのは右側の紙テープで体をグルグル巻きにしている写真です。
  紙テープでグルグル巻きというのは何回かやっていて、高野寛さんを 撮影した時は上半身だけでなく両足もグルグルにして座っていただき、暴れながら紙テープを解いていく過程を撮らせていただきました。

 他にもテープでグルグル巻きにして撮影させていただいたミュージシャンがいたと思うのだけれど・・・(汗)。
 
 ポジで撮影したアーティスト写真のア−カイヴは完成したと思っていたのですが、フイルムの入った衣類ケースの中から忘れていたポジをポツポツと発見(;´Д`)。キラーメイや、チャ−&チャールズ清水さんのセッションバンドのライヴ写真も出てきました。一番驚いたのはセネガルのシンガーソングライター、イスマエル・ローの1990年のライヴ写真。モノクロでしか撮影していないと思っていたのですが、ダ−マトでセレクトだけはしてあるポジのスリーブが出てきました。
  自分で撮影した自分のフイルムが入った衣類ケースなのに・・・まだまだ何が出てくるかわかりません(笑)。

 この独り言をUPしようと今日(16日の朝)、パソコンを起ち上げて軽くネットを徘徊。昨年5月に起きたセラフィールド事故の時に見ていた青山貞一さんのサイトを何気に見たら、スウェーデンの原子炉でメルトダウン(炉心溶融)寸前の事故という記事!私は新聞をとっていないので、大手の新聞がこの事故をどう取り扱ったのかわからない。テレビもあまり見ないけれど一日に何回かニュースは見ます。でも、スウェーデンの原子炉に関するニュースは見た事がない。せめて事故があった事くらいは伝わるように知らせて欲しい。

8月10日(木)

 暑ぢぃ暑ぢぃ暑ぢぃ(;´Д`)。
 少しは涼しい午前中からデジタル暗室に入って作業。仕事のデータ作成に飽きたらアーティストのア−カイヴ作り、アーティストのア−カイヴ作りに飽きたら仕事のデータ作成。このところ一日に何時間パソコンの画面を見つめているのやら?
 ↓は 1993年6月にデイヴィッド・マレー・クァルテットで来日した時の、アンドリュー・シリル(ドラマー)のポートレート。この前日にはパルテノン多摩でライヴがありました。まだ一部のネガをスキャンしていないのですが、その時のライヴ写真に、アンドリュー・シリルがドラム・ソロでドラムから離れて歩きながらドラムが乗った台や、モニターを叩いているカットがあります。それを見て「あっ!ハナ肇(はじめ)の芸だ〜!」と喜んだ記憶があります(笑)。

 なにぶん随分と前のことなので細かい状況は曖昧ですが、左は「ドラマーらしい大きな手を入れて顔写真を撮らせて下さい」と私がお願いしたかもしれませんね。真ん中は「顔を叩いてドラム・ソロをしている写真を撮らせて下さい」とお願いしたかもしれません。右・・・がわからない(笑)。はて、何のポーズだろう?短いフォトセッションの中で生まれた即興でしょうか。
 撮影は宿泊先の新宿ワシントンホテルの外。サンパックの小型ストロボを2つ使用。
 さて、一昨日発表になりましたね♪タワー型のMac Pro。となればフォトショップCS2の次ぎのバージョン発売の時期も気になります。Mac Proの発売で、ディスプレイはアレを買おうか、いやアレか?この際、プリンターも新しいのを。やっぱりタブレットも欲しいよね、と妄想が広がっております(笑)。
8月7日(月)
 暑ぢぃ暑ぢぃ(;´Д`)。
  出版社のスタジオでK嬢担当のモデルさんを使った美容法やメイク連載用の物撮り、T画伯担当の哲学的なテーマなのか?な撮影いろいろ(笑)。

 
 今日のモデルさんは、英里子ちゃん。事務所はAIMINGです。ヘアメイクは喜久絵美さん(WINN)。
←モデルさんにポーズの指導をする担当編集者のK嬢。
↓撮影の合間に、データをこまめにバックアップ&チェック。

↓1時集合、2時頃から撮影スタートで6時頃には終了!スタジオを片付けて、いざ打ち上げ♪先月に続いて鉄板焼。〆がもんじゃとかお好み焼き、焼そばなので、案外安上がりに酔えますね。
 なんで私だけ、こんなに顔が赤いんでしょう???タコでふ。
8月4日(金)
 暑ぢぃ(;´Д`)。
 ハマっております、ズボっと。モノクロで撮影したアーティストのア−カイヴ作り、楽しい♪
  仕事や用事で外出しなくてはいけない時以外は、パソコンに向かってフイルムをスキャンしたり、取り込んだデータの暗室作業。ご飯を食べるのが面倒臭くなるほど楽しくて、夢中でふ(*´д`*)。
↓は S・O・Sバンド。私が初めて撮影した来日アーティストは彼らか、ベン・E・キングのどちらかだと思う。

 自分の撮影リストを見るとベン・E・キングは1987年9月23日と書いてあるのだけれど、S・O・Sバンドの撮影日が書いてない。リストは自分のスケジュール帳や掲載誌を調べて作ったので、撮影日が書いてないのはスケジュール帳に書いてなかったのか?それとも字が汚くて判別できなかったのか?

