9月19日〜26日

行楽の秋。。。ということで、実家の秋祭りを見に富山へ。「つくりもんまつり」は23日、24日なのですが、ちょっくら長めにお休みをとってのんびりしてきました。ちょっと足をのばして金沢や氷見まで出かけて散歩してみたり。まあ、後はひたすら自転車で町内をブラブラ。
富山へ帰る前日まではあんなにも暑かったのに、富山に着いたとたん秋の気配。天高く。。。な空を眺めながら、ひたすら自転車をこぐ。

↑9月21日、金沢へ。金沢の台所=近江町市場から犀川、寺町、武家屋敷跡のある長町をぶらぶら。昼頃に金沢について、市場で昼ご飯を食べてから夕方7時頃まで、ひたすら歩く。ちょっと気になる路地から路地へ。友人T君と片町の居酒屋で飲んだあと、S さんとBARで合流。
→居酒屋で食べた「がすえび」。甘いです。金沢へ行かれたら、ぜひ食べてみて下さいませ。

↑9月23日、24日は「つくりもんまつり」。300年以上続くお祭り。道に面した家々の駐車場や部屋を解放して、野菜や果物などで作った「つくりもん」を展示して、その出来を競います。野菜で作ったジオラマといえばいいのかな〜。興味のある方は『つくりもんまつり』『つくりもん祭り』で検索してちょ。色々でてきます。

↑9月25日。高岡駅から氷見線に乗って、終点の氷見駅へ。雨の日本海は昼でも暗いな〜。高校生の時はこの電車に乗って通学もしていたんですが。。。魚市場の2階の食堂で刺身定食。刺身はふくらぎ(ブリの子供)、アジ、イカ。これに大きな丼に入ったあら汁つき。
←魚市場の近くにある海鮮館で見つけた『うみぼうずくん』@藤子スタジオ。頭をなでると幸せがやってくる。。。おじいさんが一人、そっとなでていたのがホノボノしました。
→これも海鮮館で。ブリ小僧って。。。

 

 

←商店街には『氷見のサカナ紳士録モニュメント』@藤子不二雄A 先生。タコはタコ八、イカはイカゾウ、カニはカニ丸。で、ブリが。。。ブリンスって(笑)。ブリンス館まであった。ネットで色々調べたら富山ゆかりのシンガーソングライター伊藤敏博さんが作った『ブリンスサンバ』という曲まであるので、びっくらこいた!氷見の寒ブリは有名になったし、藤子先生も有名だが、凄い事になっます、氷見。聴いたらサンバじゃないし。。。聴いてみたい方、『ブリンス』で検索して下さい。

 

 

←9月26日。リフレッシュ完了!というわけで、高岡駅で『ぶりのすし』を買って帰る。富山は『鱒のすし』が有名ですが、私はぶりのすしの方が好きですね。脂ののったぶりに、かぶら、昆布とにんじんの千切りをなじませた押し寿司。で、何が凄いってパッケージのぶり。吉田カツさんによる絵なのです。なんとなく気になってパッケージのイラスト・クレジットを初めて見た時はびっくらこきました。
 
9月15日

先月ヤフーのオークションで購入したバックドロップ(ムラバック)2枚。まだ仕事での出番がないので、自宅で撮影してみました。今回も、4月にグリーンとブラックのムラバックを買った時と同じく、友人の義郎君に来てもらってテスト。2.7X7メートルと大きいので『さあ、撮影!』とかって気合いを入れないと広げてみようという気にならない。なので購入してもうすぐ一ヶ月になるのに今だ布全体の色見、模様を見ていなかった。ストロボをセッティングして、バックドロップを広げて撮影の準備。なかなかカッコイイじゃん、このムラの感じと色。これが一枚2万円以下で買えたんだから安いなーと思う。今日は義郎君だけではなく、若いお嬢様2名もモデルに。撮影は義郎君に買って来てもらったあんパンを食べつつ、まったりと2時頃スタート。朝からなにも食べていなかったので。。。ってか、まだアルコールが抜けていなくて食欲がなく、ちょっとボーッとしておりました。前日に湘南の方で撮影があったのですが、その取材の後にレゲェの流れる焼き鳥屋さんという所に連れて行っていただきまして。で、家に帰って来てからもあまりの暑さに”あぢー!寝れねえー”とまた焼酎をちびちび。ふう〜。。。飲み疲れでございます。

