もうそろそろオープンして１週間。なれないバーのマスターの仕事もちょこっと落ち着いてきたので、昨日から本来のデジタル暗室の仕事を少し。先々月から始まった連載用の撮影をフォトショップでプリント。フィルム・スキャナーはSCGI接続のため、G3 DT２６６でスキャン。それをMOに入れて、こんどはeMacに持ってきて。。。面倒臭い！でも、銀塩の頃の現像液やら定着液やらを用意することに比べれば。。。デジタルにする前の暗室作業は朝から憂鬱だった。プリントを始めてしまえば、それなりに楽しい。現像液を入れたパットの中、ゆっくりと被写体が浮かんでくるのはやっぱりワクワクする。でもねー、一度プリントを始めたら途中で止められない。もう今日は体調悪いし、プリントする気分じゃない！と思っても、現像液を作ってしまったら、止めるわけにも。そんなわけで、今日のプリントは何時間かかるかなーと思いながら、朝から憂鬱だった。デジタル暗室のいいのは、もう今日はダメだ！と思ったら、途中まで保存して、次ぎの日に簡単に再開できること。あと、汚れた現像液を出さなくてもいい事も。個人でできる使い終わった液の処理なんて、水道の水と一緒に流すことくらいで、おーまた環境破壊。。。それがないのがうれしい。
そして、これからの写真は撮影がデジタル・カメラであろうが、銀塩のカメラであろうが印刷所へ渡す時点でデータ入稿が当たり前の時代になりそうですね。そのデータを作るのがカメラマンなのかデザイナーなのか、あるいはデータ変換を専門にする職業が成り立つのか。。。「撮影までがカメラマンの仕事で、後は知りません。印刷になった時の上がりも気にしません」と言える人は別にして、誰がデータにするかはともかく、自分の撮影した写真は印刷された時までクオリティーはちゃんと見届けたい、となると相当勉強しないといけない時代になりそうですね。は〜。。。お金もかかるぞ（笑）。まあ、小さいことからコツコツと、勉強しないとね。明日、データを入れたCDーRを出版社に届けて、時間があれば、ホーム・ページのロゴをフォトショップで作り直すか。。。しかし、写真が小さな銀の円盤に入る時代、不思議（笑）。