 この S・O・Sバンドのライヴは渋谷にあったライヴハウス「LIVE INN」で開催されていたミッドナイト ソウル パーティでのものです。たぶん1987年だと思うのだけれど。
 ミッドナイト ソウル パーティは、夜中12時頃から3時頃まで行なわれたブラック・ミュージックのライヴ。私はS・O・Sバンドと、コモドアーズを撮影に行きました。
 コモドアーズは、LIVE INNのスタッフにミッドナイト ソウル パーティの取材をしてくれる雑誌を探してきてと言われ、企画書を書いてマガジンハウスの平凡パンチに持ち込んだところ、企画が通り3ページで掲載。3ページの記事ですが、ライヴの写真は1枚だけ(笑)。あとはライヴを観に来た、女性の写真です。私は撮影だけで、原稿は編集部。記事のタイトルは
 『MIDNIGHT SOUL PARTY 』ブラザー・ギャルの熱い夜「六本木ボディコンなんかじゃ 満足できないワ!
 これでミッドナイト ソウル パーティの宣伝になったのか???謎ですが(汗)。

 

↓なんだか無性に野菜が食べたくて、今晩のご飯は大盛りサラダ。キュウリ、タマネギ、ブロッコリー、カイワレ、アボガド、トマト。レタスはあまりの値段の高さに見送りますた(;´Д`)。
↓コモドアーズ@ミッドナイト ソウル パーティの様子を掲載した平凡パンチ。3ページの記事ですが、ライヴの写真は1枚だけ(笑)。
 この87年、88年頃にミッドナイト ソウル パーティだけではなく、たくさんのブラック・ミュージック系のアーティストを撮影しています。怒濤の来日ラッシュ!ブラック・ミュージックのバブルのような感じ?
 時代考察者ではないので間違っているかもしれないけれど、 ブラック・ミュージックのバブルも経済のバブルと微妙にシンクロしていたと思う。お金が潤沢になければ、こんなに”押し寄せる”と形容したくなるほどアーティストを招聘できなかっただろうし。ウィキペディアによると経済のバブルは「1986年12月から1991年2月までの4年3か月間を指すのが通説となっている」とのこと。バブルの絶頂だった90年にはジョージ・クリントン&Pファンク・オールスターズが、汐留のサイカでライヴ。
←1990年7月。汐留のサイカ。ジョージ・クリントン&Pファンク・オールスターズ。
  この頃、サイカだけでなく期間限定のイヴェント・ホールやシアターがやたらと作られた気がする。
  ビール会社が競い合うように期間限定の大型仮設ビアホールを作っていたのも、この頃だったかも。こちらも柴田書店のフード・ビジネス誌や、情報誌の仕事で随分と撮影に行きました。
 

 私がバブルの恩恵のようなものを受けたとしたら、一番はたくさんの来日ミュージシャンの撮影ができたことかも。

 一昨日、ハシケンさんの『LIVE!〜the best of best〜』 発売記念ツアーのラストを飾る渋谷・DUO music exchangeのライヴを観に行ってきました。今年初めてのフルバンドSTILE。怒濤の3時間ライヴ!
  MCでハシケンさんが言っていたけれど、ボ・ガンボスのどんとさんとは沖縄の島唄では兄弟弟子の関係らしい(笑)。アンコールで、どんとさんの「夢の中」。
 私はボ・ガンボスの熱心なリスナーではなかったけれど、ボ・ガンボスもどんとさんも何回か撮影しています。↓はミュージック・マガジンで撮影したポートレートと、ウオーマッド’92でのライヴ。1988年の別冊宝島「ROCK FILE vol.3」を見ると汐留PITで行なわれた「ROCKFILE’88」というイヴェントでもボ・ガンボスのライヴを撮影している。このイヴェントでは有頂天、レピッシュ、筋肉小女帯、ローグ、JSWも撮影しているらしのですが、残念ながらフイルムは私のところには・・・記憶も曖昧になっております(;´Д`)。
 an(アルバイトニュース)の巻頭カラー「小嶋さちほさんが案内する江ノ島」(タイトルは不確か)というタウン特集を撮影した時に、途中からふらりとどんとさんが現われた。そのまま一緒に定食屋さんやらタイ料理屋さんへ行って、撮影もしたように思う。その記事が見当たらなくて、正確に思い出せないのだけれど。はて、あの撮影は何年頃だったか。

←←エピック・ソニーの会議室のような場所で撮影。スタジオではないけれどバック紙だけは何種類か用意してあったので、お借りして撮影@1992年1月20日。
←マルディグラの衣装を着たボ・ガンボスは、ウオーマッド’92でのライヴ。私はインドの超速弾きギタリスト、U・シュリーニヴァースの撮影担当でしたが、時間があって観れたステージは個人的に撮影。随分と撮影できました。

 今日の暗室作業BGM「Tangos/FAMIGLIA」「どんと/一頭象どんとスーパーベスト」「ボ・ガンボス/ずいきの涙」「へティ・クース・エンダン/うぶ毛がそそりたつ」「Femi Kuti/Shoki Shoki」他いろいろ。

 さて、今日はもう少しア−カイヴ作りでも。早く完成させたいような?ず〜っとやっていたいような(笑)?頑張っても頑張っても、まだまだしばらくは続きそうですが。
  幸せな作業です。

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