←↑商品名はアンバー系となっていたバックドロップ。左は645のカメラにブローニーのモノクロ・ポラで撮影。上はブローニーのカラー・ポラで撮影。

↑→商品名が黄土色系となっていたバックドロップ。上は645のカメラにカラー・ポラで撮影。右は4X5のカメラにブローニーのモノクロ・ポラで撮影して6X7サイズにトリミング。こちらの色の方が、同系色だけでムラになっているので使いやすいかも。布の上下、裏表を変えれば1枚のムラバックで4パターンの模様が使えることになる。

モデルは義郎君の娘チカっち(右)と、義郎君のボーカルレッスンの教え子で、最近YOSHIROバンドでコーラスもしているナミちゃん(左)。

今日の撮影 BGM「吉田美奈子/愛は思うまま」「SANDII/JOGET TO THE BEAT」「LITTLE FEAT/LIVE FROM NEON PARK」「パフィー/JET CD」。

→撮影の後は、お約束の”シェー”で。しかし、若い娘達はシェーって知らないんだー。せっかくなので私が教えてみました(笑)。チカっち、学校で広めてちょ!ナミちゃん、バイト先で広めてちょ!初めてにしては、なかなか良くできました◎

 

9月11日

新宿の富久町を4X5をかついで撮影に行ってきた。先月の後半、珍しく晴れた日にも一度撮影に来たのだが、その日は西新宿から大久保辺りをブラブラと歩いた後で、富久町に着いた頃にはちょっとバテておりました。なので今日、改めて撮影に。富久町、西富久地区というのは、バブルの時代にさかんに地上げが行なわれ、崩壊後は地上げされたまま、空き地や空家が虫食い状態のまま点在する町です。テレビの報道番組でもとりあげられるバブル後遺症の象徴的な町かもしれない。私が富久町の虫食いを知ったのも、何年か前に見たフジの日曜日に放送されているドキュメンタリー番組『ノンフィクション』ではなかったかなー?1998〜1990年頃、バブルの真っ最中に、よく富久町に仕事で来ていた。今でもある靖国通り沿いの大きなマンションの一室に小さな出版社があって、そこの雑誌の原稿を書いたり、写真を撮ったりしていた。その本のキャッチコピーは「文系ビジネスマンが楽しむハイテク生活の本」「未来が見えるインテリジェント生活誌」「先端人間を応援するビジネスとリゾートの雑誌」と号によって多少違うけれど、まあ、私にしては珍しいビジネス雑誌。親会社が関西方面の家電メーカーという話も聞いたような。なので小さい出版社の雑誌ではあったけれどA4サイズでカラーページの多い雑誌だった。私が当時書いた原稿も「創造しよう/僕たちのインナースペース書斎生活」「ビジネスに生きる・マドンナ社長の24時間」「ビジネスエリートなんてくそくらえ!オレたちは家庭と遊びのエリートを目指す。いま29歳がおもしろい!!」。タイトルは忘れたがリニアモーターカーが変える未来生活なんていう取材記事も書いたような。今ならどこの国の記事だろーと笑っちゃいますが。「ヤング・エグゼのための正統派バー・ガイド」なんて記事も書きました(笑)。まじめなビジネス雑誌で、スタッフも編集者もまじめに作ってはいたけれど、今から思うとバブルな時代じゃなければ生まれなかった雑誌かもしれない。

そんなわけで、この頃は富久町にはよく行った。原稿の締め切り前に書けなくて編集部に泊まり込んだことも幾度とあった。なのに富久町界隈の記憶がまるでなかった。あれほど行っていたけれど、まわりを散策する余裕もない程、当時は忙しかったのか???出版社の入っていたマンションと西富久地区は100mも離れていないのに。。。で、フジのドキュメンタリー番組を見た.時ちょっと驚いたわけです。で、いつかカメラをかついで見に行ってみようかなーと思っていた。歩いて目にした光景は古くからある民家と地上げでできた駐車場。話し合いがついたのか建設が始められた巨大な施設。でも、まあ今ならどこにでもある風景のように思えた。私には。

高校を卒業してから会社に就職することもなく、いつの間にかカメラマンになっているのでちゃんとした給料やボーナスというのは貰ったことがない。そんなわけでバブルといわれた時期も、個人的にえらく生活が変わったような記憶がない。バブルがいつ始まって、いつ終わったのかもよくわからない。株やら不動産には今も昔も興味がない。でもねー、バブルの恩恵なんていうものがあるのか、ないのか知らないが、もしあるとしたら私はすんごく恩恵を受けているのかもと、今にして時々思う。ちゃんとした写真の勉強をしたわけでもないのに、仕事は色々させていただいた。それはカメラを始めた時と、バブルのはじまりが多少重なっていたからだと思う。。。

富久町の再開発についてのホームページがいくつかあります。なぜ虫食いになったのか、なぜ開発が進まないのか。いろんなレポートが読めます。→ 興味のある方は「新宿 富久町」で検索してみて下さい。そこのリンクページ等からも関連するホームページにいくつかたどり着けます。
→富久町から余丁町、河田町をブラブラ。で、チキショー!またレンズを落としたヨ、アスファルトの道路の上に。。。今年の4月に買ったばかりの75mmレンズ。レンズフードがちょっと凹みました(笑)。まあ、昨年はボディーごと三脚から外れて地面に2回程激突させましたからねー。精密機械なんだけど。。。いいのか、私。こんな事で。カメラを使いこなす前に、カメラ壊れそうですね。はあ。。。あ、先週も4X5のカメラではないですが、渋谷のあるお店に撮影に行って、ポラ用にしているカメラをお店の床に落として、ちょっと気分がブルーになりました。いろいろカメラの部品が飛び散りましたからねー(笑)。家に帰ってからなんとか力技でくっ付けましたが。まあ、カメラのキズも勲章かと。それだけ使っているのだから。。。無駄なキズも多いですけど(笑)。
9月3日
編集者さんから、以前撮影した女優さんの写真を再使用したいのだけれど、そちらにありませんか?との電話。その写真はカラーで撮影したのだけれど、モノクロページで使うことになり、家でデータにしたあとオリジナルのポジは編集部に渡したはず。。。でも、家の机の上で見た記憶も。で、未整理のままほったらかしになった机の上の封筒、葉書、写真などの山を整理。う〜ん、小さな宇宙になってましたね(笑)。女優さんの写真はサンプル用に取っておいた1枚だけ、山の下から発掘。違うタレントさんの写真は出てきたんですが。その他、ヨドバシのポイントカード(ありゃりゃ、これで3枚になってしまった)やら小銭やら。探していた地図も出てきた。。。そんなに大きくない机の上のスペースにあるもんですね〜色んな物が。感心している場合じゃないんですが。でもね、私、けっこう好きなんですよ、ごちゃごちゃのスペース。忘れていた物が、突然出てきた時の喜び!物と物との隙間からお札なんて出てきた日には、なんかボーナスを貰ったようで、小躍りしますね(笑)。バカです。。。

↑昨日は久しぶりに銀座の BARへ。って、撮影ですけど。BARは『東京★横浜BAR GUIDE』という本で撮影した後も、『OYSYカクテル』というムック本の撮影などで、色んなお店の撮影をした。で、ライターさんが話しを聞いている間、バーテンダーさんとちょこっと世間話。銀座のBAR事情。私が撮影させていただいた事のあるお店がいくつかなくなっていた。ご主人が亡くなられたり、跡を継ぐ人がなくお店を閉められたり。火事でお店が焼けて、移転されたお店もあったり。閉めるお店もあれば、新しく開店したお店もあってBARの世代交代も少しずつあるようですね。
バーカウンターで他のバーテンダーさんが、なにやら作業を。房のまま干したぶどうを一つずつハサミで切りわけている。房のままの干しぶどうなんて、初めて見た。きっと甘いんだろーな、と見つめたが「一つ食べてみます?」という声は。。。かかりませんでしたね(笑)。


↑机の上の小宇宙。ブラックホールもいくつかあり、よく物が消える。でも、ひょんな時に出てくるのですが。。。写真を探すのにちょっと片付けてみたので、請求書を書くスペースくらいはできた。いつまでもつやら(笑)。机の上だけではなく、写真のプリントやらフィルムを置いてある部屋も一応捜索してみましたが、ないですね〜。他のミュージシャンや役者さんのフィルムが出てきましたけど。そのうち今日発掘した方々を撮影アーティストのリストに追加しなくては。まあ、私の部屋なんて子供みたいなもんで、知り合いには自宅でレコードを探すのに1週間かかったなんて人もいますから。「今回は探していたレコード、2日で見つかったから良かった」なんて話を聞くと嬉しくなります(笑)。

 

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